システム開発

成功事例12選【マッチングサイト開発・構築 完全ガイド】マッチングサイトの種類や構築方法・成功例や必要な機能までを徹底解説!

「マッチングサイトはどう構築すればいいの?」

「マッチングサイトの種類は何があるの?」

「マッチングサイトをビジネスに取り入れるためにはどんな準備が必要なの?」

今様々な企業から多くのサービスが提供されているマッチングサイト。そんなマッチングサイトをこれから立ち上げようと考えている担当者は多くいるでしょう。しかし、マッチングサイトの構築方法やその準備、どのようなサイトの制作をすればいいのか分からず、ただ漠然とした不安や疑問が多くあるという方も少なくありません

また、「マッチングサイト」と聞くと、多くの方は婚活や出会いなどのイメージを強く持つでしょう。しかし、マッチングサイトというのは非常に多くの種類があります。

本記事では、そんなマッチングサイトの構築方法はもちろんの事、種類や費用の相場、今現在多くの方に利用されているマッチングサイトの事例について詳しくご紹介致します。

さらに、記事の最後には、マッチングサイトの規模における要点についてお伝えいたします。低予算で行うのか、新規事業として行うのか、メイン事業として行うのかによって、クリアすべき点や立ち上げ後にどう成功に導くべきなのか、それぞれの規模によって方向性は大きく異なります。

本記事を読み、マッチングサイトの構築についての情報を正しく把握しておきましょう。

本記事で得られる情報
マッチングサイトは大きく分けて3種類
マッチングサイトの構築費用は方法によって異なる
マッチングサイトの構築方法は4つに分類される
マッチングサイトのジャンル別成功事例
マッチングサイトの収益化の方法は主に3種類
マッチングサイトに必要な機能は全種類に共通するものと種類別に必須となるものがある
マッチングサイトの成功のカギは「見極め」と「集客」
マッチングサイトの事業規模により異なる要点
マッチングサイト作成にオススメなWordPressの特徴やポイント

マッチングサイトの種類

マッチングサイトとは、個人、企業問わずにニーズをマッチングさせるサイトの事です。本記事冒頭でもお話ししたように、マッチングサイトには様々な種類があります。まず、マッチングサイトの構築を行うためには、対象とするのをだれにするのか、個人なのか企業なのか、また、マッチさせるニーズはどんなものにするのかを明確にしなければいけません。

  • 企業と企業を繋ぐBtoB型のマッチングサイト
  • 企業と一般消費者繋ぐBtoC型のマッチングサイト
  • 企業は一切入らない消費者同士のCtoC型マッチングサイト

主な種類は上記の3種類に分けられます。それぞれの特徴について、ここで詳しく解説いたします。

BtoB型

企業と企業における需要と供給をマッチングさせるためのWebサイトです。企業間という限定的なマッチングのため、市場はある程度絞られてしまうというマイナスな要素はありますが、逆に言えば業種の数だけ市場はあるという事になります。

そのため、需要と供給をしっかりと見極め正しい構築が行えれば、軌道に乗らせることは難しくありません。

また、他のマッチングサイトの種類と比較しても、高額な商材の取り扱いが主となるため、安定した収益化を実現させることが容易となっています。

「企業と企業」というマッチングはハードルが高いと感じてしまう方も少なくはありませんが、ニーズをしっかりと把握する事が出来ればおのずとどのような企業間のマッチングが必要なのかという事が見えてくるでしょう。

BtoC型

企業の供給、一般消費者の需要のニーズをマッチングさせるためのWebサイトです。現在多く提供されているマッチングサイトはこのBtoC型が一般的と言えるでしょう。商品やサービスを提供したいというニーズを持つ企業が出稿料金の支払いや製薬や実績に応じた利用料の支払いなどを収入源としています。

基本的に消費者側は無料で利用できるものがほとんどで、支払いは主に企業側が行うという形となります。BtoC型のマッチングサイトは、就職や転職活動におけるサイトをはじめ、楽天やZOZOTOWNなどのように、販売店舗と消費者を結び付けているネットショッピングモールなど数多く存在しています。

一般的な形であるからこそ、構築前にBtoCにおけるニーズの調査は徹底して行わなければいけません。今既に多くのマッチングサイトが存在しているため、新しく立ち上げる際には正しいニーズの把握とオリジナリティが何より重要と言えるでしょう。

CtoC型

消費者同士、個人間でのニーズをマッチングをさせるためのWebサイトです。代表的なサイト言えばジモティやメルカリなどがあります。マッチングサイトのプラットフォームの活用を行いつつ、エンドユーザーである個人の取引が大きな特徴となります。

収益になるのは、利用するユーザーの手数料となります。利用自体は無料で、決済ごとの手数料や各種機能の追加による課金制などが一般的となっています。個人間の取引は今市場が大幅に拡大し続けており、多くの企業でこのCtoC型のマッチングサイトが提供されています。

メルカリやYahoo!などのフリマ、オークションサイトの人気は言うまでもありませんが、今特に注目を集めているのが婚活サイトです。コロナ禍により婚活パーティなどが中止や延期となる中、ネット上で新しい出会いを探しているという方が急速に増えているという背景があります。CtoC型のマッチングサイトは、ニーズ調査はもちろんですが、こうした時代背景もしっかりと把握しておく必要があるでしょう。

マッチングサイトの開発・構築方法

マッチングサイトの開発・構築は、「スクラッチ開発」「パッケージ開発」「スクラッチ+パッケージ開発」「WordPress」の4つに分類されます。ここで多くの方が疑問に思う事が「どの方法なら成功しやすいのか?」「どれを選べばうまく軌道に乗らせることが出来るのか?」という点です。しかし、構築方法によって成功率が変わるという事はまずありません。大切なのは、どの開発方法を選ぶのかというより、どの方法が自社の状況に合っているかという事を見極める事です。

それぞれの特徴はこれから詳しくご紹介致しますが、例えばスクラッチ開発は0から構築しなければいけません。しかし、自社に構築に関する知識やスキルを持った人材がいないという場合には、スクラッチ開発を選択してもうまくマッチングサイトの制作を行う事は出来ないでしょう。

自社の有するスキルや経験、知識など、実力に見合った方法を選択するという事がまず大切です。そのため、「パッケージ開発なら成功する!」「スクラッチ開発なら早く効果を得られる!」という事はありませんので、注意しておきましょう。

スクラッチ開発での開発・構築

先にもお話ししたように、全てを0から制作する必要があります。このパッケージ開発は、構築に関する知識やスキル、経験がない場合は難しくなってしまうでしょう。「スクラッチ」という言葉は最初からという意味があり、完全フルオーダーのサイト制作を行う事からこのような名称になりました。

知識やスキル、経験が乏しい場合はスクラッチ開発での構築は非常に困難となります。しかし、観世の理事なるのマッチングサイトの構築を行えるため。他社と差別化を図りながら斬新でオリジナリティのあるサイトを制作する事が出来るでしょう。

さらに、運用フローも自社に合わせることが出来るという点も大きなメリットと言えます。しかし、場合によっては1,000万円以上の費用、長期的な時間が必要となってしまいますので、予算や時間はどのくらい欠けることが出来るのか、スクラッチ開発を行える人材を確保する事が出来るのかなど、自残にしっかりと確認しておくことが重要です。

パッケージ開発での開発・構築

パッケージ開発では、既に存在するパッケージを使って開発を行います。スクラッチ開発とは違い、0から構築する必要がないため短期納で安価な開発を行うことが可能となります。そのため、人材がいないためスクラッチ開発が出来ないという企業であっても、パッケージ開発であればマッチングサイトの構築を行う事は出来るでしょう。

しかし、既にあるパッケージを活用するため、完全オリジナルのサイトの制作は出来ません。融通の利かない独自性の低いサイトになってしまうという事もあるでしょう。さらに、運用をサイトにあわせて行わなければいけないという点もデメリットになります。

しかし、時間や予算が限られている、自社でサイトの構築を任せられる人材が不足しているという場合には、非常に効率よく構築をすることが可能となりますので、メリット、デメリットをよく把握し、自社の状況と比較してみることをオススメします。

スクラッチ+パッケージ開発での開発・構築

スクラッチ開発パッケージ開発を組み合わせた構築方法は、既存パッケージを活用しつつ機能を追加しオリジナルな構築を行うことが出来ます。2つの方法のいいとこどりをすることで、効率的な構築を行うことが出来るでしょう。パッケージ開発のみと比較すると費用は大きくなるというデメリットはありますが、スクラッチ開発のみと比較すると費用を大幅に抑えることが可能となります。

更に、カスタマイズする事によってパッケージ開発のみよりもオリジナルに近いサイトの制作をすることが出来るでしょう。パッケージ開発の機能を活かしつつ、必要な機能のみを追加すればいいという方法になるため、短期納での構築も可能となります。

勿論ある程度のスキルはひつようになりますが、「他社との差別化やオリジナリティを出したい」「0から構築する術は持っていないがありきたりなサイト制作はしたくない」という場合には、このスクラッチ+パッケージ開発の合わせ技は非常に有効と言えます。

WordPressでの開発・構築

世界的に人気の高いCMSの「WordPress」ですが、マッチングサイトの構築にも大きく役立てることが出来ます。WordPressはITの地岸が乏しい方でも簡単に直感的操作で構築をすることが可能なため、企業のみではなく個人での活用にも有効と言えます。

WordPressそのものは無料で使用が出来るため、予算を大きく抑えることを重視したサイト構築であれば特にオススメと言えるでしょう。また、必要な機能も簡単に追加する事が出来ます。WordPressはコンテンツマーケティングやブログ形式などでの活用が主になると考えている方も多くいますが、プラグインを使用し機能の追加を行う事で、マッチングサイトとしての利用も十分可能となっています。

さらに、WordPressは元々が非常にシンプルなものとなっていますので、後から必要な機能のみを追加する事が出来ます。そのため、他にはないオリジナルのサイトを構築する事が出来るでしょう。

マッチングサイトの開発・構築における費用相場

マッチングサイトの開発・構築費用は、スクラッチ開発かパッケージ開発かによって大きく異なります。そのため、開発方法を選ぶ際には、自社の予算に見合った方法を選択する必要があります。

  • スクラッチ開発→約300万円~約1,000万円
  • パッケージ開発→約150万円~約500万円

方法別の費用相場は上記のようになります。スクラッチ開発の場合、全てを1から制作しなければいけないため、どうしてもコストはかなり掛かってしまうでしょう。こだわりを強く持っているという場合は、1,000万円以上になるケースも珍しくはありません。逆にパッケージ開発であれば、費用を抑えて構築する事が出来ます。

また、どちらか片方のみではなく、スクラッチ開発とパッケージ開発を合わせたいいとこどりの方法で構築するのであれば、スクラッチのみで構築するよりも予算を抑えることが出来ます。

スクラッチ開発に比べれば構築の自由度は下がりますが、構築に慣れていない、マッチングサイトを初めて立ち上げるという場合には、まずは費用面を重視した方法をオススメします。

マッチングサイト・成功事例

マッチングサイトは非常に多く提供されており、様々なジャンルで色々な企業が参入しています。「マッチングビジネス」は今注目を集めるビジネスモデルです。コロナ禍によって生活様式が一変したことに伴い、ネット、Webの活用というものが様々なシーンで主流となってきました。今のこうした時代背景に合った人気のマッチングサイトを「仕事」「人」「企業」「その他有名サイト」のジャンルに分けて一挙にご紹介致します。

「仕事」のマッチングサイト

仕事のマッチングとは、仕事を探しているユーザーと、仕事をしてほしい企業とのマッチングです。BtoC型のマッチングサイトが主な形となっています。仕事のマッチングでは、正社員、契約社員、アルバイト、パートなど問いttア契約形態はもちろんの事、クラウドソーシングのような単発での仕事依頼などもあり、働き方が多様化してきた現代にはなくてはならないマッチングと言えるでしょう。

タスカジ

提供会社株式会社タスカジ
会社設立:サービス開始2013年11月:2013年11月
種類BtoC型マッチングサイト
利用料金利用者:利用料は無料で、支払いは依頼分のみ。1時間1,500円~。
ハウスキーパー:手数料300円~が報酬から差し引かれる。
URLhttps://taskaji.jp/

「ハウスキーパー」「家事を依頼したい」というニーズをマッチングさせるサイトです。ハウスキーパーは「高所得の人が利用している」といったイメージをお持ちの方が多くいますが、実際、今は結婚後も仕事を続ける女性が増えたため、こうした外部の力を借りて家事をしているという方は少なくありません。こうした時代の流れに合わせたサービスの提供をしているのが、この「タスカジ」です。

タスカジでは、登録しているハウスキーパーは一定の質を保つために、独自のテストを行い、それに合格した人材だけが在籍しています。そのため、利用者は安心して家事を任せることが出来るでしょう。「この日だけ家事をお願いしたい」というスポット的なニーズが高まりつつある今の市場にピッタリのマッチングサイトと言えます。

リクルートエージェント

提供会社株式会社リクルート
会社設立:サービス開始1977年1月:2000年5月
種類BtoC型マッチングアプリ
利用料金転職希望者:無料
企業:採用した人材の年収20~30パーセントの紹介手数料。
URLhttps://www.r-agent.com/

「転職を希望する人材」と「人材を採用したい企業」のマッチングサイトです。転職を希望する側は無料でサービスの利用が出来ます。企業側は転職を受け入れた人材の年収の約20%~30%程の紹介手数料を支払います。転職エージェントは「DODA」や「リクルートエージェント」が代表的なマッチングサイトになります。転職エージェントの大きな特徴として挙げられるのが、ノウハウさえ保有していれば開業が難しくないという点です。

小規模な転職エージェントは数多く存在したいるため、そこでポイントになるのがエージェントの強みを最大限に生かすという事です。「若手営業職専門」「エンジニア専門」などのように、エージェント独自の強みや特色を発揮したアピールが非常に有効と言えるでしょう。

クラウドワークス

提供会社株式会社クラウドワークス
会社設立:サービス開始2011年11月:2011年11月
種類BtoC型マッチングサイト
利用料金発注者:発注量や手数料はなく基本的には無料で利用が出来る。
受注者:登録や応募は無料となり、案件成立した報酬からシステム利用料が引かれる。
URLhttps://crowdworks.jp/

利用ユーザー数がおよそ300万人以上、仕事の依頼件数がおよそ280万件以上という超大型のマッチングサイトです。依頼案件は多岐にわたり、自宅で行う内職、コンテンツ制作のライター、Webデザイナー、システムやアプリ開発などのWebビジネス案件が多数あるのはもちろんの事、事務や秘書などの案件も多数掲載されています。

掲載企業、利用ユーザーのどちらにも評価機能がついており、契約成立し案件遂行後にお互いに評価をすることが出来ます。お気に入り機能、オススメの案件紹介機能、詳細な検索機能など、機能面の充実も、クラウドワークスがここまでの人気マッチングサイトへと成長した要因と言えるでしょう。

「人」のマッチングサイト

様々なジャンルにおける人と人とのマッチングサイトは、今現在ほとんどの方が利用経験があると言っても過言ではないでしょう。基本的にはどれも利用料金が無料となっているため、「話題になっているから試しに使ってみた」「なんとなく気になったから利用してみた」などのように、明確な目的がなかったとしても気軽に利用し始めることが出来るのが大きな特徴と言えるでしょう。

Instabase

提供会社株式会社Rebase
会社設立:サービス開始2014年4月:2014年5月
種類BtoC型マッチングサイト
利用料金利用料無料。成約に至ると借りてから数%の手数料を課金。スペースの料金により手数料も異なる。
URLhttps://www.instabase.jp/

「スペースを貸したい」という人のニーズと「スペースを借りたい」と言う人のニーズをマッチさせるマッチングサイトです。ワークショップやイベントの時など、「今だけ場所を貸してほしい」というニーズは実は非常に高くありますが、簡単に都合のいい場所を見つけることは難しい面がありました。このInstabaseの活用を行う事で、希望条件にピッタリの場所を探し出すことが容易にできるようになります。

予約、支払いなどもすべてWeb上で完結できるのも大きなポイントと言えるでしょう。全国で10,000以上ものスペースが登録されており、会議室はもちろんの事、ライブハウスやレンタルサロン、撮影スタジオなど、多様なニーズに応えられる様々な場所の提供があります。

ストアカ

提供会社ストリートアカデミー株式会社
会社設立:サービス開始2012年7月:2012年8月
種類Btoc型・CtoC型マッチングサイト
利用料金講師側:ストアカからの集客の場合は手数料が10~30%。自己集客の場合は一律10%。
生徒側:各講座の受講料のみの支払い
URLhttps://www.street-academy.com/

趣味の習い事、ビジネスに活用できるスキルなど、「自身が得意なことを教えたい」というニーズと「教えてもらいたい」というニーズをマッチさせるマッチングサイトになります。このような教育関連の市場では、教える側の場合は集客や場所の確保、教えてもらう側では、検索可能なチャネルの少なさや入会金がネックとなり、以外にもハードルが高い傾向にありました。

ストアカを活用することでこうしたハードルを消し去り10年以上サービスの提供をし続けていますが、依然として注目度は衰えていません。月の制約金額が一定以上になった講師を対象とした割引などもあり、継続的にサイトの利用をしてもらうための工夫もされているのが、大きな特徴と言えるでしょう。

ANYTIMES

提供会社株式会社エニタイムズ
会社設立:サービス開始2013年5月:2013年6月
種類CtoC型・BtoC型マッチングサイト
利用料金利用者:仕事依頼の報酬を前払いで支払う。
サポーター:仕事の実施をしたら手数料として15%が差し引かれる。
URLhttps://www.any-times.com/

「困ったことがある」というニーズと「困りごとを助けたい」というニーズをマッチさせるマッチングサイトです。ちょっと困っているけどわざわざ業者を頼るほどでもない。そんな経験は多くの方があるのではないでしょうか。そんな「ちょっとした困りごと」を解決するために活用できるのがこのANY TIMESになります。簡単に言ってしまえば便利屋のマッチングといった感じになるでしょう。

近所の人同士のマッチングが可能というユニークな仕組みになっており、買い物の代行や掃除などという家事の手助けから、パソコンの疑問解決や語学レッスンなど、その内容は多岐にわたります。引っ越しの手伝いや家具の組み立てなどもあり、「今だけ少し助けてほしい」といった気軽な利用をすることが出来るのが、最大の特徴と言えます。

ジモティ

提供会社株式会社ジモティー
会社設立:サービス開始2011年2月:2011年2月
種類CtoC型・BtoC型マッチングサイト
利用料金無料
URLhttps://jmty.jp/

「必要なものを必要な人へ」をコンセプトに、ユーザー同士で直接取引が行えるジモティは、不要になったものの売買、アルバイトや正社員の募集、助け合い、不動産、イベント、里親の募集など、あらゆるニーズに対応したマッチングサイトです。「傷があるから売れないけど捨てるのは勿体ない」「まだ使えるけど古いものだから買い取ってもらえない」などの不用品を、必要な人に効率よく手渡すことが出来、ありそうでなかった新しいマッチングの形を実現しました。

出品する際も購入や応募をする際も一切の手数料や利用料はかかりません。2022年現在、2,300万件以上の投稿があり、いかに多くのじゃたが利用しているかという事が分かります。評価機能やチャット機能が充実しているため、取引に関する全てをサイト内で完結できるというのもポイントと言えるでしょう。

「企業」のマッチングサイト

企業と企業のマッチングは、実は需要が非常に高い傾向にあります。市場規模自体が大きいというものではありませんが、決定打的サービスがないというジャンルにおいては、サービスの立ち上げは非常に有効と言えます。法人同士のやり取りのため、収益源も堅く、マッチングサイトの制作で大きなコストをかけたとしても早い段階で黒字化する事も難しくはないでしょう。基本はサービスの提供をしている企業と、サービスを利用したい企業のマッチングが主な内容となります。

Web幹事

提供会社株式会社ユーティル
会社設立:サービス開始2015年4月:2018年11月
種類BtoB型マッチングサイト
利用料金無料
URLhttps://web-kanji.com/

ビジネスマッチングサイトとして有名どころとなるのがWeb幹事です。ホームページ制作に特化した開発会社が5,000社以上登録されており、その数は国内でも最大級となります。大きな特徴としては、検索機能の充実が挙げられます。「SEOに強い」「格安での依頼」など、地域や業界だけでなく、様々な切り口からの検索が行えるようになっています。

利用企業はどちらの立場でも無料で使用する事が出来、もちろん企業の情報を掲載するのも無料で行うことが出来ます。近年、多くの企業がWebビジネスに参入しており、ホームページの制作会社も年々増加傾向にあります。その中で、「自社に合った会社を探したいが数が多すぎて絞れない」というニーズに応えたマッチングサイトと言えるでしょう。

Linkers

提供会社リンカーズ株式会社
会社設立:サービス開始2012年4月:2012年4月
種類BtoB型マッチングサイト
利用料金要問い合わせ
URLhttps://corp.linkers.net/

豊富なマッチング実績を有するLinkersは、大和ハウスやオリンパスなどと言った有名企業の対応も行っています。Linkersはものづくりに強いマッチングサイトとして知られており、試作や開発、保守パートナー、技術コンサルタントなどと言った幅広いニーズに対応が可能となっています。

また、メディア出演の経験もあるためその信頼性は折り紙付きと言えるでしょう。さらに、機械や自動車、バイオなどの各ジャンルに特化した専門家が、発注先選定のサポートを行ってくれるというのも魅力の1つと言えます。アプローチをする際には、企業名などを伏せたまま行えるというのも、セキュリティ面でも大きな安心と言えます。

JETRO e-Venue

提供会社独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)
会社設立:サービス開始2003年10月:2022年1月
種類BtoB型マッチングサイト
利用料金無料
URLhttps://e-venue.jetro.go.jp/bizportal/s/?language=ja

ビジネスマッチングサイトのJETRO e-Venueは、日本貿易振興機構「JETRO」により運営されています。国際的BtoB取引を支援するためのマッチングサイトとなっており、スポーツやレジャー、鉄道関係、住宅用建材、医療や福祉、食品など、幅広いジャンルの案件を取り扱っています。JETRO e-Venueは国々の公的機関が運営しているマッチングサイトとの連携を行っているため、登録情報は世界中に公開される仕組みとなっています。

仮に、海外のユーザーが登録した場合、その登録情報は日本貿易振興機構「JETRO」が翻訳を行い、日本語でWeb上で閲覧する事が可能となっています。2021年までは「TTPP」という名称で運営していましたが、セキュリティ強化と機能の充実を図るためにサービスが終了し、2022年に「JETRO e-Venue」のサービスが開始されました。

その他有名なマッチングサイト

テレビCMでも見たことがあるような有名なマッチングサイトと言うのは非常に多く存在します。ここでは、特に知名度の高い「メルカリ」「UberEats」の2つをご紹介致します。本記事をご覧になっている方の中にも、「過去に利用したことがある」「今現在も利用している」という方も少なくはないでしょう。マッチングサイトとしては代表的存在となるこの2つの特徴について、ここで改めて詳しく解説いたします。

メルカリ

提供会社株式会社メルカリ
会社設立:サービス開始2013年2月:2013年7月
種類CtoC型マッチングサイト
利用料金出品者、購入者共に利用料は無料。
出品者は商品の購入が行われた金額の10%が手数料として差し引かれる。
URLhttps://jp.mercari.com/

国内最大級のマッチングサイトと言えばメルカリと言っても過言ではないほど広く知名度が高く、多くの利用者が存在しています。「売りたい人」と「買いたい人」をマッチングさせるためのサイトで、2021年では月間の利用者数が2,000万人を超えるなど、その躍進は留まるところを知りません。CtoCのマッチングサイトとしてはこれまでは「Yahoo!オークション」が最も有名どころでしたが、今ではメルカリの利用率の方が上回ったという結果もあります。

メルカリは非常に簡単な直感的操作が出来るのが大きな特徴で、初めての利用でも迷わずスムーズに取引を行うことが出来るでしょう。契約が成立するまで住所の閲覧は出来ないようになっており、プライバシーやセキュリティ面でも安心感が強くあります。メッセージ機能や評価機能もあるため、顔の見えない取引でも信頼できる相手を見極めることが出来ます。

UberEats

提供会社Uber Japan株式会社(日本)
会社設立:サービス開始2014年8月:2016年9月(日本でのサービス開始)
種類BtoC型マッチングサイト
利用料金飲食店舗:注文総額の35%
利用する消費者:配送手数料とサービス料10%
URLhttps://www.ubereats.com/jp

コロナ禍になり急速に知名度を上げたマッチングサイトといえば、この「UberEats」が代表格と言えるでしょう。「外食したいけどお店に行けない・行きたくないという」という消費者のニーズと飲食店とをマッチングするサイトです。消費者とお店とのマッチングが主な目的のサイトですが、日本では新型コロナウイルスにより職を失ってしまった方や仕事が休業となり収入が減ってしまったという方が、少しでも稼ぐためにとUberEatsの配達員になるという現象が起きました。

食事だけではなく、人と仕事をマッチングするためにも活用されたと言えるでしょう。テイクアウトの需要が増えたことから一気に知名度を高め、利用者が急激に増加しました。今ではテレビCMなども積極的に行っており、地域によっては割引券のついたチラシのポスティングなども配っています。

マッチングサイトによる収益化の方法

「マッチングビジネスはどうやって収益を得ることが出来るのか?」「どのくらいの収益が発生するのか?」ビジネスと塩手マッチングサイトの立ち上げを考える時、やはり一番気になるのはその収益ではないでしょうか。これから新しくサイトを立ち上げたとしても、効率的な収益を得られなければ意味がありません。

  • 手数料による収益
  • 広告による収益
  • サブスクリプションによる収益

マッチングサイトの収益は上記の3つに分類されています。それぞれの特徴や内容、どのように収益に繋がるのかを詳しく解説いたします。

手数料による収益

例えば有名なマッチングサイトの「メルカリ」ですが、メルカリは購入者も出品者も共に登録するのに費用は一切かかりません。メルカリの収入源はこの手数料が主となっています。メルカリでは、出品した商品が売れた場合、その金額の10%が手数料としてひかれるというシステムになっています。

そのため、500円で出品した商品が売れた場合、10%の50円が手数料になるため、出品者の実質売り上げは450円ということになります。購入者の支払い金額は、そのまま500円となりますので、難しいシステムではありません。単純に、「取引が成立した場合のみ手数料が発生する」という仕組みになります。

マッチングサイトでは、この手数料による収益が非常に大きくなり、サービス全体の取引額が大きければ大きいほど、収益も比例して大きくなっていくでしょう。

広告による収益

広告収入の場合、基本的にマッチングサイトの利用は完全無料と言う場合がほとんどになるでしょう。代表的な物で言えば「ジモティ」が当てはまります。ジモティでは、登録、掲載など全てにおいて一切の費用が掛かりません。また、先に紹介したメルカリのように、取引が成立した際の手数料などの必要もありません。では、どのように収益を得ているのか、それが「広告」です。

サイト内に広告の表示を行い、その報酬を得るというビジネスモデルです。広告の種類は様々あり、テキスト広告やバナー広告など、サイトに合わせて選択する事も可能となっています。大きな収益とするためには、サイトのアクセス数がかなり必要となるため、広告収入のみをメインにしたビジネスとしては難しくなるでしょう。

サブスクリプションによる収益

毎月の定額料金を支払う事により、そのサイトの利用が可能となる仕組みです。「サブスク」と呼ばれており、定額制と言う安心感が非常に大きな強みとなっています。サービスの価値を理解してくれるユーザーが増えれば増えるほど、収益に繋がりやすくなります。「Pairs」という日本最大級の婚活アプリの場合、出会いを求めているマッチングでは珍しく、サブスクリプション形式を採用しています。

従来では、メールの送信や受信、プロフィールの閲覧など、それぞれが課金制となっており、使うたびに費用が発生するというシステムが主流でした。そのため、ユーザーは常に料金を考えながらサイトの利用をしており、中には予想以上の高額になってしまったという方も少なくありません。

婚活や出会いなどのマッチングの場合、この費用面がネックとなりユーザーが離れてしまう原因とされていました。しかし、「Pairs」の場合、月額費用が3,480円というリーズナブルな価格設定でのサービス提供を行っており、これが日本最大級のマッチングアプリへと成長した1つの要因と言えるでしょう。

マッチングサイトに必要な機能

マッチングサイトは様々な機能を要します。しかし、初めてマッチングサイトを立ち上げるという場合、その機能についての理解が浅く、「とりあえず色々な機能を付けておけばいいだろう」と安易に考えるのは避けて下さい。不要な機能があると、動作が遅くなったり管理が複雑化したりだけではなく、制作のコストも大きくかかってしまいます。

必要な機能をしっかりと把握し、不要な機能を排除した制作が行えれば、コストや時間を抑えつつ理想の形に近いマッチングサイトを作り上げることが出来るでしょう。

  • 会員登録機能
  • 案件一覧、検索、詳細機能
  • ログイン、ログアウト機能
  • メッセージ機能
  • 申し込み機能
  • お気に入り機能
  • アカウント管理機能
  • メール通知機能
  • 受注・発注確認機能
  • 利用規約
  • 運用者の管理画面

上記11項目は、どのようなマッチングサイトであっても必ず必要となる機能になります。しかし、これらがあれば大丈夫という訳ではありません。あくまでも、必要最低限の基本的な機能が上記の内容になります。立ち上げを行うマッチングサイトの種類によっては、これにプラスして必須となる機能が当然あります。

ここでは、「BtoB型」「BtoC型」「CtoC型」という3つのマッチングサイトの種類ごとに、どのような機能が必要となるのかをそれぞれ詳しくご紹介致します。

BtoB型に必要な機能

企業同士のマッチングを行う「BtoB型」の場合、見積もりの比較サービスなどであればコンテンツ編集を行うためのCMS機能やフォーム機能の充実は欠かせません。ここでいう「コンテンツ」とは、比較対象となる商品を指します。

商材の扱いが変化するたびに表示を入れ替えなければいけないため、CMS機能はまず外せない重要な機能と言えるでしょう。しかし、このCMS機能は工数が大きくかかってしまいます。システムそのものはシンプルですが、構築費は500万円~という予算を立てておくといいでしょう。

BtoC型に必要な機能

人材系サービスで見てみると、求人一覧の表示や希望条件での検索はもちろんの事、応募やメッセージの送信、報酬受け取りの申請などが必要となってきます。一覧や検索などは、基本機能として必ず必要な機能となっています。また、例えばクラウドソーシングサイトの場合、報酬の受け取りに関する機能は特に必須と言えるでしょう。

さらに、検索機能と共に、過去に閲覧した求人を再度見るための過去の履歴を表示する機能や、希望条件に該当する新しい求人が掲載された際のお知らせ機能なども必須と言えるでしょう。BtoC型のマッチングサイトはジャンルが豊富にあるため、一概に「これが絶対必要!」という断定は難しいため、どうすればユーザーが利用しやすいかという点を重視して機能の追加を行いましょう。

CtoC型に必要な機能

CtoC型で特に重要なのはメッセージやチャットなどのやり取りです。また、決済機能もしっかりと備えておくようにして下さい。決済の種類は色々あるため、なるべく決済可能な種類を充実させておくといいでしょう。その上で、ユーザーのフォロー機能、沖に李昨日、メルマガ配信機能もあるとさらに顧客満足度を高めることが出来ます。

CtoC型の場合、この決済機能が重要かつヘビーなものとなりますので、構築費用としては1,000万円以上と考えておくようにして下さい。場合によっては2,000万円を超えてしまうということもありますので、自社のマッチングサイトの構築に関する実力や現状、役立つスキルを有している人材などをしっかりと見極めておくことが何より大切です。

マッチングサイト・ビジネスとして成功させるためには?

