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【アプリ開発 未経験でもできる?】アプリ開発に必要な基礎知識や必要なスキルについても徹底解説!

https://emberpoint.com/blog/column/howto-spapp.html

皆さんの中には、自分でこんなアプリを作ってみたいと思ったことがある方もいるのではないでしょうか。「こんなアプリがあったら面白い」「こんなアプリがあったら便利」など、そんなアプリを自分で作れたらと思ったことがある方も多いでしょう。

アプリの開発というと、専門的な知識が必要というイメージがあると思いますが、プロミング知識のない未経験の方でもアプリを開発することはできるのでしょうか。

この記事では、未経験でもアプリの開発が可能なのかどうか、アプリの開発に必要な知識にはどのようなものがあるのかなど、徹底的に解説していきたいと思います。

アプリ開発は未経験でも可能なのか?

面白いアプリを思いついたけど、自分には専門知識がないから開発することはできないとあきらめている方も多いと思います。では本当に、プログラミングのない方はアプリの開発をできないのでしょうか。結論からいうと、どんなアプリを作りたいかにもよりますが、未経験者でもアプリを開発することは可能です。

皆さんが良く目にするような、多くの方が利用するアプリの開発は難しいかもしれませんが、比較的簡単なものであれば作ることができます。

例えば、単純な動きの「ゲームアプリ」や「SNS風のアプリ」などになります。

アプリ開発をするメリット

https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88&qt=&qid=&creator=&ngcreator=&nq=&srt=dlrank&orientation=all&sizesec=all&color=all&model_count=-1&age=all&mdlrlrsec=all&sl=ja&utm_source=tag

それでは、アプリ開発をするメリットについて解説していきます。どのようなメリットがあるのでしょう。

スキルアップすることができる

アプリの開発には、デザインやサーバー関連のインフラといった多くの知識を必要としますが、これは作成するアプリが簡単でも難しくても必要なものになります。そのため、アプリの開発を行うことで、このような知識が身についていくというメリットがあります。

スキルというのは、勉強することも大事ですが実践して身につくものでもあります。未経験者でも、アプリ開発の手順を一つひとつクリアしていくことで、その様な知識が身につくということは、もし今後同じようにアプリを作成しようと思った時、プログラミングの質を向上指せるだけではなく、プログラミングの知識を身につけることで、その知識を必要としている企業などにも就職する可能性が広がることにもなります。

利用するユーザーの理解にもつながる

例えば、アプリを利用するユーザーが「どのようなアプリののぞんでいるのか」「デザインはどうすれば喜ばれるか」「ユーザーに愛されるアプリとはどのようなものか」など、アプリの開発にはいろいろな要素を踏まえて開発していくことになります。

アプリ開発を何度も試行錯誤することで、そのようなユーザー行動を理解することができ、より使いやすいアプリの開発を行うことができます。

ポートフォリオとして公表することができる

就職活動などに有利に働くのがこの「ポートフォリオ」です。「ポートフォリオ」とは、その人が持っているスキルや知識、またどのようなものを作成することができるのかなどを知る情報のようなものです。これが公表できることで、転職するときや自分で企業に営業をするときなど、非常に役に立つものになります。

自分が作成したアプリに、このポートフォリオを公開することで、多くの方が目にすることになり、エンジニアとしての実力を認められ、声をかけられることも少なくありません。

エンジニアとしての実績になる

先ほども少し話しましたが、どんな簡単なアプリでも開発できるということは、それなりの知識がなければ開発することはできません。例えばエンジニア募集の求人などを見ているとわかりますが、「未経験者も可」「アプリの開発経験あり」という条件を見ることができます。

このように、どんなアプリでも自分が開発したという実績があることで、就職する場も広がり、フリーとして活動する時でも、その実績が役に立つこともあります。

収入を得ることができる

アプリで収入を得る方法としては、「広告収入を得る方法」と「アプリを有料で販売する方法」の2つがあります。

ます「広告収入を得る方法」というのは、アプリ内に掲載された広告をユーザーがクリックすることで収入を得られるという仕組みになります。

もう一つの「アプリを有料で販売する方法」は、アプリを有料で販売することで、ユーザーがそのアプリを購入することで収入が入るという仕組みになっており、基本的には販売した金額の70%が自分の手元に入り、残りの30%は手数料という形になります。

この他にも、収入を得ることができる方法はあるので、もし収入を得てみたいと思っているときは、自分に合った方法で実践してみるといいかもしれません。

アプリ開発をするうえでのデメリット

これまでメリットについて解説してきましたが、もちろんデメリットもありますのでいくつかご紹介していきます。

審査に引っかかってしまう可能性がある

アプリを開発したとしても、それを利用してもらうためにはアプリストアなどで公開しなければいけません。アプリストアにアプリを公開するためには、震災に通る必要がありますが、全てのアプリが審査を通過するわけではありません。

せっかく時間をかけてアプリを開発したとしても、審査に通らなければ意味がありませんし収入を得ることもできません。アプリの開発前には、アプリストアに公開するための審査基準についても調べておく必要があるでしょう。

あまり収入をえれない可能性もある

アプリの開発にはある程度の労力が必要になります。まとまった時間やアプリの開発に必要なスキルを身につける時間など、その労力はかなりなものがあります。実際アプリを開発し販売したとしても、その労力に見合った収入があることができるかというとそうでない場合ももちろんあります。

そのため、アプリを開発し販売したら、それまで費やした労力が報われるほどの収入が得られると過剰な期待はしない方がいいでしょう。

アプリの種類について

https://www.pakutaso.com/20180116025post-14943.html

アプリを開発する前に、知っておくべき知識にアプリの種類があります。アプリには、Webブラウザ上で操作することができる「Webアプリ」、利用するデバイスにストアからインストールして利用する「ネイティブアプリ」、その両方を兼ね備えた「ハイブリッドアプリ」の3種類があります。

それぞれ特徴があるので、自分が開発したいアプリに合わせて利用するようにしましょう。それではそれぞれの特徴を解説していきます。

Webアプリ

Webアプリは、Webブラウザ上で操作することが可能なアプリをいいます。スマートフォンやパソコン、タブレットなど全てのデバイスに対応しており、インターネットの環境さえ整っていれば、すぐに利用することができるアプリです。

デメリットとしては、インターネットがつながっていなければ利用できないことがあげられ、もし通信速度が遅い場合はアプリが重くなってしまうことも考えられます。

アプリの開発にはプログラミング言語が必要になりますが、Webアプリはほぼ全ての言語で開発することが可能なので、もし初心者の方がこのアプリの開発をしたいと考えた場合、初心者でも扱いやすい「Ruby」「PHP」「JavaScript」がおすすめでしょう。

ネイティブアプリ

ネイティブアプリは、パソコンやスマートフォンなど全てのデバイスにインストールし活用するアプリをいいます。インストールした後に活用するため、読み込むのが早いという特徴があります。多くの方に利用されるというメリットがある分、ネイティブアプリの開発には費用や時間が掛かるというデメリットに加え、アプリストアの審査が厳しいという点も懸念される材料となるでしょう。

もしネイティブアプリを開発する場合は、アンドロイドとiPhoneで必要となる言語や環境が変わってくるため、どちらのアプリを作るかを決めて開発をしていくといいでしょう。

ハイブリッドアプリ

ハイブリッドアプリは、前述してきた2つのアプリを兼ね合わせたアプリをいいます。デバイスやOSなど関係なく全てに対応しており、インターネットの環境が整っていればすぐに利用することができます。またデバイス特有の機能である、位置情報やカメラといった機能が使えるのも特徴です。

今のアプリは、このハイブリッドアプリが主流となっていますが、未経験の方が開発するとなると、開発に必要な言語やフレームワークなどを、多くの知識を必要とするので、ハイブリッドアプリの開発に関しては、ある程度慣れてきてから行うのがいいでしょう。

