【システム開発 相場】システム開発の相場を知ろう!安く抑えるコツや失敗しないシステム会社の選び方も徹底解説!

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システム開発を依頼する際に気になるのは、やはり開発費用になるのではないでしょうか。明確な記述が少ないため、調べることが困難なキーワードです。システム開発の規模や実装機能によっても費用は変わってくるため、事前に開発会社には見積もりを出してもらう必要がありますが、その見積もりが正確なのかどうか心配になる方もいると思います。

そこでこの記事では、システム開発の料金相場について解説したいと思います。開発にかかるコストや安く抑えるコツなども解説していくので参考にしてください。

システム開発に必要なコスト

まず、システム開発に必要なコストについて解説していきます。システム開発にかかるコストの大半は、人件費と諸経費になります。

人件費は、実際に開発を行うプログラマーやシステムエンジニアに支払う費用になり、開発規模の大小や搭載する機能によって変わってきます。諸費用については、開発のために使用する機材費用やソフトを使用するためのライセンス料などになります。

ちなみに開発費用のほとんどが人件費になります。開発会社から提出される見積もりなどで、1人月や2人月と見ることがありますが、これはひと月に開発にかかわった人数を表しています。例えばプログラマー・システムエンジニア・ディレクター1名ずつが開発に櫃だった場合は3人月となり、一人50万の費用が必要なのであれば一ヵ月で150万の開発費用が掛かるということです。もし3ヶ月なら450万ということになります。これが人件費の詳細であって、納期が長ければ長いほどコストがかかるということになります。

また、こちらから提出する依頼書の返答として要件定義を開発会社から貰いますが、もしその要件定義を見て「やはり開発をやめておこう」となっても、開発会社との契約条件によっては数%の手数料を取られる場合があります。最大でも10%前後といわれていますが、もし500万の見積もりが出ていて、要件定義を見た段階で開発を中断した場合、10%の手数料が発生するのであれば50万は支払わなければいけないということです。また、何らかの理由があって開発途中で中止した場合は、見積金額の半額程度は請求されることになるので、覚えておきましょう。

システム開発の料金相場

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それでは早速システム開発の料金相場を見ていきましょう。今回はシステム開発でよく依頼される「業務系システム」「WEB系システム」「スマホアプリ」の3種類の開発費用についてご紹介していきます。

業務系システム開発の相場

まずは業務系システムの開発費用の相場からご紹介していきます。業務系のシステムとは、各種管理系システムや情報サービスなどをいいます。これらの開発の平均相場は300万円から1,000円程度といわれています。また、搭載する機能や開発するサービスやシステム、インフラ環境の整備などによって、この費用も変わってきます。それでは業務系システムの種類別開発相場を表にまとめましたので参考にしてください。

業務系システムの種類平均相場
情報サービスシステム230万円
グループウェア460万円
総務関連システム620万円
総合管理システム670万円
販売管理システム850万円
営業管理システム940万円
顧客管理システム970万円
画像処理システム1,000万円
受発注管理システム1,320万円
生産管理システム1,370万円
物流管理システム1,670万円

WEB系システム開発の相場

次にご紹介するのはWEB系システムの開発費用の相場です。こちらも業務系システム同様、搭載する機能などによってかかる費用は変わってきます。平均相場は、30万円程度から400万程度となっています。WEB系のシステムにもいろいろありますので、どのようなものを作るかによって大きくコストが変わってくることを覚えておきましょう。それではWEB系システムの種類別開発相場を表にまとめましたので参考にしてください。

WEB系システムの種類平均相場
掲示板50万円から300万円
Q&Aサイト60万円から300万円
ECサイト60万円から400万円
口コミサイト40万円から400万円
コンテンツ管理システム80万円から400万円
予約管理サイト80万円から500万円
SNSサービス100万円から500万円
マッチングサイト100万円から500万円

スマホアプリ開発の相場

最後はスマホアプリの開発相場になります。スマホアプリにはWEBアプリやネイティブアプリ、ハイブリッドアプリという3つの種類があり、それぞれ特徴や開発環境も違うためかかる費用も変わってきます。こちらもどのようなアプリを作りたいのか、どのような機能を搭載するのかによって費用が変わってきます。それでは、種類別開発コストをいかにまとめましたので参考にしてください。

