『ラボ契約・ラボ型開発完全ガイド』メリット・デメリットと失敗事例も!!

ラボ契約・ラボ型開発って?】これからベトナムオフショア開発を進める方なら必ず知っておきたい契約・開発形態です。今回は、”ベトナムオフショア開発のラボ契約・ラボ型開発”について皆さん知っている・分かっているようで実は知らなかったというメリット・デメリットや注意点、成功させるポイントに最適なプロジェクトなど紹介します。

ラボ契約・ラボ型開発とは?

ラボ契約とは?

ラボ契約とは、オフショア開発の契約形態の1つです。半年から1年など一定の契約期間の間、必要な開発リソース・開発者を自社スタッフのように人材確保しプロジェクトを進めるものです。毎月一定以上のプロジェクトや開発案件など、必要なリソース、不足するリソースを確保したいと考えている制作会社、開発会社にとっては最適な契約形態です。現在は、ラボ契約やラボ型開発と呼ばれますが。オフショア開発センター(ODC)サービスとも呼ばれていました。

ラボ型開発とは?

またラボ型開発は、一般的なオフショア開発と違い、ラボ契約においては自社スタッフ、ラボ契約の開発者にノウハウとチームとしての連携が強まりますし。仕様やプロジェクトの変更がある場合でも柔軟に調整できるのもラボ契約のメリットです。そして、国内の外注や業務委託で発注するよりも大きくコストメリットがあるため毎月決まった開発案件がある。開発リソースを増やし、開発チームの強化を図りたいという企業にとっては最適な開発形態ともいえます。

ラボ契約・ラボ型開発のメリット

ラボ契約・ラボ型開発は、制作会社やシステム開発企業にとって多くのメリットがあります。分かりやすい点では、開発者の人件費や地代家賃などの多くのコストメリットが挙げられます。他にも今後2020年以降で、開発人材が日本で不足することが確実と言われる中でラボ契約・ラボ型開発をオススメする理由でもあるメリットをご紹介します。

【自社の資産・ノウハウに】圧倒的にコストパフォーマンスが高い!

オフショア開発が高いコストパフォーマンスを持っていることは周知のとおりですが。コスパの良いオフショア開発の中でも、ラボ契約・ラボ型開発は非常に高いコストメリットがあります。そして、コスト面だけではなく経営としても資産に繋がるメリットがあります。

具体的には、分かりやすいのが目に見える一番大きな人件費です。例えば、日本のフロントエンドエンジニアやフロントエンドコーダーですと年収ですと平均約552万円、月給で換算すると46万円、初任給は24万円程度が相場と言われています。かたやベトナムオフショア開発ですと、平均年収約5000USD~20000USDです。日本円でざっくり50万円~200万円です。月給ですと、300USDから1200USD。初任給ですと、200USDから350USDです。(ベトナムオフショア開発の、開発拠点エリアによる。)

教育・コミュニケーションコスト以上のメリットが!?

この人件費のコスト感だけ見ても、一目瞭然ですが。教育、コミュニケーションコストを鑑みましても事業やプロジェクトの内容によっては大きなコストメリットがあります。我々のクライアントで、ホームページ制作会社さまやシステム開発会社様もやはりこの大きなコストメリットに惹かれご契約を頂いております。このあたりが、ベトナムオフショア開発のラボ契約・ラボ型開発が非常にコスパが良いと言われるゆえんでしょう。

またコストパフォーマンスが高いというのは、目に見える人件費だけではありません。今後、間違いなく日本の開発人材は不足どころか枯渇し更に開発関連の人件費の上昇、人材不足が出てきますが。それまでに、ベトナムオフショア開発などのオフショア開発拠点でラボ契約・ラボ型開発を成功させておけば間違いなくそのノウハウ・ナレッジは会社の資産となります。※勿論、これはオフショア開発の難しさを理解し根気よく自社のスタイルに合わせて教育し取り組んでチームとして稼働させた場合です。

【自社スタッフ!?】柔軟でスピード感ある開発が可能に!