アプリを開発するために必要なスキル

スマホアプリはすべて共通ではなく、AndroidとiOS別に作らなければなりません。両方作り上げるのは時間的にもスキル的にも大変なので、初心者のうちはどちらか作る方を決めて開発したほうがいいでしょう。

またどちらも同じ知識で作るわけではなく、それぞれの知識が必要にもなってきます。ここからは、AndroidとiOSのアプリを開発する際に必要な知識についてご紹介していきます。

Android用のアプリを開発する際に必要なスキル

Kotlin(コトリン)

Kotlinは、Android アプリ開発の公式な言語として最近選ばれた言語になります。これまで、アプリ開発といえば後ほどご紹介する「Java」が中心となっていましたが、GoogleがKotlinを公式言語として認めたことにより一気にその知名度は広がり、多くの開発会社で使用されるようになりました。

特徴はそのシンプルさです。それまで使用されていた「Java」と比べても非常に使いやすいため、初心者が活用するにはうってつけの言語といえるでしょう。もしAndroid用のアプリを開発するのであれば、Kotlinをおすすめします。

Java

アプリ開発といえば「Java」というくらい、一番オーソドックスで利用されているプログラム言語になります。Kotlinが公式言語に認められるまでは、ほぼすべてのアプリ開発にこの「Java」が使われていました。

ただ少し難易度が高いため、初心者が使うには少し手間取ってしまうかもしれません。ある程度知識を持ってから利用することをおすすめします。

Android Studio(アンドロイドスタジオ)

Android Studioとは、GoogleからリリースされているAndroidアプリ用の公式開発ツールになります。プログラム言語を選ぶ際、Kotlin(コトリン)を使用するにしてもJavaを使用するにしても、このツールを使って開発をしていくので、必要なスキルとなります。

iOS用のアプリを開発する際に必要なスキル

Xcode(エックスコード)

Xcodeは、Appleがリリースしたことで知られている、無料で使用できるアプリ開発ツールです。これから説明するプログラミング言語の「Swift」を使用してiOS用のアプリ開発を行う場合、必ず必要になる開発ツールなので覚える必要があります。

Xcodeは、初心者用に作られたといっていいほど扱いやすいので、初心者の方でも安心して使用することができます。またテストを行うことも可能なので、実際どのように動くかをかしかめてから完成させることができます。

Swift(スウィフト)

Swiftは、Appleの製品であればどの端末でも作動させることができる、iOS用のアプリ開発の公式プログラミング言語になります。Swiftが誕生するまで使用されていた「Object-C」に比べ、簡潔に出来るため非常に扱いやすく、初心者でも扱うことが簡単な言語になります。

他のプログラム言語よりも分かりやすく使いやすいので、初心者にはおすすめになります。

UIKit

UIKitは、iOS用のアプリ開発には欠かすことができないフレームワークになります。アプリを開発するには欠かせないもので、Swift同様初心者向けのフレームワークとなっているので、一度身につけてしまえば今後役に立っていくでしょう。

アプリ開発に必要なスキルを習得するための勉強法 3選

https://juken-lab.com/method/gendaibun-2/

アプリ開発に必要な知識について解説してきましたが、どのようにその知識を身につければいいか分からない方もいると思います。そこで、初心者向けに必要な知識を身につけるための勉強法をご紹介していきます。

無料の学習サイトを利用する

一番のおすすめは、無料の学習サイトを利用する方法です。数分程度のショート動画を見ながら勉強出来るもの、開発に必要な知識をスライドショーにして、いろいろな設問を回答しながらゲームのような感覚で知識を身につけていけるものなど、誰でも知識を学ぶことができるさまざまな学習サイトが無料で公開されています。

全てのサイトが、プログラム言語やフレームワークといった基本中の基本から教えてくれますし、中には「UIKit」や「Kotlin」といった、まだ新しい知識についても解説してくれるサイトもあるので、プログラミングが全く未経験の方でも、一からしっかりスキルを身につけることができるでしょう。

いろいろなサイトがあるので、自分に合ったサイトを見つけて勉強するようにしましょう。

書籍を利用する

本屋などに行くと、プログラミングに関する書籍が多く並んでいます。特に、初心者用の専門誌は多く取り揃えており、どれにしようか迷うくらいではないでしょうか。書籍で学ぶメリットは好きな時間・好きな場所で勉強ができるところでしょう。

読んで覚えていくだけでなく、読みながら実践できるのも書籍ならではではないでしょうか。自分に合いそうな書籍を見つけて勉強するのがいいでしょう。

プログラミングの専門学校に通う

もし独学で勉強するのが厳しいと感じるのであれば、専門学校に通うのがいいでしょう。専門学校では、アプリ開発に必要なスキルをピンポイントで学ぶことができ、学校によっては就職や転職などをサポートしてくれる学校もあります。

デメリットとしてはコストが高くつくことでしょう。もし時間的にもコスト的にも余裕があるのであれば、専門学校に通って知識を学ぶ方法を選択してもいいでしょう。

アプリを最短で開発する方法

アプリの開発は、その複雑さによって完成までの時間は変わってきますが、簡単なものであれば数日、速ければ丸一日で開発できるアプリもあります。そのために使用するのがアプリ開発ツールになります。

使用するツールによって開発できるアプリは限られてきますが、最短でアプリを作りたいという方にはおすすめになります。アプリ開発ツールを使うことにより、アプリを視覚的に開発することができ、「Googleplay」や「iTuneStore」に登録することができるのも魅力です。

初心者でも簡単に開発することができるので、お試しに作ってみるのもいいのではないでしょうか。

プログラミング不要で開発ができるツール 5選

それでは最短でアプリを作れる開発ツールをいくつかご紹介していきます。ご紹介してきたように、難しいアプリ開発を行うときには、ある程度の知識やプログラミングスキルが必要になります。自分でオリジナルのアプリを開発できる知識やスキルを習得するには、それなりの時間や費用が必要になります。

もし時間も費用もかけず、すぐにアプリを開発したいときに役に立つおすすめのアプリ開発ツールをいくつかご紹介します。まずはアプリ開発の感触を掴みながら、アプリ開発のイメージを広げていくことからスタートしてみましょう。

Monaca

JointAppsのメリットは、ブロックをつなげるだけでアプリ開発が出来るという点ではないでしょうか。ブロックには、すでにプログラムが組み込まれているので、自分でプログラミングをする必要はありません。作成したアプリをアプリストアへ公開することはできないので実践向きではありませんが、専用アプリを使用してアプリを試すことは可能です。

JointApps

Monacaは、iOS・Androidどちらのアプリ開発にも対応している、ハイブリッドアプリを開発できるツールになります。クラウド上で作業することができるので、開発環境の設定を行う必要がありません。またアプリのテンプレートも用意されているので、独自のアレンジを加えながらオリジナルアプリを開発することができます。

appypie

appypieは、さまざまな分野のテンプレートが用意された開発ツールで、「アニメ」「レシピ」「辞書」「スポーツ」「データベース」など、いろいろなアプリを開発することができます。また、プログラミングの知識が全くなくても、誰でも簡単にアプリを開発することが可能です。

Yappli(ヤプリ)

Yappliはプログラミングの知識が全くなくても、誰でも簡単にアプリを開発することができ、これまでに約500以上の導入実績がある人気のアプリ開発ツールです。

そのため多くの企業でYappliを使った自社アプリの開発や運用を行っており、機能も豊富に実装されているので、さまざまなビジネスシーンに対応出来ることも人気の秘訣となっています。

Unity

ゲーム開発を行う開発ツールとして有名なのがUnityです。よく使われる機能を、初心者でも簡単に使用できるようにまとめた開発ツールで、プログラミング言語に関する知識がなくてもオンラインゲームやゲームアプリ、パソコンゲームなどのハード向けゲームが開発することができます。

まとめ

この記事では、未経験でもアプリを作成する方法や必要なスキルなどについて解説してきました。

解説してきた通り、アプリ開発が未経験の方でもアプリを開発することができます。難しいアプリの開発は難しいですが、簡単なものであれば開発可能です。アプリの開発は、多くのスキルを身につけることができ、さまざまなメリットを生み出してくれます。