マッチングサイトはそのアイディア次第で色々なジャンルに向けたサービスを開始する事が出来ます。そのサービスを必要と感じている人がいれば成り立つサービスですので、参入のハードルも低く日々多くのマッチングサイトが提供されています。

しかし、ハードルが低いからと言って簡単に成功を収めることが出来るとは限りません。マッチングサイトをビジネスとして軌道に乗らせるためには、ここで紹介する2つのポイントが何より重要となっています。もしも今、「マッチングサイトを立ち上げたのに上手くいかない」「サイトは上出来なのになぜか軌道に乗らせることが出来ない」と感じている場合、ここで紹介する2つのポイントについて、改めて見直してみることをオススメします。

需要と供給を見極める

基本中の基本ではありますが、マッチングサイトの成功はこの需要と供給が成り立たなければ成立しません。需要者と供給者がいなければ、いかにサイトの出来が良くてもサービスの活性化は見えないでしょう。需要と供給をしっかりと見極めるためには、市場調査や競合分析などのニーズ調査を行いつつ市場に可能性はあるのか、サービスの活性化は可能なのかという事をしっかりと見極める必要があります。

「これは他にはないいいアイディアだ」と自信を持っていても、そのサービスを利用するユーザーがいなければビジネスとして行うことは不可能となるでしょう。マッチングサイトの立ち上げを行う際には、まず制作よりも調査や分析などをしっかりと行い、ビジネスとしての可能性がどの程度あるのか、どのようなニーズが今あるのかという事を深く理解することが重要となります。

徹底した集客

こちらも基本中の基本ではありますが、マッチングサイトを制作しサー0ボスの提供をスタートさせてもそこがゴールではありません。そこはスタート地点です。これからサービスの活性化を目指すためには、徹底した集客が何より大切となってくるでしょう。新しいサービスの成功は、マーケティングへの投資が必須となります。ターゲット層に合わせた効率的な集客を行いましょう。

  • SEO対策
  • SNSの活用
  • オウンドメディアの運用
  • 広告による宣伝

上記の4つが主な集客の施策になりますが、狙うべきターゲット層によって度の施策が効果的なのかは変化します。ターゲットの年齢や性別、生活スタイルなどを細かく調査し、そこに見合った最適な集客を行う事で、サービスの活性化、ビジネスとしての成功に近づくことが出来るでしょう。

マッチングサイトにおける事業規模による要点

マッチングサイトを新しく立ち上げる場合、その規模により要点は異なります。もちろん「市場のニーズ」に関しては、どのような規模でもしっかりと正しく調査を行い、狙うべきニーズに的を絞った戦略を立てなければいけません。しかし、それ以外にも、マッチングサイトの規模により、異なる重要な要点と言うものが存在します。

自社のマッチングサイトの規模はどの程度か把握できていますか?ここでは「低予算・短期納」「新規事業」「メイン事業」の3つの規模による要点についてご紹介致します。

低予算・短期納で行う

初めから大きな利益を望むのではなく、「まずは数十万円から数百万円規模の利益を目指したマッチングサイトの構築を行いたい」という場合、低予算で短期納な構築を行うようになります。この場合、特にオススメなのがWordPressです。WordPressの特徴は後程詳しくご紹介致しますが、コストや時間を大幅に抑えつつ、機能をしっかりと充実させたマッチングサイトの構築を行うことが可能となります。

また、WordPress以外の場合、他CMSやパッケージ開発を利用した構築がいいでしょう。ベンチャー企業や中小企業の場合、新しく立ち上げようと思っても中々大きな予算を書けるというのは難しいという事があります。

そういった場合は、まずはスタートを小さくし、そこからサイトを成長させていくといいように、少しずつ規模を大きくしていくほうが、失敗するリスクも小さくすることが出来ますし、市場や時代の変化に柔軟な対応をすることが出来るようになるでしょう。

新規事業として行う

新しい事業の1つとしてマッチングサイトの開発・構築を行いたいという場合、まずはそのための予算の確保が絶対条件となります。ここで、予算の確保が難しいという場合は、先に紹介したように低予算で小さなスタートから行うようにしましょう。予算確保が可能であれば、必要最低限の部分をアジャイル開発で立ち上げ、マッチングサイトをリリースした後に、利用ユーザーの声を聞きながら必要な機能の追加を行っていくという形になります。

機能の追加を行うたびにアップデートを繰り返すことで、ユーザーがより使いやすいように快適な環境を整えていけるため、時間はかかりますが、実際に利用するリアルな声が聞けるため、効率的な更新を行うことが可能となります。

新規事業として行う場合、マッチングサイトの構築により他業務に支障が出ないよう注意しなければいけません。そのため、まずはアジャイルで最低限の開発を行い、その後1つずつ問題を解決していき、最終的にベストなマッチングサイトへとレベルアップさせていくという流れが大切になるでしょう。焦らず丁寧に、ゆっくりと時間をかけたマッチングサイトの構築を行っていく事になります。

メイン事業として行う

マッチングサイトをメイン事業として立ち上げる場合、予算を大きく準備しなければいけません。この場合、数百万円と言うよりも、1,000万円~の予算として考えておく必要があります。メイン事業として行う場合、マッチングサイトの構築はフルスクラッチで完全オリジナルなものにするという事がまず第一になります。

メインとして力を入れた事業展開をするのであれば、サイト構築もぬかりなく徹底的に行うようにしましょう。機能や見た目はもちろん、自社のサービスに最も適した形にしなければいけません。

そのため、マッチングサイトの構築を行うための要件や仕様などは、綿密な打ち合わせが重要となります。自社で内製するにしても外部に発注するにしても、細かな部分までしっかりと取り決めを行い、他サイトとの差別化をうまくアピールできるよう、完璧なオリジナリティが重要となるでしょう。

初めてのマッチングサイトの開発・構築は「WordPress」がオススメ!

本記事の序盤に「マッチングサイトの開発・構築方法」でWordPressでの開発・構築方法について簡単にご紹介致しましたが、もしも「ITスキルが乏しい」「経験がなくうまく作れるか自信がない」という場合には、ぜひWordPressを活用したマッチングサイトの構築をオススメします。先ほどお話ししたように、予算やスキルを重視した制作も可能となっており、それ以外にもオススメポイントが多数あるのがWordPressです。

また、WordPressは世界中で人気があり、利用者が数多く存在しています。そのため、もしもトラブルが発生した場合、その対処方法などを検索するとすぐに見つけることが出来ます。ここでは、そんなWordPressのオススメポイントの中でも、特に大切な2つについて詳しくご紹介致します。

無料で簡単に導入する事が出来る

マッチングサイトの開発・構築を行う場合、どうしても費用がネックとなる中々立ち上げることが出来ないという企業は少なくありません。本記事でもお話しした通り、マッチングサイトの構築は安くても数百万円、こだわりがあり機能の充実や様々な要素を組み込むと1,000万円以上かかってしまうという事もあります。いくらビジネスとして狙い目と言っても、こんなに大きな予算をつぎ込むのは中々決断できないという担当者は大勢いるでしょう。

そこで、コストをまず第一に考える場合、やはりWordPressが最も最適と言えるでしょう。先ほどの開発・構築方法でお話しした通り、WordPressは無料で利用する事が出来るため、まずこれだけでも大きく費用を抑えることが出来ます。

もちろん、WordPressを利用するためにはサーバーと契約をしなければいけませんが、数百万円や数千万円と言った莫大な契約料が必要という事はありません。安い所であれば数千円~数万円程度で契約をすることが出来ます。

また、サーバー会社の中にはWordPressに特化したサポートや構築サービスを行っている所も数多くあるため、IT知識がなく上手く構築できるか不安と感じている場合でも、プロの徹底した支援を受けることが出来るため安心してマッチングサイトの立ち上げを行うことが可能となるでしょう。

必要な機能の搭載を容易にできる

WordPressは、初期の段階では非常にシンプルになります。そこで、プラグインを活用して必要な機能を好きに追加する事が出来ます。

  • パソコンやスマホなど、どんなデバイスから見ても自動的に最適な表示がされる「レスポンシブ対応」
  • 管理者が登録しなくても、サービス提供者が自ら登録する事が出来る「出品者によるサービス登録」
  • サービスに評価やコメントを記載する事が出来る「レビュー機能」
  • 登録をするための情報入力を行うプラットフォーム「ユーザー会員登録機能」
  • Stripeという決済機能で使う事が出来る「クレジット決済機能」

上記の機能があれば、最低限マッチングサイトとしての機能は十分と言えるでしょう。これ以外にも、実に様々な種類のプラグインがあるため、自由にカスタマイズが出来るというのもWordPressの大きな魅力の1つとなります。

まとめ

マッチングサイトの開発・構築を行うためにはまずその種類の把握、開発・構築方法の理解、自社の現状や人材の力量など、確認、調査すべき項目は数多くあります。マッチングサイトの立ち上げを成功へと導くために大切なのは、構築前のこうした徹底的な準備と言えるでしょう。

もちろん、マッチングサイトの開発・構築そのものに力を入れることは間違いではありません。サイトの出来は何より重要となります。しかし、いくら最高の出来になったとしても、その後の運用、管理、集客が出来なくなってしまっては意味がなく、折角の素晴らしいサイトを活かせないまま失敗に終わってしまう事もあります。

何事も、まずは土台をしっかりと固め、市場の調査やニーズの分析、将来性や今後の時代の変化など、様々な視点からしっかりと確認していきましょう。

まずは、本記事で紹介した内容を正しく把握し、自社はどのニーズに合ったマッチングサイトを立ち上げるべきか、ターゲットとする層はどの辺りになるのかなど、まずはマッチングサイトの開発・構築する目的、開発・構築後の目標などを明確にしていきましょう。

【ハイブリッドアプリとは?】ハイブリッドアプリのメリットやデメリット、おすすめの開発会社 10選も徹底解説!

近年、ハイブリッドアプリが大きな注目を集め始めており、アプリの開発においてもハイブリッドアプリの開発導入数は増え続けています。アプリ開発をしてみたいという方の中には、ハイブリッドアプリという名を聞いたことがあっても詳しく内容が分からない方もいると思います。

そこで今回は、ハイブリッドアプリについて詳しく解説していきながら、ハイブリッドアプリのメリットやおすすめの開発会社についてもご紹介していきたいと思います。

ハイブリッドアプリとは?

ハイブリッドアプリとは、Webアプリとネイティブアプリのいいところを組み合わせたアプリになります。

Webアプリはスマートフォンやパソコンなど関係なく起動できますが、デバイス独自の機能は使用できません。またネイティブアプリは、起動することができるOSは制限されますが、デバイス独自の機能は使用することができます。

ハイブリッドアプリの仕組みは、基本はWebアプリと同じになります。プログラム言語は「CSS」や「HTML」などを使用し、もし端末のネイティブ機能を使用したいときは、「Javascript」を用いたコンポーネントを追加することで、Webアプリとネイティブアプリ両方の良い部分を持ち合わせたアプリになるということになります。

ハイブリットアプリとネイティブアプリの違い

ハイブリットアプリとネイティブアプリを混同してしまう方もいますが、全く違うものになるのでここで解説しておきます。

まずハイブリットアプリは、インターネットや情報技術などのIT知識があまりなくてもアプリを開発することができますが、ネイティブアプリはAndroid・iOSなどの知識をしっかり持っていなければ開発できません。開発に使用するプログラム言語がOSごとに違うため、人件費や運用費などのコストがかさんでしまいます。

ネイティブアプリはハイブリットアプリよりもコストがかかり、開発を行うにはそこでかかったコストを回収出来るくらいのマーケティングが必要になるでしょう。

ハイブリッドアプリのメリット

https://jokapi.jp/column/app_idea/

ここ数年でハイブリッドアプリは大きな注目を集めており、そのメリットから開発件数も増えてきました。それではハイブリッドアプリにはどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

メンテナンスが簡単に行える

ネイティブアプリをメンテナンスする場合は、AndroidやiPhoneなどそれぞれのOSに対してメンテナンスが必要になるため、とても手間がかかるというデメリットがありますが、ハイブリットアプリをメンテナンスする場合は、マルチプラットフォームを採用しているため、AndroidやiPhoneなど複数のOS上にアプリをリリースしていたとしても、一度の修正作業で対応できます。

メンテナンスが簡単に行うことができるというのは、アプリ開発する開発者にとってはとても重要な要素でもあります。ハイブリッドアプリを使用することで、アプリを使用したユーザーの提案や要望などに、迅速に対応できる環境を作ることが可能になります。

開発コストを抑えられる

ハイブリットアプリは、Android・iPhoneのどちらにも対応できる「マルチプラットフォーム」のため、人件費や開発費を安く抑えることができます。ネイティブアプリの場合は、Android用・iPhone用と2種類を開発しなければいけないので、その分のコストがかかってしまいますが、ハイブリットアプリにはそれがありません。

また先ほども解説したように、IT知識が少なくても開発が可能になるため、人材育成にかけるコストも必要ないため、そのような点においてもメリットといっていいでしょう。

ネイティブ機能の利用

ハイブリットアプリの特徴である「ネイティブ機能」を使用して、効率的なアプリ開発を行うことができる点もメリットといっていいでしょう。ネイティブ機能とは、スマートフォンでいう「カメラ」や「位置センサー」、「プッシュ通知」などのことで、デバイスに実装されている機能のことをいいます。

例えばネイティブ機能を利用することで、スマホのカメラ機能を用いて商品のバーコードを読み取って、WEB上でその商品を検索する、といったアプリをネイティブ機能を利用することで作ることが可能になります。こういった機能はさまざまなデバイスが身のまわりにある現代社会において、非常に強力な開発手段となっています。

ハイブリッドアプリのデメリット

ハイブリットアプリのメリットについて解説してきましたが、もちろんデメリットも存在しますので、ここからはデメリットについて解説していきます。

スムーズに動作させるのが難しい

ネイティブアプリは、特定のOSやデバイスに最適な動きになるように設定されているため、非常にスムーズな動きをするアプリを実現することができます。そのため、OSごとに最適化されたネイティブアプリと比べた時に、ハイブリッドアプリの動作面は劣っているといっていいでしょう。

ハイブリッドアプリにネイティブアプリの動きを取り入れようとすると、開発自体がとても難しくなってしまうため、ハイブリッドアプリを開発する際には、このデメリットは受け入れて、行うことが重要になってきます。

細やかな仕様変更に対応しづらい

ハイブリッドアプリを開発するときには、決まったフレームワークを使用します。またカメラなどのネイティブ機能を利用するためには「Cordova」のような「特定のフレームワークの中のさらに特定のプラグイン」を利用することになります。

これらのプラグインは個人で開発されたものが多く、開発者が求めるような細かい仕様を実現できるほど、環境は充実していないのが現状です。そのため、入り組んだ細かい仕様を実現するためには自らプラグインを開発する、という選択肢を検討する必要がありますが、時間と技術が必要になるでしょう。

このように、フレームワークに依存しやすいハイブリッドアプリでは、細かい変更には対応しづらいため注意が必要です。

ハイブリッドアプリの開発方法

それでは独自にハイブリッドアプリを開発する方法について解説していきます。手順に沿って行うことで、スムーズなアプリ開発を行えるでしょう。

まず、ハイブリッドアプリを開発するうえで必要最低限の知識として「CSS」「JavaScript」「HTML」についての知識をマスターする必要があります。またハイブリッドアプリ開発に必要なフレームワークについては、いくつかあるのでご紹介しておきます。

Ionic

IonicはHTMLベースのフレームワークです。英語で書かれた情報が多く公開されているのが特徴で、英語中心のフレームワークは世界規模で情報が集まる傾向があるためプラグインの情報などを幅広く収集する場合はIonicがおすすめです。

Monaca

Monacaは、HTMLベースの一番ポピュラーなフレームワークです。日本語で書かれた記事が多いことが特徴で、多くの企業がMonacaを使用してハイブリッドアプリを開発しています。日本企業が提供しているフレームワークということで、日本人には使いやすく、アプリ開発のノウハウを全く持たない方にとっては、使用しやすいフレームワークといえるでしょう。

Adobe PhoneGap

Adobe PhoneGapは、Adobeがリリースしているハイブリッドアプリサービスです。開発者同士のコミュニティも用意されており、意見交換も活発に行われているので、開発において困った点などを気軽に聞ける環境が整っています。

ハイブリッドアプリに向いている開発事例

これまで解説してきた通り、ハイブリッドアプリはメリットとデメリットがあるため、どのようなアプリに向いているのかをしっかり把握し開発を進めていくことが大事になってきます。ここからはハイブリッドアプリに向いているもの・向いていないものをご紹介していきます。

まずハイブリッドアプリに向いているのは「ECストア」や「ニュースアプリ」になるでしょう。動的速度をあまり重要とせず、オフラインでは利用することが少ないため、ハイブリッドアプリにはぴったりといえるでしょう。

逆に向いていないのは「ゲームアプリ」や「加工アプリ」です。これは向いているアプリとは逆で、動的な速さが必要となりオフラインでも頻繁に動きがみられるため、ハイブリッドアプリには向かないといえるでしょう。

これらの特徴と照らし合わせながら、ハイブリッドアプリを作り上げていく必要があります。もちろん向いていないと紹介したアプリを作ることもできますが、その際は思うようなアプリにならないことをあらかじめ把握しておきましょう。

ハイブリッドアプリ開発おすすめの開発会社10選

それでは最後に、ハイブリッドアプリに特化したおすすめの開発会社をご紹介します。自分でアプリを開発することが困難な方は、開発会社にお願いしてアプリの開発を行うこともできます。

株式会社ケネス

株式会社ケネスは、東京に本社を置く2004年に誕生したシステム開発会社です。多数のエンジニアが在籍しアプリ開発にも積極的に取り組んでおり、顧客の希望や予算に合わせたアプリ開発を行ってくれるため、安心して依頼をすることができます。

アプリ開発には10年以上の実績があり、これまでに100以上のアプリを手掛けており、iOSやAndroidのアプリ開発だけでなく、ハイブリッドアプリに関しても開発実績が非常に豊富です。アプリ開発やインフラ整備、運用などの経験で培ったノウハウや技術力を駆使することで、高品質なシステムやサービスを短納期かつ安いコストで開発できるのが株式会社ケネスの特徴です。

アプリ開発に関することはすべてお任せしたいという方におすすめしたい開発会社です。

株式会社APPSWINGBY

株式会社APPSWINGBYは、東京に本社を置く2004年に誕生したシステム開発会社です。Webシステムや業務システム、アプリの受託開発を中心とした事業を展開しており、アプリ開発においては、クロスプラットフォーム開発を採用し、コストを抑えながらハイクオリティなハイブリッドアプリを提供することができます。

また、映像や動画を使った特殊アプリの開発も得意としており、「複数の動画をリミックスした他視点動画」「情報を読み取ってキャラクターに変える」というアプリを作り上げることができます。

Webシステム開発にも強みを持っているので「Webシステムと連携するアプリ開発をしたい」という方にはおすすめの開発会社といえるでしょう。

リトルソフト株式会社

リトルソフト株式会社は、東京に本社を置く2006年に誕生したシステム開発会社です。設立時より、Webシステムやアプリに特化した開発を続けており、近年では独自サービス・アプリ開発にも力を入れています。それらを活用して効率的にシステム構築を行っています。

リトルソフト株式会社は、Webシステムと連携可能なハイブリッドアプリの開発を最も得意としており、Webシステムの開発で作った資産や部品をそのままアプリで活用し、手順を短縮することができます。また開発はスタートからリリースまでワンストップで行うため、情報が漏洩する可能性がないため、高いセキュリティを約束してくれます。こうした短期間で高品質なアプリを開発できる点は大きなメリットと言えるでしょう。

「アプリを使ってこんなことをしたい」という、ユーザーのさまざまなニーズに応えられる提案力と技術力があり、ITに詳しくない方でも安心して依頼することができます。

株式会社カモメ・コーポレーション

株式会社カモメ・コーポレーションは、横浜に本社を置く2011年に誕生したシステム開発会社です。モバイル向けのハイブリッドアプリの開発を得意としており、不動産系アプリ・製造業向けアプリ・予約系アプリなど豊富な実績を持った開発会社です。

またシステムの拡張性や再利用性を重視しており、機能追加やUIの変更にもスムーズに対応できるのも特徴です。アプリの開発だけでなく、その後のサポートもしっかり行ってくれるので、アプリの開発からリリース後まで総合的に見てほしいという方にはおすすめの開発会社です。

パーソルプロセス&テクノロジー株式会社

パーソルプロセス&テクノロジー株式会社は、東京に本社を置く1977年に誕生したシステム開発会社です。長い歴史をもち全国各地に拠点を持っており、近年はベトナムにも拠点を設けたことで話題にもなりました。

これまで多くの中小企業や官公庁から依頼されたアプリ開発を手掛けており、ハイブリッドでの開発に長けています。マッチングアプリや教育系アプリ、人事系アプリなどの開発を行ってきました。

最近は、サーバー自体を用意しないサーバーレスなシステムをAzureやAWS上に構築するケースも多く、ランニングコストを抑えたアプリ運用を提案することもできます。また、Webシステムや業務システムと連動して動くアプリの提案や開発も得意としています。

アンドジョーイ株式会社

アンドジョーイ株式会社は、東京に本社を置く2016年に誕生したシステム開発会社です。多くの優秀なエンジニアを抱え、依頼のレベルに応じて必要な人材を割り当てていきます。

アンドジョーイ株式会社の特徴は、安いコストでハイブリッドアプリの開発を行えるところです。ファンクラブの会員制アプリや情報提供を強化するアプリなど豊富な実績を持っており、過去には有名企業の住宅ローンアプリや学習アプリなどのハイブリッドアプリの開発を行っています。また、Webサービスをアプリに作り変えることも得意としています。

開発からリリース後のサポートもしっかりしており、コストについても通常の開発会社よりも2割以上安く済ますことができるので、少しでもコストを抑えたいという方にはおすすめの開発会社といえるでしょう。

Social Healthcare Design株式会社

Social Healthcare Design株式会社は、横浜に本社を置く2018年に誕生したシステム開発会社です。創業以来、ヘルスケアに関するシステム開発を行ってきましたが、近年はさまざまな業種のアプリやシステム開発にも取り組んでいます。

AndroidアプリやiOSアプリなど、すべてに対応したハイブリッドアプリの開発が可能となっており、マルチプラットフォームに対応したオープンソースでの開発を最も得意としています。

オフショアを活用したアプリ開発では、通常より半額以上開発費用を抑えられるのも大きなメリットです。利便性やユーザーの使い勝手を優先した質の高いハイブリッドアプリ開発をしたい方にとっておすすめの開発会社といえます。

anyenv株式会社

anyenv株式会社は、横浜に本社を置く2021年に誕生したばかりの新興システム開発会社ですが、すでに全国7ヵ所に拠点を設けており、全国規模の企業となっています。

依頼者からの開発内容をヒアリングし、ハイブリッド開発がいいかネイティブ開発がいいかを判断してくれ、最適な開発方法を提案してくれます。フレームワーク「Flutter」を使用したハイブリッド開発を活用して、開発工程を通常の半分程度で終わらせた実績もあり、コストを安く抑えたい方にはおすすめの開発会社になるでしょう。

顧客が提案する予算やニーズに合わせて、一番いい方法を提示してくれるので、アプリ開発に関する相談を気軽にできる開発会社といっていいでしょう。

株式会社NEX-GEN

株式会社NEX-GENは、東京に本社を置く2014年に誕生したシステム開発会社です。日本とインドの優秀なエンジニアによってハイブリッドチームを形成した開発体制を築いており、他の開発会社よりコストを抑えた提案ができるのが大きな特徴といえるでしょう。

またハイブリッドアプリの開発実績が豊富な点も特徴といえます。アプリ開発に必要となる多くのレームワークにも対応でき、日本のエンジニアが対応できないフレームワークについても、世界屈指といわれる高い最新技術を学んでいるインドのエンジニアがいるため、常に世界最先端の技術を使ったアプリ開発が可能です。