ラボ契約・ラボ型開発は、契約期間中はオフショア開発先のスタッフを開発リソースとして確保することができます。これは毎月開発リソース不足に悩む企業様や仕様変更が多いプロジェクトを持たれている企業様にとっては、非常に重宝されます。通常のオフショア開発であれば、仕様変更や新しいプロジェクトというのは状況によっては新しい契約の締結が必要であったりそのプロジェクトに着手するまでに一定の時間が掛かりますが。

ラボ契約・ラボ型開発であれば、まるで自社スタッフ!?という柔軟性と機敏性のある自社開発チームとして稼働させ取り組んで頂く事が出来ます。もちろん、契約期間の縛りがあるため毎月一定規模のプロジェクトがある企業様におススメの契約形態だと言えます。

開発人材の不足の解決策!

引用元:商務情報政策局 (METI/経済産業省)

日本のIT人材は、2015年から慢性的な人材不足に陥っています。上の図は経済産業省のIT人材についてのまとめた資料ですが。右肩上がりなのはIT人材の数ではありません。需給のグラフで、濃い水色のラインは人材不足数でその下の薄い水色は実際のIT人材の数です。このグラフを見てもらうと一目瞭然ですが。2015年をピークにIT人材は右肩下がりで減り続けています。

超高齢社会で、労働者人口が減り続けているため当然と言えば当然ですが。それでも日本のIT人材は、テクノロジーの進歩とともに常に必要な数の需要は伸び続けていますが。補えていません。その点で、ベトナムオフショア開発など海外でのオフショア開発でラボ契約・ラボ型開発を成功させておくことは将来的に日本でITビジネスを成功させるうえでは必須と言えます。

ノウハウ・経験の蓄積

ITビジネスに限らず、商売におけるノウハウや経験といった無形の資産はビジネスにおける大きなイニシアティブとなります。そしてノウハウや経験の蓄積こそ競合他社に対する、優位性の1つともいえるのですが。ベトナムオフショア開発を、競合に先駆けて成功させておくことは間違いなく大きなメリットであり、自社のノウハウや経験の蓄積となります。

上でご紹介した、開発人材不足の解決策でありいつでも柔軟に人材を拡張させることができるというのは事業拡大や将来的な発展を考えるとかなり重要な要素であると言えます。つまりベトナムオフショア開発などで、ラボ契約・ラボ型開発を行い苦労しつつも体制を構築するというのは目先のコストメリット、コスト削減といった分かりやすい目的だけではなく。将来的なビジョンを成功させるうえでも重要な布石でもあると言えます。

雇用の身軽さ

ベトナムオフショア開発でラボ契約・ラボ型開発の大きなメリットの1つとして、雇用の身軽さがあります。実際の日本でのIT人材の雇用は、社会保険や雇用保険の加入や福利厚生費、交通費、社宅など様々なコストが固定費として発生します。ただでさえ、優秀なIT人材でなくとも採用が難しい昨今でそれにプラスして人件費は固定費としてキャッシュフローの支出に乗っかってきます。

その点、ベトナムオフショア開発のラボ契約・ラボ型開発は変動費として必要な時に必要なだけ柔軟に自在に拡張できるうえに半年~1年の期間で調整も可能になります。これは経営環境、事業環境の変化スピードが強烈に早くなった令和の時代に非常にマッチした契約形態、開発形態であると言えます。

開発チームとしての団結

ラボ契約・ラボ型開発のメリットとして、チーム、人としての結びつきや連携といった団結力が身につく点が挙げられます。通常のオフショア開発であれば、開発者間のコミュニケーションの数や密度もラボ型開発に比べて希薄であると言えます。スポーツと同様に、開発プロジェクトもやはり開発メンバー、開発者間の連携や団結力と言ったものは高ければ高いほどクオリティや結果に対してのコミットが違ってきます。
※一般的なオフショア開発だと、プロジェクト単位でメンバーの入れ替わりがある点でも案件が終わるたびにリセットされるようなイメージです。

ラボ契約・ラボ型開発であれば、プロジェクトを完成、納品すればするほどノウハウや経験が蓄積されるというのはご紹介しましたが。それだけではなく、開発者、開発メンバー間での信頼や信用、尊敬と言ったものが産まれより深いコミュニケーションが可能となります。これは開発プロジェクトにつきものの、トラブルや問題が発生した際にその違いが顕著に現れます。

ベトナムオフショア開発のメリットはこちらの記事でもご紹介しています!