皆さんの中で「こんなアプリを作ってみたい」というものがあれば、今回の記事を参考に一度開発にチャレンジしてください

【アプリ開発 必要なもの 6選】iOSアプリとAndroidアプリを開発する際に必要となるものを徹底解説

iOS及びAndroidアプリを開発したいと考えた時には、パソコンだけでなく、様々なものが必要となることをご存知でしょうか。

そこで本記事では、iOS及びAndroidアプリを開発する際に必要となるものを徹底解説いたします。

アプリ開発をする前に決めておくべきこと

https://pixabay.com/ja/photos/ios-新着-モバイル-1091302/

まずアプリ開発をしたいと考えた時に決めておかなければならないこととしては、ゲーム、EC、占い、ニュースなどどのようなアプリを開発するのかをイメージすることが大切ですが、Webアプリなのかスマートフォンアプリなのか、スマートフォンアプリであればiOSアプリなのかAndroidアプリなのかなど、対応機種はどうするのかも決めておかなければ、必要となるものを絞ることもできません。

例えばスマートフォンアプリと一口に言っても、iOSアプリまたはAndroidアプリではプログラミング言語や開発環境などが大きく異なり、準備しなければならないものも変わってきます。開発前にきちんと決めておくことが大切です。

iOSアプリを開発する場合必要となるもの 6選

iOSアプリを開発する場合に必要となるものは下記の通りです。

  • パソコン
  • 開発環境
  • プログラミング言語
  • フレームワーク
  • テスト実施用iPhone端末
  • Apple Developer Program

パソコン

iOSアプリを開発する際には、後述するどの開発環境を選択するかによって、MacやWindows、Linuxのいずれかを用意する必要があります。例えば後述する開発環境XcodeであればMacにしか対応していないためです。

また、コーディングしたプログラムをコンピュータが処理できるような形に変換するビルドという工程やアプリリースの段階では必ずMacが必要となるため、最初からMacを利用しておくことに越したことはありません。

開発環境

iOSアプリを開発する時には、下記のような開発環境を用意する必要があります。

  • Xcode
  • Xamarin
  • Monoca

Xcode

https://apps.apple.com/jp/app/xcode/id497799835?mt=12

Xcodeは、Apple社が提供しているiOSアプリ開発のツールであり、MacをはじめiPhone、iPadなどのアプリ開発に必要とされる全てのものが詰め込まれているという特徴があります。特にこだわりがない限りは、Xcodeを選んでおけば間違いないと言うくらい、Apple社の公式の信頼性の高いツールです。

Xamarin

https://docs.microsoft.com/ja-jp/xamarin/get-started/what-is-xamarin

Xamarinとは、Microsoft社によりVisual Studioの一部として提供されている、iOS、Android、Windows向けのアプリを開発するためのオープンソースのプラットフォームのことであり、Macであればプログラミング言語C#を用いることで、iOS及びAndroidアプリの開発が可能です。

プログラミング言語

iOSアプリを開発する際には、下記のようなプログラミング言語の知識を習得しておくことが必要です。

  • Swift
  • Objective-C
  • JavaScript
  • C#
  • Python
  • Java
  • Dart

Swift

Swiftとは、iOSをはじめMacやApple TV、Apple Watch向けのアプリ開発のためにApple社が提供しているプログラミング言語です。まだ世に発表されてから日が浅いプログラミング言語でありながら、読みやすくコーディングしやすいという特徴を持ち、初心者でも簡単に習得することができるため、非常に高い人気を誇ります。

Objective-C

Objective-Cは、プログラミング言語C言語にオブジェクト指向を追加したプログラミング言語です。前述したSwiftが登場するまでは、iOSアプリ開発に推奨されていたプログラミング言語でしたが、Swiftが登場してからは徐々にSwiftに遷移してきてしまっています。

それでもまだまだSwiftだけでは補填できない部分をObjective-Cであれば補填できる面もあるため、完全に衰退してしまったわけではありません。既存のiOSアプリであればObjective-Cでプログラミングされているものもあるため、改修などの際には知識を身につけておくに越したことはないでしょう。

JavaScript

JavaScriptとは、オブジェクト指向のスプリクト言語であり、ボタンに機能を割り当てたり、チャット機能を搭載したり、アニメーションを付けたり、リアルタイムに取得した入力の処理をしたりというようなことができます。Twitterで言うと、タイムライン及びおすすめトレンドが表示されるのはJavaScriptによるものです。

C#

C#とは、Microsoft社が提供しているオブジェクト指向のプログラミング言語であり、後述するJavaと似ていることから、C#を習得するとJavaも簡単に習得できると言われています。きれいなGUIのアプリを作りたいという方におすすめです。前述した開発環境Xamarinを選択してiOSアプリ開発を行う方には必須のプログラミング言語と言えます。

Python

https://www.python.org

Pythonとは、オープンソースで運営されているプログラミング言語であり、非常に少ない記述量で簡潔にプログラミングを行うことができるという特徴を持つため、人気を博しています。iOSアプリはもちろんWebアプリ開発にも向いており、InstagramやYouTubeなどもPythonで開発されています。

Java

https://www.java.com/ja/

Javaとは、どのような環境でも利用できるオブジェクト指向のプログラミング言語です。もしiOSアプリだけでなくAndroidアプリも開発したいと考えている場合には習得しておいて損はないでしょう。

Dart

https://dart.dev

Dartとは、Google社がJavaScriptの代替言語としてリリースしたオープンソースのプログラミング言語です。後述するフレームワークFlutterを利用する際には、必須の言語となります。また、前述したJavaScriptを習得していればDartを習得することは簡単だと言われています。

フレームワーク

iOSアプリ開発する際にはフレームワークを用いると簡単です。

  • UIKit
  • React Native
  • Flutter

UIKit

https://getuikit.com

UIKitは、高速かつ強力なWebインターフェースを開発するためのCSSフレームワークのことであり、圧倒的な高いデザイン性でユーザーインターフェースが美しいことから人気を博しています。プログラミング言語Swiftに対応しているため、SwiftでiOSアプリ開発を行う際にはおすすめです。

React Native

https://reactnative.dev

React Nativeは、メタ・プラットフォームズ社が提供しているクロスプラットフォームのiOS及びAndroid向けのアプリケーションフレームワークです。対応プログラミング言語はJavaScriptとなっており、iOSとAndroidどちらにも対応するアプリを開発したい方におすすめとなっています。

Flutter

https://flutter.dev

Flutterとは、Google社が提供しているモバイルアプリを開発するためのフレームワークです。iOSだけでなくAndroidアプリを同じ開発環境で開発することができるだけでなく、WindowsやLinux、MacといったOSにも対応しているため非常に便利と言えるでしょう。プログラミング言語はDartが採用されています。

テスト実施用iPhone端末

iOSアプリを開発したらテストを行うためのiPhone端末が必要となります。テストをきちんと実施しないと、リリースしてから予期せぬ不具合が起きてしまうため注意が必要です。

Apple Developer Program

https://developer.apple.com/jp/programs/

Apple Developer Programとは、iOSアプリを開発してリリースする際に登録しなければならないプログラムです。有料ではありますが、iOSアプリリリースには必須となるため、必ずチェックし登録しましょう。

Androidアプリを開発する場合必要となるもの

これまでiOSアプリ開発時に必要となるものをご紹介してきましたが、ここからはAndroidアプリ開発をする場合に必要となるものをご紹介いたします。

  • パソコン
  • 開発環境
  • Android Studio
  • プログラミング言語
  • Java
  • Kotlin
  • C言語
  • テスト実施用Android端末

パソコン

Androidアプリを開発する際に必要となるパソコンは、iOSアプリとは異なりMacにこだわることなく、WindowsやLinuxでも問題ありません。使い慣れたスペックの高いパソコンを使用すると良いでしょう。