また小さなアプリ・簡単なアプリの開発も多く手掛けており、「スマホカメラで撮影した写真を認識するアプリ」や「データを分析するアプリ」など、数多く開発しています。業種に縛られず、大小さまざまなアプリの開発を行っているので、全ての方におすすめの開発会社といえます。

株式会社パコムソリューション

株式会社パコムソリューションは、東京に本社を置く2017年に誕生したシステム開発会社です。設立以来「新しい技術を使って、新しい価値と出会いを創る」をミッションに掲げ、アプリ開発やWebシステムなど数多くの開発を行ってきました。最近は最新AI技術やブロックチェーン技術を活用した、新しい開発を行っていることでも注目を集めています。

アプリ開発においては、クロスプラットフォーム「React Native」を使用したハイブリッドアプリの開発を得意としています。オンライン販売アプリやオンライン注⽂アプリなどを開発した実績を持ち、幅広い業種のアプリ開発を行っているので、さまざまなノウハウを持ち合わせ、経験が豊富なのも株式会社パコムソリューションの特徴といえるでしょう。

コガソフトウェア株式会社

コガソフトウェア株式会社は、東京に本社を置く2005年に誕生したシステム開発会社です。ハイブリッドアプリ開発に特化した開発会社で、アプリ開発はもちろんリリース後のマーケティングについてもサポートしてくれるので、アプリ開発初心者にはおすすめの開発会社といえます。

多くの優秀なエンジニアを抱えており、ユーザーの要望に沿ったアプリの開発を行ってくれます。ハイブリッド開発のため、Android・iOSアプリを同じコードで開発できるため、多くの工程を割くことができるため、時間やコストの削減にもなります。

アプリ開発後のサポートもお願いしたい方や、コストを削減したい方にはおすすめの開発会社といえるでしょう。

まとめ

この記事では、ハイブリッドアプリのメリットやデメリット、ハイブリッドアプリに特化した開発会社について解説してきましたがいかがでしたでしょうか。

ハイブリッドアプリは、Webアプリとネイティブアプリの両方のいいところを持ち合わせたアプリになっており、最近では世界のアプリの中でも開発件数も多くなってきています。そのため、その注目度も上がっておりハイブリッドアプリに関するサイトも多く見受けられるようになってきました。

もちろんメリットもあればデメリットもあるので、しっかり把握したうえでアプリ開発を行う必要があります。これからハイブリッドアプリを開発してみようという方は、今回の記事を参考にして、オリジナルアプリを作り上げてみてください。

【V字モデルとは】V字モデルの概要、メリット・デメリット、W字モデルとの違いなど徹底解説

システム開発で用いられることのあるV字モデルについてご存知でしょうか。様々な開発手法がありますが押さえておくべきモデルの1つです。そこで本記事では、V字モデルについての概要をはじめ、メリットやデメリット、工程やW字モデルとの違いなどについて徹底解説いたします。

V字モデルとは

https://unsplash.com/photos/m_HRfLhgABo

V字モデルとは、システム開発において開発の工程およびテストの相関をその名の通りVの字で表現したものを指します。具体的にはV字の左上から下まで順番に開発工程を書き出し、右側には開発工程に対応するテストを下から右上に書き出すことて、どの工程に対してどのテストを実施するのかが視覚的にわかりやすいという特徴があります。

V字モデルのメリット

システム開発においてV字モデルを採用することによって得られる代表的なメリットは下記の4点が挙げられます。

  • テスト内容を明確にすることができる
  • 作業進捗を把握しやすい
  • 不具合が生じた場合の修正コスト削減を図ることができる

テスト内容を明確にすることができる

V字モデルを採用することによって、開発工程に対して実施するべきテスト内容を明確にすることが可能です。そのため、漏れがないようにテストを効率よく行うことができ、成果物の品質向上を図ることができます。

作業進捗を把握しやすい

V字モデルでは、テスト内容が明確であるため、テストにかかるスケジュールを見積もりやすいだけでなく、テストの結果によっては不具合が発生して修正を行うことになる際にも工数をチェックしやすいというメリットがあり、他の開発手法よりも作業進捗を把握しやすいと言えます。もし想定よりも遅れてしまっている場合には、人員調整を行うなど、対策も行いやすいでしょう。

不具合が生じた場合の修正コスト削減を図ることができる

V字モデルは、各開発工程に応じたテストが明確になっているため、もしテストで不具合が発生しても原因を特定したり、修正したりという作業が非常に容易であると言えます。他の開発手法であれば、テスト実施時に発生した不具合の原因を特定するのにとても時間がかかってしまうことも少なくないことを考慮すると、非常に効率が良い手法と言えるでしょう。

V字モデルのデメリット

V字モデルを採用すると、効率的かつ品質の高いシステム開発を行うことができますが、下記のようなデメリットも存在しますので、頭に入れておきましょう。

上流工程で問題があった場合手戻りリスクがある

V字モデルでは、各開発工程に応じたテストを実施するため、初期段階の上流工程で何かしらの不具合があった場合手戻りのリスクが大きくなり、想定よりも工数が増えてしまったり、開発スケジュールを圧迫したりということが起きる可能性があります。

V字モデルの工程

https://unsplash.com/photos/95YRwf6CNw8

V字モデルの概要、メリットやデメリットを理解したところで、本項目では具体的な工程について解説いたします。

  • 要求定義
  • 要件定義
  • 基本設計
  • 詳細設計

要求定義

要求定義とは、クライアントの要求および機能をまとめたものですが、具体的には現状抱えている課題を洗い出し、その課題を解決するための理想の状態はどのようなものなのか、課題を解決するためにどのようなシステムや機能があれば良いのかが明確にすることを言います。

V字モデルにおける要求定義では、クライアントの要求を満たしているのかを確認するための受け入れテストとして、機能テストやユーザビリティテストが実施されます。この機能テスト及びユーザビリティテストはPM(プロジェクトマネージャー)が担当しますが、クライアントも積極的に関与しなければ成り立ちません。

要件定義

要件定義とは、クライアントの要求定義を実際にどのような機能を搭載して実現していくのかという要件をまとめたものです。具体的には、システム開発の目的をはじめ、予算や必要な機能、納期、スケジュール、必要人員、想定工数などを決定します。

V字テストにおける要件定義では、総合テストとして、確認テストや評価テスト、負荷テストなどが実施されます。これらのテストも、PM(プロジェクトマネージャー)が中心となって行いますが、クライアントの関与も欠かせません。

基本設計

基本設計とは、要件定義をもとにして、UI(ユーザーインターフェース)などの外側から見たシステム設計を行うことです。具体的には、搭載する機能の洗い出しをはじめ、取り扱うデータを整理したり、データを明確化したり、システム画面のレイアウトを決定したりします。

V字モデルにおける基本設計では、結合テストとしてブラックボックステストやインターフェーステスト、トップダウン・ボトムアップテストが実施されます。主にSE(システムエンジニア)とPM(プロジェクトマネージャー)が中心となりますが、クライアントも関わることができる最終チャンスでもあります。

詳細設計

詳細設計では、基本設計をベースとして、プログラマーに伝わるようにプログラミングの指示書及び設計書を作成します。V字モデルにおける詳細設計では、単体テストとしてホワイトボックステストを中心として行い、SE(システムエンジニア)が担当します。

V字モデルとウォーターフォール

https://unsplash.com/photos/FQe4hjBlcPE

ウォーターフォールは上流工程から下流工程に向けてまるで滝のように進んでいく開発手法です。万が一大きな不具合が発生してしまった場合などに手戻りのリスクが大きいというデメリットがあります。

しかしV字モデルであれば、各開発工程ごとに行われるテストが明確であるため、ウォーターフォールの進化版と言えるでしょう。

V字モデルとアジャイル開発

アジャイル開発とは、システム開発の過程では仕様及び設計の変更があって当たり前という前提のもと、開発当初から厳密な仕様は決定せずに大まかな仕様だけで細かなイテレーション(反復)開発を行い、小さな単位での実装からテスト実施を繰り返すことで徐々に開発を進めていく手法のことです。

ウォーターフォールの進化版とも言えるV字モデルとはそもそもの開発工程が大きく異なりますが、それぞれの開発工程に対応したテストを実施するという面では、慎重に品質を担保しながら開発を進めることができるので、似ている手法であると言えるでしょう。

V字モデルとW字モデルとの違い

W字モデルとは、V字モデルにおける左側に書き出される開発工程及び対応するテスト工程の作業を並行して実施する開発手法のことです。つまり、V字モデルの品質向上の方法をさらに詳細に表現したものであり、V字モデルの進化版と言えます。

V字モデルとW字モデルとの違いとしては、次の3点が挙げられます。

  • 開発とテストを同時並行に進めていく
  • 手戻りが少ない
  • テストエンジニアが上流工程から参画

開発とテストを同時並行に進めていく

V字モデルでは、あくまで各開発工程に対応したテストを明確にするだけですが、W字モデルでは、同時並行で各テストを実施することになるため、V字モデルの唯一と言っても過言ではないデメリットである上流工程で不具合が発生してしまった場合にもカバーすることが比較的容易です。

手戻りが少ない

W字モデルでは、上流工程からテストを同時並行で実施するために、次の工程に進む際の不具合発生頻度は必然的に減少するという特徴があるため、結果的に手戻りも少なくなり、品質を向上させたり、コストカットやテスト工程の負担軽減を図ることができるでしょう。

テストエンジニアが上流工程から参画

W字モデルでは、上流工程からテストエンジニアが参画するため、他の開発手法とは異なり、テストエンジニアのプロジェクトに対する理解度が大きいと言えます。そのため、テストも効率よく実施できるのです。

まとめ

V字モデルについて、本記事では、V字モデルについての概要をはじめ、メリットやデメリット、工程やW字モデルとの違いなどについて徹底解説いたしました。

システム開発において、ウォーターフォール開発の進化版とも言えるV字モデルの効率の良さをご理解いただけたのではないでしょうか。品質を担保しつつ、各開発工程に対してのテストが明確なV字モデルを活用してプロジェクトを進めていってください。

【詳細設計とは!?】詳細設計書を作成する際のポイントや成果物まで徹底解説

システム開発を行う際、設計はスムーズかつ正確な開発を実現するために必要不可欠なものとなっています。しかし、実際に詳細設計とは何なのか、詳細設計の成果物は何になるのかを明確に説明できる方はそう多くはないのではないでしょうか。

そこで本記事では、システム開発における詳細設計について、詳細設計書を作成するポイントや成果物まで徹底解説いたします。

詳細設計とは

https://unsplash.com/photos/5fNmWej4tAA

詳細設計とは、基本設計の後に行うことが一般的なものであり、基本設計を元に、実際のプログラミングについて細かく策定することになります。仮に詳細設計を行わずに基本設計のみでシステム開発を進めてしまうとシステム開発の半ばになった時に搭載したい機能の実装ができなかったり、そもそも実装したい機能が曖昧であることからクライアントの要求定義を満たしているかわからなかったりと様々な弊害が出てくるため、システム開発には欠かせない工程の1つと言えるでしょう。

詳細設計と基本設計の違い

よく混同してしまう詳細設計と基本設計ですが、大きな違いはクライアントに見せるか見せないかと言えます。基本設計はクライアントにもわかるように対外的な設計となりますが、詳細設計では開発者がわかるような専門的な設計となるため、この違いを意識して作成する必要があります。

詳細設計書を作成する際のポイント

詳細設計書を作成する際には、押さえておかなければならないポイントがいくつかあります。詳細設計書自体がプロジェクトの成功に関わると言っても過言ではないためです。詳細設計書を作成する際のポイントとしては、次の通りです。

  • 目次及び見出しを作成する
  • 難しい言葉及び造語は使用しない
  • 1文はなるべく短くかつ主語は前に持ってくる
  • 曖昧な表現はしない
  • 見やすさを意識する
  • 表記揺れがないか注意する

目次及び見出しを作成する

詳細設計書を作成する際には、目次と見出しをきちんと作成しましょう。本文と統一感を出しつつ、フォントのサイズを変更したり、見出しに階層をつけて複数管理する場合には、見出しと見出しの間に余白を付けることで管理したりすると見やすくなるのでおすすめです。

難しい言葉及び造語は使用しない

あたり前のことですが、誰が読んだとしてもわかりやすく理解できるように、難しい言葉、あるいは造語は使用しないように心がけることも大切です。

1文はなるべく短くかつ主語は前に持ってくる

長文や回りくどい言い回しを多用してしまうと読み手にストレスを与えてしまうことになってしまうので、1文はなるべく簡潔かつ短くし、さらにわかりやすいように主語を前に持ってくるように意識します。

曖昧な表現はしない

曖昧な言い回しや表現も読み手に意図しない誤解を与えてしまう可能性があるため、明確にストレートに表現しましょう。

見やすさを意識する

とにかく読み手のことを考え、誰が見ても見やすい、読みやすいと感じる詳細設計書を作成しましょう。文字だけでなく必要に応じて図及び表の活用をしたり、フォントを統一したり、インデントを調整したり、時には文字にカラーをつけたりとシンプルでありながらも読みやすい工夫を行うことが大切です。

表記揺れがないか注意する

例えば「Web」や「ウェブ」、「インターフェース」や「インターフェイス」など、1つの詳細設計書において1つの言葉を表記揺れしないようにしましょう。

詳細設計書の成果物

https://unsplash.com/photos/XJXWbfSo2f0

詳細設計書の成果物としては、様々なものがありますが、代表的なものとしては次のものが挙げられます。

  • パッケージ図
  • ユースケース図
  • コミュニケーション図
  • ステートマシン図
  • アクティビティ図
  • シーケンス図
  • 画面一覧
  • 画面遷移図
  • 画面設計書
  • ER図
  • CRUD図
  • 項目定義書
  • システム構成図
  • クラス図
  • コンポーネント図
  • オブジェクト図
  • モジュール構造図
  • アクティビティ図
  • フローチャート
  • IPO(処理機能記述)

パッケージ図

パッケージ図とは、UML(統一モデリング言語)で規定されたダイアグラムの1つであり、クラス図などの各モデル要素がどのように分類されているのか、パッケージ(グループ分け)されているのかを表現するものを指します。具体的にはタブ付きの長方形で1つのパッケージを表現することで、パッケージ名及びパッケージに所属する各モデル要素を記述します。さらに、パッケージ間の汎化及ぼい依存関係についてはパッケージ間を破線の矢印で結んで表現します。

ユースケース図

ユースケース図とは、システムがどのように機能するのかや外部環境を表す図です。エンドユーザー視点からシステムを見ることができるだけでなく、システム外部及び内部との境界をはっきりさせることもできます。具体的には、ユースケースというアクションのシーケンスを横長の楕円で表現し、アクターという線で描いた人型で表現し、さらにユースケースとアクターの関連は実線で表現します。

コミュニケーション図

コミュニケーション図は、オブジェクト間の関連により重きを置いた図であることから、相互作用ではなくシーケンス内のメッセージを通じてオブジェクトが関連付けられ接続する様を記述する図のことを指します。

ステートマシン図

ステートマシン図とは、ある時点においてオブジェクトのステータスを格納する任意のデバイスであり、ステータスの変更及び受信する入力データに基づいて他のアクションを引き起こすことができる図のことです。大抵の場合、初期状態を表す塗りつぶしの円から始まって最終状態を表す二重円で終わるようになっています。

アクティビティ図

アクティビティ図とは、連続する実行の遷移のことであり、一連の手続きを表現するための図であり、実体の生業の流れを描写することになります。具体的には、黒丸で表現される初期ノード、二重丸で表現される最終ノードなど、様々なルールのもとで記述されます。

シーケンス図

シーケンス図とは、システム概要をはじめ仕様や処理の流れを記載した図のことです。クラス及びオブジェクト間のやり取りを時間軸に沿って一定の書式に則って記載することになります。UML(統一モデリング言語)の1つです。

画面一覧

画面一覧では、その名の通りブラウザに表示する画面一覧を定義します。画面の全体像を把握するために便利です。

画面遷移図

画面遷移図とは、画面間における相互関係を理解するための図となっています。実際に作成する際には、手書きでラフにまとめるパターンとツールで綺麗に作成するパターンがありますが、大抵の場合は初期段階では手書きで簡易なものを作成しておいて、共有する際にツールを用いて清書することが多いです。

画面設計書

画面設計書とは、画面レイアウトのことであり、システム構築において、どのような画面が表示されるべきかを表したものです。具体的には画面のどの位置にどのような動作を行う部品を配置するのかを明確にするために作成されます。

ER図

ER図とは、データベースが必要となるシステム設計では欠かすことができない図であり、ER図がないとデータベースを構築することができません。ER図は10種類近くに分類することができ、各エンジニアや会社の好みによって使い分けられています。

CRUD図

CRUD図とは、あらゆるデータを扱うシステムをソフトウェアを設計する際、どの機能やモジュールがなんのデータを作成(C)したり、読み出し(R)たり、更新(U)したり、削除(D)したりするのかを表すものです。

項目定義書

項目定義書とは、入出力関係や入力項目など、画面や帳票イメージとは対となる設計情報を指すものです。

システム構成図

システム構成図とは、システム構成を明確に表示できる図のことです。AWSをはじめAzure、GCP構成の理解を明確にできるだけでなく、需要なネットワーク構成が素早く可視化することができます。

クラス図

クラス図とは、UML(統一モデリング言語)の1つであり、システムを構成するクラス及び関係を表現する図のことで、各クラスが保持しているプロパティやメソッドを表現することにも役立ちます。

コンポーネント図

コンポーネント図とは、UML(統一モデリング言語)の1つであり、システムを構成する要素間の関係を表した図のことです。具体的には、それぞれのコンポーネントは矩形で表現し、内部に機能の名前とコンポーネントであるcomponentというステレオタイプを記載したり、矩形の内部を何段かに区切ることで外部に提供するprovided interfaceや要求するrequired interfaceなどの付加情報を記載したりします。また、依存関係については、各依存先に向けて波線の矢印で表現したりなど、作成には様々なルールが定められています。

オブジェクト図

オブジェクト図とは、UML(統一モデリング言語)の1つであり、実際登場する具体的なオブジェクト及びそれらの間の関係を示した図のことです。具体的には長方形で示され、内部にオブジェクト名が記入されることになり、オブジェクト名には下線が引かれることになるなど、細かなルールが設定されています。

モジュール構造図

モジュール構造図とは、システムを構成するモジュールがどのように分割されていて、さらにどのような処理を行うかを示した図のことです。具体的にモジュールの構造を図形及び矢印を用いて表現することによって、システムを構成するモジュール構造が視覚的に理解できるという特徴があります。

アクティビティ図

アクティビティ図とは、UML(統一モデリング言語)の1種であり、システム実行の流れ及び条件分岐を図で示したものです。ある特定の作業開始から終了までの機能について、実行される順序通りに記述することになります。アクティビティ図を作成しておくことで、クライアントの仕事内容を具体的に理解しやすくなるため、クライアントが真に求めるシステムを正確に実装することが可能です。

フローチャート

フローチャートとは、システムにおける工程及びプロセスの各ステップやアルゴリズムなどを長方形をはじめひし方や楕円型などの記号で表示し、流れの方向を矢印で繋げて視覚的に表した図のことを言います。

IPO(処理機能記述)

IPO(処理機能記述)とは、システムの機能やビジネスロジックの処理内容を入力(Input)、処理(Process)、出力(Output)で表現した図のことです。つまり、出力データを作成するために入力データをどのように処理するかを把握するための図式であり、複数の処理をまとめて行う処理方式などの際に活用されます。

まとめ

システム開発における詳細設計について、詳細設計書を作成するポイントや成果物まで徹底解説いたしました。詳細設計では細かな部分まで開発者全員が共有できるようにしなければならず、神経を使ってわかりやすく明確な成果物を作成しなければなりませんが、逆にきちんとした詳細設計ができていると、クライアントが求める理想のシステムを開発することができるとも言えます。

細かすぎてどうしても簡略化したいという気持ちになってしまうかと思いますが、手を抜かず明確かつわかりやすい詳細設計書を作成するように心がけましょう。

関連記事

【生産管理システムとは?】おすすめの生産管理システム20選、選び方、機能などもご紹介!

https://www.reefrant.net/detail_b.html?no=35177

製造業において「人為的なミスの減少」や「業務の効率化」をはかり、最適なものづくりを行うのは非常に重要です。そのために役に立つのが生産管理システムになります。製造会社の中には、生産管理システムの導入を検討されたことがある会社もあるのではないでしょうか。

この記事では、業務改善に大きな役割を持つ生産管理システムについて、詳しく解説していきます。

生産管理システムとは?

生産管理システムとは、製造業における全ての情報を管理するためのシステムで、例えば生産・販売・在庫の管理から品質管理までを一貫して管理するITシステムになります。

これまで主流となっている管理方法は、紙で行っていたりパソコンのエクセルやスプレットシートを利用したものでしたが、この方法では管理が非常に難しく、大きなミスを起こしてしまう原因にもなってしまうことがあります。また、高年齢層が行う作業は担当者の指示によって行われることが多く、もし担当者がいない時は作業がはかどらないという一面も持ち合わせていました。

さらに、日本の製造物は高いレベルでの商品完成が求められていることもあり、より複雑な構造となりより時間をかけて作業が行われるようになりました。

このような課題を解決するのが生産管理システムであり、導入することにより業務の効率化や生産性の向上を生むことができます。

生産管理システムの機能

製造業に関わる多くの課題を解決できるといわれている生産管理システムには、多くの機能が搭載されています。内容は以下の通りになります。

・受注管理:受注件数や金額などをシステム管理

・生産計画管理:生産に向けた計画・進捗・工程を管理

・在庫管理:在庫数やロット数などの在庫管理

・発注管理:部品などの発注数や状況、単価などを管理

・原価管理:商品を製造するために必要な部品の単価や費用を管理

・納期管理:商品完成までに必要な日数や、製品の納期や納期にかかる日数を管理

このような機能により業務のすべてを適切に管理することができます。また、会計管理システムや顧客管理システムと紐づけることで、事業全体の内容を把握することができます。

生産管理システムの選び方

https://www.gettyimages.co.jp/%E5%8B%95%E7%94%BB/%E8%A3%BD%E9%80%A0%E6%A5%AD%E9%96%A2%E4%BF%82%E3%81%AE%E8%81%B7%E6%A5%AD

生産管理システムといってもさまざまな種類があります。生産方法や形態によって導入するべき生産管理システムは変わってくるので、なんでも良いというわけではありません。ここからは、生産管理システムの選び方について解説していきますので、自社に合った生産管理システムを導入するようにしましょう。

生産形態は適しているかどうか

製造業には「多品種少量生産」や「少品種大量生産」「変種変量生産」といったタイプがあります。どの生産管理システムを導入するかは、それらのタイプによっても変わってくるので、自社がどのようなタイプに当てはまるのかを確認しましょう。

その他、生産方式も「個別生産」や「ロット生産」、「連続生産」があったり、生産時期についても「受注生産」や「見込生産」「部品仕込生産」などがあるので、これらも自社と照らし合わせてどの生産管理システムを導入するか決めましょう。

必要な機能を搭載しているかどうか

自社の現場でどのような問題が起きているのかを洗い出したとき、それを解決するための機能が備わっているかが重要になります。

例えば「在庫の管理がしっかりできていない」「発注や納期の部分でミスが生じている」といったものや、「すべてを一元管理したい」など、どのような課題や目的があって生産管理システムを導入したいのかを明確にするようにしましょう。ここをはっきりさせなければ、解決させたい課題を解決できなくなってしまいます。

サポート体制は充実しているかどうか

生産管理システムを導入しても、それを問題なく使用できるようになるまでのサポートが歩かないかは大きな問題です。またサポートがなければ、万が一トラブルが発生した時など、対応することが困難になってしまいます。

そのため、24時間サポートやトラブル時のマニュアルが完備してあるなど、しっかりサポートしてくれるのかは非常に重要です。生産管理システムを提供している企業には、説明会や無料お試し期間を設けて運用方法を試すことができるものもあり、専門家が定期的に見回りに来てくれるなどのサービスを行っている場合もあるので、自社に必要なサポートはどのようなものなのかを確認し、どの生産管理システムを導入するか決める必要があるでしょう。

提供形態は適しているかどうか

生産管理システムは、インターネットを利用する「クラウド型」と、サーバーを自社において管理する「オンプレミス型」の2種類あります。このうちのどちらを選ぶかも重要です。

例えばクラウド型は、ネット環境があれば導入することができるため初期コストが抑えられ、タブレットやスマートフォンなどどこからでも利用することができる一方、セキュリティに多少問題があります。逆にオンプレミス型は、カスタマイズすることにより拡張性に優れていますがコストはかかります。

このどちらを選ぶかも、生産管理システムを選ぶ大事な要素となってきます。

運用費用と導入費用は問題ないかどうか

生産管理システムは導入する際にコストが発生するわけでなく、導入後の運用コストがかかることも忘れてはなりません。導入後にかかるコストも決して安くはないので、長く続けていけるかどうかも視野に入れておきましょう。

もしコスト面に不安がある場合、まず小規模で導入をし効果が表れ始めたのを実感できてから、機能の範囲を広げる方法も有効になります。また企業規模によっては、IT導入補助金という補助金を受けることができるので利用できるのであれば是非利用したい制度です。

まずは生産管理システムの導入費用だけでなく、導入後のコストも提供会社などに相談ししっかり把握しておくことが必要になります。

生産管理システムの比較ポイント

生産管理システムの選び方について解説してきましたが、次にご紹介するのは比較ポイントです。前述したように、生産管理システムにはさまざまなものがあります。その中で、どの部分を比較対象にして、導入する生産管理システムを決定するのかを解説していきたいと思います。

生産形態への対応

まずは生産形態への対応です。先ほども少し解説しましたが、清掃業にはいくつもの生産形態があるので、それに対応した生産管理システムかどうかが大事です。

例えば自社ブランドの商品を受注生産していたり、試作品などの一点ものを受注・設計している場合などは、トレース管理機能が備えられてる生産管理システムがいいでしょうし、多品種少量型の場合は、受注から売上までの複雑なデータを可視化して一元管理できる機能が有効になってくるでしょう。

対応業務の範囲

次のポイントは、どこまで導入した生産管理システムで対応することができるのかという部分です。生産管理システムによって、対応できる部分とそうでない部分があったり、どこかの業務に特化したりというものがあります。

例えば原価管理に対応している生産管理システムもあれば、在庫管理に特化した生産管理システムでありながら、生産計画や販売管理まで対応できるものもあります。自社のどの部分を補いたいのかを整理することで、どの生産管理システムが自社に合うかを見定める必要があるでしょう。

ERP対応の必要性

生産計画や在庫管理といった基幹業務以外にも、販売管理なども一元管理や運用をしたい場合は、広い範囲に対応しているERPに対応しているかも重要になってくるでしょう。一元運用をしていきたいのに、それに対応していない生産管理システムを導入しても意味がありません。

これに関しては、各生産管理システムを調べれば対応しているかどうかが分かりますし、最近では対応企業も増えてきているので、各提供会社に確認するものいいでしょう。

業界・業種への対応

今は多くの業界に生産管理システムが導入され、業種によっても使い分けがされています。自社の業種がどの業種に当てはまるのかによっても、導入する生産管理システムは変わってきます。

例えば加工業に特化した生産管理システムであったり、自動車部品製造や金属加工業などに対応した生産管理システムなどもあります。もし自社の業種が特別なものであれば、普通の生産管理システムでは対応できないものも対応できるようになり、必要な機能を追加するといった余計なコストをかけることなく、生産管理システムのみで対応できるようになります。

生産管理システムのタイプ

https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E7%B8%AB%E8%A3%BD%E5%B7%A5%E5%A0%B4&srt=dlrank

これまで解説してきたように、生産管理システムにはさまざまなタイプがあり、それぞれ適している生産形態があるのでここでまとめておきます。自社がどのタイプに属し、どのようなタイプの生産管理システムを導入したらよいのかを把握しておきましょう。生産管理システムのタイプは以下の3種類になります。