スマホアプリの種類平均相場
カタログやフリーペーパーアプリ50万円から100万円
ショッピングアプリ50万円から300万円
通話アプリ・メッセージアプリ100万円から500万円
ゲームアプリ200万円から1,000万円

相場が変動する理由

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ここまでシステム開発の料金相場についてご紹介してきました。ご覧になって分かる通り、開発費用の平均相場が幅広くなっています。例えばWEB系システムの「掲示板」は50万円から300万円ですし、スマホのゲームアプリは200万円から1,000万円と大きな開きがあります。ここでは、なぜここまで相場の変動があるのか解説していきましょう。

システムに実装する機能

まずあげられるのが開発するシステムに実装する機能です。必要最低限のもののみ実装するのであれば、費用はもちろん安く済みます。例えばクラウドソーシングサイトなどの場合、簡単なメッセージ機能や仕事の依頼を受ける窓口程度のみの実装であれば、50万から100万程度で開発を行うことができますが、大手企業と同様の機能を搭載するとなれば数千万円かかるといわれています。

システム開発の手法

システム開発にはパッケージタイプとフルスクラッチタイプがあります。パッケージタイプはある程度の機能がすでに搭載されているもので、開発費用は安く済みます。一方フルスクラッチタイプは一からシステムを作り上げる方法で、必要な機能を実装しながら開発を進めていきます。自社のニーズに合ったシステムを確実に作り上げることができる分、コストは高くつきます。このタイプの選択によっても開発相場は変わってきます。

システム開発の規模

さらに一番の相場変動の要因は、開発規模の大きさによるものといっても過言ではないでしょう。システム開発には大小さまざまなものがあります。例えば、社内数人のみで使用するようなシステムの開発であれば、数万円程度で済むものもありますし、多くのユーザーを巻き込んだ大きなシステムの開発を行う場合は、数千万以上かかるものもあります。ちなみにみずほ銀行の「MINORI」は数千億円の開発費用がかかったといわれています。

システム開発の費用を抑えるポイント

システム開発を行う際に、一番の比較対象になるのがコスト面なのではないでしょうか。発注側としても、できるだけ開発コストは抑えたいものです。それではどのようにしたら開発コストを抑えることができるのでしょう。ここからはいくつかのポイントを提唱しながら、そのポイントについて解説していきます。

開発したいシステムの目的を明確にする

まず大事なのは、開発したいシステムの目的を明確にすることです。それにより必要な機能を知ることができ、大体の費用の見積もりができます。よくある失敗は、必要のありそうな機能を搭載してしまうことです。結局使うことがなかった機能だったというのであれば費用はかさむ一方です。つまり絶対に必要な機能といらない機能の両方を明確にする必要があります。必要かもしれない機能は、いらない機能に入れておいた方が無難でしょう。

これだけを明確にするだけで、開発途中に修正や追加の作業もなくなるため余計なコストと時間がかからずに済みます。

スモールスタートする

前述した通り、必要最低限の機能しか搭載しなければ、費用は安く済みます。確かに自社に導入するシステムですから、大企業にあるような完璧なシステムを開発したいのは分かりますが、確実な成果を上げれるとは限りません。そのため必要な機能だけを実装し、もし企業の成長や事業の拡大などにより、必要機能が生じた場合は、その機能のみをカスタマイズするような開発方法をとるといいでしょう。

その際は、始めに開発会社に提出する依頼書にその旨を記載しておくことで、開発会社も企業の方針が分かるため、スムーズな機能追加ができます。

システム開発に使える補助金を利用する

システム開発のための補助金があるのをご存じでしょうか。あることを知っていても、人生の複雑さゆえ、利用したことがない方も多いのではないでしょうか。補助金を受けれる可能性は約50%ですが、受けることができればコスト削減に大きく役立てることができるでしょう。ちなみに得られる補助金は以下の通りになっています。

補助金申請受理率補助金額
事業者持続化補助金50%50万円
IT導入補助金50%30万円から450万円
ものづくり補助金45%100万円から1,000万円
事業再構築補助金40%100万円から8,000万円

このように、もし申請が受理され補助金を受けることができた場合、開発費用をかなり抑えることができることが分かります。ただし補助金の受理は、一つのシステムに対し1つしか出来ません。複数の補助金を受けることはできないので理解しておくようにしましょう。また補助金については多くの知識を有することになるので、サイトや直接市役所などの窓口で確認することをおすすめします。