開発環境

Androidアプリ開発に必要となる開発環境は、Android Studioです。

Android Studio

https://developer.android.com/studio?hl=ja

Android Studioとは、Google社が提供しているAndroidアプリ開発のための公式の開発環境です。これからAndroidアプリ開発に携わりたいと考える方は、Android Studioを活用することをおすすめします。

プログラミング言語

Androidアプリ開発に必要となるプログラミング言語は下記の通りです。

  • Java
  • Kotlin
  • C言語

Java

Javaとは、AndroidアプリはもちろんのことWebアプリやデスクトップアプリ、さらには人工知能(AI)開発にも活用されている汎用性の高いプログラミング言語です。Androidアプリ開発だけでなく、様々な開発に利用できるため、これからプログラミング言語を学ぶという方にもおすすめとなっています。

Kotlin

https://kotlinlang.org

Kotlinとは、2017年にAndroid公式開発言語とされた静的型付けのオブジェクト指向のプログラミング言語です。前述したJavaよりも記述量が少ないながら、Javaとの相互利用も可能なため、Androidアプリ開発には欠かせないプログラミング言語であると言っても良いでしょう。

C言語

C言語とは、初心者向けではないものの、Androidアプリ開発においては、Javaで開発すると動作が遅いと感じるプログラマーがあえてC言語を用いて開発するなど、今も一定の需要を誇るプログラミング言語です。特に大量のデータ処理が必要となるゲーム開発の場合には重宝されることも多くなっています。

テスト実施用Android端末

Androidアプリを開発後、リリース前にはテストを行うためのAndroid端末の実機が必要となります。きちんとテストを行って動作確認をしておかなければ、リリース後に大幅な修正が必要となってしまうなどといったことが起きかねませんので、テストは必ず実施しましょう。

アプリを開発する場合プログラミングの知識がなくても利用可能なツール

アプリを開発する場合、プログラミング言語を必ず習得しなければならないかというと、そうではありません。実は近年では様々なツールが登場しており、プログラミング言語がなくとも簡単なアプリであれば誰でも簡単に開発することが可能ですのでご紹介いたします。

  • アプリビルダー
  • アプスタ
  • GameSalad
  • Unity
  • Thunkable
  • Adalo
  • Buildy
  • SmartAppsMobile
  • Monoca

アプリビルダー

http://app-builder.jp

アプリビルダーとは、スマートフォンアプリ開発及び運営を行なっているアムゼネット社が提供しているiPhone及びAndroidアプリが開発できる無料サービスです。もちろんプログラミングスキルは不要で、まるでWebサイトを制作するくらい簡単にアプリを開発することができます。プログラムはテンプレート化されており、これまでクロスワードパズルや今日の占い、新幹線時刻表や看護師国家資格過去問などといった実際に利用価値の高いアプリが多数開発されている実績があります。

アプスタ

https://www.appsta.jp

アプスタとは、ドリームネッツ社が提供している販促及び集客アプリ開発ツールのことであり、専門知識がなくともブログ記事を書くようにテキストや画像の投稿ができるため、誰でも直観的な操作ができるように設計されています。店舗ごとに柔軟にカスタマイズを行うことができることから、簡単にオリジナル性の高いアプリを開発可能です。

GameSalad

https://gamesalad.com

GameSaladとは、プログラミングは必要なく、ドラッグ&ドロップだけでiPhoneをはじめiPad、Mac、HTML5に対応したゲームアプリを開発することができるツールです。難点としては英語での説明となっていることから、英語が苦手な方は苦労するかもしれません。

Unity

https://unity.com/ja

Unityとは、ユニティ・テクノロジーズ社が提供しているゲーム開発プラットフォームです。PCゲームはもちろん、iOS及びAndroidにも対応したゲームアプリを開発可能となっています。2Dであっても3Dであってもプログラミングの知識は不要でゲームアプリを誰でも開発できるため、人気のプラットフォームとなっています。

Thunkable

https://thunkable.com/#/

Thunkableとは、プログラミングの知識が不要でモバイルアプリを開発可能なツールです。基本操作はドラッグ&ドロップのみで直観的に操作できます。もちろんiOS及びAndroidどちらにも対応できるアプリ開発が可能です。

Adalo

https://www.adalo.com

Adaloとは、Webアプリ、iOS及びAndroidアプリをプログラミングなしで開発できるツールです。こちらもドラッグ&ドロップのみでアプリ開発ができ、プレゼンテーション資料を作った経験があれば誰でも使いこなせるでしょう。

Buildy

http://ww25.buildyapp.com/ja/?subid1=20220720-1126-4807-9edb-e083477f0493

Buildyとは、低コストかつ短期間でiPhoneアプリ及びAndroidアプリを開発できるツールです。アプリデザインとページを選択肢の中から設定するだけで、誰でも簡単にアプリ開発を行うことができます。

SmartAppsMobile

https://smartappsmobile.net

SmartAppsMobileとは、プログラミング知識不要で、スタンプカード機能及びクーポン機能などを管理することが可能なスマートフォンアプリを開発することができるツールです。店舗のオリジナルアプリを開発したいという方におすすめとなっています。

Monoca

https://ja.monaca.io

Monocaは、誰でも無料で利用可能な、ハイブリッドアプリを開発することができるWebサービスです。サンプルアプリのコードやテンプレートが充実しており、全くの0ベースからではない開発も実現できます。

また、iPhone及びAndroid実機でのテストも簡単に行うことができ、Web制作に関する基礎知識さえあればアプリ開発が可能であるため、プログラマーのいない企業でも導入されることがあります。

まとめ

アプリ開発に必要なものについて、そこで本記事では、iOS及びAndroidアプリを開発する際に必要となるものを徹底解説いたしました。プログラミング知識があれば本格的なアプリを開発することはもちろん可能ですが、そこまで複雑ではない簡単なアプリであればドラッグ&ドロップだけで開発できることをお分かりいただけたのではないでしょうか。

これからプログラマーを目指す方も、プログラミング知識はなくてもアプリ開発をしたいという方もそれぞれの最適な方法でアプリ開発を進めていってください。

【SNSアプリ開発 完全ガイド】SNSアプリの概要、SNSアプリを開発するメリットやデメリット、開発方法まで徹底解説

新しいSNSアプリを開発したいと考えたとき、どのようなアプリを開発したら良いのか、そもそもSNSアプリとはなんなのかなど、悩んでしまうことも少なくありません。そこで本記事では、SNSアプリの概要を始め、SNSアプリを開発するメリットやデメリット、開発方法にいたるまで徹底解説いたします。

SNSアプリとは

そもそもSNSとは、英語表記でSocial Networking Serviceの頭文字を取ったものであり、会員制交流サイトのことを意味します。つまりSNSアプリとは会員制交流サイトの機能を有したアプリのことです。

SNSの種類

一口にSNSと言っても実は細分化すると次の3つに分類することができます。

  • オープンSNS
  • クローズドSNS
  • 特化型SNS

オープンSNS

オープンSNSとは、不特定多数のユーザーと繋がることができるSNSのことです。具体的には、各ユーザーが投稿及び共有した内容が制限なくWeb上に公開されるということになります。既存のアプリの例としては、TwitterやInstagram、Facebookなどが挙げられます。

クローズドSNS

クローズドSNSは、前述したオープンSNSと対になるものであり、各ユーザーが投稿及び共有した内容は限られたユーザーの中でしか公開されないSNSのことです。既存のアプリの例としては、家族だけで共有できるwellnoteをはじめ、カップルだけで共有できるPairyなどが挙げられるでしょう。

特化型SNS

特化型SNSとはその名の通り、ある特定の分野に特化したSNSのことです。既存のアプリの例としては、ビジネスに特化したLinkedinや、スポーツ自転車に特化したStrava、登山に特化したヤマレコやYAMAPなどが挙げられます。