・中大企業向け:ERP対応

・中大企業向け:複数の業種や生産形態に対応

・中小企業向け:特定の業種や生産形態に対応

単純な話になりますが、企業は大きくなるにしたがって管理しなければいけないデータは複雑になっていきます。そのため、大きな企業が中小企業向けの生産管理システムを導入してしまったら、その膨大なデータや多くの業務に追いつかなくなり、対応ができなくなってしまいます。逆に中小企業が、大企業向けの生産管理システムを導入しても、その機能を持て余すだけになってしまうのでコストだけがかかってしまいおすすめはできません。

現在の自社の立ち位置、業種、生産形態などを踏まえ導入する生産管理システムを決めていきましょう。

生産管理システムを導入するメリット

生産管理システムを導入することで得られるメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

まずあげられるのが「人的ミスの防止」になります。在庫のチェックや納品日、取引先とのやりとりなど、手作業で行われることが多い製造業ですが、手作業には人為的ミスがどうしても発生してしまいます。生産管理システムの導入は、そのようなミスを減少させてくれます。

次にあげられるのが「業務の効率化」です。これまで手作業で行っていた業務をシステム化することにより、人員や在庫を可視化できるので部品や材料が足りないといったことや、人員が足りずに作業が遅れるといったこともなくなり、生産効率が改善されるでしょう。

もう一つは「予算の適正化と利益向上」になります。例えば生産管理システムとこれまでの実績などを紐づけることで、製品開発に必要な部品や材料などの原価を仕入れ先ごとに知ることができるため、利益向上を目指すために仕入れ先を変更したり、製品が完成するまでの工程を見直すなどするのにも役立ちます。

おすすめの生産管理システム

それでは最後に、おすすめの生産管理システムをご紹介していきます。自社のニーズに合わない生産管理システムは選択しないよう気を付けながら、比較し決めるようにしてください。もし気になる生産管理システムがあれば、詳細ページをご覧になってみてください。

特定の業種や生産方式に対応した生産システム

Prevision

株式会社インプローブが提供しているPrevisionは、業務の効率化を実現してくれる多くの機能を搭載した、受注生産の生産形態の製造業向けの生産管理システムです。

設計情報や見積情報、検査情報や生産情報などあらゆる情報を管理・保管することができます。またアフターサービスでは、過去になったクレームをすぐに取り出すことができるので顧客の対応を円滑に行うことができます。さらにリアルタイムで製番ごとの仕掛原価や作業の進捗状況を把握することができるため、業務の効率化を実現してくれるうえ、原価管理機能により仕入れ先を変更するなど、売上向上にも役立てることができます。

株式会社インプローブでは、まず導入を考えている企業のヒアリングを行い、課題を明確にするところから始めます。そのうえで、実際の業務の問題を書き出して生産管理システムを導入することで、何をどう解決していくのかを明確にしてくれます。このような簡易的ではありますがコンサルティングを行ってくれるのも特徴です。

株式会社インプローブ

TECHS-BK

株式会社テクノアが提供しているTECHS-BKは、導入実績4,000社以上を誇るTECHSシリーズの一つで、多品種少量型の部品加工業を行っている企業におすすめの生産管理システムです。

受注から生産・売上まで一元的な管理が可能で、工数や過去の実績をもとに的確な見積もりを出すことができます。原価低減と情報の鮮度を追求したシステムとなっており、指示書をバーコードで読み取り、リアルタイムで業務の進捗状況を確認することができます。また原価管理機能によって、取引価格を見直すことができ適正な価格で原料を仕入れることが可能です。

株式会社テクノアでは、生産管理システムを導入した後も専門スタッフが全面サポートしてくれるので事業所内の課題を解消し、万が一のトラブルにも迅速に対応してくれるのも特徴です。

株式会社テクノア

i-PRO

株式会社DigitWorksが提供するi-PROは、部品加工など個別受注や多品種少量生産を行う部品加工業の中小企業におすすめの生産管理システムです。安いコストですぐに導入することができ、カスタマイズを行うことでより使いやすいシステムとなるでしょう。

作業の実績がリアルタイムで表示されるため、材料の入荷状況や工程の遅れなどすぐに把握でき、管理画面も色分け表示で見やすくなっているので状況の確認がしやすいのが特徴です。また、過去に起こったトラブルとその対応が表示されているため、クレームの再発を防止することができます。さらに、VPN回線を用いてテレワークも可能となっており、製造計画や売上計上といった現場以外の業務をテレワークで行うことができます。

i-PRO

生産革新 Wun-jin SMILE V Air

株式会社大塚商会が提供している生産革新 Wun-jin SMILE V Airは、販売管理を中心に工程管理や製造指南書を発行するなど、簡単でシンプルをコンセプトにした多品種小ロット生産向けのクラウド型生産管理システムで、年商500億円未満企業の導入シェアNO1を獲得しています。

クラウドがたになるため初期費用も抑えることができ、これまで生産管理システムの導入が難しかった小規模な生産業者にも利用することが可能です。MRPや所要量計算の機能は省いており、無駄な機能を外しながら必要な機能が充実しているため、小さな企業には利用しやすい生産管理システムといえるでしょう。

生産革新 Wun-jin SMILE V Air

Factory-ONE 電脳工場MF

三菱電機ITソリューションズ株式会社が提供しているFactory-ONE 電脳工場MFは、中堅・中小製造業向けの生産管理システムで、鉄鋼業や木製品製造業、金属製品製造業など約1,700の企業に導入実績があります。

使いやすさと分かりやすさを追求した生産管理システムとなっており、人為的なミスを防ぐような造りになっています。Factory-ONE 電脳工場MFの特徴は、生産計画や作業日報といった生産管理機能だけでなく、請求や入金といった販売管理機能も完備しています。さらに、ハンディターミナルを用いることで作業負担を軽くしたり、オプションを多く揃えているので、それを活用することでさらなる業務の効率化を実現することができます。

Factory-ONE 電脳工場MF

ADAP

株式会社構造計画研究所が提供するのがADAPです。多品種・少量・短納期生産向けの生産管理システムとなっており、管理画面が大きなホワイトボードのようになっており、誰でも状況を確認できるようになっています。

工程をすべて内装しているので、業務の状況をリアルタイムで確認でき、独自開発のエンジンを搭載しているので、高速処理を実現しています。また在庫量を色分けして在庫切れを防ぐことができ、納期に遅れが生じることを防ぎます。またADAPはグローバル化を目指す生産管理システムで、日本語をはじめ英語・中国語・韓国語の4ヵ国に対応しており、拠点によってその言語を変えることができるという特徴を持ち合わせています。

ADAP

複数の業種や生産方式に対応した生産システム

FutureStage

株式会社日立システムズが提供するFutureStageは、約30年の実績を持ち約4,000社以上に導入実績がある、製造業や流通業向けの生産管理システムを用意しています。中小企業から中堅企業まで幅広い規模の企業に導入されており、医療機器や自動車部品、金属加工などさまざまな業種に対応するためのテンプレートを用意しています。

システムを導入する前には操作を覚えてもらうための研修会を実施し、導入後に関しても運用に関するサポートをしてくれるなど、多くのサービスを提供しています。個別受注生産管理システムと繰返し生産管理システムのほかにも、この二つを組み合わせたハイブリッド生産管理システムの3種類が用意されており、シンプルな構成になっているので、手軽で簡単に利用したいという企業には最適な生産管理システムです。

FutureStage

TONOPS

東レエンジニアリングDソリューションズ株式会社が提供するTONOPSは、これまでいくつもの製品を販売しているシリーズもので、医薬品や化学製品、印刷業や自動車部品製造業など幅広い業種で活用できる生産管理システムとなっており、企業が抱える問題点の解消からアフターフォローまでトータル的にサポートしてくれるので、初めて導入する企業にはおすすめの生産管理システムです。

TONOPSの特徴として、稼働状況をリアルタイムで監視できることがあげられます。それによりネットワークエラーや設備故障などが発生した場合、アラートでしらせてくれるため、生産活動が停止してしまう状況を最小限に抑えることができます。またガスや電気といったエネルギーの使用状況をグラフで可視化することにより、省エネ対策も行えるようになっています。さらにさまざまな種別から原価を管理し、コスト削減や適切な価格設定に役立つ情報もえることができる、高機能で使いやすい生産管理システムとなっています。

TPiCS-X

株式会社ティーピクス研究所が提供するTPiCS-Xは、従来の方法に固執せず本来顧客が持っている「モノづくりをすること」をコンセプトに作られた生産管理システムで、日本をはじめベトナムやタイ、中国といったアジア圏から、カナダやアメリカといった諸外国にまで導入されており、その実績は2,000件を超えています。また2001年には資料請求実績も日本で第2位を獲得している人気の生産管理システムとなっています。

量産繰返生産、少量多品種生産、個別一品受注生産などさまざまな生産形態に対応しており、一品生産や繰り返し生産の機能が充実しているなど、オプションも豊富に用意されているため、目的に応じた選択が可能となっています。また、年間プログラム保守サービスや年間スタンダード保守サービスといった4つの保守サービスが用意されており、電話やメールなどでのサポートも充実しています。また研修会や訪問サービスも行っており、海外のユーザーについては、年間海外プログラム保守サービスを利用することが可能となっています。

TPiCS-X

Cloud2Mfg

25年以上もの実績を持つ株式会社Cloud2worksが提供するCloud2Mfgは、長年培ってきたノウハウをもとに作られた生産管理システムとなっており、「より簡単に、より使いやすい形」をコンセプトとして開発した、クラウド型の生産管理システムとなっています。プログラミングスキルがなくてもカスタマイズできるフレームワークが装備されており、システム画面のレイアウトを変えたり業務アプリを開発したりすることも可能となっています。

製造業の基本とされる生産・販売・在庫管理・仕入調達をすべて網羅し、200以上の機能を搭載しているためあらゆる部分に対応することができます。またクラウド型になるので初期費用を安く抑えることができ、予算が限られている企業でも安心して利用できるのもポイントとなるでしょう。さらにクラウド型の特徴でもある、どこでも利用できる特徴を活かし、リモートで操作もできるので在宅で生産管理状況や進捗を確認できたり、出張先からシステムの改修も可能になります。

Cloud2Mfg

effitA

株式会社ミキ情報システムが提供するeffitAは、製造現場で実際に実務経験を積んだ元経験者が中心となり開発された生産管理システムです。クラウド型・オンプレミス型の両方に対応しており、必要な機能がすべて標準搭載されているため、製造業をはじめ自動車部品や家庭用品、食品から医療機器などどんな業種にも対応することができます。

帳票や検索画面などはカスタマイズに対応し、すべての管理方式に適用することができるので、現場の現状に合わせたシステムを構築することでき、生産スケジュールの一括作成もかのうなため、それぞれで行われている業務の状況を管理することができ、負荷を平衡化にも役立てることができ、業務を効率よく行うことができるようになります。さらに、不具合やトラブルが発生した時に、その理由を早期発見するための追跡機能も付いているので、早期解決とその後の再発防止策などもたてやすくなります。

effitA

小規模・低コストで導入可能な生産システム

PROKAN4

株式会社ビズが提供しているPROKANは、クラウド型の生産管理システムで中小企業の生産活動に特化して作られています。個別受注生産や見込み生産などさまざまな生産形態に対応しており、金属加工業や電子部品製造などの業種に多く導入されている生産管理システムです。

PROKANの特徴の一つは、データをさまざまな角度から分析することができる機能が充実していることです。作業日報や受発注履歴など項目ごとに閲覧することができ、製品の開発にかかる費用もそれぞれ比較することができるので、経営改善することができ売り上げの向上に役立てることができます。また、作業工程を進捗管理画面でリアルタイムに把握することができるので、工程の遅れや人手の足りない現場なども分かるため、作業が効率的に行えます。ハンディーターミナルと連携させることで、作業データを共有できるため、現場での確認作業の削減や検査記録の転記ミス防止などにもつなげることができます。シンプルで簡単な操作性とシステム構成なので、ITに慣れていない企業でもスムーズに運用できます。

PROKAN

SPENCER

西濃運輸グループの株式会社セイノー情報サービスが提供するSPENCERは、これまで培ったノウハウを活かした生産管理システムとなっており、生産から物流まで幅広く支援できるシステムとなっています。

自社に必要な必要最低限の機能に絞って導入することができるので、初期費用を抑えられ、もし機能の拡充をしたい場合も柔軟に対応することが可能です。また操作性がエクセルと似ているため、操作性も簡単で初めて導入される企業でもスムーズに運用することができるでしょう。さらに独自に、受発注管理や倉庫管理など特別な機能に特化したシステムを開発しており、それとSPENCERを連携させることで、情報を可視化することができ業務の効率化を果たすことも可能になります。

SPENCER

R-PiCS Ex

JBアドバンスト・テクノロジー株式会社が提供しているR-PiCS Exは、安いコストですぐに導入できる生産管理システムとなっており、これまでの導入実績は600件以上を誇っています。

R-PiCS Exは低コストながら機能が充実していることで知られており、販売管理から生産管理までを網羅しています。会計システムと連携してデータ分析をするなどのオプションを利用することも可能です。また企業規模が拡大したときなど、オプションを導入したり機能を拡張することも可能で、あらかじめ設定された業務の流れを展開することでスピーディーな導入を実現することができます。さらに保守サービスも充実しており、トラブルが発生した時には電話やメールなどで相談することができるので、万が一の時も安心です。

R-PiCS Ex

FUSE

株式会社日本コンピュータ開発が提供するFUSEは、製造業に準じた作業員の声を活かした生産管理システムとなっています。医療機器部品業や精密機械業などさまざまな業種に導入実績をもち、オンプレミス型・クラウド型の両方に対応しています。必要な機能だけをカスタマイズした5000通り以上のパターンから、自社に合ったシステムの構築ができ導入後の運用サポートもしてくれます。

FUSEの特徴として、使いやすい機能があげられます。プログラミングの知識がなくても直感的に操作できるシステムとなっており、生産計画もタッチパネルで操作するだけで作成することができ、作業実績はタブレットから読み取るだけなので、ITに詳しくない方でも使いこなすことができるというメリットがあります。また動画機能を実装し、製品や工程などを動画管理できるので、言葉では伝わらない作業を確認できたり、作業風景を何度も確認することができるので、高度な技術を継承していくことができます。解決したい課題がピンポイントで、コストもかけず簡単なシステムを導入したいという企業にはおすすめの生産管理システムです。

FUSE

生産管理クラウドGEN

GEN株式会社が提供する生産管理クラウドGENは、サブスクリプション型といわれる生産管理システムで、購買管理や在庫管理といった機能が豊富なのが魅力です。

生産管理クラウドGENは、オンプレミス型・クラウド型どちらも選択することができるのでコストも抑えることができ、発生するのは月額料金のみなので、費用の負担を軽減することができます。またセキュリティ面にも配慮されており、定期的なバックアップで安全性も担保され、システム導入後も運用に対するサポートをしてくれるので安心です。さらに項目の追加や帳票編集など、プログラミング知識がなくても簡単に操作できるようになっているので、運用に合わせた調整もしやすく業務の効率化をスムーズに行うことができます。

生産管理クラウドGEN

SMART

株式会社スカイシステムが提供するSmartは、部品製造業や金属加工業を中心に幅広い業種での導入実績を持ち、もともと株式会社スカイシステムのクライアントが海外進出を果たしたことをきっかけに作られたこともあり、海外展開を考えている中小企業におすすめのWeb型生産管理システムとなっています。

海外事業展開も踏まえ作られているので、日本語をはじめ英語や中国語といった多言語対応はもちろん、日本円以外の通貨でも取引が可能なマルチ通貨や、自動レート換算機能やマルチ税種にも対応しているので、海外展開に便利な機能が充実しているのが特徴です。またIDCを活用しているため、エクセルとWebブラウザがあればすぐに導入することができ、インターネット環境があればどこでも操作可能なので、出張先や海外からでも操作することができます。さらに従来のように会社ごとにマスタを管理するのではなく、複数の会社で同じシステムとマスタアカウントを使用することで、一貫性のあるシステムを運用することが可能となります。

SMART

MonoRevo

ものレボ株式会社が提供するMonoRevoは、製造業のDX専門のクラウド型生産管理システムとなっており、金属加工業や精密工業に導入実績があります。初期費用もかからず月額も60,000円からとなっているので、予算に制限がある企業にはおすすめの生産管理システムです。

MonoRevoのおすすめポイントは、必要最低限の入力データでスケジュール管理をすることができ、数量と品番、納期を入力するだけで生産スケジュールを作成することができます。また現場の作業員は、端末から生産計画表を選択するだけで作業実績の確認や入力が可能になるので、作業工程の把握漏れや入力ミスを防ぐことができます。MonoRevoには欠品防止機能も実装されているので、在庫量を自動で掲示してくれるうえ、手配に必要な時間や日数も確認することができるので、納期遅れのリスクを抑えることができます。さらに導入準備から運用まで製造業に携わっていた専任のチームが全てサポートしてくれるので、同じ目線で課題の改善に取り組んでくれたり万が一のときの対応も行ってくれます。

MonoRevo

ERP対応に対応した生産システム

EXPLANNER/J

NECが提供するEXPLANNER/Jは、年商50億円以上の製造業向け生産管理システムで、40年以上培ってきたノウハウを集約したものになっています。繰り返し生産や受注生産などさまざまな生産形態に対応しており、基幹業務全体を連携することが可能となっています。また生産管理にとどまらず、販売や債権、債務なども管理することができるのも魅力の一つです。

グローバル展開にも対応できるように、多言語・多通貨対応しているため海外拠点への導入もスムーズに行うことができます。またカスタマイズ性にも優れており、開発フレームワークにより、環境の変化や新しい要件に柔軟に対応することも可能です。さらに製造管理ソリューションや集中購買ソリューション、輸出入貿易業務管理システムや生産計画立案支援システムなどの各種ソリューションと連携することにより、企業間での連携も可能となっています。

EXPLANNER/J

Oracle NetSuite

日本オラクル株式会社が提供するOracle NetSuiteは、これまで200以上の国で30,000件以上の実績を持つ、世界中で導入されているクラウド型生産管理システムで、人事管理や財務会計管理、サプライチェーン管理などさまざまな管理機能を持ち合わせています。

生産工程をリアルタイムに可視化することができるので、作業を標準化することができ、企業の成長を促進するために必要な設備や時間を確保し、技術力の向上をサポートしてくれます。またカスタマイズ性に優れているので、企業が成長し規模を拡大したいときでも、簡単に機能を追加することができます。

Oracle NetSuite

まとめ

この記事では、生産管理システムについて詳しく解説してきましたがいかがでしたでしょうか。

製造業は、規模が大きくなればなるほど複雑になっていくことが課題となっています。またデータの規模も大きくなっていくため、人為的ミスも出てしまうのが製造業です。今回ご紹介した生産管理システムを導入することで、それらの課題を解決することができ、経営を向上させる働きもしてくれるでしょう。

生産管理システムもさまざまありますので、どの生産管理システムを選ぶのかは大変でしょうが、自社の業種や生産形態によって選択幅は狭まってくるので、今回ご紹介した記事を参考にしてみてください。

自社の課題を明確にし、業務の改善に向け、生産管理システムの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

導入事例7選【POSシステムとは?】導入メリットやも徹底解説!

最近多くの企業で導入が進んでいるPOSシステムですが、導入してみたいけどposシステムについてよく分からないという方も多いと思います。posシステムを導入することでどのようなメリットが生まれるのでしょうか。

この記事では、POSシステムについて導入するメリットや導入事例などについても詳しく解説していきます。

POSシステムとは?

POSシステムとは「販売時点情報管理」という意味で、商品が販売された時点で、その販売された商品を個別に管理することができ、いつ・いくらで販売できたのかということもデータ化され保存されることで、商品ごとに記録に残り日々の売り上げについても自動で記録してくれるシステムのことをいいます。またレシート発行機能など、顧客にとっても便利なシステムとなっています。

posシステムは全てがリアルタイムに更新されていくので、その日の売れ行きも把握することができるので、店舗運営や在庫管理などに役立てることができます。また一般的にposレジやposレジスターと呼ばれることもありますが、少し内容が異なるのでその違いについては後ほど解説します。

POSシステムの種類

https://www.photo-ac.com/main/search?q=pos%E3%83%AC%E3%82%B8&srt=dlrank&qt=&p=1&pt=C

POSシステムには、大型なものから小型のものまでいろいろな種類があります。ここでは代表的な4つのPOSシステムについて解説していきます。

タブレット型

タブレットposシステムは、スマートフォンやタブレットをposの端末にしたposシステムです。それぞれにアプリをインストールすることで利用することができ、コストも安く簡単に始められるので導入が進んでおり、最近では小規模な小売店などで需要が高まっています。

パソコン型

パソコンにposシステムをインストールすることで使用することができます。売上計算や日報、レジやバーコード決済、クレジットカードにも対応することが可能となります。

ターミナル型

ターミナル型は筐体一体型ともいわれ、大小さまざまなものがあり専用のソフトを利用することで使用できるposシステムとなっています。コンビニや大型スーパーや、飲食チェーン店などに導入が進んでいる、現在日本でもっとも使用されているシステムであり、業種を問わず多くの業界で使用されています。

ハンディターミナル型

小型でどこでも持ち運びができるposシステムがハンディターミナル型になります。一つの場所にとどまらず動き回る仕事をしている、小売店やスーパーの在庫管理や発注、美容室や飲食店の予約システムとして導入されています。

POSシステムの歴史

POSシステムは1878年にアメリカで誕生しました。日本への上陸はその20年後、牛島商会がposシステムの輸入を開始。これが日本におけるposシステムの歴史の始まりとされています。当時はあまりにも高価だったため、なかなか導入が進みませんでしたが1910年、大手百貨店へ導入されるようになりはじめ、レシート発行や加算機能などが追加されシステム自体がさらにカスタマイズされていきます。

第二次世界大戦が収束後の高度経済成長期に合わせ誕生し始めた、スーパーや大手百貨店などの登場により、posシステムはさらに普及し、日本にパソコンが登場し普及し始めた1995年頃には、インターネット環境を利用したposシステムが開発されるようになりました。

そして2000年代に入ると、さらに技術は発達し店舗のposシステムと本社のサーバーをつなぐシステムが開発され、現在はクラウド技術の発達により、インターネット環境があれば利用できるタブレット型が主流となりつつあります。

POSシステムとPOSレジの違い

それではposシステムとposレジの違いについて解説していきます。この二つはよく同じような意味合いで使われることがありますが、その意味合いは若干異なります。

ますposシステムは、はじめに説明した通り「販売時点情報管理」を行うシステム全体のことをいい、posレジは「販売時点情報管理」を行うレジという意味になります。そのためレジ、もしくはお金を扱う商売をしている業界では、posレジを導入することで商品や日々の売上把握、顧客データや在庫の管理などに役立て、売上向上のための戦略を練るデータとしても活用されています。

POSシステムの仕組み

それではposシステムはどのような仕組みになっているのでしょうか。パソコンやシステム構築などの知識がなくても、誰でも操作することができるので安心してください。posシステムはインターネット環境があることが前提となりますので先に記しておきます。

まず店舗にある商品のバーコードを呼び込むと、パソコンにその商品名と料金といった情報が表示されます。これは単体でなく複数の商品を呼び込んでも同じで、その合計金額なども表示されます。それによりお客様に金額を提示することができます。

またそれぞれの商品や顧客の情報も、リアルタイムで記録され何時何分何秒までデータとして残ります。数日前・数か月前の情報もすぐに閲覧することができ、一日の売り上げもシステム内で処理してくれるため、手打ちをしなくても1円単位で日報に記録されます。また系列店などがある場合、システムを連動させることで別店舗の状況も知ることができるので、店舗同士の協力した運営にも役立てることができます。

POSシステムの特徴

https://www.dtpnet.jp/media/column/a115

ここからはposシステムの特徴について解説していきます。大きく3つの特徴があげられます。

業務の効率化を図れる

posシステムを導入することで、全ての管理を行ってくれます。それまで閉店後に行っていた在庫管理や売上管理などに人員を割く必要がなく、違う仕事に取り組めるので業務の効率化を図ることが可能になります。

そのため、余計な人員を必要としないため人件費のコスト節約にもなり、最低人数で店舗の運営を行うことができます。

簡単に操作ができる

前述した通り、専門的な知識が必要ないので、難しい操作を覚える必要がなく誰でも簡単に操作できるのが特徴です。例えば、アルバイトやパートといったスタッフが多い店舗でも、バーコードで商品をスキャンするだけの作業になるので、改まって何かを教えなければいけないという必要がありません。

またスマートフォンやiPadといった端末を利用するタブレット型であれば、さらに簡単に操作できるので初めての方にはとても使いやすいでしょう。

データを多面的に活用できる

商品の販売履歴や顧客管理、売上管理など多くのデータが集約されているので、その後のマーケティングに活用できるのも大きな特徴の一つです。数年前の記録も遡って閲覧できるので、来店のピーク時や月ごとの売上推移なども確認することができます。

また、メンバーズカードやポイントカードなどを会計の際にバーコードでスキャンしますが、それにより顧客管理もできるため、性別・年代など、好みの商品などを把握することができ、新しい商品の開発へもつなげることができます。

POSシステムの機能

posシステムには、これまで説明してきたようにさまざまな機能が搭載されています。売上管理やマーケティングに役立てるだけでなく、その他の利用方法も多くあるのでご紹介していきます。

顧客管理機能

まずは顧客管理に関連する機能についてご紹介します。

顧客情報登録機能

顧客の来店日や時間、どのような商品を購入し、料金をいくら・どのような支払方法で支払いをしたかということも全て管理することができます。またこの機能には、顧客の生年月日や連絡先、顧客に対する情報なども記載できるので、次回来店時のおもてなしに役立てることもできます。

最近では小売店などだけでなく、旅館やホテル、飲食店やアミューズメントパークなどでも顧客満足度向上を目指し利用されている機能になります。

予約管理機能

これはインターネットを通じて予約を受けることができる機能になります。現在は美容室や飲食店、宿泊施設などで多く利用されている機能になります。また、電話番号とも紐づけすることができるので、電話での予約を受けた際もposシステムが搭載された端末上に顧客データが表示され、来店履歴も全て確認できるので、新規顧客かリピーター様か分かり、なりすまし予約の予防にもつながります。

オーダー管理機能

飲食店などで食事を注文するときに、タブレットやスマートフォンを通して注文するお店が増えてきましたが、それがオーダー管理機能になります。業務の最適化を図ることができ、使用している端末にオーダーされた注文のデータはすべて残るので、マーケティングに役立てることも可能になります。

商品管理機能

次に商品の管理に関連する機能についてご紹介します。

在庫管理機能

リアルタイムに在庫が更新され、それらの管理を一括で行う機能です。在庫情報と会計情報が連動しているので、全ての商品が自動的に更新され在庫数が分かるようになっています。また商品の入荷情報や系列店の在庫なども一元管理することが可能です。

商品情報管理機能

これは商品の料金や商品名、メーカーや商品の特徴なども登録することができる機能になります。この機能によって、商品を依頼する時などに役立てることができるでしょう。

発注依頼機能

在庫が少なくなってきたときに、色分けなどをして知らせてくれるうえ、発注についての細かい内容についてもデータ化しておくことができる機能です。発注日や納品日なども管理できるので、商品を検品することなく営業することが可能になります。

売上機能

次は売上管理に関する機能になります。

売上登録機能

顧客が購入した商品をバーコードでスキャンすることで、商品名や金額、購入個数などが記録され、その統計が記録されます。これは1名分でも100名分でも統計が取れるので、営業終了後にそのまま売上金額として計上することができます。

この機能はこれまでと同様、系列店など複数ある場合でも全てこの機能で管理することができるので、売上の低い店舗の売上向上戦略に役立てたり、どの商品が店舗の売り上げを支えているのかなども全て把握することができます。

