社内のリソース不足、開発コストにお悩みの中小企業経営者様へ朗報です。
ITベンダーを活用すれば、コスト削減・開発効率UPが図れます。
この記事では、ベンダー選びで失敗しないために、種類、選び方のポイント、契約形態、さらにはオフショア開発まで、成功事例を交えてわかりやすく解説します。
貴社のビジネス成長を加速させるための第一歩としてください。
この記事を読んでほしい人
- 社内のリソース不足に悩む中小企業経営者
- 開発コストを削減したいと考えている経営者や担当者
- ITベンダーの活用を検討しているが、どこから始めればいいかわからない方
この記事でわかること
- ITベンダーの種類とそれぞれのメリット・デメリット
- ITベンダーを選ぶ際のポイント
- ベトナムオフショア開発のメリットと注意点
なぜベンダーを活用するのか?メリットを徹底解説!
まずはじめに、多くの企業がベンダーを活用するメリットを解説します。
- 専門知識と技術力が豊富
- 開発期間が短縮できる
- コスト削減につながる
- リソースを有効活用できる
- リスク分散できる
システム開発やアプリ開発を自社で行うか、ベンダーに依頼するか、企業にとって悩ましい選択なので、メリットを押さえておきましょう。
専門知識と技術力が豊富
ベンダーは、専門知識と技術力を豊富にもっています。
システム開発・アプリ開発には、専門的な知識や技術が必要なので、ベンダーに委託することで、最新の技術やトレンドを取り入れた高品質なシステム・アプリを開発可能です。
開発期間が短縮できる
ベンダーに開発を依頼すると内製よりも短期間で開発を完了できる可能性が高い傾向にあります。
ベンダーは、開発のプロフェッショナルチームを擁しており、効率的な開発プロセスを確立してくれるからです。
コスト削減につながる
ベンダーに委託することで、人件費を抑えてコスト削減効果を高めることも可能です。
特に、後述するオフショア開発を活用すれば、人件費などを削減できます。
リソースを有効活用できる
ベンダーに開発を委託することで、自社のリソースを有効活用でき、コアビジネスに集中させられます。
リスク分散できる
ベンダーに委託することで、技術的な問題やプロジェクトの遅延などのリスクを分散できます。
システム開発・アプリ開発には、さまざまなリスクが伴うため、専門知識やスキルが豊富なベンダーに依頼できれば安心です。
さまざまなベンダーの種類と特徴
一口にベンダーと言っても、その種類は多岐にわたります。
- システムインテグレーター (SIer)
- ソフトウェア開発会社
- Web制作会社
- オフショア開発会社
それぞれ得意分野や特徴が異なるため、自社のニーズに合ったベンダーを選ぶことが重要です。
システムインテグレーター (SIer)
システムインテグレーター (SIer)は、大規模なシステム開発を得意とするベンダーです。
豊富な実績とノウハウをもち、要件定義から設計、開発、導入、運用まで、システム開発の全工程をサポートします。
ソフトウェア開発会社
ソフトウェア開発会社は、特定のソフトウェア製品やサービスの開発に特化したベンダーです。
専門性の高い技術力を持つことが多く、特定分野のシステム開発に強みを発揮します。
Web制作会社
Web制作会社は、WebサイトやWebアプリケーションの開発を得意とするベンダーです。
デザイン性やユーザビリティに優れたWebサイト・Webアプリケーションを開発します。
オフショア開発会社
オフショア開発会社は、海外に拠点を置くベンダーで、人件費の安さを活かして開発コストを抑えられます。
近年では、技術力の高さも評価されており、日本企業からの委託も増えているのが特徴です。
ベンダー選びの5つのポイント
ここでは、ベンダー選びの5つのポイントを解説します。
- ポイント1. 開発実績・ノウハウ
- ポイント2. 技術力・専門性
- ポイント3. コスト
- ポイント4. コミュニケーション能力
- ポイント5. 企業文化・価値観の一致
プロジェクトの成功に直結するので、最適なベンダーを選びましょう。
ポイント1. 開発実績・ノウハウ
これまでの開発実績や経験は、ベンダーの技術力や信頼性を判断する上で重要な指標となります。
自社が開発したいシステムやアプリに近い実績を持つベンダーを選びましょう。
ポイント2. 技術力・専門性
ベンダーが保有する技術や専門知識は、開発の質に直結します。
自社のニーズに合った技術力を持つベンダーを選びましょう。
ポイント3. コスト
開発にかかるコストは、ベンダーによって大きく異なるため、予算内で開発できるベンダーを選びつつ、安さだけで判断せず、品質とのバランスも考慮しましょう。
ポイント4. コミュニケーション能力
ベンダーとの円滑なコミュニケーションは、プロジェクトをスムーズに進める上で欠かせません。
言葉の壁や文化の違いなどを考慮し、コミュニケーションが取りやすいベンダーを選びましょう。
ポイント5. 企業文化・価値観の一致
ベンダーとの良好な関係を築くためには、企業文化や価値観の一致も重要です。
自社と似た価値観を持つベンダーを選ぶことで、よりスムーズな連携が期待できます。
ベンダーとの契約形態:3つの選択肢と選び方のポイント
ベンダーとの契約形態としては、主に以下の3つが挙げられます。
- 請負契約
- 準委任契約
- ラボ型契約
それぞれの特徴を理解し、プロジェクトの特性や予算に合わせて最適な契約形態を選びましょう。
請負契約
請負契約は、システムやアプリの完成を目的とした契約です。
開発期間や費用が明確で、成果物に対する責任もベンダーが負います。