SNSアプリに必要とされる機能

SNSアプリを開発しようと考えている方のために、SNSアプリに基本的に必要とされる機能について改めて押さえておきます。

  • ユーザー情報管理
  • ログイン
  • チャット及びメッセージ
  • フォロー
  • リアクション
  • 検索
  • アンケート
  • ブログ
  • タイムライン
  • 通知
  • 画像及び動画シェア
  • コミュニティ
  • 決済

ユーザー情報管理

ユーザー情報管理とは、プロフィール登録機能をはじめ編集機能、他のSNSで利用しているアカウントを連携するなどの機能のことです。SNSアプリとしてはなくてはならないものとなります。

ログイン

SNSアプリを利用する際に必ず必要となるのがログイン機能であり、ユーザー情報を適切に管理する上で最も重要なものとなります。個人情報が漏洩しないよう強固なセキュリティ対策を施した上で実装しましょう。

チャット及びメッセージ

SNSアプリではもはや当たり前となっている、ユーザー同士でのチャットあるいはメッセージのやりとりの機能も、会員制コミュニティとして必要不可欠なものとなります。ただアプリ内でチャット及びメッセージがやりとりできれば良いということではなく、画像や動画、あるいは位置情報やWebサイトのURLなどを添付できなければ今の時代には合っていると言えないでしょう。

また、特にオープンSNSを開発する際には、だれでも閲覧可能なチャット及びメッセージ機能はもちろんのこと、特定のユーザー同士しか閲覧できないダイレクトメッセージ機能があるとより便利です。

フォロー

TwitterやInstagramでは当たり前のフォロー機能も大切です。特にオープンSNSの場合、不特定多数の投稿を誰でも閲覧できる点にメリットがある一方で、特定ユーザーの投稿のみをピックアップしたいというニーズが必ず存在します。

さらに近年では当たり前となったインフルエンサーマーケティングにおいては、フォロワー数がとても重要な指標となるため、SNSアプリを発展及び盛り上げていくためにも特にオープンSNSでは搭載しておくべきでしょう。

リアクション

TwitterやInstagramでは、フォローの有無に関わらず気に入った投稿に「いいね」とリアクションすることができます。チャット及びメッセージのやりとりを積極的に行いたいと考えるヘビーユーザーが存在する一方で、「いいね」などの手軽なリアクションのみできればいいと考えるライトユーザーのためにもなにかしらのリアクション機能を搭載しておくとよいでしょう。

検索

SNSアプリに求められる検索機能は、それぞれのSNSアプリによって異なりますが、例えば特定のハッシュタグなどで投稿を検索したり、キーワードでユーザーを検索したり、メッセージを検索したりと、ニーズにあったものを搭載することにより、より便利かつ汎用性の高いSNSアプリになることでしょう。

アンケート

SNSアプリにアンケート機能を搭載しておくことで、各ユーザー同士の交流を活発化させたり、企業アカウントがリアルな消費者の意見を取り入れ商品開発に生かすことができたりします。Twitterのように文字だけでのアンケートでも良いですが、Instagramのようにストーリーズで視覚的に訴えることができるようなものだとよりライトなアンケートを実現することができるでしょう。

ブログ

開発するSNSアプリの特性によって搭載すべきかどうかの判断が分かれますが、各ユーザーが日記を作成することで、他のユーザーが閲覧し、コメント及びリアクションができるというブログ機能を搭載しているSNSアプリも多数存在します。

タイムライン

もはやSNSアプリには当たり前となったタイムライン機能も重要な機能です。フォローしているユーザーが投稿及び共有した更新情報を時系列で表示することができるため、フォローしているユーザーのページを訪れることなく、最新情報を閲覧できるため、実はとても便利な機能と言えるでしょう。

通知

通知機能は、SNSアプリにおいては、運営側からユーザーに有益な情報のプッシュ通知などを行うというよりは、フォローしているユーザーが更新した際に通知を行うことで、SNSアプリへのログインを促すものとなります。ユーザーも自分が気に入っているユーザーの投稿は気になっているはずなので、一般的なアプリのプッシュ通知とは異なり、比較的受け入れられやすいと言えます。

画像及び動画シェア

もはや文字のやり取りだけでなく画像や動画をシェア、または加工した上でシェアすることが当たり前の時代となっているため、SNSアプリ開発の際には搭載するべき機能の1つとして挙げられます。

コミュニティ

SNSアプリ自体が既にコミュニティとは言えますが、さらにユーザーの属性や目的などによってはチームやサークルといった小さい単位でのコミュニティ機能を搭載することで、さらに新たな可能性を生み出すことができます。

決済

SNSアプリの利用自体が無料であっても、例えばアプリ内で商品やサービスなどの売買ができたり、プレゼントキャンペーンなどで報酬を受け取ったりということができる場合には、決済機能を搭載しておくと便利です。

SNSアプリ開発のメリット

既に世の中には様々なSNSアプリが溢れていますが、それでも新しいSNSアプリを開発するメリットとしては、次の3つが挙げられるでしょう。

  • 独自の特徴を表現することが可能
  • マーケティング施策として利用可能
  • コミュニティを構築可能

独自の特徴を表現することが可能

今更新しいSNSアプリを開発する意味があるのか悩む方もいらっしゃるかと思います。確かにTwitterやInstagram、Facebookなどといった有名かつ人気のSNSアプリが多数存在しているのは事実ではありますが、それぞれ様々な特徴を持つのはもちろん、制限が設けられていることを忘れてはいけません。これらの制限により少し不便と感じているユーザーも少なからず存在しているという前提で、ユーザーが本当に求めている機能を搭載した独自のSNSアプリを開発することができれば、多くのユーザーを取り込むことができ、SNSアプリを開発して良かったと実感するでしょう。

マーケティング施策として利用可能

Twitter及びInstagramにおいて、多数の企業アカウントも存在しますが、従来はあくまでユーザー同士のコミュニケーションに特化したものであることから、自社コンテンツに誘導するには、結果的に外部リンクに誘導する必要があるというデメリットがあります。このデメリットを解消できるような独自のSNSアプリを開発することができれば、企業アカウントがマーケティング施策として第一の候補に挙げてくれることでしょう。

コミュニティを構築可能

特に全く新しいクローズドSNSや特化型SNSを開発することができれば、既存のSNSアプリにはない、新しいコミュニティが必ず生み出されることが期待されます。

SNSアプリ開発のデメリット

SNSアプリ開発を行う際には、下記のようなデメリットも存在するため頭に入れておきましょう。

コストがかかる

SNSアプリを開発する際には、個人及び自社で開発するのか、それともベンダーに外注するのかと言った方法がありますが、特にベンダーに外注するという場合には、開発するSNSアプリの内容や搭載機能によっておよそ50〜1,000万円程度かかると言われています。さらに、画像及び動画シェアを行うことができるようなSNSアプリであればサーバーストレージ容量が大きくなければならず、さらに環境構築にもコストがかかってくることから、運用コストが高くなることを覚えておきましょう。

SNSアプリ開発の方法

SNSアプリを開発する方法としては、大きく次の3つの方法が考えられます。

  • プログラミング技術を用いて個人及び自社開発
  • ノーコードで個人及び自社開発
  • ベンダーに外注

プログラミング技術を用いて個人及び自社開発

プログラミング技術を持っているのであれば、個人及び自社で独自にSNSアプリを開発することができます。ベンダーに外注するよりも遥かに低コストで開発を進めることができるだけでなく、スケジュール調整が楽だったり、カスタマイズも容易だったりと様々な恩恵を受けることができるでしょう。

ただし、SNSアプリを開発する前段階でプログラミングの知識がないという場合には、1からプログラミング言語やフレームワークなどを習得しなければならないため、非常に多くの時間を要します。また、よほど高いプログラミング技術を有していなければ、一般にリリースできるような高い品質のSNSアプリを開発することは難しいでしょう。