釣り銭計算機能

お客様から預かったお金から、釣銭がいくらかを自動で計算してくれる機能です。コロナ禍の中でコンビニチェーン店などではよく目にするようになったセルフ会計・自動釣銭機ですが、このシステムもposシステムを連携させることで成り立っているサービスとなっています。

決済機能

商品購入のお支払いの際に、クレジットカード払いや電子マネー、スマホ決済といった決算方法に対応するための機能です。最近はこれらの支払方法がかなり普及していますが、対応できない店舗もまだまだ多く存在します。顧客のニーズにこたえるためにも重要な機能となっています。

レシート発行機能

お客様に対して、どの商品をどれだけの個数購入しどれだけの料金がかかっているのかを明確に表示したレシートの発行が可能になります。もちろん日付や日時なども記載されているので万が一にも役立てることができます。

売上ジャーナル機能

これはお客様にお渡しするレシートと同じ内容の記録を店舗で保管するための機能で、本来この記録は7年間は店舗で保管することが義務付けられていますが、それまでは紙面で残すことが主流でしたが、あらかじめ税務署に申請しておけば、紙面ではなくposシステムに残されているデータで保存してもいいとされています。

またこの記録は、お客様とのトラブルの際にも役に立つもので、お客様に渡したレシートと違いが生じていたり、欠陥商品だった場合など商品の返品や交換などにも必要な機能となっています。

売上分析機能

日々、どれだけの売上を上げることができたのかを記録しているので、日毎・月毎に目標を設けている店舗などは、店舗ごとの売り上げや全体の売り上げなどを分析することができます。その記録やデータにより、店舗や企業として弱い部分を改善していくためのデータ分析などを行うことも可能です。ABC分析やRFM分析、CPM分析などの分析を行い、さまざまな自作を行うのもいいでしょう。

その他の機能

上記以外にも機能はあります。その中でも店舗で役立つ以下の2点についてご紹介します。

ECサイト連携機能

店舗のデータとECサイトのデータを連携することで、同じ内容のデータを掲載することができます。また、在庫情報や販売情報などを連動することで、ECサイトの売れ筋や在庫管理などもでき、売上分析や在庫管理の手間が削減されます。

勤怠管理機能

posシステムで勤怠管理をして、人事データを連携する機能を搭載したものもあります。複数の店舗を抱えている企業でも、勤怠を一括管理できる機能です。また、人事システムのマスターデータベースを連携すれば、一人ひとりの勤怠管理や人事給与システムとの関連付けを行い、人事業務の効率化を図ることも可能になります。

ただ勤怠管理機能については、必ず搭載されている機能ではありません。posシステムでまとめて管理したいという企業と、システムを分けて運用したいという企業に分かれるでしょう。

POSシステム導入のメリット

ここまでposシステムの機能や特徴について解説してきましたが、それらを踏まえ導入することでどのようなメリットが得られるのか見てみましょう。

ミスの減少

posシステムは、レジを手打ちする必要がなくバーコードで読み込むだけでいいので、人為的なミスが起こりにくくなります。またセールなどで商品の料金が一定期間変わるときは、事前にposシステムで対象商品の料金の変更が簡単にできるので、料金間違いなどのミスを事前に防止することができます。

それによりクレーム対応の時間や、ミスが起きてしまったが故の残業などがなくなるため、他の作業に取り組むことができ作業の効率化にも役立ちます。

コスト削減

posシステムと連携したレジは、誰でも簡単に操作することができるので、専門のスタッフを置く必要がなく人件費のコスト削減が出来るというメリットがあります。例えば接客とレジ、ホールなどの作業を一人で行うことも可能になるでしょう。

複数店舗を一元管理できる

チェーン店など複数の系列店舗がある場合、それらを連動させて一元管理することができます。例えばA店からB店・B店からD店・A店から全ての店舗というように、全ての店舗状況がリアルタイムで把握することができるので、混雑状況なども把握することができます。

また在庫状況などとも紐づけることで、各店の商品在庫数や機会損失の防止などにもつながります。

商品や顧客情報の可視化

posシステムは、販売した商品や時間帯、商品を購入した顧客情報も全てデータとして残っています。そのため、どの商品がどのような客層に人気があるのか、または不人気商品などの把握も可能になるので、有益な情報を可視化して見ることができます。これにより、それらの情報をマーケティングに活かすことができます。

会計業務の効率化

これまでも説明してきたように、バーコードで商品や金額の読み取りを行うので、レジを手打ちする必要がない分、会計作業を効率化することができレジ付近が混雑する状況を解消することができます。さらに自動釣銭機などと連動させることで、さらに効率のいい会計業務が実現することでしょう。

POSシステム導入のデメリット

ここまでメリットを解説してきましたが、いくつかのデメリットもあるのでそちらもご紹介しておきます。

故障した場合に現場が混乱する可能性がある

どのIT機器にも共通していえることですが、停電や本体が故障してしまった場合、全ての機能がストップしてしまいます。posシステムと連動しているシステムは全て利用できなくなるので、混乱が生じるというデメリットがあります。

そのためにトラブル時に備えるためのマニュアルが用意されているので、全スタッフとは言いませんが、店舗瀬金車くらいは覚えておくといいかもしれません。

初期費用や運用コストがかかる

posシステムを導入するには、もちろんコストがかかってしまいます。全てが一律の料金ではなく、搭載されている機能によってそのコストは変わってきます。なるべくコストを安く抑えるために、自社に最低限必要な機能が搭載されたposシステムを導入し、その後に少しづつカスタマイズしていく形でもいいかもしれません。

POSシステムの導入事例 7社ご紹介!

https://shopforce.jp/blog/6409/

それでは最後に、posシステムを導入している企業をご紹介したいと思います。多くの企業で導入が進んでいるため、全てをご紹介するのは無理ですが、ここではその一部をご紹介したいと思います。

株式会社さっぽろテレビ塔

株式会社さっぽろテレビ塔では、展望台へ行くために入場券を発券するためのシステムの老朽化によってposシステムを導入しました。これにより、発券のために発生する金銭管理を効率化することに成功し、オペレーションシステムを全て連動させることで、日々残された売り上げやデータをもとに、集客活動や営業戦略などこれまでできなかった活動ができるようになりました。

株式会社オルゴール堂

株式会社オルゴール堂では、店舗間での在庫管理ができないことが課題となっており、免税処理についてはカウンターで行っていたので免税の手続き時間を短縮したいという課題もありました。

posシステムを導入したことで、免税の処理時間が短縮され店舗間で在庫管理も行えるようになったことで販売ロスを軽減することに成功しました。CATと連動させることで入力ミスがなくなり作業の効率化を果たすことができました。

むらからまちから館

全国の特産品などを販売している「むらからまちから館」では、在庫管理や販売や売上といった運営にかかわるシステムの統合と、作業の効率化と在庫管理の制度をあげることを課題としていました。また軽減税率に対応できるposシステムの導入を検討したなかで、これらの課題を克服できるposシステムを導入しました。

それにより法令対応はもちろん業務効率も向上し、お客様に対するサービスの向上も達成しました。さらに利用状況や在庫管理がリアルタイムに見られるようになったことで、機会損失を防ぐことにも成功しています。

株式会社内子フレッシュパークからり

地元の農産物を販売している「株式会社内子フレッシュパークからり」では、商品ラベルの管理項目が足りず、消費者に安全な商品を提供するためにも、管理項目の追加が必須となっていました。さらに、高齢化が進む農業の生産者に対応した集荷体制の整備が急務となっており、クラウド型のposシステムの導入へと踏み切りました。

それにより商品ラベルの記載量が約4倍になったことで、あらゆる情報を記載できるようになったうえ、クラウド型ということでどこでも売上を確認することができ、サーバーを管理するという作業も不要になりました。また誰でも簡単に操作できるので、高齢者が多いスタッフにも好評なシステムとなっています。

豊中市役所

豊中市役所がある大阪府にある豊中市は、人口約40万と大阪府の中でも大きな人口を抱える都市で、大阪の中核市となっています。そんな豊中市にある豊中市役所では、混雑状況の改善と市民へのサービス向上を図るためにposシステムの導入を行いました。

posシステムの導入により、それまで発生していた精算金額が合わないという人為的ミスがなくなり、ほとんど手作業で行っていた集計作業なども、全てデータ化され人の手で行うことがほぼなくなったため、大幅に勤務時間が軽減される結果となり、月の売上や分析などの報告にも役立っています。また、豊中市民にとっても市役所での滞在時間も短くなり、カウンターにはカスタマディスプレイが設置されており、金額も分かりやすくなり非常に好評となっています。

有限会社白洗舎

クリーニングやコインランドリーなどの事業を中国地方を中心に展開している「有限会社白洗舎」では、レジ業務をさらに効率よいものにする目的と、繁忙期には500件以上のクリーニングが寄せられるため、それらのデータを管理できるシステムと預かる商品の管理を目的としてposシステムが導入されました。

簡単で使用しやすいposシステムはスタッフ間でも好評で、作業の効率化にも役立っており管理機能を利用することでミスなくお客様から預かった商品を管理することができるようになりました。また小型のタブレット型posシステムということで、置くスペースも取らずクリーニング店でもゆとりをもって導入することができています。

株式会社東京風月堂

全国に約1,500店舗を構える老舗菓子メーカーの株式会社東京風月堂は、大手百貨店やデパートなどに店舗を構える際、スペースが限られているため、そのスペースでも有効なposシステムということで、タブレット型posシステムを導入しました。

その結果、端末1台で全てを管理することができ、本社へのデータ送信もボタン一つで簡単にできるため、従業員にも好評で他のシステムと接続不要になるため、無駄なトラブルもなく作業効率のアップにもつながっています。

まとめ

この記事では、posシステムについて解説してきましたがいかがでしたでしょうか。解説してきたように、posシステムはレジ機能の効率化を実現するだけでなく、それ以外でも多くのメリットを生み出してくれるシステムです。

売上改善のためのマーケティングから在庫管理や顧客・従業員管理など多くの機能を搭載しており、このシステムを導入するだけで、店舗や企業に関わる全てを管理することができます。

もちろんデメリットもありますが、メリット部分が非常に多くを占めるためそれほど気にしなくてもいいのではないでしょうか。以前までは大手スーパーやチェーン店などで導入されていたイメージですが、さまざまなタイプのposシステムが登場し、業種などは関係なく導入がすすめられています。業務効率化を目指している企業は今回の記事を参考に、posシステムの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

【勤怠管理システムとは?】導入メリットやおすすめの勤怠管理システム35選もご紹介!

https://businesschatmaster.com/tool/attendance-management

近年の働き方改革などもあり、企業で働く従業員の勤怠管理は非常に重要になっています。とはいえ、多くの従業員を抱える企業ではその管理も一筋縄ではいきません。また最近は在宅勤務なども増え、企業の手が届かない管理になりがちになっているのも現状です。そこで役立つのが、従業員にも分かりやすく管理する方も簡単に管理することができる勤怠管理システムです。

この記事では、勤怠管理システムについて詳しく解説していきますので、是非参考にしてください。

勤怠管理システムとは?

勤怠管理システムとは、企業で働く従業員の業務状況を管理するシステムになります。例えば出退勤の打刻はもちろん、実働時間や残業時間、休日日数や有給消化日数や申請、シフト調整などをすべてデータ化し記録しておくことができるため、管理する方は必要な項目を一目でチェックすることができ、それにより勤怠管理の効率化になります。

また労働基準法などの法律に基づいた管理を行うことができるので、従業員からの不満にならず、正確な勤怠管理は企業にとっては必要な義務といえるでしょう。その義務を果たすためにも正確なデータを数値化できる勤怠管理システムは重要なシステムといえます。

勤怠管理システムの導入目的

勤怠管理は、労働基準法に基づいた業務を行っているか確かめるための大事な作業です。これまで手作業で行っていた勤怠管理ですが、なぜ勤怠管理システムを導入する必要があるのでしょうか。その目的を解説していきます。

適切な勤怠管理を行うため

前述したように、日本では働き方改革が推奨されています。それにより働き方改革関連法が施行され、その中ではこれまで問題となっていた長時間労働によるメンタルの不調、もしくは過労死といった問題を防ぐため、これまで残業時間など関係なく働かされていた36協定の特別条項に上限が設けられ、これを超えると懲罰が課せられるようになりました。

またこれまでのように、自己申告での勤怠管理では、管理する側とされる側に誤差が生じるため、残業手当などに問題が生じるケースも多くありました。それらの問題を解決するために、客観的な記録を行う必要が求められており、パソコンやタイムカードなどに記録しなければいけないとなっています。

働き方改革関連法により適切な勤怠管理が必要となっており、それらを忠実に行ってくれる勤怠管理システムの必要性は、ここ数年で大きな高まりを見せています。

業務の効率化を図るため

勤怠管理システムの目的としてあげられるもう一つが業務の効率化です。労働時間の集計やそれに伴う給与計算、有給休暇の日数や残業時間の集計など、勤怠管理を行うものにとっては多くの時間と労力を要します。また確認作業も非常に多く、無駄な老徳も発生してしまうのが勤怠管理です。

これらの問題を解消し、無駄な労力やコストをかけずに勤怠管理を行うことがことができるのが勤怠管理システム導入の目的です。

勤怠管理システムの機能

勤怠管理システムは、さまざまな機能が搭載されているため、労働時間の把握以外にも多くの情報を管理することができます。ここからはその機能についてご紹介していきます。

シフト作成

まず従業員のシフト作成です。どの曜日・時間帯に従業員を配置するかを登録することができ、足りない時間帯や曜日などが一目で分かる機能となっているので、シフト作成の手助けになります。

またチェーン店などがある場合、各店のシフトについても確認できるため、もしヘルプが必要な場合はそちらに人員を割くことも出来るようになります。

有給休暇や残業の申請と承認

シフト作成はもちろんですが、有給休暇や残業の申請、特別休暇やシフト希望の申請などさまざまな申請をすることができます。またこれを誰が承認するかも決めることができ、申請者は誰が承認者かを確認することもできます。申請も承認も勤怠管理システムを導入したデバイスから出来るので、誰でも簡単に利用できる機能です。

出勤退勤の打刻

勤怠管理システムの出退勤の打刻は、今までのようなタームカードを打つ方法ではなく、パソコンやタブレット、スマートフォンから、指紋認証や顔認証など多くの方法で打刻できるのが特徴です。

また不正防止のために、特定の場所・特定の認証招致がなければ打刻できないシステムとなっており、GPS機能によりどこで打刻したかが分かる機能を搭載されているものもあります。

自動集計

これまで手作業で行っていた実働時間や残業時間の集計、休日出勤や有給休暇日数など、すべて自動で集計されるので、多くの時間を要していた勤怠集計が短い時間で確認することができ、これまで手作業のために起きていた記入ミスや計算ミスもなくなります。

有給や残業時間などの把握

勤怠管理システムでは、従業員も管理者も残業時間や総実働時間、従業員に認められている各種休暇などの取得状況などもすべて確認することができ、もし有給休暇の期日が迫ってきた場合はアラートで知らせてくれます。また管理者は複数の店舗の状況も確認することが可能なので、多くの店舗を所有する企業の管理者には非常にメリットになるでしょう。

勤怠管理システムを導入するメリット

https://gahag.net/000189-thumbs-up/

それでは、これまでの手作業の勤怠管理ではなく、勤怠管理システムを導入するメリットとはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは4つの大きなメリットをご紹介していきます。

労働時間を把握し過重労働を防止

従業員の総労働時間や残業時間をリアルタイムで把握することができるので、タイムカードなどとは違い、集計をいちいちしなくてもどれだけの時間働き残りどれだけの時間を働けばいいのかという情報が分かるため、一ヵ月が終わったときに計算してみたら過重労働だったとか残業時間が超過していたといった間違いが起こらなくなります。

また毎月の情報がしっかり記憶されており、勤務時間が長くなる時期なども分かるため、事前に対策をとることも可能になります。

勤怠管理の時間軽減

これまで勤怠管理に使用されていたタイムカードは、月末に集めすべてを手作業で集計し給料計算をしていきます。もちろん手作業になると人為的ミスも起こってしまいます。また有給休暇や特別休暇なども確認作業を行わなければいけないため、時間が非常にかかってしまいます。

しかし勤怠管理システムを導入することにより、打刻漏れもなくなり訂正作業を行う手間も省けるうえ、データの集計も自動で行ってくれるため、出勤日数や勤務時間、有給休暇の日数も把握でき、勤怠管理の手間も省け時間を短縮できるため、業務の効率化を図ることができます。

従業員の不正防止

本来のタイムカードや手書きといった出退勤時間の記録方法であれば、誰かにタイムカードを押させたり、時間を変更してタイムカードを打刻するといった不正が可能でした。また遅刻した時などもそれを隠ぺいするために、わざとタイムカードを押さないということも平然と行われていました。

勤怠管理システムの導入により、打刻は指紋認証や顔認証で行わなければいけないため、誰かが代わりに打刻することはできません。また時間を変更することももちろんできないため、不正打刻を防ぐことができます。さらに打刻を忘れてしまった時は、アラームなどで知らせる機能も搭載されているため、わざと打刻しないということもできなくなります。

法令順守の徹底

国の政策で働き方改革が推奨され、残業時間の上限が設けられ有給休暇の取得が義務化され、これを守らなかった場合、罰則が与えられることになりました。これまでの勤怠管理では残業時間や有給日数が分かりにくく、気づいたときにはそれらが守られておらず、懲罰を与えられてしまうといったこともありました。

勤怠管理システムには、これらの法改正に合わせた機能が多く搭載されており、労働基準法に違反しないように、労働時間や残業時間が基準を超えてしまいそうな時や、有給休暇が消化されていない時などアラートで知らせてくれる機能もあるので、違反を侵してしまう可能性が極端に低くなります。

勤怠管理システムを導入するデメリット

ここまではメリットについて解説してきましたが、勤怠管理システムの導入にはもちろんデメリットも存在します。ここではそのデメリットについていくつかご紹介していきます。

コストと費用対効果の割合

勤怠管理システムを導入する際には、少なからずコストがかかります。そのため事前に導入に向けた検討を行う必要があり、このシステムを導入することにより、自社にどのような効果が現れるのかを見定める必要があるでしょう。ただ業務や勤怠管理の効率化を行いたいという理由ではなく、自社のどの部分を改善したいのかという導入目的をはっきりさせましょう。そのうえで、導入コストに見合うだけの費用対効果があるかどうかも社内で検討するようにしましょう。

就業規則に対応できない

勤怠管理システムには、その企業に合ったシステムを導入できるように、搭載されている機能が違ったり、業種に特化したものなど多くの管理システムがあります。そのため導入した勤怠管理システムによっては、自社で設けている規則にマッチしない管理システムも存在するため、一部手作業になってしまう可能性があります。

そのため「社内制度」「雇用形態」「就業形態」など。事前にそのシステムにはどんな機能が搭載されていて、どんな業種にマッチしているのか確認するようにしましょう。

導入してから運用までの負荷

扱いやすいといわれている勤怠管理システムですが、導入してすぐに運用できるわけではありません。例えば、クラウド型の管理システムであれば初期設定から行う必要があるため、出勤時間や退勤時間、給料のルールや集計したい項目などすべてを設定する必要があります。

また従業員全員に、システムの使い方を周知させなければいけないので、それなりの時間がかかります。操作に慣れるまでは少し時間を要する場合もあるので、社内に浸透するまでには一定期間必要とはじめから認識しておくことが大事です。

勤怠管理システムの選び方

さまざまな勤怠管理システムがあるため、導入を考えているけどどれにしようか迷ってしまうという方も多くいるのではないでしょうか。まず、導入する勤怠管理システムを選ぶときに重要なのが「スムーズに自社の運用に乗れるかどうか」「集計結果は正確かどうか」の2点です。

まず一番重要なのは、自社の運営にスムーズにそのシステムが当てはまるかどうかです。例えば導入したはいいが、結局打刻ミスが減らない・打刻方法が浸透しない・給料計算がうまく行えないでは、導入した意味が全くありません。導入後に社内でうまく浸透していくかを考え、導入後のサポートや操作方法のしやすさなどを考慮し、選ぶのがいいでしょう。

また集計結果の正確さも大事なポイントの一つです。勤怠管理システムにはそれぞれ異なる機能が搭載されています。例えば管理したい機能が勤怠のほかに、労働時間なのか残業時間なのか、有給休暇の日数なのかシフト管理なのか、それともそれら全てなのか、自社に必要な機能によって導入するシステムは変わってくるので、チェックするようにしましょう。

勤怠管理システム導入するまでの流れ

まず自社が抱えている課題を洗い出していきましょう。その課題を解消するために、どの勤怠管理システムを導入すればよいか、まずは搭載機能を比較していくつかに絞り込んでいきます。そこからコストや使いやすさ、サポート面などを比較し、導入する勤怠管理システムを決めていきます。

導入する勤怠管理システムが決まったら、初期設定です。必要な項目を埋めて運用していきますので、責任者やリーダーが設定を行うようにしましょう。また打刻する方法は指紋認証か顔認証かICカードかによって導入する機器も合わってくるので、打刻方法に合わせて必要機器を接続していきます。ここまできたら設定終了になりますので、あとは従業員に向けた取扱いの説明を行い、システムを運用していきます。

取り扱いが簡単なものであれば、パソコンなどのOA機器に詳しくない方でも、操作することは難しくないでしょう。その後は全ての従業員が打刻できるかテストを行い完了です。スムーズに運用できるまでは約3ヵ月といわれていますが、導入システムによっては1ヵ月程度で運用に乗ることができるといわれています。これらの期間の必要性も想定しておいてください。

おすすめの勤怠管理システム

https://boxil.jp/mag/a1092/

それでは最後におすすめの勤怠管理システムをご紹介していきたいと思います。何百種類という勤怠管理システムがある中から、自社のニーズに合ったシステムを見つけることが大事になります。それぞれ特徴が違うので、さまざまな項目を比較しながら導入する勤怠管理システムを決めていきましょう。

ジョブカン勤怠管理

ジョブカン勤怠管理は株式会社DONUTSが提供するクラウド型の勤怠管理システムで、2021年度には資料請求第一位を獲得し、導入実績は70,000件以上を達成しています。

企業規模も問わずすべての業種に対応しており、勤怠管理システムの基本となる「勤怠管理」や「出退勤管理」、「休暇申請管理」や「シフト管理」以外にも、「採用管理」や「経費精算」といった、業務に関連する多くの機能を搭載しており、ジョブカン勤怠管理を導入するだけでさまざまな業務を網羅することができます。

kincone

株式会社ソウルウェアが提供するkinconeは、勤怠管理だけでなく交通費管理機能も備えたクラウド型の勤怠管理システムで、スマートフォン・タブレット・PCなどの端末があれば、月額200円から導入することができます。

低コストで導入することができるうえ、通勤に利用しているICカードを打刻に使用でき、それにより退勤管理だけでなく交通費の管理も行ってくれるので、交通費の支給にも役立てることができるうえ、移動履歴を確認することも可能です。

ハーモス勤怠 by IEYASU

IEYASU株式会社が提供しているハーモス勤怠 by IEYASUは、40,000件以上の導入実績を持ち評価ランキングでも1位を獲得している勤怠管理システムです。

勤怠管理のために必要な管理は一通り備わっており、初期費用・月額も無料で使うことができるのは大きなメリットです。また管理画面も見やすく、誰でも簡単に使いこなすことができ、スマートフォン専用アプリも用意されているので、手軽に導入することができます。

CLOUZA

アマノビジネスソリューションズ株式会社が提供しているCLOUZAは、パソコンやスマートフォン、タブレットといった端末から使用することができ、誰でも簡単に勤怠管理を行うことができるクラウド型の勤怠管理システムです。

スマートデバイスからは位置情報を確認することもでき、どこで打刻をしたかもわかる仕組みとなっており、基本的な勤怠管理はもちろん給与計算システムとも連携することができるので、管理側も利用側も使い勝手の良い勤怠管理システムです。クラウド型なので、事業所や店舗の数が多くても管理することが可能になります。

勤怠Reco

SBIビジネス・ソリューションズ株式会社が提供している勤怠Recoは、パソコン・スマートフォン・タブレットに対応した勤怠管理システムで、低コストで導入することができるのが特徴です。

勤怠管理に必要とされる一通りの機能は搭載されており、シンプルで使い勝手もいいので、スタートアップ企業や小規模な企業にはおすすめの勤怠管理システムです。

スマレジ・タイムカード

株式会社スマレジが提供しているスマレジ・タイムカードは、勤怠管理機能と従業員30名までは無料で利用できるので、小規模企業にはおすすめの勤怠管理システムです。

顔認証機能やパスワード入力などの本人確認が必要な打刻システムも搭載されているため、不正防止にもつながり、毎日の日報も自動で管理して売れるので、業務の効率化にも役立つシステムです。

kinnosuke(キンノスケ)

東証市場に上場されているHOYA株式会社が提供しているkinnosuke(キンノスケ)は、15年以上の実績と大手だからこその安心感で、多くの企業が導入しているクラウド型の勤怠管理システムです。

専門チームがシステム設計を行っているため、複雑で多くの機能を搭載した勤怠管理システムとなっていますが、サポート体制も充実しているため安心して利用できます。打刻の打ち忘れや申請漏れなどをアラームで知らせてくれるので、承認漏れなどもなくなる優しい機能も搭載しており、月額300円から利用できるのもメリットといえるでしょう。

TimePro-VG

アマノ株式会社が提供しているTimePro-VGは、危機管理に対応した機能を搭載しており、過重労働時間の管理や36協定のチェックを行うことができ、セルフマネジメントを応援してくれる勤怠管理システムです。

時間外労働や勤務実績、暇取得情報などをリアルタイムに確認することができるので、シフト管理や休暇管理などもスムーズに行うことができます。

マネーフォワードクラウド勤怠

株式会社マネーフォワードが提供しているマネーフォワードクラウド勤怠は、働き方改革に対応するクラウド型の勤怠管理システムです。

同じく株式会社マネーフォワードが提供するマネーフォワードクラウド給与と連動すると、ワンクリックで勤怠データを移行することができ、給与計算を効率化することもできます。みなし残業にも対応でき、さまざまな労働形態がある企業でも導入しやすいシステムです。またクラウド特有のアップデートの速さも特徴の一つとなっています。

ジンジャー勤怠

jinjer株式会社が提供しているジンジャー勤怠は、クラウド型の勤怠管理システムとなっており、タブレットやスマートフォンでも対応できるので、操作が単純で簡単なため、誰でも利用することができるシステムです。

働き方改革関連法案をはじめとしたさまざまな勤務体系にも対応しており、例えば残業時間が決められた規則以上に達するとアラームで知らせてくれるなどの機能を持ち合わせています。また、導入後のサポート体制もしっかりしているのが特徴で、メールや電話、チャットなどを通していつでも問い合わせすることができるので、はじめて勤怠管理システムを導入する企業でも安心です。

リシテア/就業管理クラウドサービス

株式会社日立ソリューションズが提供しているリシテア/就業管理クラウドサービスは、25年以上の実績を持ち、それらのノウハウを活かした信頼と安心の勤怠管理システムとなっており、導入後も手厚いサポートを行ってくれるのが特徴です。

豊富な機能を搭載しており、勤怠管理はもちろん、一人一人の勤務時間がグラフとなっており、就労時間過多になった従業員は赤いグラフで示してくれるなど、勤務超過が一目で分かるようなシステムになっています。また給与システムなどと連携することも可能で、給与計算などにも役立つでしょう。スマートフォンやタブレットやWEBなどにも対応しているので扱いやすいのもメリットです。

MINAGINE就業管理システム

株式会社ミナジンが提供しているMINAGINE就業管理システムは、働き方改革や就業制度にも対応しており、労基署が推奨しているフォーマットを利用しているクラウド型の勤怠管理システムです。