優秀な人材の囲い込み

日本のIT人材の枯渇は、既に説明させて頂いた通りですが。なかでも優秀で若いIT人材は、特に争奪戦で給料を含めた相場は上昇しやすいです。今後人材の枯渇、需給バランス次第では急激に上昇することも考えられます。この点、弊社のメイン拠点であるベトナムオフショア開発は確かに毎年のように給料のベースアップはありますし。ジョブホッパーが多いため、給料の交渉なども入りやすいですが。

それでもまだまだ、日本のIT人材のコストと比べれば大きなコストメリットがあると言えます。そして何よりも、ラボ契約・ラボ型開発はこれらの人材を確保し大事に育成し成果に見合った待遇を用意してあげれば一般的に転職がさかんなベトナムに置いても低い離職率を実現できますし。人材、リソースの囲い込みが実現できるという大きなメリットがありあmす。

ラボ契約・ラボ型開発のデメリット

ラボ契約・ラボ型開発は、ここまでメリットのお話しばかりご紹介してきましたが。全くデメリットが無いという訳ではありません。ベトナムオフショア開発に興味を持たれ、商談をした際にご質問頂くリスク、問題視、気になるとされている点も含めデメリットとしてご紹介致します。

とはいえ、個人的にはこれらの中のいくつかは、リスクやデメリットというよりも、事前に想定して育成、開発計画を用意しておけばなんら問題ないのではないか?と思うところもありますが。その点については、各企業様事に方針や取り組み方は異なりますのであくまでも自社で取り組むケースでイメージして頂ければと思います。

すぐに対面での打ち合わせが出来ない。

システム開発、とくに中長期で数年スパンで取り組むようなプロジェクトではチーム単位でのミーティングや仕様変更などがあればフェイストゥフェイスで対面での打ち合わせを望まれる企業様が非常に多いですが。オフショア開発となれば、日本国外となりますのですぐに対面での打ち合わせが困難となります。

その為、指示や細かい仕様を伝える打ち合わせ、ミーティングなどが困難であると考えられがちですが。現在は、ZOOMやSkypeなどを活用した遠隔地でのリモートワークが盛んであるため社内で作業のフローとツールの浸透を行えば解決出来ますが。これについてコミュニケーションコストが高くなると考えられる企業様も多いですが。それ以上に、今後IT人材を獲得するコスト、維持するためのコストを考えて頂ければ余りある恩恵があると思います。

言語、言葉の壁

オフショア開発で対面での打ち合わせが出来ないと同様に、コミュニケーションコストが上がりそうと問題視される。質問を頂く際にあるのが。日本語でやり取りできないと思うけど、英語なの?と言った、どうやって言語、言葉の壁をクリアにして開発を進める。プロジェクトを成功させるのか?と言った疑問ですが。

ベトナムオフショア開発では、基本的には英語をメインで使いますが。どうしても日本側は日本語で仕様書や、ミーティングを行いたいという場合にはベトナムオフショア開発の拠点に日本人マネージャーを置く、もしくはベトナム人の日本語が堪能なブリッジエンジニアを置くというケースがあります。もちろん、これは予算にもよりますが。どうしても予算から難しいという場合には、Google翻訳を使いメインはチャットでという会社様も御座います。

ベトナムオフショア開発のデメリットはこちらの記事でもご紹介しています!

ラボ契約・ラボ型開発との違い

オフショア開発のラボ契約・ラボ型開発と、受託型開発や請負契約、自社スタッフとラボ型開発スタッフとの違い。分かっているようで分かりにくい点もありますので、よくあるご質問の中からいくつかをピックアップしてそれぞれの違いをご紹介します。

オフショア開発のラボ契約(ラボ型開発)と請負契約(受託・委託型開発)との違い

オフショア開発には、大きく2つの契約形態があります。受託型開発と、ラボ契約のラボ型開発です。それぞれの違いは、案件単位での契約なのか。はたまた、開発人材単位での契約なのか。ザックリとご説明しますと、この点が大きく異なる点です。受託型開発は、皆さんが馴染みのある外注先に委託するのと同様にオフショア開発先(ベトナム、中国、バングラデシュなど)に仕様書から見積もりを作成してもらい工数やコストが決まると言ったものです。

これに対してラボ型開発は、プロジェクト・案件単位ではなく。オフショア開発先に自社の開発メンバーを持ち、その人員の数でコストが決まるというような柔軟に開発を進めるイメージです。どちらが良いかというのは、詳しく後半でご紹介しますが。仕様が明確に決まっており、単発のスポット案件であれば通常の受託型オフショア開発。中長期で、自社の開発スタッフとして開発リソースを拡充したいという場合はラボ型開発がおすすめです。