ノーコードで個人及び自社開発

実はSNSアプリを開発するには、必ずしもプログラミング技術を有していなければならないということはありません。もちろんあまりに高性能なSNSアプリを開発するのには適していませんが、自社内で利用する簡単なクローズドSNSなどであればノーコードで開発可能なツールを用いて個人及び自社のみでSNSアプリを開発することができるでしょう。

近年では様々なノーコード開発用のツールが登場しており、ツールによってはドラッグ&ドロップのマウス操作のみでアプリ開発を進めることができるものも存在します。プログラミング技術を有している人材が身近に存在しない場合、まずはノーコード開発ツールを活用してみると良いかもしれません。

ベンダーに外注

予算やスケジュールに余裕があるのであれば、ベンダーに外注するというのも1つの手段です。ただし、いきなり1社に絞り込んで依頼するのではなく、事前に3〜5社程度相見積もりを行いながら、担当者とやりとりして信頼できるベンダーに外注するようにしましょう。

まとめ

SNSアプリ開発について、本記事では、SNSアプリの概要や、SNSアプリを開発するメリットやデメリット、開発方法にいたるまで徹底解説いたしました。全く新しい独自性を持ったSNSアプリを開発することができれば、オープンSNS、クローズドSNS、特化型SNSのいずれであったとしても、ユーザーのニーズを満たし、新たなコミュニティを構築することが可能です。

コスト面や品質、スケジュールなどを鑑みて、個人及び自社で開発するのかそれともベンダーに外注するのが良いのかを見極めた上で、SNSアプリ開発を進めていきましょう。

【アプリ開発 勉強 完全ガイド】独学の注意点やおすすめの学習サービス 6選、書籍5選、スクール3選など紹介!

現在、多くのアプリがありますが、皆さんの中には「こんなアプリがあったらいいな」と思ったことがある方もいるのではないでしょうか。とはいえ、自分でアプリを開発するなんて出来るわけがないと思っている方もいるでしょう。

これまで専門的な勉強をしてこなかった方でも、アプリ開発の勉強をする方法はないのでしょうか。もし独学で勉強することができるなら、アプリ開発も夢ではありませんよね。

そこでこの記事では、独学でアプリ開発を勉強する方法やその時の注意点などについても解説していきたいと思います。

独学でアプリ開発を行う時の勉強法

アプリ開発には、最低限身につけなければいけない知識があります。その知識をどのように身につければいいか分からない方もいると思います。そこで、初心者向けに必要な知識を身につけるための勉強法をご紹介していきます。

書籍を利用する

本屋などに行くと、アプリ開発に関する書籍がたくさん並んでいます。上級者用から初心者用まで、プログラミングに関する専門誌は多く取り揃えており、一つに絞るのが難しいくらいですが、自分に合いそうな書籍を見つけて勉強するのがいいでしょう。

書籍で学ぶメリットは好きな場所や好きな時間で勉強ができるところです。また読んで覚えていくだけでなく、読みながら実践できるのも書籍ならではではないでしょうか。

無料の学習サイトを利用する

次にご紹介するのは無料の学習サイトを利用する方法です。3分から4分程度の短い動画を見ながら勉強出来る学習サイトや、開発に必要な知識を設問にして、それを回答しながらゲームのような感覚で知識を身につけていけていく学習サイトなど、誰でも知識を学ぶことができるさまざまな学習サイトが無料でWEB上に公開されています。

公開されているほとんどのサイトが、フレームワークやプログラム言語といった基礎中の基礎から教えてくれますし、サイトによっては「Kotlin」や「UIKit」といった、プログラムに関する最新知識について解説してくれる学習サイトもあるので、プログラミングに関する知識が乏しい未経験の方でも、基礎からしっかり身につけることができるでしょう。

いろいろなサイトがあるので、自分に合ったサイトを見つけて勉強するようにしましょう。

プログラミングの専門学校に通う

もし独学で勉強するのが挫折してしまいそうと感じたら、専門スクールに通うのがいいでしょう。プログラミングの専門学校では、アプリ開発に必要な知識をピンポイントで学ぶことができ、学校によっては就職や転職などをサポートしてくれる学校もあります。

デメリットとしてはコストが高くつくことでしょう。もし時間的にもコスト的にも余裕があるのであれば、専門学校に通って知識を学ぶ方法を選択してもいいでしょう。

独学でアプリ開発を勉強する流れ

まず独学で勉強するには、自分がどのようなアプリを開発したいのかを決めて行うのが効率がいいでしょう。自分が作りたいと思うアプリに必要のない知識を学んでも時間の無駄になります。ここからは、独学する流れを解説していきます。

開発してみたいアプリを決める

一番始めに行うのが、どんなアプリを開発したいかを決めることです。アプリには多くの種類がありますが、そのアプリによって開発方法が変わってきます。そのため、まず開発したいアプリを決めて、そのアプリ開発に必要な知識を学んでいくのがいいでしょう。

開発に必要なプログラミング言語を勉強する

開発してみたいアプリを決定したら、そのアプリの開発に必要なプログラミング用語はどのようなものがあるのかを勉強しましょう。プログラミング用語も非常にたくさんあります。開発したいアプリに合ったプログラミング用語というのが必ずあります。

またプログラミング用語には初心者が扱いやすいものもあるので、自分に合ったものを選んでそれのみを勉強するのがいいでしょう。

試しにサンプルを作ってみる

そうしたら一度サンプルを作ってみましょう。実際にサイト上には多くの流れを記載した学習サイトがあります。それらを真似して流れを把握していきます。いきなり開発を行うと途中で手が止まってしまうことも予想されるので、何度か試作品を開発しどのようなこのが出来上がるか見てみるのがいいでしょう。

実際に作りたいアプリを開発する

ある程度の流れをつかめたら、いよいよアプリ開発です。はじめのうちは簡単なものを作るのがいいでしょう。コツをつかんできたら、こだわりのある細かいアプリを作るようにしましょう。

アプリ開発を独学で練習する手順

初心者がアプリ開発の練習をする方法でおすすめは、サイトや専門誌などに掲載されているコードを自分なりに変更して練習する方法が一番覚えやすいでしょう。

例えば「デザイン」や「機能を追加」するなど、もともと出来上がっているサンプルコードを変更して完成まで作り上げていくことで、完成までの流れも覚えることができるでしょう。ではその流れを解説していきます。

デザインの変更

まずはデザインの変更です。コードを変更することで、色や構造などを変更することができます。自分好みのデザインに変更してみましょう。自分好みのデザインが決まっていればいいですが、アプリ開発をする際には一番悩む部分かもしれません。もし良いデザインが思いつかない場合は、見本を利用して先に進みましょう。

追加したい機能を実装してみる

今度はアプリに実装したい機能を追加してみましょ。始めは簡単なもので試して、慣れてきたら複雑なものを実装していくような感じでいいでしょう。

簡単な機能というのは、ボタンの追加やボタンを押したときに表示される機能で、1つか2つで構わないので、必要と思うものを入れてみましょう。もし問題なく追加できたら、次回以降はもっと追加機能を増やしてもいいかもしれません。

実装が難しい機能もあると思われるので、実装方法を調べながら行いもし難しくても自分のスキルをあげるための勉強にもなります。

実際にリリースの作業をしてみる

ここまで完成させたら、実際にリリースの作業を行ってみましょう。各ストアに掲載できるように申請を行い、審査の結果を待ちます。審査に通ればいいですが、もし審査に通らなかった場合でもその理由を知り次回以降の参考にしましょう。

アプリ開発を独学で上達させるための勉強法

実際アプリを作り上げることができたあと、今よりも自分の実力をあげるためには実績を積んでいくことが一番です。実績を積むというのは、自分でアプリの開発を行うのではなく、アプリ開発をしてほしいという依頼を受けて、それを実際に行う方法です。実際に依頼を受けてサプリ開発を行う方法としては以下の方法があります。