シンプルな操作で管理が可能となっており、初めて管理システムを導入する企業でも利用しやすいでしょう。また打刻はデータとして残るため不正防止にもなります。創業以来、人事労務サポートと勤怠管理システムのサービス提供を行っており、それらのノウハウが凝縮した安心、信頼の勤怠管理システムとなっています。

アテンリー

フューチャー・アンティークス株式会社が提供しているアテンリーは、初期費用無料の勤怠管理システムで、誰が見ても分かるとてもシンプルなつくりになっており、操作や初期設定も簡単なので、はじめて導入する企業にはおすすめです。

安いコストですが機能も充実しており、勤怠管理はもちろん有給や残業の限度を超えた時点で知らせてくれるアラート機能や、タレントマネジメントシステムや電子申請システムと連携でき、働き方改革にも順応しているなど、多くの機能があるのもメリットといえるでしょう。

rakumoキンタイ

rakumo株式会社が提供しているrakumoキンタイは、クラウド型の勤怠管理システムでGoogle Workspaceにも追加することができ、アプリもあるのでスマートフォンにダウンロードすることで、スマホからも打刻することができるので、多くの打刻方法から選択することができます。

rakumoにはさまざまなシリーズがあり、rakumoカレンダーやワークフローなどと連携することにより、残業申請や有給取得などの管理も簡単に行えるようになり、管理側も従業員の休暇情報や労働時間などを一目で把握することができるので、勤怠管理の効率化も果たすことが可能です。

ManageOZO3勤怠

株式会社ITCSが提供しているManageOZO3勤怠は、同社が開発しているManageOZO3シリーズの一つで、シンプルなデザインの勤怠管理システムで、勤怠管理単体で導入することもできるので、コストも安く済み、分かりやすくコスト面も安価に抑えたいという企業におすすめの管理システムです。

人事台帳や給与明細などのアプリを連携させることで人事労務業務の効率化も実現することができ、従業員が多くなると大変な月締め作業を行ってくれる月締めチェック機能も搭載されているので、業務効率化にも役立てることができるでしょう。また36協定にも対応している、何かあるときはすべてアラームで知らせてくれるので勤務管理も完ぺきにこなしてくれます。

COMPANYシリーズ

株式会社Works Human Intelligenceが提供しているCOMPANYシリーズは、大企業におすすめの勤怠管理システムです。国内の三社に一社がこのシステムを導入しており、定額の月額料金以外費用が掛からないのが特徴です。

勤怠管理だけではなく、人事業務に関連する機能はすべて搭載されており、人事マネジメントや管理まで対応することができます。また在宅勤務でもパソコンにログインし打刻することができるため、勤怠管理を行うことができ、さまざまな働き方に対応できるのも魅力です。

勤次郎Enterprise

勤次郎株式会社が提供している勤次郎Enterpriseは、勤怠管理機能はもちろん人事管理機能も搭載された勤怠管理システムです。

36協定や打刻忘れのチェック機能もあり、何かあればアラートで知らせてくれます。また交代勤務やフレックスといった勤務形態にも対応しているため、生産業や加工業といった工場勤務の従業員の勤怠管理にも役立ちますし、特に医療業界とは相性がいい管理システムといえるでしょう。

株式会社WorkVisionの就業管理ソリューション

株式会社WorkVisionが提供する就業管理ソリューションは、AIによる顔認証によって体温データと勤怠データの両方を管理することができる、数少ない健康管理も行うことができる勤怠管理システムです。

必要最低限の勤怠管理機能が備わっており、どの業種にも対応できる勤怠管理システムなので、勤怠管理と一緒に従業員の体調管理も行いたいという企業にとってはうってつけのシステムといっていいでしょう。

バイバイ タイムカード

株式会社ネオレックスが提供しているバイバイタイムカードは、国内大企業において導入実績NO1を誇っている人気勤怠管理システムです。

人気の秘訣は何といってもそのサポート体制です。大企業となると導入から実用まで多くの設定が必要になりますが、株式会社ネオレックスでは専門のコンサルチームが導入前のヒアリングから、大企業ならではの複雑な機能設定もすべて行ってくれ、システムが軌道に乗るまでしっかりサポートをしてくれるので、はじめてシステムを導入する企業も安心です。また自社に必要な機能もカスタマイズでき、操作性に優れているのも特徴です。

クラウド勤怠 CYBER XEED就業

アマノ株式会社が提供しているクラウド勤怠CYBER XEED就業は、これまでに3,000社以上の導入実績を持ち、約40万名以上に利用されており、専門チームが導入後のサポートもしっかり行ってくれるのが特徴です。

業務体系がテレワーク中心であったり、最新の法改正にも対応したいという中小企業向けに作られており、20年以上勤怠管理システムを販売してきたノウハウを集結したシステムになっています。また企業の要望に合わせたシステムを構築することができるので、拡張性にも富んでいます。

ShiftMAX

KYODOU株式会社が提供しているShiftMAXは、中小希望向けクラウド型の勤怠管理システムです。

クラウド型ですが、専用サーバーを使用できるプライベート方式なので、自社に合った独自の勤怠管理にカスタマイズすることができるため、オンプレミス型とクラウド型のいいとこどりのような管理システムです。またシステム上だけではなく、使い慣れたエクセルからも出退勤の変更ができるので、新しい操作を覚える必要もありません。さらにサポート体制も充実しているので、安心して運用していくことができるでしょう。

KING OF TIME(iビジネスパートナーズ株式会社)

iビジネスパートナーズ株式会社が提供しているKING OF TIMEは、初期設定や導入後のサポートも専門のスタッフが行ってくれるなど、充実したサポート体制が特徴の勤怠管理システムです。

全国に200万人近い利用ユーザーがおり、在宅勤務やテレワークを採用している企業への導入実績も豊富です。また基本設定が充実しているため、さまざまな勤務形態や自社規則にも対応することができ、トラブルなどにも素早く対応してくれます。

NEW! e-就業OasiS

株式会社ニッポンダイナミックシステムズが提供しているNEW! e-就業OasiSは、すべての企業規模に対応した勤怠管理システムで、運用の相談から初期設定、導入後のサポートまで充実したバックアップが特徴です。

労働に関する法の改正があったときも、無償でシステムのバージョンアップ対応があり、企業の就業規則に合わせたシステム設定が可能となっています。また、業務や残業時間が規定以上になる前にお知らせが届く機能もあり、法律違反を犯す前に対応することができます。

楽楽勤怠

株式会社ラクスが提供している楽楽勤怠は、これまで10,000以上の企業に導入実績をもつ人気勤怠管理システムです。

マニュアルを読まなくても、直感的に操作することができるほどシンプルな操作性シンプルな操作性が特徴で、コンピューターが苦手な高齢者も簡単に利用することができるでしょう。また、システム導入時には専門スタッフがサポートしてくれ、企業の運営に合わせたカスタマイズが可能になり、導入後も電話やWEBなどで相談が可能です。

CC-BizMate

株式会社クロスキャットが提供しているCC-BizMateは、「勤怠管理」「工数管理」「打刻管理」の3つのアプリケーションから、必要に応じて選択することが可能なので、自社のニーズに合わせた機能だけを取り入れることができるため、コストを安く抑えることが可能になります。

打刻方法も多彩で、業務環境に合わせて選択することができます。また、労働時間や企業の稼働時間をなど、さまざまな角度からデータを分析することができるので、生産性を高めるための分析を行うことも可能です。

WiMS/SaaS 勤務管理システム

株式会社ソリューション・アンド・テクノロジーが提供しているWiMS/SaaS 勤務管理システムは、大企業への豊富な導入実績をもったクラウドSaaS型の勤務管理システムです。

自社の運営に合わせたカスタマイズを行うことができ、複雑な勤務体系や独自の就業規則などにも対応することができます。また、長時間の勤務防止のための過重労働アラート機能や、従業員の作業時間を管理するためのプロジェクト工数管理など多くの機能を搭載しているため、あらゆる管理が可能になり業務の効率化・生産性の向上も実現することができるでしょう。

freee 人事労務

freee株式会社が提供が提供しているfreee人事労務は、10万以上の企業で導入されている、日本で初めて販売されたクラウド型の人事労務管理システムです。

従業員個人に専用のアカウントが用意され、打刻した段階で勤務時間や残業時間を読み取り、さらに特別休暇や有給休暇なども集計してくれるため、自動で給料計算を行ってくれ、ボタン一つで給料明細の発行も可能です。また、働き方改革にも対応しており、搭載されたAIが長時間労働を警告してくれるので、正しい勤務時間で従業員を管理してくれます。さらに、給与などとの連携、福利厚生や入退社、年末調整といった人事労務に関わる管理も全て行ってくれるので、幅広い分野で業務の効率化を実現することが可能です。

TeamSpirit

株式会社チームスピリットが提供するTeamSpiritは、勤怠管理をはじめ、経費精算や工数管理といった機能をオールインワンし、コストを削減することを可能にしたクラウド型の勤務管理システムです。

通常の労働時間制はもちろん、フレックスや変形労働時間にも対応しているので、すべての状況に応じて自動集計してくれます。また、残業時間や有給状況もリアルタイムで確認することができるので、早い段階で労務リスクを回避することができます。さらに、給与システムと連携することもできるので、給与計算も自動で行ってくれるため、手作業で行う給料計算において人為的ミスもなくなります。

TimeBiz

株式会社ASが提供しているTimeBizは、中小企業向けのクラウド型の勤怠管理システムで、月額14,300円で導入することができるので、安いコストでシステム導入を考えている企業におすすめです。

給与計算ソフトとも連携が可能なため、自動で給与計算も行えますし、打刻漏れのアラート機能なども搭載されているので、ワークフローの連携も可能となっています。操作性にも優れており扱いやすいので、初めて勤怠管理システムを導入する企業には最適といえるでしょう。

タッチオンタイム

株式会社デジジャパンが提供しているタッチオンタイムは、2021年の資料請求ランキング2位の人気商品で、導入企業は40,000社を超えており、230万人以上の利用者がいるシェアNO1のクラウド型の勤怠管理システムです。

初期費用は無料で月額300円から始められるので、低コストで導入を考えている企業にはもってこいのシステムといえるでしょう。また低コストでありながら機能も充実しており、多くの給与システムとも連携が取れるので、給与計算も簡単に行うことができます。さらにタッチオンタイムの大きな特徴は多彩な打刻方法です。指紋認証やICカード、従業員IDと本人が決めたパスワード認証の中から打刻方法を決めることができるので、自社のニーズに合った方法を選ぶことができます。

KING OF TIME

勤怠管理システム業界のトップランナーと呼ばれる株式会社ヒューマンテクノロジーズが提供するKING OF TIMEは、2021年の資料請求ランキング3位の人気商品となっており、20年近い運用実績と利用者は230万人以上を誇っており、信頼のおける勤怠管理システムといっていいでしょう。

月額300円と安価ながら豊富な機能が搭載されているのが特徴で、自社のニーズに合った機能を実装することが可能です。また、働き方改革関連法にもしっかり対応しているので、法令に沿った形で何か問題が生じた時はアラート機能で知らせてくれる機能も搭載しています。さらにサポート体制も充実しており、導入から導入後の運用に至るまで、専門スタッフによるサポートを受けることができるので、はじめて勤怠管理システムを導入する企業も安心して任せることができるでしょう。

ALIVE SOLUTION TA

三菱電機ITソリューションズ株式会社が提供するALIVE SOLUTION TAは、中小企業向けの勤怠管理システムとなっており、働き方改革関連法や36協定などにも対応しています。

法令を遵守しデータを管理者だけでなく従業員にも見える化しているので、時間管理に大きな特徴を持ったシステムとなっています。また、テレワークや在宅勤務などの勤務形態にも対応。サポート体制も充実しており、導入前のヒアリングから導入やシステムの構築まで専門のエキスパートシステムエンジニアがサポートしてくれるので安心して導入することができるでしょう。

皆伝!勤務管理

スミセイ情報システム株式会社が提供している皆伝!勤務管理は、コンプライアンス強化に特化した勤怠管理システムで、業種や企業規模に関係なく、どのような企業にも対応しています。

コンプライアンス強化については法令に違反しそうなときには、注意喚起やアラート機能で警告してくれ、事前に対応ができる機能が多く搭載されています。またプロジェクトごとの作業状況を管理することが可能で、勤怠実績と作業実績をデータ化することができるので、プロジェクトの原価管理・生産コストの改善などを行うこともできます。

TIME-3X

三井E&Sシステム技研株式会社が提供するTIME-3Xは、国内の大手企業に多く導入実績をもつ、人気の勤怠管理システムとなっています。

メンタルヘルスや長時間労働などの問題にも対応しており、用意されたポータルページでは、有給休暇の取得情報や勤務時間情報などを確認でき、そのデータから産業医のアドバイスなども確認することができます。長時間の勤務を行っている従業員に対し、医師面談に関するチェックを行うなど、従業員に対するサポートが充実しているのが特徴です。さらにシステム自体も非常にシンプルで使いやすいので、はじめて勤怠管理システムを導入する企業にはおすすめです。

AKASHI

ソニービズネットワークス株式会社が提供しているAKASHIは、業種や企業規模に関係なく利用することができ、シンプルで操作性に優れており、マニュアルも必要ないほど操作が簡単なクラウド型の勤怠管理システムです。

シフト管理機能も搭載されているので、シフト作成なども対応することができ、社労士やChatによるサポート体制も充実しているので安心して利用することができます。また最大の特徴は、コロナ禍によるテレワークや時差出勤に対しても、正確な勤怠管理が行えることです。在宅勤務の勤務状況もしっかり把握することができる「テレワーク機能」は、他の勤怠管理システムでは見ることができない機能です。テレワークや在宅勤務の従業員の勤怠管理を、効率的に行いたいという企業にはおすすめの勤怠管理システムといえるでしょう。

まとめ

https://businesschatmaster.com/tool/attendance-management

この記事では、勤怠管理システムについて詳しく解説してきましたがいかがでしたでしょうか。

働き方改革関連法により、企業は従業員の勤怠状況を、より正確に把握することが必要となりました。また、業務効率化を実現するためにも勤怠管理システムの導入は無くてなならないものといってよいでしょう。

ここ数年で導入に対する意識は高まりつつありますが、まだ浸透するまでには至っていない状況です。多くのメリットをもたらしてくれる勤怠管理システムです。自社の課題を明確にし、勤怠管理システムを導入することで、業務の効率化を実現し、他社と比べて一歩先に進んだIT化を図ってみてはいかがでしょうか。

関連ツールも紹介【プロジェクト体制図】システム開発におけるプロジェクト体制図について、作成する際のポイントなどを徹底解説

システム開発を円滑に進めていくために必要不可欠と言っても過言ではないプロジェクト体制図をご存知でしょうか。プロジェクト体制図はきちんと要点を押さえて作成しなければ、逆に開発の妨げになってしまうことも少なくありません。

そこで本記事では、プロジェクト体制図について、概要をはじめ、なぜ大切なのかや作成する際のポイントなどを徹底解説いたします。

プロジェクト体制図とは

https://pixabay.com/ja/illustrations/プロジェクト管理-事業計画-2061635/

システム開発におけるプロジェクト体制図とは、特定のプロジェクトに関して認識及び目的をメンバー全員と共有することで、各担当者の役割を明確にし、パフォーマンス向上を図ったり、予期せぬトラブルが発生したとしてもすぐにリカバリーできたりするように作成される体制図のことです。

プロジェクト内に存在するチームや指揮系統が明確になることで、いつ、どこで、誰が、何をしているのか、何をするべきなのか、何かあった時の責任の所在はどこあるのかが具体的に示されます。

システム開発においてなぜプロジェクト体制図が大切なのか

システム開発においてプロジェクト体制図がなぜ大切なのかというと、次の4つが挙げられます。

  • プロジェクトメンバーの認識を揃えるため
  • 指揮命令系統を明確にするため
  • プロジェクトの説明が容易になるため
  • 変更点があったとしてもわかりやすい

プロジェクトメンバーの認識を揃えるため

プロジェクト体制図があることで、何を目的としたシステム開発なのか、いつまでに開発するべきなのか、個々の役割はなんなのかなど、メンバーの認識が統一されます。また、万が一メンバーに変更があったり、予期せぬトラブルが発生したり、急な仕様変更があったりした場合に、プロジェクト内のチーム編成や担当の変更なども発生することもあり、こういった突発的な事象に対しても、リアルタイムで更新して内容を共有でき、臨機応変に対応することができるというメリットがあります。

指揮命令系統を明確にするため

プロジェクト体制図では、メンバーそれぞれの役割や指揮命令系統が明確に図で示されていることから、誰に何を報告すべきかが明確になります。もし、プロジェクト体制図がなければ、指揮命令系統がはっきりしないため、管理体制が複雑化かつ煩雑化してしまい、進捗の遅れや予期せぬトラブルに発展してしまいかねません。

プロジェクトの説明が容易になるため

プロジェクト体制図があれば、キックオフ会議などにおいて、プロジェクト全体像を明確かつ容易に説明することができるでしょう。プロジェクトの規模が大きくなればなるほど、プロジェクト体制図がなければ、説明はおろか聞いている側もプロジェクトを理解できないという事態になってしまいます。

変更点があったとしてもわかりやすい

プロジェクト体制図を作成していれば、もし進行中になんらかの変更点があったとしても、リアルタイムで反映していれば、メンバー全員がすぐに理解し動けるというメリットがあります。ただし、変更点が生じたにも関わらずプロジェクト体制図をアップデートしなければ、混乱やトラブルの引き金となってしまうことがあるため注意しましょう。

プロジェクト体制図に記載されるポジション

https://unsplash.com/photos/b21Ty33CqVs

プロジェクト体制図には、様々なポジションが明記されますが、中でも欠かせないものとして次の3つが挙げられます。

  • プロジェクトオーナー
  • プロジェクトマネージャー(PM)
  • チームリーダー(TL)

プロジェクトオーナー

プロジェクトオーナーとは、その名の通り、プロジェクトの実施そのものを決定する者なおかつプロジェクトの発注者のことを指します。プロジェクト体制図においては、最も高い位置に記載され、プロジェクトを円滑に進行させ、成功させるために必要不可欠な存在です。

自社プロジェクトの場合には、後述するプロジェクトマネージャー(PM)の上司が指名されることが一般的ですが、クライアントから発注を受けて開発する場合にはクライアント側のメンバーがプロジェクトオーナーとなる場合もあります。

プロジェクトマネージャー(PM)

プロジェクトマネージャー(PM)とは、前述したプロジェクトオーナーが決定及び発注したプロジェクトを管理し、実質的にプロジェクトに対して責任を持つ存在です。プロジェクトが円滑にスケジュール通りに進んでいるかどうか、随時進捗状況を確認しつつ、コストや品質、メンバー、リスクなどの管理業務を担います。プロジェクト体制図においてはプロジェクトオーナーの次点に記載されるポジションです。

プロジェクトの進捗状況に応じて、資源や人材の追加投入、スケジュール修正などを行ったり、プロジェクトオーナーに適宜進捗状況の報告を行ったりします。その業務は多岐にわたることから、豊富な経験を積んだものが指名されることが一般的です。

チームリーダー(TL)

チームリーダー(TL)とは、プロジェクト内にいくつか存在するチームごとに据えられるリーダーのことです。各チームメンバーを統率しつつ、メンバーのモチベーションやパフォーマンスを向上させながら、プロジェクトを成功に導くために欠かせない存在です。プロジェクト体制図においては、前述したプロジェクトマネージャー(PM)の次点に各チームリーダー(TL)が記載されます。

プロジェクト体制図を作成する際のポイント

https://unsplash.com/photos/73OZYNjVoNI

プロジェクト体制図を作成する際、押さえておくべきポイントとして、次の5つをご紹介いたします。

  • プロジェクトの目的及び目標が決定してから作成
  • シンプルにわかりやすくまとめる
  • 指揮系統を1つにする
  • 各ポジションの役割を明確にする
  • なるべく1人につき1つの役割配置にする
  • やむを得ない変更があった際には書き換えを行う

プロジェクトの目的及び目標が決定してから作成

システム開発を行うことになった段階でプロジェクト体制図を作成してしまうと、全ての工程を明確化することができず、結果的に意味のないものになりかねません。

そのため、プロジェクト体制図は、プロジェクトの目的及び目標がきちんと定まってから作成すべきです。目的及び目標がきちんと定まっていれば、コストや工程の無駄を省きつつ、適材適所にメンバー配置及びチーム配置することが可能となります。

シンプルにわかりやすくまとめる

当たり前のことですが、プロジェクト体制図は、誰がみても明確に理解できるよう、シンプルにわかりやすくまとめる必要があります。もし、チームやメンバーの役割が曖昧な場合、結局メンバーは誰に指示を仰げばよいのかわからなかったり、指揮する側が1人のメンバーにたくさんの指示を与えてしまったりしてしまう可能性があります。

指揮系統を1つにする

チームリーダー(TL)など、指揮系統は1つにすることも大切です。指揮系統が1つになっていなければ、メンバーは混乱してしまいます。プロジェクト体制図においては、必ず1つの線で指揮系統を明確にしましょう。

各ポジションの役割を明確にする

プロジェクト体制図において、各メンバー及びチームの役割は明確にしておかなければ、円滑にプロジェクトは進行しません。開発、品質、運用、テストなど、誰がみても役割がわかるような記載を心がけましょう。

なるべく1人につき1つの役割配置にする

コストや人材確保の条件にもよりますが、可能な限り1人につき1つの役割を配置するという意識を持つことが大切です。特にチームリーダー(TL)が兼任してしまうと、負担が多くなってしまい、予期せぬヒューマンエラーが起きてしまうこともあり得ます。

やむを得ない変更があった際には書き換えを行う

プロジェクトを進行する中では、どうしてもスケジュールの変更や、仕様変更、トラブル発生のためのリカバリーなど、様々な事象が発生することで、プロジェクト体制図にも変更が生じる場合があります。その場合には、必ずリアルタイムでプロジェクト体制図をアップデートし、常に最新の状態を維持しなければ、せっかく構築した管理体制が崩壊してしまうことに繋がりかねませんので注意が必要です。

プロジェクト体制図の作成や運用が便利になるツール

プロジェクト体制図を実際に作成する際に、作成及び運用が便利になるツールを5つご紹介いたします。

  • XMind
  • figma
  • Miro
  • Notion
  • Mermaid

XMind

https://jp.xmind.net

XMindとは、マインドマップの作成及びブレインストーミング機能を備えたアプリであり、世界で1億回以上もインストールされている実績を誇ります。無料版と有料版の2パターンが存在しており、もちろん有料版の方が使える機能は多くなっていますが、無料版でも最低限利用できるため、まずは無料版を試してみるのがおすすめです。

特性要因図(とくせいよういんず)/ 魚骨図、タイムライン、ツリーテーブル、組織図など様々な図を簡単に作成することができ、作成した後は優先順位及び進捗を示すようなアイコンをつけることもできるため、プロジェクト体制図を作成するのはもちろん運用にも便利であると言えるでしょう。

XMindは、すべてのプラットフォームに対応しているため、作成したプロジェクト体制図は、リンクを共有することで簡単にメンバーと共有することができるのも嬉しいポイントです。

XMindhttps://jp.xmind.net

figma

https://www.figma.com/ja/

figmaとは、ブラウザ上で作業可能なデザインツールであり、自分が思った通りスピーディーに図形を用いながらプロジェクト体制図を作成することができます。作成したらすぐにブラウザ上で共有することができるのはもちろん、各メンバーにコメントツールを使用してプロジェクト体制図自体には編集を加えずに気になる箇所があれば随時コメントを入れてもらうことができるのも便利な点です。

また、PDF化することもできるため、メール添付してクライアントに渡すこともできます。

figmahttps://www.figma.com/ja/

Miro

https://miro.com/ja/

Miroとは、オンラインホワイトボードサービスであり、全世界で3,500万人も超えるユーザーが利用しています。オンライン会議などでリアルタイムでホワイトボードのように活用することはもちろん、様々なテンプレートが用意されていることから、プロジェクト体制図作成にもおすすめとなっています。

DropboxをはじめBox、Google Suite、JIRA、Slack、Sketchなどといったツールと連携できますが、後述するNotionと連携させることでさらに便利に運用可能です。

mirohttps://miro.com/ja/

Notion

https://www.notion.so/ja-jp

Notionとは、あらゆるワークフローを一元管理することができるクラウドツールのことであり、プロジェクト体制図の管理及び共有などにおすすめです。

前述した通り、Miroで作成したプロジェクト体制図を連携させることによって、リアルタイムの体制と必要なポジションをリアルタイムに可視化することができます。Miro上にある「必要なポジション」からNotionの「Job Description」ページにリンクさせると、メンバーの役割ごとに期待する役割及びMUST要件、WANT要件、NEGATIVE用件などを細かに確認することができ、とても便利です。

つまり、Miroで視覚的にわかりやすいプロジェクト体制図を 作成し、Notionで言語化するというイメージで運用すると良いでしょう。

Notionhttps://www.notion.so/ja-jp

Mermaid

https://mermaid-js.github.io/mermaid/#/

Marmeidとは、プログラミング言語JavaScriptを基盤としたテキスト及びコードを利用してダイアグラムやビジュアライゼーションを作成することができるツールのことです。プログラミング技術がそこまで伴っていない場合でも少ないコードで特定の図形を描画することができるため、非常に便利と言えるでしょう。

前述したNotionでもMermaidが利用できるため、Mermaidでコードによる構造定義でプロジェクト体制図を描画しすることで、微調整の手間が省け、click構文でフロー中のノードにリンクを容易に貼ることができるようになります。

Mermaidhttps://mermaid-js.github.io/mermaid/#/

まとめ

プロジェクト体制図について、本記事では、概要をはじめ、なぜ大切なのかや作成する際のポイントなどを徹底解説いたしました。

システム開発において、きちんと作成されたプロジェクト体制図は、プロジェクト成功のために欠かすことができない存在です。誰がみてもわかりやすいように、指揮系統を1つにし、常に最新の情報を保持しながらプロジェクト体制図を活用してシステム開発を進めていきましょう。

【WBSとは!?】システム開発のプロジェクト遂行に便利なWBSのメリットやデメリット、作り方などを徹底解説

システム開発において、WBS(Work Breakdown Structure)を採用することによって、プロジェクトを効率的に進めることができることをご存知でしょうか。本記事では、WBSの概要をはじめ、メリットやデメリット、作り方などに至るまで徹底解説いたします。

WBS(Work Breakdown Structure)とは

https://pixabay.com/ja/photos/デスク-スケジューリング-操舵-1456142/

WBSとは、英語表記でWork Breakdown Structureの頭文字をとったものであり、作業分解構成図と訳されます。文字通り作業を分解し、構造化することにより、関連作業を意識しつつ適切に管理することができるため、システム開発はもちろん、ビジネスにおけるプロジェクト管理及びスケジュール管理などで、採用されています。

WBSの種類

一口にWBSと言っても細かく分類すると次の2種類に分けることができます。

  • プロセス指向の作業分解構造
  • 成果物向け作業分解構造図

プロセス指向の作業分解構造

プロセス指向の作業分解構造とは、作業のステップ及びフェーズ、さらには機能の観点からプロジェクトを定義するものです。プロジェクトを完遂するために個々の部門で実施するべき、ステップに重点を置いており、それぞれの要素を動詞で表現することになります。

プロセス指向の作業分解構造単体で活用することはもちろんのこと、後述する成果物向け作業分解構造図と組み合わせて併用することにより、機能面からも作業を分解して理解することができるようになるため、さらに一貫したプロジェクトのスコープを作成することができます。

成果物向け作業分解構造図

成果物向け作業分解構造図とは、より具体的な成果物のコンポーネントの観点から特定のプロジェクトを定義するものです。ここで言う成果物とは、大抵の場合プロジェクトの完遂に必要とされる物理的なコンポーネント及びアイテムのことを指します。