自社スタッフとの違い

ラボ契約と自社スタッフとの違いは、保険や福利厚生費などのコストが発生し無い点と契約期間の定めがあるため契約更新をしないという選択肢もあるというのが大きな違いになります。とはいえ、ラボ契約・ラボ型開発のメンバーはある意味で御社の開発スタッフと同様に決められた就業時間に始業・終業するなどベトナムオフショア開発であればベトナムの現地スタッフと同じイメージです。

日本国内のニアショア開発との違い

ニアショア開発は、オフショア開発の注目もあって昨今は沖縄、東北、北海道と盛んになってきております。ニアショア開発とオフショア開発の違いは、ニアショア開発が日本国内の地方に拠点と開発メンバーを持つことに対してオフショア開発は国外の海外開発拠点で現地の開発メンバーでプロジェクトを進めるため国や言語の違いが一番分かりやすい点です。あとは、国が違うため当然ながら文化や習慣も違います。

どのような会社、プロジェクトにラボ契約・ラボ型開発は向いているか?

ラボ契約・ラボ型開発は、非常に柔軟でスピーディーに新しいプロジェクトに取り組める反面。自社プロジェクトにすぐに取り組めるようにするまでの、育成やフロー、ツールなどの浸透、教育の時間が必要になるため中長期の視点で取り組むことが出来る企業様に最もオススメが出来ます。とはいえ、フロントエンドコーダーのようなホームページ制作に関連したHTMLコーディングランディングページ・LPのコーディングWordPress(ワードプレス)サイト制作のようなタスクであれば比較的短期間でチーム構築が可能です。

プロジェクトがスポットではなく、長期にわたり継続する。また完成したあとも、改修やアップデートを続けるようなサービス・システム開発などでは非常に大きなコストメリットと人材確保のメリットを感じて頂けるかと思います。

どのような会社、プロジェクトにラボ契約・ラボ型開発は不向きか。

ラボ契約・ラボ型開発は、自社での全く開発経験がない。プロジェクトのマネジメント経験者がいない。PM(プロジェクトマネージャー)を担当するスタッフがいないという場合にはラボ契約・ラボ型開発はおすすめできません。このようなケースで、オフショア開発のラボ契約・ラボ型開発を検討されるというのは稀なケースかと思いますが。プロジェクトをマネジメント出来る人がいなければラボ契約・ラボ型開発は非常に困難なものとなります。

ラボ契約・ラボ型開発と請負契約(受託・委託型開発)どっちが良い!?

これはプロジェクトや企業の事業内容などで、最適な選択肢が異なるため一概にどちらが良いかというのは評価が難しいところですが。いくつかの検討の仕方はあるかと思います。例えば、将来的な視点で確実に開発人材が不足することが想定されているためベトナムオフショア開発拠点を設けるのかと言った将来を考えてのラボ契約・ラボ型開発だったり。

また現在の自社の事業内容が、継続してプロジェクト・案件が発生しベトナムオフショア開発を使い拠点を作る事で大きなコストメリットやリソース不足を解消できると言った短期視点でのメリットがある場合であれば確実にラボ契約・ラボ型開発がおすすめです。

個人的にはラボ契約・ラボ型開発が圧倒的にオススメ!

ベトナムオフショア開発サービスを提供する側の我々からすれば、当然ですが。ラボ契約・ラボ型開発が圧倒的にオススメです。もちろん、事業や必要な開発の規模や必要なリソース内容にもよりますが。ある程度の規模以上であれば、中長期視点ではラボ契約・ラボ型開発が大きな価値を生み出すと考えております。

ラボ契約・ラボ型開発 成功させるポイントと注意点

ラボ契約・ラボ型開発に限らずですが。オフショア開発は、初めてという企業様の場合は社内の担当者、担当責任者の選任と社内の協力、バックアップ体制を必ず作って下さい。この2点が整っていれば、あとはオフショア開発先の用意した体制、メンバーさえ間違いが無ければ大きな失敗、オフショア開発断念と言ったことにはなりません。