知り合いからに依頼を受ける

この方法であれば、お金も発生せず気軽にアプリの開発が出来るでしょう。また、万が一完成させることができなくても、さほど問題が生じないかもしれません。自分のペースで作業を行うこともできますし、誰にも頼らない環境で開発を進めていくので、自分のスキルアップにも必ず繋がっていきます。

クラウドソーシングサイト

サイト内には、大小さまざまな依頼が掲載されています。そのため、現在の自分の実力にあった依頼を受けることができます。もし依頼者が希望する通りのアプリを作り上げることができたら、自身にもなりますしモチベーションにもつながるでしょう。

ただし、他の企業や個人からの依頼になり、そのための報酬も発生するため、途中で開発を辞めてしまったり、依頼者の希望通りのアプリを作り上げることができなかったとなると、大きなトラブルになってしまうので、その点だけは注意しましょう。

アプリを開発を独学で学ぶときの注意点

これまで、独学でアプリ開発を行う方法について解説してきましたが、ここからは独学でアプリ開発を行う際の注意点について解説していきたいと思います。アプリの開発は、誰でも可能ですが、決して簡単なものではありません。最後まで挫折することなく完成までたどり着くためには、いくつかの注意点を克服しなければいけません。それではご紹介していきます。

失敗するのは当然だと割り切って勉強をする

アプリ開発にはエラーやバグはつきものです。実際にアプリ開発を始めると、さまざまなバグやエラーに悩まされることが数多くあります。実際エンジニアを本職としている方たちも、エラーやバグに悩まされることはよくあることなのです。そのためバグやエラーがあったとしても失敗だと思う必要はありません。逆にアプリのリリースまでにエラーが見つかったことを喜ぶくらいがちょうどいいかもしれません。失敗することは当たり前くらいに考え、一つひとつ解決しながらアプリの完成を目指してみてください。

毎日勉強する時間を作る

どのくらいの時間でも構わないので、必ず毎日勉強する時間をとるようにしましょう。プログラミングの勉強は他と違い、目で見るよりも実践していった方が覚えやすいという傾向にあります。そのため、一日二日行わないと、それまで勉強してきたことを忘れてしまいまた一から勉強をし直さなければいけなくなります。勉強期間が数日空いてしまい、勉強したことを忘れてしまってはモチベーションが下がり途中で投げ出してしまうきっかけをなってしまいます。

時間がない時はそれまで勉強してきたことの復習でもいいですし、もし時間があれば新しいことを勉強していく感じでいいでしょう。とにかく毎日プログラミングに関わることが、より短い期間で知識を身につけることができる方法となっていきます。

学習サービスは無料のものを利用する

学習サービスにはいろいろなものがありますが、まずは無料の学習サービスを利用することをおすすめします。無料のものは基礎中の基礎を学べるものがほとんどです。有料のものにも基礎を学べるものはありますが、より専門的な知識を学ぶものが多いです。

そのため、初心者の場合は無料のもので十分といえるでしょう。もしアプリ開発のノウハウを覚え、より上級レベルのアプリを作ってみたいと思ったときに、有料サイトを利用するといいでしょう。

質問サイトを活用しよう

プログラミングに関わらずどんな勉強でもそうですが、独学というのは何かにつまずいてしまうと続けていくことが困難になってしまう場合があります。そんな時のため、質問サイトを有効活用するといいでしょう。

プログラミングは人気の職業のため、プログラミングに関わる質疑応答サイトは数多くあり、特に初心者が疑問に思う、基本的な部分を解説してくれているサイトがいくつも存在します。もし勉強していくうえでつまずいてしまった場合は、そのようなサイトを活用して解決していきながら勉強を進めていきましょう。

独学でアプリ開発を学ぶおすすめの学習サービス 6選

それでは初心者の方におすすめの、無料でプログラミングを学べる学習サービスをご紹介していきます。

paizaラーニング

paizaラーニングは、3分動画と練習問題によって効率的にプログラミングを学べる学習サービスです。また、エンジニア向けの就職支援サイトでもあるため、転職を視野に入れたプログラミング学習が行えます。幅広い講座が用意されており、環境構築が不要なため講座を見た後はその場でコードを書くことも可能です。また、わからない点はエンジニアに質問できます。

シラバス

シラバスは、Webアプリケーションやデザインの開発方法を学べる学習サービスとして知られています。WordPressを活用したWebサイトの制作やRuby on Railsを活用したWebアプリ開発に特化しており、 無料で利用することができるうえ、環境構築の方法やWEBデベロッパーツールの使い方なども学習することができます。基本的にはサンプルの真似をしながら学習していく形式なので初心者の方にもおすすめの学習サービスです。

CODEPREP

CODEPREPは、ブックと呼ばれる学習コンテンツを利用し、学びたい部分だけを学ぶことができるプログラミング学習サービスです。複数の問題集が用意されており、約10分程度で終えることができる穴埋め形式の問題になっているため、時間のない方でも効率的にプログラミングを学ぶことができます。

また、自由編集モードという機能がついており、この機能を使えば自分で自由にコードを書くこともでき、ディスカッションボードを利用すれば、他のユーザーとでコミュニケーションを取ることも可能なので、ユーザー同士で質問しながらプログラミングを学んでいくことができます。

ドットインストール

ドットインストールは、コンテンツごとに3分の動画にまとめられており、それを見ながらプログラミングを学べるプログラミング学習サービスです。CSSやHTML、RubyやJavaScriptなど、アプリ開発に必要な言語の動画を提供しており、有料・無料のサービスがありますが、初心者が必要とする基礎の学習であれば。無料で問題なく習得することができます。短い動画で学べるため、空いた時間を活用して手軽に学習を進めることができるでしょう。自分でしっかり計画をたててすすめていきましょう。

Progate

Progateは、イラストを中心とした学習方法でプログラミングを学ぶことができるプログラミング学習サービスです。非常にわかりやすいスライド方式を採用しているので、自分のペースで少しずつ学習を進めることができるでしょう。また、実際にブラウザ上で開発をしながら学習することができるので、初心者でも手を動かしながらプログラミングの基本をしっかりと身につけることができる人気の学習サービスです。

Schoo

Schooは、オンライン学習サービスとなっており、リアルタイムでITスキルやビジネススキルといった授業を提供しています。

「未来に向けて今あなたが学んでおくべきこと」をコンセプトに、幅広いジャンルの授業を無料で発信しています。リアルタイムで授業を発信しているため、その場で分からないことや疑問点を質問することができ、同じチャンネルを見ているユーザー同士でコミュニケーションを取ることも可能なので、一緒にプログラミングを学んでいけるといったメリットもあります。

独学でアプリ開発を学ぶおすすめの本 5選

自分の好きな時間や場所で勉強できるのが書籍になります。数多くの書籍があるので自分に合った本を選んで勉強することが大事です。それでは、初心者におすすめの書籍をご紹介します。

独学プログラマのためのAIアプリ開発がわかる本

この書籍は、AIアプリを開発してみたい人に特化した内容の書籍となっています。AIと聞くと難しそうなイメージがありますが、本書では難しい専門用語や内容をできるだけ記載しないようにしているので、難しい知識を必要とせず最低限の知識だけでAIアプリを開発するための方法を学ぶことができます。保守しやすく優れたコードを学ぶというよりも、まずは独学でアプリを開発してみたいという人におすすめな1冊と言えるでしょう。

知識ゼロからのWebアプリ開発入門

「知識ゼロからのWebアプリ開発入門」は、アプリ開発でよく使用されるプログラム用語「Ruby on Rails」を学ぶための専門誌になります。 「Ruby on Rails」によるアプリ開発の基礎が学べる内容となっており、「Ruby」プログラミングの基本からWebアプリケーションの仕組み、「Ruby on Rails」を使ったアプリの制作までをすべて解説しています。 Rubyを使ったアプリ開発を行いたいという方にはおすすめの一冊となっています。