特にPM(プロジェクトマネージャー)がプロジェクトの全体的なスコープを確認するだけでなく、成果物がどのように関連しているのかを確認することにも役立つだけでなく、あらゆる管理レベルで作業概要を把握し、コストとリソース見積もりの制度をより高めることが可能とされています。

WBSのメリット

https://unsplash.com/photos/zoCDWPuiRuA

WBSが様々なプロジェクト管理及びスケジュール管理に採用されている理由としては、多くのメリットがあるからにほかなりません。

  • 作業が明確化される
  • スケジュールを組みやすい
  • 工数見積もりができる
  • 役割を分担できる
  • 管理・運用しやすい

作業が明確化される

WBSでは、階層構造で行うべき作業を洗い出すために、本当に行うべき作業が明確化され、漏れが少ないというメリットがあります。

スケジュールを組みやすい

WBSで行うべき作業を洗い出すことができるため、後述するガントチャートに展開し、より効率的な作業手順及びスケジュールを組みやすいと言えます。

工数見積もりができる

WBSでは、作業に時間を要すもの、リスクがありそうなものなどを事前に把握することができるため、工数の具体的な見積もりを行うことができます。

役割を分担できる

WBSで作業を洗い出すことで、役割及び担当者を明確に分担することもできます。担当者が曖昧では、責任の所在も曖昧になるため、スケジュール通りにプロジェクトが進行しないというような弊害が生じる可能性があることから、WBSはとても重要なものであると言えるでしょう。

管理・運用しやすい

WBSによって、作業を洗い出すことができるため、プロジェクトやスケジュールの管理及び運用がとてもしやすくなり、効率的に進めていくことができます。

WBSのデメリット

とても便利なWBSですが、一部デメリットも存在するので頭に入れておくことが大切です。

情報不足によるスケージュールのずれ

WBSの最も大きなデメリットと言えるのが、情報不足によって生じるスケジュールのずれであると言われています。あくまでWBSはプロジェクト開始前に必要となる作業を洗い出すことになるため、プロジェクトが進んでいくにつれ、当初の予定とは異なる作業及びトラブルが発生してしまうことがあります。そうすると、プロジェクト開始前に組んだスケジュールにずれが生じてしまうのです。

WBSの注意点

WBSでは、プロジェクト開始前に作業を洗い出すことから、未来の作業になるほど情報が不足しがちで不透明な作業が発生してしまうという注意点があります。そのため、無理に作業を分解してスケジュール組みをするのではなく、不透明性の高い作業では、少しスケジュールにも余裕を持たせ、作業の進捗次第で段階的に詳細化を進めるなど、柔軟に動くことを忘れてはいけません。

WBSの作り方

https://unsplash.com/photos/6FVdL72Xz8Q

WBSを実際に作成する方法としては、次の流れとなります。

  • 作業内容の洗い出し
  • 作業の順序を設定する
  • 作業を構造化する
  • 担当者を明確にする

作業内容の洗い出し

WBSを作成する上で、1番最初に行うべきことは作業内容の洗い出しです。プロジェクトを完遂させるために想定されるフェーズ及び作業を漏れのないようになおかつ重なりの内容に分割していきます。さらに分割後には各要素を詳細化していき、最も小さいレベルの作業が数時間及び数日程度の作業に収まるように考えることが大切です。

作業の順序を設定する

作業内容の洗い出しが終わり次第、次は適正な作業の順序を設定します。一番最初に行うべき作業は何であるのか、その次に行うべき作業は何かと考えながらプロジェクトの行程を可視化していくことが大切です。作業の順序設定を行う際には、作業の依存関係を明確にする必要があり、前工程の作業が完了しなければ次の工程に着手できないのか、並行して作業を進めることができるのかを明確にすることが大切です。

作業を構造化する

作業内容を洗い出し、順序設定できたら、書き出したツリー構造を改めて眺めて同階層で隣り合う要素同士、あまり内容などがかけ離れすぎていないかを確認しましょう。そして、同階層同士の塊を同じ概念として捉えることができれば、作業を構造化することに繋がります。

担当者を明確にする

作業の洗い出し、順序設定、構造化が完了したら、各作業に担当者を配置していきます。この際、複数作業に1担当者を廃止してしまうと、責任の所在が曖昧になってしまうため、あくまで1作業に1担当者のルールを徹底することが大切です。

また、各作業の中で絶対に遅延が許されないもの同士を結んだクリティカルパスを重視し、クリティカルパス上の作業が遅れることのないように配慮した担当者選びが必要です。

WBSの効果を高めることができるツール

WBSの効果をより高めることができるツールとしては次の3つが挙げられます。

  • マインドマップ
  • ガントチャート
  • Microsoft Excel

マインドマップ

マインドマップとは、自由な思考をはじめアイデア及び情報の流れを中心となる概念から分岐させるような形で描写した図であり、WBSを作成する際には、非常に便利なものとなります。紙とペンさえあれば場所や時間を問わずに書き出すことができるので、まずは頭の中を整理するという意味でも作業及びアイデアを全て書き出してみることをおすすめします。

また、マインドマップを作成する際には作業及びアイデアなどといった大まかなテーマを中心に据え、周辺にまるで放物線を描くような形で関連する事項を繋げていきます。

ガントチャート

ガントチャートとは、分解した各作業にマッチした担当者を割り当て、期限を設定し、さらにスケジュールを可視化する工程図のことです。具体的には横棒グラフを作成して横軸に日程、縦軸に作業内容及び担当者を書き込むことでプロジェクトの進捗を視覚的に把握できるようにします。

Microsoft Excel

WBSの作成に使える、Microsoft Excelのテンプレートがたくさん存在しています。プロジェクトによって、マッチするテンプレートは異なるため、ざっと見て気になるテンプレートを見つけたら使用しやすいようにカスタマイズして活用しましょう。

Microsoft Excelであれば、プロジェクトメンバー同士で共有することもできるため、とても便利ではありますが書き方やルールを統一していなければ、各担当者によって運用に差が出たり、過去データを調べるときに比較できなかったりという弊害も生じるため、注意が必要です。

WBSを活用するべき仕事の例

https://unsplash.com/photos/sWxKwsgY57c

WBSはシステム開発はもちろん、他にも様々な仕事に活用することが可能です。主な例としては、次の9つが挙げられます。

  • ソフトウェア開発者
  • システムエンジニア
  • エンジニア及び技術者チーム
  • アカウントディレクションチーム
  • クリエイターチーム
  • スコープマネジメントチーム
  • リモートワーカー及び内部プロジェクトグループ
  • 商業プランナー及び開発プランナー
  • イベントプランナー

ソフトウェア開発者

ソフトウェア開発者であれば、多くの場合チーム内でのプロジェクトをフェーズあるいはステージに分割していますが、WBSを採用することで他のプロジェクトチーム及びクライアントなどとの共有が可能となります。

システムエンジニア

システムエンジニアであれば、WBSを採用することにより、プロジェクト全体像を容易に把握し、効率よく作業を進めていくことができるでしょう。

エンジニア及び技術者チーム

エンジニア及び技術者チームでは、WBSを開発作業のロードマップとして活用できます。

アカウントディレクションチーム

アカウントディレクションチームでは、WBSを採用することにより、クライアントに進捗状況を示すことができるため、プロジェクト作業要素や進捗状況、マイルストーンを示すガイドラインとしてクライアントとの情報共有に役立つとされています。

クリエイターチーム

クリエイターチームでは、WBSを採用することにより、プロジェクト方針に沿ってアイデアを生み出すことができるだけでなく、クリエイティブな仕事に集中することも可能です。

スコープマネジメントチーム

スコープマネジメントチームでは、WBSを採用すると、代理店が新しいクライアントを引き受ける場合に、予算及び作業を割り当てる際、プロジェクトのタイムライン及び必要なリソースの大枠を把握することが可能です。

リモートワーカー及び内部プロジェクトグループ

リモートワーカー及び内部プロジェクトグループでは、WBSで仕事を視覚化することで、遠隔で仕事を行っていてもどの担当者がどの作業をいつ実施しているのかを理解することができます。

商業プランナー及び開発プランナー

商業プランナー及び開発プランナーであれば、WBSを採用することで、主要なプロジェクト及びチームメンバーの作業だけに限らず、ベンダー及び下請け業者の作業も含め、大規模な商業プロジェクトの作業行程を視覚化することが可能です。

イベントプランナー

イベントプランナーであれば、WBSを採用することにより、複雑なイベントをタスク及びサブタスクに分割し、さらに割り当てることで複数チームが明確な役割を持って作業できます。

まとめ

WBSとは、本記事では、概要をはじめ、メリットやデメリット、作り方などに至るまで徹底解説いたしました。

WBSを採用することで、作業だけでなく担当者が明確化され、精度の高いスケジュールを組むことができます。漠然とシステム開発を進めるのではなく、WBSにより、効率よく開発を進めていきましょう。

2022年最新【人事管理システム 50選 比較】人気人事評価システムについてご紹介

企業において、最も気を遣うと言っても過言ではないのが人材の雇用や人員配置、評価などといった人事に関する業務ではないでしょうか。働き方改革も大きく謳われるようになった昨今、従業員満足度(ES)についても重視されるようになり、雇用される立場の人々の意識も大きく変わってきています。

そのため、人事に関する業務も大きく増えているのはもちろん、より透明性の高いかつ実力に応じた人事評価が求められていることから、人事システムを積極的に導入する企業も増えてきているのが現状です。しかし、数ある人事システムの中からどのシステムを選択すればよいかわからないという方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、人事システムについて、概要や形態、種類をはじめ、メリットやデメリット、さらにはおよそ50もの人気人事システムについてご紹介いたします。

人事管理システムとは

https://www.pakutaso.com/20200526122post-27222.html

人事システムとは、その名の通り、採用をはじめ、人事評価、給与計算などといった、従業員に関する人事情報を効率的に管理することができるシステムのことです。人事業務全てに精通しているシステムはもちろん、特定の機能に特化したシステムなど、様々なものが存在しています。

人事システムの形態

人事システムには様々なものがありますが、大きく分けて次の3つの形態に分けることができるので、押さえておきましょう。

  • クラウド型
  • オンプレミス型
  • パッケージ型

クラウド型

クラウド型とは、インターネット及びクラウド上に存在している自社従業員の人事情報を一元管理するシステムです。システム提供会社が提供しているサーバー上に人事情報を保管することになるため、インターネット環境さえあれば場所を問わず利用できるだけでなく、専用ソフトをダウンロードするような手間もないため、スムーズに導入できます。

オンプレミス型

オンプレミス型とは、自社のサーバーに専用ソフトをインストールすることで利用可能なシステムのことです。自社特有の事情に合わせてカスタマイズすることができるだけでなく、セキュリティの高さに安心できますが、初期コストが高くなるという面も持ち合わせています。

パッケージ型

パッケージ型とは、パソコンにダウンロードすることで使用するシステムです。オンプレミスとは異なりサーバーが不要な分、運用コストが低くなりますが、データ共有をすることができないというデメリットがあり、クラウド型が増えてきている昨今、使い勝手は少々悪いかもしれません。

人事管理システムの種類

https://www.pakutaso.com/20210434113post-34498.html

人事システムと一口に言っても、人事業務は非常に幅広い分野を対象としていることから、次のような各業務に特化したものが存在しています。

  • 勤怠管理システム
  • 人事管理及び労務管理システム
  • 給与計算システム
  • 人事評価システム
  • 採用管理システム
  • タレントマネジメントシステム

勤怠管理システム

勤怠管理システムとは、業種及び雇用形態を問わず、従業員の出退勤記録を管理することができるシステムのことです。日々のタイムカードの役割を担うことはもちろん、やむを得ない残業や、急な人員不足での休日出勤、出張でいつもと異なる事業所に出勤した場合などの出退勤記録も管理できます。

タイムカード機能は、パソコン及びスマートフォン、タブレット端末などから使用できるものもあれば、生体認証を用いて使用できるものなど、多岐に渡ります。

人事管理及び労務管理システム

人事管理及び労務管理システムとは、新規従業員の入社手続きをはじめ、各従業員の給与計算、さらには人事に関する各種申請などを行うことができるシステムのことです。

給与計算システム

給与計算システムとは、その名の通り、各従業員の勤怠データをもとに、給与計算業務を効率化できるシステムのことです。特に残業代などといったイレギュラーな給与、所得税の計算や、年末調整の処理などと人の手で行うとヒューマンエラーが発生しやすい作業を自動化することで、ミスを減らすことができ、迅速かつ正確な給与計算を行うことができます。

また、給与明細自体をメール及びクラウド上で配信することができる給与明細電子化システムと連携しているものも増加傾向にあります。

人事評価システム

人事評価システムとは、従業員の働きに対しての成果や評価に関するデータを一元管理することができるシステムです。従来の人事評価は不透明性が高く、従業員の不満やモチベーション低下など様々な弊害がありましたが、人事評価システムを用いることで、透明性の高い明確な人事評価を行うことができるだけでなく、個々のスキルに合わせて適材適所の人員配置を実施することもできます。

従業員側からも、なぜこのような評価なのかということが見て取れるため、納得でき、モチベーションを上げることにも繋がるシステムと言えます。

採用管理システム

採用管理システムとは、従業員を募集した際、エントリーしてきた応募者の管理を行うシステムのことです。募集から採用に至るまでのフローを効率化することができ、スピーディーに優秀な人材を確保することが求められている現代では必要不可欠と言っても過言ではないシステムでしょう。

タレントマネジメントシステム

タレントマネジメントシステムとは、従業員個々のスキルを管理することで、適材適所となるような配置を行ったり、人材育成を効率的に行ったりすることができるシステムのことです。

人事システム導入のメリット

https://www.pakutaso.com/20161049301post-9368.html

人事システムを導入する企業が増えている背景には次のようなメリットがあるからに他なりません。

  • 人事業務が効率的になる
  • 適材適所の人員配置が可能になる
  • 従業員の勤怠を一元管理できる
  • 適正かつ公平な給与査定を行うことができる
  • 従業員を効率的に育成することができる
  • 各種届出のコストを削減できる
  • 人事データの分析が容易になる

人事業務が効率的になる

人事システムを導入することによって得られる最も大きなメリットとしては、人事業務そのものが効率的になるということでしょう。個々の従業員、つまり人に関するデータは膨大です。正社員だけでなく、嘱託社員、パート、アルバイトなど、様々な雇用形態で多くの従業員を抱えている企業であれば尚更、人に関するデータをMicrosoft Excelなどといったもので管理することは限界があります。

特に入社や退社、定期的な人事異動がある場合、業務が集中してしまうことも鑑みると、人事システムを導入することで不要なヒューマンエラーを防止することができることから、導入した方が良いと思われます。

適材適所の人員配置が可能になる

企業によって、適材適所の人員配置は大きな課題の1つです。例えば、旧態依然の企業であれば、上司と仲がよかったり、顔を覚えられていたり、何か功績を残したりしただけで、昇格したり、新しいポジションに配置されたりといったことが今もなお行われていますが、これでは従業員から不満が出るだけでなく、実際に思うようにプロジェクトが進行しないなどと言った弊害も出ることが多々あり、適材適所の人員配置とは言えません。

しかし、人事システムを導入することで、個々の持つ資格やスキル、過去の経歴、評価などといったものがデータ化され、公正公平かつ、本当に求められている人材を必要なポジションに配置することができます。

従業員の勤怠を一元管理できる

人事システムを導入することで従業員の雇用体系に関わらず、勤怠状況を一元管理することが可能です。通常の出退勤はもちろんのこと、イレギュラーな残業や出張時、さらには有給休暇なども簡単に管理することができるので、給与計算なども効率的に行うことができます。

適正かつ公平な給与査定を行うことができる

人事システムを導入することで、勤怠を一元管理することができることから、適性かつ公平な給与査定も行うことができます。不正を防止したり、従業員のモチベーションを向上させたり、様々な恩恵を受けることができるでしょう。

従業員を効率的に育成することができる

人事システムでは、従業員個々のデータを客観的に蓄積していくため、スキルや実績、目標の管理はもちろん、適宜研修の必要があるかなどを見極めることもできるでしょう。

各種届出のコストを削減できる

人事システムを導入することで人事に関する各種届出をペーパーレス化することができ、コストを削減することもできます。人事システム導入を機に、自社内の様々な業務を電子化することも視野に入れてもよいでしょう。

人事データの分析が容易になる

人事システムを導入することで、各従業員の人事データが蓄積されることから、各種データを分析し、活用することも容易になります。

人事システム導入のデメリット

人事システムを導入すると様々なメリットを受けることができますが、次のようなデメリットも少なからずあるので注意しましょう。

  • 特にセキュリティ面に慎重にならなければならない
  • コストがかかる

特にセキュリティ面に慎重にならなければならない

導入する人事システムの形態にもよりますが、特に人事データというのは膨大かつ繊細な個人情報を取り扱うことから、特にセキュリティ面に慎重にならなければなりません。主流になってきているクラウド型は、オンプレミス型やパッケージ型と比較してしまうとセキュリティ面は少し心配になりますが、各社それぞれセキュリティ対策は行っているはずなので、きちんと信頼できる人事システムを導入することが大切です。

コストがかかる

当たり前ではありますが、人事システムを導入する際には、初期コストや場合によってはランニングコストがある程度発生します。コスト重視で選んでしまうと前述したセキュリティが脆弱になってしまうこともあり得ますので、セキュリティがしっかりしつつ、コスト面でも納得できるものを選ぶとよいでしょう。

人事システムの選び方

https://www.pakutaso.com/20141049280mba-1.html

世の中には非常に多くの人事システムが存在しているため、どれを選んでよいかわからないという方も多くいらっしゃると思います。そこで本項目では、人事システムの選び方について特に着目するべき5つをご紹介いたします。

  • 対応業務の範囲
  • コスト
  • 周辺システムとの連携
  • 実際に使用する従業員が使いやすいかどうか
  • サポート体制が充実しているか

対応業務の範囲

人事システムの中にも全てを網羅しているものや、一部機能に特化しているものなど、様々なものが存在します。そのため、自社としてどの業務に対応する人事システムが必要なのかを事前に明確にした上で、求める対応業務の範囲であるものを選ぶことが大切です。

コスト

対応業務の範囲に合致した人事システムでも様々なものがあるため、さらに絞り込むには、コスト面が妥当であるか否かも重要です。複数の候補の中で、突出して不自然に高かったり安かったりするものは避けてもよいかもしれません。

周辺システムとの連携

導入する人事システムが、自社で既に使用している他の周辺システムと連携ができるのか、さらには導入予定のあるシステムと連携可能かなども重要な選定ポイントです。

実際に使用する従業員が使いやすいかどうか

人事システムがどれだけ素晴らしくても実際に使用する従業員にとって使いづらいものであれば、せっかく導入しても全く使用されずに終わってしまうということになりかねません。従業員視点で使いやすいシステムであるかどうかも重要な判断基準でしょう。

サポート体制が充実しているか

導入する人事システムによって、サポート体制も大きく異なります。導入時に自社の事情に合わせてカスタマイズする必要があったり、運用開始後も何か不具合が生じたり、疑問点が出てきたりした場合には、サポート体制がなければ非常に困ってしまいます。十分なサポート体制が充実しているかも大切なポイントです。

おすすめの人事システム

ここからはおよそ50にものぼるおすすめの人事システムについて、それぞれの特徴などをご紹介いたします。

  • あしたのクラウドHR
  • ADPS
  • ベネワン・プラットフォーム
  • COCOREPO
  • COMPANY
  • コーナーストーンHR
  • CYDAS PEOPLE
  • freee人事労務
  • Galileopt NX-Plus給与大将
  • Galileopt NX-Plus人事大将
  • Geppo
  • HITO-Talent
  • HRBrain
  • HRMOS勤怠
  • HRMOS採用
  • HRMOSタレントマネジメント
  • HRMOS年末調整
  • HR-Platform
  • ヒトマワリ
  • HYOUMAN BOX
  • ジョブカン採用管理
  • ジョブカン労務HR
  • 人事奉行i11
  • jinjer労務
  • jinjerワーク・バイタル
  • JobSuite CAREER
  • カオナビ
  • KING OF TIME 勤怠管理システム
  • KING OF TIME 人事労務
  • LaKeel HR
  • MINAGINE 人事評価システム
  • Money Forward クラウド社会保険
  • Money Forward クラウド人事管理
  • オフィスステーション労務
  • リクナビHRTech採用管理
  • 採用一括かんりくん
  • サイレコ
  • SAP SuccessFactors HXM Suite
  • スキルナビ
  • SmartHR
  • スマカン
  • sonar ATS
  • 総務人事奉行クラウド
  • タレントパレット
  • Zoho People

あしたのクラウドHR

https://cloud.ashita-team.com

あしたのクラウドHRは、テレワーク環境下であっても人事データを確認することができ、効率化さらにデータ活用を実現することができるクラウド型人事システムです。サービス導入企業は4,000社にも上り、各社それぞれの事情に合わせてカスタマイズできるだけでなく、データ集計から期日管理、給与通知など人事評価業務を自動化することで、負担を軽減することができます。導入後も各地に配置されている評価マイスターが各社をサポートしてくれるため、人事部が存在しない、あるいは人事担当者がいないというような企業であっても確実に運用可能です。

コスト面は、各企業によって異なるため、興味がある場合無料見積もりを行うことをおすすめします。

サービス名サイトURL運営会社
あしたのクラウドHRhttps://cloud.ashita-team.comあしたのチーム

ADPS

https://www.casio-human-sys.co.jp/solution/adps.html

ADPSは、累計5,000社を超える導入実績を誇る人事統合システムのことです。WEBシステムとしてあるいはリモートデスクトップ接続として、お好みの仕様で導入でき、人事給与業務をはじめ、勤怠管理、各種申請などを効率的にすることができ人事業務に慣れていない方はもちろん、ベテランまで簡単に使用することが可能です。累計5,000もの企業に導入された実績があるため、製品にも業務ノウハウが反映されているのも信頼度が高いと言えます。

月額払いも選択できるため、一度見積もりをとってみることをおすすめします。

サービス名サイトURL運営会社
ADPShttps://www.casio-human-sys.co.jp/solution/adps.htmlカシオヒューマンシステムズ株式会社

ベネワン・プラットフォーム

https://corp.benefit-one.co.jp/service/platform/

ベネワン・プラットフォームは、人事部のDXを実現するためのデータ活用プラットフォームのことです。点在しがちな人事情報データを一元管理できるため、各部署の担当者が各従業員の残業の実態や有給取得状況をリアルタイムで確認したり、人事部であれば各従業員の健康診断の受診状況や、上司との面談の実施状況を可視化したり、ストレスチェック結果を確認したりと、必要に応じて必要な人事に関する情報を確認することができます。

もちろん各従業員もHR情報や健康情報を自ら確認できるため、モチベーションを保ちながら業務にあたることが可能です。様々なHRTechサービスとも連携することができることから、人事データをより効率的に活用することもできるでしょう。基本的な価格設定などは提示されていないので、気になる方は一度資料請求をされることをおすすめいたします。

サービス名サイトURL運営会社
ベネワン・プラットフォームhttps://corp.benefit-one.co.jp/service/platform/株式会社ベネフィット・ワン

COCOREPO

https://cocorepo.jp

COCOREPOは、クラウド型のスキル管理サービスであり、初期コスト及び導入の手間なく、すぐに使用可能なシステムであることからすでに1,000を超える企業から申し込みがあります。従業員のデータはCSVインポートによってすぐに利用できることから、導入に際しての特別な打ち合わせは必要なく、オンプレミスプランを選択することで自社環境の中で運用も可能です。全従業員がもつ個々のスキルを可視化することができるだけでなく、スマホアプリのような使いやすい操作感で、パソコンだけでなくタブレット端末にも対応しています。

クラウド型でありながら、サイバー攻撃対策をはじめ、常時SSL暗号化でのデータ通信、強固なパスワード保護などによるセキュリティ対策も万全です。従業員数に応じて3つのプランから選択でき、いずれも月額でのランニングコストのみで運用可能な点もわかりやすい点と言えるでしょう。

サービス名サイトURL運営会社
COCOREPOhttps://cocorepo.jp株式会社クラウディア

COMPANY

https://www.works-hi.co.jp/products/hcm

COMPANYは、クラウド型の人事システムであり、人事情報の収集をはじめ履歴の管理、さらには可視化にいたるまで一気通貫で実現することができます。豊富な管理項目を搭載していることから、従来Microsoft Excelで管理していたような細かな項目までCOMPANYのみで管理することが可能です。

利用人数が一定数以上増加したり、株式会社Works Human Intelligenceが別途提供している有償サービスを利用したりする場合を除いて、見積もり時に提案した一定のコストのみで運用できるという強みがあります。定額コストの中で様々な変化へ対応していくことができることから、長期運用すればするほどお得になるというメリットがあります。

サービス名サイトURL運営会社
COMPANYhttps://www.works-hi.co.jp/products/hcm株式会社Works Human Intelligence

コーナーストーンHR

https://www.cornerstoneondemand.com/jp/solutions/core-hr-platform/

コーナーストーンHRは、戦略的な人事プランニングに必要なものが全て揃った人事システムです。全世界でおよそ6,000以上もの組織に採用されており、信頼度はとても高くなっています。人員計画を作成、管理、実行したり、優れた人材の中から未来のリーダーを見つける一助にもなります。

長期的に見て、将来に向けた人材育成を行いたいという企業におすすめとなっています。

サービス名サイトURL運営会社
コーナーストーンHRhttps://www.cornerstoneondemand.com/jp/solutions/core-hr-platform/コーナーストーン

CYDAS PEOPLE

https://www.cydas.com

CYDAS PEOPLEは、人事情報の一元化をはじめ、データ分析といった従来のタレントマネジメント分野の昨日はもちろんのこと、人事申請や社内コミュニケーションにいたるまで、1つのプラットフォームで実現可能な人事システムです。

各企業のニーズに合わせて選択可能な2つのプランがあり、各プランをベースとしながら、さらに機能を柔軟に使いやすくカスタマイズすることもできます。無料デモで実際の画面を見ながら質問にも答えてくれるので、試してみてもよいかもしれません。

サービス名サイトURL運営会社
CYDAS PEOPLEhttps://www.cydas.com株式会社サイダス

freee人事労務

https://www.freee.co.jp/hr/

freee人事労務は、従来5日かかっていた業務を1日で終わらせることができると謳っている人事システムです。複雑な労務事務を1つにまとめることで、ヒューマンエラーの発生を防止し、作業時間を削減することを実現しています。根本的に勤怠管理や給与明細に至るまでペーパーレス化にすることで、紙媒体時に起こりがちな紛失などの心配がなくなるだけでなく、封筒に封入するといった作業が必要なくなり、従業員本人の記入ミスなどがあってもクラウド上でリアルタイムに修正できます。

全ての情報及びデータ通信をSSL暗号化しているのはもちろん、国内シェアNO.1であるAWSを利用しており、なおかつ国際認証TRUSTeを取得しており、セキュリティ面でも安心して利用することができるでしょう。

また、様々な他社サービスとのデータ連携が可能な点も嬉しいポイントであるだけでなく、初期コストが0円というのも魅力的です。従業員の人数及びプランによって価格は変動しますが、月額1,980円(税別)〜のランニングコストとなっています。

サービス名サイトURL運営会社
freee人事労務https://www.freee.co.jp/hr/株式会社リサブレア

Galileopt NX-Plus給与大将

https://www.mjs.co.jp/products/galileopt/personnel/

Galileopt NX-Plus給与大将は、拠点及び雇用形態に応じて、柔軟に対応可能な給与に関連する業務を効率化することができる人事システムです。給与支給及び控除項目、さらには勤怠項目などは400項目まで登録することができ、複雑な給与体系であっても活用できます。

社会保険に関しても、標準報酬算定を実施することで、算定基礎届を出力したり、電子申請用のデータ作成をしたりできます。

サービス名サイトURL運営会社
Galileopt NX-Plus給与大将https://www.mjs.co.jp/products/galileopt/personnel/株式会社ミロク情報サービス