準委任契約
準委任契約は、ベンダーの作業時間に対して報酬を支払う契約です。
開発期間や費用が変動する可能性がありますが、柔軟な対応ができます。
ラボ型契約
ラボ型契約は、開発チームを一定期間確保する契約です。
開発内容に応じて柔軟に人員配置を変更できるため、変化の激しいプロジェクトに適しています。
ベトナムオフショア開発のメリットと注意点
この章では、ベトナムオフショア開発のメリットと注意点について解説します。
- ベトナムオフショア開発のメリット
- ベトナムオフショア開発の注意点
オフショア開発の中でも、ベトナムは近年注目を集めている開発拠点です。
Mattockではベトナムオフショア開発を請け負っています。
ベトナムオフショア開発のメリット
ベトナムオフショア開発には、以下のようなメリットがあります。
優秀なIT人材が豊富
ベトナムは、若くて優秀なIT人材が豊富にいます。
数学や理科の教育水準が高く、論理的思考能力や問題解決能力に長けているからです。
人件費が比較的安い
ベトナムは日本と比較して人件費が安いため、開発コストを抑えられます。
親日的な国民性でコミュニケーションが取りやすい
ベトナム人は親日的で、日本企業との協業に積極的です。
また、日本語教育も盛んで、日本語でのコミュニケーションもできます。
時差が少ない
ベトナムと日本との時差はわずか2時間です。
そのため、コミュニケーションのタイムラグが少なく、スムーズな連携ができます。
ベトナムオフショア開発の注意点
ベトナムオフショア開発には多くのメリットがある一方で、いくつかの注意点もあります。
コミュニケーションに齟齬が生じる可能性がある
ベトナムと日本の時差は少ないものの、文化や商習慣の違いからコミュニケーションの齟齬が生じる可能性があります。
品質にばらつきが生じる可能性がある
ベンダーの技術力や品質管理体制によっては、品質にバラつきが生じる可能性があります。
セキュリティリスクがある
ベトナムオフショア開発では、情報漏洩などのセキュリティリスクも考慮する必要があります。
ベンダーについてよくある質問
最後にベンダーについてよくある質問にMattockのシニアコンサルタントが回答します。
- Q1. ITベンダーとは何ですか?
- Q2. ベンダーとSIerの違いは何ですか?
- Q3. ベンダー側とは何ですか?
- Q4. サプライヤーとは何ですか?
- Q5. ベンダーとはどういう意味ですか?
- Q6. ベンダーとはIT企業で何ですか?
ベンダーについての知識を深めて、信頼できるベンダーに依頼しましょう。
Q1. ITベンダーとは何ですか?
ITベンダーとは、情報技術(IT)に関する製品やサービスを提供する企業のことです。
具体的には、ソフトウェアやハードウェアの開発・販売、システムの構築・運用、ITコンサルティングなどが挙げられます。
ITベンダーは、企業のIT活用を支援し、業務効率化や競争力強化に貢献しているのです。
Q2. ベンダーとSIerの違いは何ですか?
ベンダーとSIerは、どちらもIT業界でよく使われる言葉ですが、その役割には違いがあります。
- ベンダー:ソフトウェアやハードウェアなど、IT製品の開発・販売を主な事業とする企業
- SIer:顧客の要望に応じて、複数のベンダーの製品やサービスを組み合わせ、システムを構築・運用する企業
ベンダーは製品の専門家であり、SIerはシステム構築の専門家というイメージです。
Q3. ベンダー側とは何ですか?
ベンダー側とは、取引において製品やサービスを提供する側のことを指します。
たとえば、企業がITシステムを導入する際、システムを提供するITベンダーが「ベンダー側」となります。
Q4. サプライヤーとは何ですか?
サプライヤーとは、製品やサービス、部品などを供給する側の企業や個人のことです。
IT業界では、ハードウェアやソフトウェアを提供する企業をサプライヤーと呼ぶこともあります。
Q5. ベンダーとはどういう意味ですか?
ベンダーとは、英語の “vendor” に由来し、「販売業者」や「供給業者」を意味する言葉です。
IT業界に限らず、さまざまな業界で使われています。
Q6. ベンダーとはIT企業で何ですか?
IT企業におけるベンダーとは、IT製品やサービスを提供する企業のことを指します。
システムインテグレーター (SIer)、ソフトウェア開発会社、Web制作会社、オフショア開発会社など、さまざまな種類のベンダーが存在します。
まとめ|貴社のビジネスを加速させるITベンダー活用
システム開発やアプリ開発を成功させるためには、最適なITベンダー選びが重要です。
自社のニーズや課題を明確にし、信頼できるパートナーを見つけましょう。
ITベンダーは、専門知識や技術力だけでなく、開発規模やコスト、企業文化など、さまざまな要素を考慮して選ぶ必要があります。
この記事で紹介したベンダーの種類、選び方のポイント、契約形態などを参考に、自社に最適なベンダーを見つけ、ビジネスの成長を加速させてください。
ITベンダーの活用は、もはや企業にとって不可欠な選択肢となっています。
自社開発の負担を軽減し、専門家の知見を借りることで、より効率的に、より高品質なシステムやアプリを開発することが可能です。
また、オフショア開発を活用することで、コスト削減や開発期間の短縮といったメリットも得られます。
Mattockでは、ベトナムオフショア開発、ラボ型契約、業務効率化コンサルティングなど、お客様のニーズに合わせたさまざまなサービスを提供していますので、ぜひお気軽にご相談ください。