クラウド型・パッケージモデルを選ぶ

クラウド型というのは、インターネット環境があればどこでもシステムを講師く売ることができるシステム開発方法の導入方法になります。これとは別に、自社に管理システムを置き運用するオンプレミス型がありますが、それよりも格段に安くシステムを開発導入することができます。また前述の通り、パッケージタイプにすることでさらにコストを安くすることができます。つまりクラウド型でパッケージモデルのシステムを選ぶとコストは格段に安く済むということです。

システム開発会社の失敗しない選び方

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それでは最後に、失敗しないシステム会社の選び方について解説していきます。構築したいシステムを適正な相場で開発するためには、数あるシステム開発会社の中から優秀な会社を選ばなければいけません。そのためにはどうしたら良いのでしょう。比較するべき3つのポイントをご紹介します。

細かく記載された見積書を提出してくれるかどうか

まずシステム開発会社を選ぶ時の鉄則として、一社に決めつけず複数の開発会社を比較することが大事です。そのためこれと決めた2〜3社に提案依頼書を送ります。この依頼書に対し開発会社から返答分である提案書が送られてきます。

その中には見積もり金額についても記載されていますが、この見積もりが「「総額」や「一式」などの記載をする開発会社は辞めた方が無難です。どこにいくらコストがかかっているのか分からず、後々のトラブルにもつながりかねません。

例えば「月額」や「初期費用」、「〇〇機能」や「運用保守」など、項目ごとに金額を明記し、どの作業にいくらかかっているのかを細かく分かりやすく記載されてる見積もり書を作成してくれる開発会社は、信頼できる開発会社といっていいでしょう。

適切な提案ができるかどうか

システム開発は、自社にリリースされたシステムにより、課題が克服されたり業務の効率化や収益の向上など、企業にとって一定効果が表れて初めて成功といえます。この目標を達成するために、適切な提案をしてくれるかが大事です。

例えば先ほども解説した通り、まず提案依頼書を提出し、開発会社側から提案書が届きますが、ここに「提案システム」といって、システム会社から見てどのように課題を克服していくか明記する項目があります。ここに貴社の解決案で大丈夫、というような内容の返事をしてくるような開発会社は辞めましょう。

そうではなく新しい課題の克服案や、その後のマネジメントについても記載してくれる開発会社がありますが、そのような開発会社は、依頼者の立場に立って真剣に課題に向き合ってくれている証拠になります。しっかり的確な提案ができているかどうかを見極めるのも大事な比較ポイントといっていいでしょう。

開発実績や自社開発率はどうか

それぞれのシステム開発会社は特徴も違い、得意としてる分野もさまざまです。DX化に向けた取り組みが行われている近年では、システム開発会社への需要もますます高まり、依頼件数も右肩上がりになっています。

そこで重要になってくるのが開発実績や自社開発率です。開発実績はその名の通り、これまで開発したシステムにはどのようなものがあるのか、どれくらいの件数を開発してきたのかという実績です。多ければ多いほど安心して任せることができますし、ある業種に特化した開発記者であれば自社の業種と照らし合わせて依頼することも可能になります。

そしてもう一つ重要なのが自社開発率です。自社開発率とは、どれだけの作業を自社で行ったのかという割合です。開発会社は自社で開発せず、下請け会社に開発を依頼するところも少なくありません。それも一つの下請けではなく2つ3つと下請け会社を利用するケースもあります。そうするとコミュニケーション不足からさまざまな弊害が生まれてしまい、思ったようなシステムが出来上がらないことも多くあります。

そのため重要になるのが自社開発率です。システム開発会社のサイトを見ると、自社開発率100%と記載されている開発会社がありますが、これは開発会社が100%開発を行っているということになります。このような開発会社はコミュニケーションを取りやすく、自社のニーズを伝えやすいため良いシステムが出来上がる可能性が高くなります。

まとめ

この記事では、システム開発の相場について解説してきました。

システム開発は、企業の課題を解消してくれるうえ、企業の成長にも役立てることができるため、高性能のシステムを導入したいと考えるのは当然のことです。しかし、必要としない機能を搭載し開発を進めていくと、考えてもみないような高額な費用が掛かる場合があります。

また開発するシステムによって、その相場も変わってきます。今回ご紹介した記事を参考に、開発したいシステムの相場を見比べて、システム開発をするかどうかの判断をしてください。開発を推し進めるのであれば、必要な開発コストをしっかり確保したうえでプロジェクトを進めるようにしてください。

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