Galileopt DX 人事大将

https://www.mjs.co.jp/products/galileopt/personnel/

Galileopt DX 人事大将は、提携業務を自動化しつつ、従業員にとって働きやすい環境をサポートしてくれる人事システムです。様々な人事情報をベースとして、統計分析を行うことができるため、部門や役職別に人件費分布さらには人員構成表などを出力することで、適材適所の組織編成を導き出すことができます。

標準搭載されている項目では物足りないという場合にも、9,999項目までの項目を自由に追加することができるため、自社の事情に合わせてカスタマイズすることができるのも嬉しいポイントです。採用管理や昇給賞与のシミュレーション、人事構成シミュレーションなど、人事業務を効率化させることができる各種オプション機能も充実しているので、最初は最低限の機能を利用しつつ徐々に機能を増やしていきたい方におすすめです。

サービス名サイトURL運営会社
Galileopt DX 人事大将https://www.mjs.co.jp/products/galileopt/personnel/株式会社ミロク情報サービス

Geppo

https://www.geppo.jp

Geppoは、テレワーク環境下であっても、ストレスマネジメントなどができる人事システムです。従業員個々のパルスサーベイや組織診断を低コストで実施でき、従業員のコンディションを把握したり、離職率を改善したりすることができます。

具体的には人事における個人の課題及び組織の課題を可視化することで、働き方のあり方を個人及び組織の両方の面から支えることが可能です。全国就業実態調査をベースに、退職及び休職の要因を導き出し、選び抜いた仕事満足度、人間関係、健康に関する3つの質問によって、様々な人事課題を網羅し、従業員の本音を吸い上げることができます。

導入前には専任スタッフによるレクチャーがあるなど、細やかなサポート体制にも期待できます。従業員数に応じて明確な価格設定がなされているため、安心して導入できるでしょう。

サービス名サイトURL運営会社
Geppohttps://www.geppo.jp株式会社リクルート

HITO-Talent

https://rc.persol-group.co.jp/talent-management/hito-talent/lp/

HITO-Talentは、総合人材サービスに長けているパーソル総合研究所が提供しているタレントマネジメントに特化した人事システムです。リーダーになるべき優秀な人材の安定的創出をはじめ、経営及び現場マネジメントの間の円滑な意思疎通ができ、従業員個人の成長をモニタリングしながら、育成課題に応じた適切なサポートなどを行うことができます。

人材データベースの管理項目数には限界がないため、カテゴリ設定から情報項目に至るまで各社の事情に合わせ柔軟にカスタマイズすることができ、各従業員による閲覧及び更新の権限制御も可能です。従業員でも問題なく使用できるように基本的にはドラッグ&ドロップでの操作で完結するため、マニュアルは不要で、誰でも直感的になおかつストレスフリーで利用することができます。

サービス名サイトURL運営会社
HITO-Talenthttps://rc.persol-group.co.jp/talent-management/hito-talent/lp/パーソル総合研究所

HRBrain

https://www.hrbrain.jp

HRBrainでは、タレントマネジメント、従業員エクスペリエンスクラウド、人事評価クラウド、労務管理クラウドといったそれぞれの人事業務に特化した人事システムを提供しています。必要に応じて、1つのシステムを導入したり、複数のシステムを導入したりと、各社の事情に合わせた導入が可能です。

導入及び運用に際しては、専任サポートが各社目指す姿や課題解決に向けて最も適した活用方法を具体的に提案してくれるので安心です。

それぞれの人事システムにはプランが設定されており、興味のある場合には見積もりをとってみると良いでしょう。

サービス名サイトURL運営会社
HRBrainhttps://www.hrbrain.jp株式会社HRBrain

HRMOS勤怠

https://hrmos.co/kintai/?utm_source=google&utm_medium=paid&utm_campaign=AW_BIZREACH_HRMOS_00_Brand_Brand&trcd=7GABR0000015_NO_&gclid=Cj0KCQjw852XBhC6ARIsAJsFPN0j7LOf5Fkrjhx6d-iuYhPkrerWM1DT7s4g5K4ddjz2pTdaIZ6QpAEaApmKEALw_wcB

HRMOS勤怠は、基本的な勤怠管理であれば無料で利用できるクラウド人事システムです。有料プランであっても月額3,800円からと安価で利用できます。勤怠管理においてペーパレース化を推し進めることができるのはもちろん、労働基準法に準拠した年次有給休暇の年5日取得及び時間外労働管理にもきちんと対応しています。

パソコン、スマートフォン端末、タブレット端末いずれにおいても、場所を問わず勤怠打刻ができ、各社の就業規則に合わせて様々な設定をカスタマイズすることも可能です。他にもICカードリーダーでの打刻、Slackのチャンネルでの打刻、LINEでの打刻、QRコードでの打刻など、様々な業務形態に合わせて柔軟に対応できます。

合わせて、Web給与明細や日報管理、年末調整申告も無料で利用できるのでとても便利です。

サービス名サイトURL運営会社
HRMOS勤怠https://hrmos.co/kintai/?utm_source=google&utm_medium=paid&utm_campaign=AW_BIZREACH_HRMOS_00_Brand_Brand&trcd=7GABR0000015_NO_&gclid=Cj0KCQjw852XBhC6ARIsAJsFPN0j7LOf5Fkrjhx6d-iuYhPkrerWM1DT7s4g5K4ddjz2pTdaIZ6QpAEaApmKEALw_wcB株式会社ビズリーチ

HRMOS採用

https://hrmos.co

HRMOS採用は、人事データを最大限に活用することで採用活動の全てを完結することができる人事システムです。採用活動のリアルタイムの状況が容易に可視化でき、採用レポートから採用課題を分析することができるため、回を重ねるごとに採用を改善することができます。

サポート体制も充実しており、採用活動には専任のコンサルタントが付くため、安心して利用できます。もちろん使いやすさを徹底的に考えて設計されていることから、誰でも直感的かつ簡単に利用可能です。運営会社も転職サイトを運営している株式会社ビズリーチということもあって、人事や採用などには強いことが伺えます。

サービス名サイトURL運営会社
HRMOS採用https://hrmos.co株式会社ビズリーチ

HRMOS タレントマネジメント

https://hrmos.co/hr/?utm_source=google&utm_medium=paid&utm_campaign=AW_BIZREACH_HRMOS_00_Brand_Brand&trcd=7GABR0000015_NO_&gclid=Cj0KCQjw852XBhC6ARIsAJsFPN0j7LOf5Fkrjhx6d-iuYhPkrerWM1DT7s4g5K4ddjz2pTdaIZ6QpAEaApmKEALw_wcB

HRMOS タレントマネジメントは、株式会社ビズリーチが提供しているクラウド型人事システムです。多様なタレントマネジメント実現をサポートしつつ、人材の可視化及び人事データの管理、活用によって従業員体験を高めることができます。

前述したHRMOS採用で内定承諾した候補者の一部データを自動で同期することができたり、項目ごとに閲覧及び変種権限の設定ができたりします。もちろん誰でも使いやすいように設計されているため、ストレスなく活用可能です。

サービス名サイトURL運営会社
HRMOS タレントマネジメントhttps://hrmos.co/hr/?utm_source=google&utm_medium=paid&utm_campaign=AW_BIZREACH_HRMOS_00_Brand_Brand&trcd=7GABR0000015_NO_&gclid=Cj0KCQjw852XBhC6ARIsAJsFPN0j7LOf5Fkrjhx6d-iuYhPkrerWM1DT7s4g5K4ddjz2pTdaIZ6QpAEaApmKEALw_wcB株式会社ビズリーチ

HRMOS年末調整

https://hrmos.co/nencho/?utm_source=google&utm_medium=paid&utm_campaign=AW_BIZREACH_HRMOS_00_Brand_Brand&trcd=7GABR0000015_NO_&gclid=Cj0KCQjw852XBhC6ARIsAJsFPN0j7LOf5Fkrjhx6d-iuYhPkrerWM1DT7s4g5K4ddjz2pTdaIZ6QpAEaApmKEALw_wcB

HRMOS年末調整は、2022年8月リリース予定の年末調整に特化したクラウド型人事システムです。従来の紙媒体での年末調整業務を無料でペーパーレス化できます。インストールは不要で、普段使用しているパソコン、スマートフォン端末、タブレット端末から操作でき、年末調整に関わる各申告書を作成、回収、保管、さらには給与システム連携用CSVを出力することも可能です。

サービス名サイトURL運営会社
HRMOS年末調整https://hrmos.co/nencho/?utm_source=google&utm_medium=paid&utm_campaign=AW_BIZREACH_HRMOS_00_Brand_Brand&trcd=7GABR0000015_NO_&gclid=Cj0KCQjw852XBhC6ARIsAJsFPN0j7LOf5Fkrjhx6d-iuYhPkrerWM1DT7s4g5K4ddjz2pTdaIZ6QpAEaApmKEALw_wcB株式会社ビズリーチ

HR-Platform

https://www.fosterlink.co.jp

HR-Platformは、クラウド型の人事システムです。組織及び人事に関するあらゆる課題を解決することができるため、TANITAやSBC湘南美容外科などといった様々な企業に導入されています。人事情報データベースや申請ワークフロー、個々の従業員の目標管理、人事評価、マイナンバー管理、360°フィードバック、従業員意識調査の実施、給与計算、人事コンサル、必要に応じた教育研修など、まさに人事業務全てに精通していると言っても過言ではありません。

サービス名サイトURL運営会社
HR-Platformhttps://www.fosterlink.co.jpフォスターリンク株式会社

ヒトマワリ

https://www.hitomawari.jp

ヒトマワリは、導入サポート初期費用0円かつ、月額費用10,000円(税別)から利用可能なクラウド型の人事システムです。人事に関するマスターデータを構築することはもちろん、このデータをフルで活用し、戦略人事の実現をサポートしてくれます。個々の従業員の評価の管理はもちろん、面談のフロー管理や、ES調査などのアンケートも容易に行うことができ、今後も様々な機能が搭載される予定です。

サービス名サイトURL運営会社
ヒトマワリhttps://www.hitomawari.jp株式会社Touch&Links

HYOUMAN BOX

https://aicross.co.jp/hyoumanbox/

HYOUMAN BOXは、過去12,000社にものぼる多種多様な人材データから導き出したデータを活用することで、データトリブンな採用を実現することができる人事システムです。定期的に個々の従業員の変化を定点観測することで、早期離職を事前に予防したり、採用時より変化した個々の特製に合わせた柔軟なキャリアパスを提示することによって、従業員及び組織の持続的な成長を期待することができます。

無料トライアルで実際に使用感を試すことができるので、興味がある場合には試してみると良いでしょう。また、料金プランは3パターンあり、一番安価なライトプランでは、月額25,000円で利用することが可能です。

サービス名サイトURL運営会社
HYOUMAN BOXhttps://aicross.co.jp/hyoumanbox/AI CROSS

ジョブカン採用管理

https://ats.jobcan.ne.jp

ジョブカン採用管理は、新規従業員の応募獲得から採用決定までのプロセスを一元管理することができる人事システムです。具体的には自社の採用サイトを容易に作成するところからはじまり、自動で求人掲載することを実現し、候補者情報を一括管理、その後は書類選考及び面接日時の調整、面接後のフィードバック記入までを行い、採用活動の効果分析に至るまで行うことができます。

初めて利用する方であってもシンプルに使いやすい設計であり、月額8,500円からと業界最安値クラスの料金設定となっています。自社の採用サイトを構築しつつも、10種類以上もの求人媒体と連携することができるため、日々の入力の手間が全くかかりません。

利用登録はわずか1分程度で完了し、さらに30日間無料でお試し利用ができるのも嬉しいポイントでしょう。

サービス名サイトURL運営会社
ジョブカン採用管理https://ats.jobcan.ne.jpAI CROSS

ジョブカン労務HR

https://lms.jobcan.ne.jp

ジョブカン労務HRは、全ての労務業務を自動化及び効率化することが可能な人事システムです。従業員の情報はクラウド上で一元管理するため、社会保険及び労働保険手続きを帳票作成から提出にいたるまでサポートしてくれます。

申し込みは簡単で30日間無料で試すことができるため、興味がある場合には使用感を実感してみましょう。

サービス名サイトURL運営会社
ジョブカン労務HRhttps://lms.jobcan.ne.jpAI CROSS

人事奉行i11

https://www.obc.co.jp/bugyo/jinji

人事奉行i11は、従来の人事管理システムにはない業務への新たな活用方法を提案してくれる人事システムです。人事情報を効率的に管理することはもちろんのこと、総務人事の日常業務にも利用でき、組織をマネジメントするため、人材育成や適材適所の人員配置、さらには労務リスクを抑制することができる労働環境の整備などといった人事管理を実現できます。

様々な制度改正やITの変革に対してこれまでも対応してきましたが、これからも様々な環境変化に対応していくとしているため、長期的な運用にもおすすめです。

サービス名サイトURL運営会社
人事奉行i11https://www.obc.co.jp/bugyo/jinji株式会社オービックビジネスコンサルタント

jinjer労務

https://hcm-jinjer.com/roumu/

jinjer労務は、労務に関連する書類をペーパレス化することで効率化及びコストの削減を実現可能な人事システムです。社会保険手続きで必要となる各種帳票を自動作成したり、そのまま電子申請したりすることができます。

利用料金は従量課金制となっており、1名あたり月額400円からと設定されています。

サービス名サイトURL運営会社
jinjer労務https://hcm-jinjer.com/roumu/jinjer株式会社

カオナビ

https://www.kaonavi.jp/lp/kaonavi/?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=google_cpc_A&gclid=Cj0KCQjw852XBhC6ARIsAJsFPN1mFH3HrB6Wp-KP7rvLdU2PQnEwEVZmKmBX_-bbueMqFOknft_VqLwaAmeREALw_wcB

カオナビは、7年連続シェアNo.1のタレントマネジメントに特化した人事システムです。2022年3月現在、2,500社に導入されており、各社の戦略的人事に一役買っています。

2段階認証をはじめ、シングルサインオンやIPアドレス制限、第三者機関による脆弱性診断をクリアしているなど、セキュリティ面でも安心して利用することができます。

機能プラン及び利用人数によって月額料金が決まるため、明朗会計となっています。

サービス名サイトURL運営会社
カオナビhttps://www.kaonavi.jp/lp/kaonavi/?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=google_cpc_A&gclid=Cj0KCQjw852XBhC6ARIsAJsFPN1mFH3HrB6Wp-KP7rvLdU2PQnEwEVZmKmBX_-bbueMqFOknft_VqLwaAmeREALw_wcBjinjer株式会社

KING OF TIME 勤怠管理システム

https://www.kingoftime.jp/?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=attendance_broad&utm_adg=attendance1&gclid=Cj0KCQjw852XBhC6ARIsAJsFPN2oeeesF6C_IJDDIT1Tf4lMO2ftoXiWY2P1agDrCoCBW7mbTjzU66IaApZaEALw_wcB

KING OF TIME 勤怠管理システムは、その名の通り、勤怠管理に特化した人事システムです。普段使用しているパソコンとインターネットさえあれば、簡単かつ高度な勤怠管理を行うことができるクラウド型のシステムであり、リアルタイムで打刻データを確認できます。自社の就業規則に応じて、様々なカスタマイズができるほか、法改正があっても無償バージョンアップで対応してくれます。

東京都と大分県に専門のスタッフがいるため、導入前、導入後も充実したサポートを受けることができます。導入企業数は驚異の42,000社を超えており、利用ID数は2,460,000を超える実績を誇ります。実際の導入前には30日間の無料体験で全ての機能を試すことができるので安心して利用できます。

サービス名サイトURL運営会社
KING OF TIME 勤怠管理システムhttps://www.kingoftime.jp株式会社ヒューマンテクノロジーズ

KING OF TIME 人事労務


https://www.kingoftime.jp/function/hr/

KING OF TIME 人事労務は、人事データをシンプルに明確に一元管理することができる人事システムです。マイナンバーにも対応していたり、Web給与明細発行できたり、人事データの入出力がCSVで可能だったりと、非常に便利な機能が搭載されています。

前述したKING OF TIME 勤怠管理システムを利用している場合無料で利用できるのも嬉しいポイントでしょう。

サービス名サイトURL運営会社
KING OF TIME 人事労務https://www.kingoftime.jp/function/hr/株式会社ヒューマンテクノロジーズ

LaKeel HR

https://hr.lakeel.com

LaKeel HRは、人材管理をはじめ、データ分析、施策実行までに至るまで一元管理可能な人事システムです。経営戦略及び人材マネジメントを連動させ、戦略人事をサポートしてくれます。業務プロセスが可視化されることにより業務の属人化を排除できます。

人事はもちろん、従業員にとって便利な様々な機能を搭載しており、人事と現場双方向かからのコミュニケーションをサポートしてくれます。

サービス名サイトURL運営会社
LaKeel HRhttps://hr.lakeel.com株式会社ラキール

MINAGINE 人事評価システム

https://minagine.jp/jinji-system/

MINAGINE 人事評価システムは、その名の通り、人事評価に特化したクラウド型人事システムです。シンプルな操作性及びコストパフォーマンスにこだわっており、従来の紙媒体及びMicrosoft Excelの運用では煩雑になりがちな人事評価運用を可視化かつ効率化できます。

初期費用は200,000万円からとなっており、月額費用は従業員人数によって大きく異なります。導入に際しては従来の人事評価シートをデータ反映させることになりますが、およそ1ヶ月あれば導入可能です。

サービス名サイトURL運営会社
MINAGINE 人事評価システムhttps://minagine.jp/jinji-system/株式会社ミナジン

Money Forward クラウド社会保険

https://biz.moneyforward.com/social_insurance/

Money Forward クラウド社会保険は、その名の通り社会保険に関する業務に特化した人事システムです。社会手続きに必要となる書類の作成をはじめ、提出書類の電子申請に対応することができます。ペーパーレス化を実現することができるため、コスト削減が可能です。

料金プランは従業員数によって異なり、一番安価な個人向けの年額プランであれば月額800円及び年額9,600円から、月額プランであれば月額980円から利用できます。

サービス名サイトURL運営会社
Money Forward クラウド社会保険https://biz.moneyforward.com/social_insurance/株式会社マネーフォワード

Money Forward クラウド人事管理

https://biz.moneyforward.com/employee/

Money Forward クラウド人事管理は、全ての労務手続きをシームレスに一元管理することができるクラウド型人事システムです。入社退社をはじめ、人事異動の手続きを簡略化することができるため、複雑な人事労務業務がスムーズになります。

サービス名サイトURL運営会社
Money Forward クラウド人事管理https://biz.moneyforward.com/employee/株式会社マネーフォワード

オフィスステーション労務

https://www.officestation.jp/roumu/

オフィスステーション労務は、必要なデータを収集、蓄積し、必要な時に使用できる労務に特化した人事システムです。導入社数は20,000社を超えており、継続利用率も99.3%を誇ります。完全にペーパーレス化を実現することができるのはもちろん、給与及び勤怠システムとのCSV、API連携ができたり、人件費削減も図ったりすることができます。金融機関並みの高いセキュリティを誇るので、安心して利用できます。

登録料は110,000円、月額利用料は1名あたり440円となっており、サポートも電話及びメールで受けることができます。無料トライアルも実施しているので試してみても良いでしょう。

サービス名サイトURL運営会社
オフィスステーション労務https://www.officestation.jp/roumu/株式会社エフアンドエム

リクナビHRTech採用管理

https://hrtech.rikunabi.com/ats/

リクナビHRTech採用管理は、株式会社リクルートが提供している採用管理に特化したクラウド型人事システムです。導入実績は10,000社以上にも上り、中途採用を効率的にしたいという企業におすすめです。なんと言っても初期コスト、月額コスト、追加料金などは一切発生しないというメリットがあり、まるでMicrosoft Excelのような操作感を維持したシンプルな画面設計となっています。

サービス名サイトURL運営会社
リクナビHRTech採用管理https://hrtech.rikunabi.com/ats/株式会社リクルート

採用一括かんりくん

https://www.career-cloud.asia/?utm_medium=cpc&utm_source=google&utm_campaign=G_search_brand&gclid=Cj0KCQjw852XBhC6ARIsAJsFPN03eBn6jD31S2ezdB9guuBIJNv6eDcbRX7I4SV4UeWad2XZaf-VWREaAoccEALw_wcB

採用一括かんりくんは、その名の通り、採用業務に特化した人事システムです。採用業務の各工程で発生する事務工数がおよそ75%も削減できるとされています。LINEとのシームレスな連携により、候補者とのやりとりを迅速に行うことができます。他にもZoomなどのオンライン面接ツールや、Googleカレンダー、Slackなどのチャットツールなど様々な外部システムと連携することができます。

月額20,000円から利用でき、導入社数は既に600社を超えています。

サービス名サイトURL運営会社
採用一括かんりくんhttps://www.career-cloud.asia/?utm_medium=cpc&utm_source=google&utm_campaign=G_search_brand&gclid=Cj0KCQjw852XBhC6ARIsAJsFPN03eBn6jD31S2ezdB9guuBIJNv6eDcbRX7I4SV4UeWad2XZaf-VWREaAoccEALw_wcBHRCLOUD

サイレコ

https://www.aand.co.jp/lp2/saireco_lp2/?gclid=Cj0KCQjw852XBhC6ARIsAJsFPN2KPzhfCRV9QF7lsWI78jc9_L3j6vcz2jltxyLlVEb3OiIcDtg04nIaAvAoEALw_wcB

サイレコは、人事、労務、組織データの一元管理ができる人事システムです。定型業務を自動化及び効率化することができるため、従来業務にかかっていた時間を最大でおよそ80%も削減することができるとされています。自社に合わせて様々な項目をカスタマイズすることもできるので、膨大な従業員データを効率的に保管することができます。

仮に従業員規模が100名程度であれば、全ての機能を1名あたり月額180円から利用できるというのも嬉しいポイントです。

サービス名サイトURL運営会社
サイレコhttps://www.aand.co.jp/lp2/saireco_lp2/?gclid=Cj0KCQjw852XBhC6ARIsAJsFPN2KPzhfCRV9QF7lsWI78jc9_L3j6vcz2jltxyLlVEb3OiIcDtg04nIaAvAoEALw_wcBActive and Company

SAP SuccessFactors

https://www.sap.com/japan/about/company.html

SAP SuccessFactors HXM Suiteは、従業員のニーズや働き方、モチベーションを理解することが可能な、人事戦略が得意な人事システムです。もちろん従業員エクスペリエンス管理をはじめとする人事戦略以外にも、クラウドでの給与計算や勤怠管理、福利厚生管理などもサポートしてくれます。

サービス名サイトURL運営会社
SAP SuccessFactors HXM Suitehttps://www.sap.com/japan/products/hcm.htmlSAP

スキルナビ

https://www.101s.co.jp

スキルナビは、タレントマネジメントに特化した人事システムです。標準機能が豊富であることから、導入している企業のうちおよそ96%がカスタマイズすることなくデフォルトのまま利用しているという実績があります。月額40,000円という低価格から全機能の利用ができるだけでなく、契約期間には縛りがないため、いつでも解約することができるという良心設計です。

初期設定は全てカスタマーサクセスチームが実施してくれるため、手間もかかりません。

サービス名サイトURL運営会社
スキルナビhttps://www.101s.co.jp株式会社ワン・オー・ワン

SmartHR

https://smarthr.jp

SmartHRは、導入社数50,000以上にものぼる労務管理及び人事労務に特化したクラウド型人事システムです。入社手続きをはじめ、複雑な年末調整にいたるまで、あらゆる労務手続きをペーパーレス化することで、データを蓄積し、勤怠及び給与計算システムとも容易に連携し、一元管理することが可能です。

従来業務に費やしていた時間をおよそ1/3に削減できるとされており、コストや負担を減らすことができます。基本的に初期コストとサポート費用は無料であり、各社目的に合わせて3つのプランから選び、プラン及び契約人数に応じた料金しかかかりません。

サービス名サイトURL運営会社
SmartHRhttps://smarthr.jp株式会社SmartHR

スマカン

https://smartcompany.jp

スマカンは、人材情報を可視化することで、適切な人材配置や人材育成、目標管理や人事評価など、人事戦略を実現することができるクラウド型の人事システムです。テレワーク下であっても、従業員のモチベーションやコンディションを把握したり、ペーパーレス化にして業務効率化を図ったりすることができます。

100〜100,000名規模の667社以上に導入実績があり、安心して利用できると言えるでしょう。

サービス名サイトURL運営会社
スマカンhttps://smartcompany.jpスマカン株式会社

sonar ATS

https://sonar-ats.jp/?utm_source=google_ad&utm_medium=search_brand&utm_campaign=google_ad-search_brand&utm_content=site-top

sonar ATSは、各種オペレーションの自動化及びデータ集計などによる採用業務のデジタル化によって、今よりも良い採用活動を実現することができる採用に特化した人事システムです。新卒採用はもちろん、中途採用にも必要な機能が揃っており、効率的に運用及び管理が可能で、採用進捗もフローチャートで表示されることから誰でもわかりやすい画面デザインを実現しています。

SlackやLINE、GoogleカレンダーやMicrosoft Teamsなど様々な外部ツールと連携し、なおかつデータ取り込みを行うこともできます。

サービス名サイトURL運営会社
sonar ATShttps://sonar-ats.jp/?utm_source=google_ad&utm_medium=search_brand&utm_campaign=google_ad-search_brand&utm_content=site-topThinkings株式会社

総務人事奉行クラウド

https://www.obc.co.jp/bugyo-cloud/jinji

総務人事奉行クラウドは、総務人事業務を定型化することができる、クラウド型の人事システムです。従来総務人事業務にかかっていた時間をおよそ84%も削減することができると言われています。70もの業務をDX化し、ペーパーレス化を実現、さrないは50種1,100項目もの人事データをすぐに活用できるという特徴があります。

世界トップレベルと言っても過言ではないセキュリティを誇るMicrosoft Azureを採用しているため、機密情報であっても情報漏洩の心配はほぼありません。初期コストは0円となっており、従業員数に応じて年額あるいは月額プランを選択することができます。

サービス名サイトURL運営会社
総務人事奉行クラウドhttps://www.obc.co.jp/bugyo-cloud/jinji株式会社オービックビジネスコンサルタント

タレントパレット

https://www.talent-palette.com

タレントパレットは、人事にマーケティング思考を取り入れることで、新しい化学的な人事を実現することができるタレントマネジメントに特化した人事システムです。人事業務を効率化することができるだけでなく、人材データを分析及び活用することにより、経営や人事戦略における意思決定を高度化したり、次世代の有能な人材を育成したり、適材適所に人員配置をしたり、離職防止を図ったりと、化学的な人事戦略を実現することができます。

サービス名サイトURL運営会社
タレントパレットhttps://www.talent-palette.com株式会社プラスアルファ・コンサルティング

Zoho People

https://www.zoho.com/jp/people/

Zoho Peopleは、採用をはじめ入社の手続き、勤怠管理や人事評価に至るまで全てを網羅したクラウド型の人事システムです。社内のあらゆるチームがどのように活動しているのかを人材やスキル、組織パフォーマンスについて分析することで、企業を活性化させることができます。

実務で検証済みの独自クラウドであることから、年中無休でデータが安全に守られているため、セキュリティ面も安心です。

サービス名サイトURL運営会社
Zoho Peoplehttps://www.zoho.com/jp/people/Zoho

まとめ

人事システム 比較について、本記事では、人事システムの概要や形態、種類をはじめ、メリットやデメリット、さらにはおよそ50もの人気人事システムについてご紹介いたしました。

人事システムには様々なものがあることがご理解いただけたのではないでしょうか。自社のニーズを洗い出し、自社にあった人事システムを複数ピックアップした上で、コスト面や機能面、サポート面で最も納得のいくものを選べるよう願っております。