あとはオフショア開発先の選定は、掘り下げればキリがありませんが。オフショア開発国と、オフショア開発会社の2つを自社にマッチするところを選ぶためには可能であれば現地視察が必要ですが。このコロナの時代ですから、オンラインのZOOMやSkypeなどを用いて視察、面談・商談を繰り返してください。アサインされるメンバーも重要ですが。オフショア開発会社の体制や取り組む姿勢も非常に重要です。

ラボ契約・ラボ型開発の失敗事例

ラボ契約・ラボ型開発での失敗はオフショア開発に対する、認識や最初から想定が甘いなどのケースも見られます。日本で外注や委託先で開発を進めても問題が発生する開発プロジェクトです。お国柄が違う、海外でのオフショア開発であれば当然ながら様々な齟齬が発生しやすいという事を念頭においておけば事前にそれらを想定した対策もできるものです。いくつかの分かりやすい失敗事例をご紹介します。

納期の遅れ、遅延

最初からスケジュールがタイトなプロジェクトで、いきなりオフショア開発先のメンバーを即戦力としてチームにアサインし上手くいかずにスケジュールが遅れたというケースです。これは実は、私が一番最初にベトナムのホーチミンでラボ契約・ラボ型開発でオフショア開発を経験というより良い意味で身をもって体験した失敗談なのですが。

意外とコストメリットが無い…

これもお恥ずかしながら、私の実体験でしてラボ契約・ラボ型開発でとある企業様と契約しました。しかも、日本の企業が経営している会社ではなくベトナムの現地企業でした。この時点で失敗の匂いがかなりするのですが。当時は、ベトナムでの拠点を作る事に無我夢中であまり先のことは考えておりませんでした。

結果としては、開発メンバー以外に日本語が出来るという自称ブリッジエンジニアとITコミュニケーターが含まれてスタートするわけですが。このチームで複数回、プロジェクトをこなしていればまた結果は違ったのかもしれませんが。(実際には何度やっても同じだったかもしれません。。)当初想定していた工数の倍掛かってしまい。結果として日本で開発していた方が、スケジュールもコストも最適化出来ていた。。という結末になりました。

失敗を多数経験しての結論

ベトナムオフショア開発でラボ契約・ラボ型開発をする上での動機が単純にベトナム人開発者、エンジニア=安いというイメージと考えばかりが先行し本来の目的とそして彼らの現状と想定される問題やエラーについての対策なども想定していなかったため起きた失敗です。そして、今だからこそ言えるのですが。やはり余裕を持った予算、スケジュールを確保した上で実行すべきです。

そうじゃなければ、結果やパフォーマンスばかりを急いてしまい結果としては何もいい方向には伸展しなかったとなりかねません。逆に言えば、それらを想定し準備しておけばある程度のトラブルや問題と言われる類のものは回避、クリアできるともいえます。そして、彼らが本当の意味でチームとして稼働しパフォーマンスをあげてくれるようになれば間違いなく取り組まれる企業様の資産となり。コストメリットも含めて利益を得て頂けるものだと思います。

現在のラボ契約・ラボ型開発

2020年現在では、オフショア開発のラボ契約・ラボ型開発は、中国、ベトナム、インドだけではなく世界各地で行われておりオンラインでやり取りするツールも手軽になった事も有りかなり国境など関係なく広がっています。ベトナムの近隣のカンボジア、インドネシア、バングラデシュなども最近では注目されています。またインフラなどの面ではまだまだ不安要素も多いですが。ミャンマーなども注目されています。

ラボ契約・ラボ型開発についてのよくある質問

ラボ契約・ラボ型開発の場合何名からスタート出来ますか?

1名からでもスタートが可能です。最初は小さくスタートしお試しされるのをオススメ致します。

ラボ契約・ラボ型開発の契約期間はどのくらいですか?

基本的には契約期間1年をお願いしております。

ラボ契約・ラボ型開発の人員拡張はどのくらい可能ですか?

すぐに拡充という場合は、空いている拠点のキャパ次第ですが。大幅増員の場合は、スケジュールを調整させて頂きオフィスの増床、新規オフィス拠点の確保で拡充は可能です。

ラボ契約・ラボ型開発の期間中でラボメンバーが合わない場合は変更できますか?

はい、3回まで変更可能です。弊社では御社のマッチする人材が見つかるまで出来る限り調整致します。

必ずスタッフをベトナム拠点に派遣、常駐させる必要がありますか?

御社スタッフの派遣、常駐は理想的ですが。必ずしも派遣、常駐が必須という訳では御座いません。                       

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