絶対に挫折しない iPhoneアプリ開発「超」入門 第8版

「絶対に挫折しない iPhoneアプリ開発「超」入門 第8版」は、Swiftを使ったiOSアプリ開発について学べる本です。 Swiftを使って実際にアプリを開発しながら、実践的なスキルを習得することができます。また、画像も豊富に掲載されているため、初心者にもわかりやすいでしょう。 iPhoneアプリを開発してみたいという人におすすめの一冊です。

おうちで学べるプログラミングのきほん

「おうちで学べるプログラミングのきほん」は、プログラムが動く仕組みについて学べる本です。ハードウェアとプログラムの関係や、OSとプログラムの関係などを、実際に自分のパソコンで確認しながら学ぶことができます。これからプログラミングを学びたいと考えている人はもちろん、エンジニアとして働いている人にも役立つ内容となっています。

基礎&応用力をしっかり育成!Androidアプリ開発の教科書 第2版

「基礎&応用力をしっかり育成!Androidアプリ開発の教科書 第2版 Java対応本」は、Androidアプリ開発が学べる本です。Javaを学んでいる人を対象としており、ハンズオン形式でサンプルプログラムを開発しながらAndroidアプリ開発に必要な知識を学べる1冊となっています。 Androidアプリ開発の基本を体系的に学ぶことができるため、Androidアプリ開発の基礎力や応用力を身につけたい人におすすめです。

アプリ開発を学ぶおすすめのプログラミングスクール 3選

最後にご紹介するのがプログラミングを学べる専門スクールです。前述した方法よりもコストはかかってしまいますが、専門の講師が分かりやすく教えてくれるので、最終的には専門的な知識を身につけるだけでなく、身につけた知識を活かせる専門職にも就職することができます。それではアプリ開発に特化した、おすすめのプログラミングスクールをご紹介します。

tech boost

通学とオンラインの授業スタイル、どちらでも選べるのはtech boostです。プログラミング初心者でもカリキュラムを完走できるよう、プロのカウンセラーが学習コースや学習期間などを提案することが特徴です。講師全員が現役エンジニアだから、現場で活用できるスキルを身に付けられます。

tech boostには、スタンダードコースとブーストコースの2種類があり、スタンダードコースでは、投稿機能やログイン機能が搭載されたWebアプリケーションを制作します。それに対し、ブーストコースでは自身で要件定義を行い、オリジナルWebアプリケーションを制作します。カリキュラムではアプリ開発に必要なスキルを習得できることが強みで、受講期間は3ヵ月、6ヵ月、12ヵ月のうちからお好みの期間を選べます。

CodeCamp

現場で活躍しているプロから指導してもらえるのは、CodeCampです。オンラインのマンツーマンレッスンで、初心者から現場の即戦力となれるよう、丁寧に指導することが特徴です。カリキュラムは常に最新の情報にアップデートされるため、現場で求められる知識が身に付きやすいことがメリットとなっています。

さまざまなコースがありますが、アプリ開発に特化した学習をしたいなら、「オーダーメイドコース」がおすすめです。また転職したいと考えるなら、転職成功プログラムが採用された「CodeCampGATE」がおすすめです。これらのコース以外にも、「Pythonデータサイエンスコース」「Javaマスターコース」「Rubyマスターコース」といった特定のプログラミング言語に特化したコースも充実しています。

ポテパンキャンプ

現役のエンジニアが選ぶプログラミングスクールNO1に選出されているのが「ポテパンキャンプ」です。授業動画やサンプルコードが豊富に用意されており、初心者でも学習しやすいカリキュラムとなっています。

また転職サポートが手厚いことが強みとなっており、転職成功者のうち、Web系開発企業への内定率は100%となっています。そのため、プログラミング未経験者でも、高収入にキャリアアップしやすいプログラミングスクールとして人気を得ています。

まとめ

この記事では、アプリ開発の勉強方法や独学で勉強する時の注意点などについて解説してきましたがいかがでしたでしょうか。プログラミングは未経験でも独学で勉強することはできます。もちろん難しい知識は厳しいかもしれませんが、書籍やサイトを利用してある程度は勉強することができるので、自分が続けていける方法で行っていくようにしましょう。

また、知識をつけていくためにはご紹介してきたようにいくつかの注意点があります。簡単にアプリを開発できるように思われる方もいますが、当然それなりの知識は必要になりますし、見て覚えるよりも実践して覚えることの方が多いかもしれません。

数日でも時間を空けてしまうとそれまで覚えていたことを忘れてしまうというのは、プログラミングにおいてはよくあることなので、しっかり時間を割いて勉強に取り組んでください。自分が一番だと思う方法で勉強に取り組み、知識を植え付けて自分なりのアプリ開発ができるように頑張ってみてください。

【アプリ サーバー・アプリケーションサーバーとは?】仕組みや利用するメリットについても徹底解説!

アプリの開発を行うときに必ず聞く言葉に「サーバー」があります。実際サーバーって何のことなのか分からない方もいるのではないでしょうか。

この記事では、アプリ開発には欠かすことができないサーバーについて詳しく解説していきます。

アプリケーションサーバーとは?

そもそもアプリケーションサーバーとはどのようなものなのでしょう。アプリケーションサーバーとは、WEBサーバーからの情報を受け取り、その情報を情報を処理するためのものになります。アプリ開発はプログラミング言語で構築し作り上げますが、それらを正常に動かすための働きをしています。

アプリケーションサーバーの役割としては、Webサーバーから送られてきた情報を「PHP」「Java」「Ruby」などのプログラミング言語を実行して、その情報を処理をし結果を返還することで正常な情報をユーザーに届けることができます。Webサーバーから受け取った情報によってはデータベースにアクセスしてデータをリクエストし、抽出や加工処理を行います。

WebアプリケーションサーバーとWebサーバーの違い

前述したようにサーバーには、アプリケーションサーバーとWEBサーバーがあります。この二つを混同してしまう方もいると思いますが、実際は違うものになります。それではその違いについて解説します。

Webサーバーとは?

WEBサーバーは、ユーザーと直接やり取りを担うサーバーになります。スマートフォンやPCといったモバイルから送られた情報に対して、「JavaScript」「CSS」「HTML」といった、情報を返還する役割を持ったソフトウェアのことをいいます。

ユーザーからの情報を受け取ると、アプリケーションサーバーに内容を伝え、アプリケーションサーバーで処理が終わると結果を受け取り、ブラウザに表示します。

ユーザーがリクエストする内容が、静的か動的かにより処理方法は異なり、テキスト情報だけの静的な情報は、Webサーバー単体で処理できるので、そのまま静的データであるCSSやHTML、画像データを送り、動的なページは、アプリケーションサーバーへ処理のリクエストを処理してもらいます。

アプリケーションサーバーとは?

アプリケーションサーバーは、Webサーバーから送られてきた情報をそれぞれのプログラミング言語で処理し、動的なコンテンツを作り上げる役割があります。動的なコンテンツは、「Java」「PHP」「Python」「Ruby」などになり、その言語で生成されたプログラムをいいます。

基本的にアプリケーションサーバーは、単体で利用されることはなく、Webサーバーと一緒にかどうするものになります。動的な処理が必要な場合にはアプリケーションサーバーに対してリクエストを行い、返ってきた結果をWeb上に送信する仕組みです。

アプリケーションサーバーの仕組み

皆さんが目にするWEBサイトには、大きく分けて「Web3階層モデル」と「1台構成」の2つのパターンがあります。それぞれ解説したいと思います。

Web3階層モデル

Web3階層モデルとは、簡単にいえば「サーバーが3つある仕組み」になっているものです。「Webサーバー」「アプリケーションサーバー」「データベースサーバー」の3層で構成されており、サーバーを3つ置くことにより回線が重くなってしまう事態を解消し、1つのサーバーに負荷が集中しないような仕組みになっています。

Webサーバー

Webサーバーは、ユーザーとのやりとりを直接行うサーバーです。ユーザーからの情報を受け取り、アプリケーションサーバーに渡し、アプリケーションサーバーからその結果を受け取り、最後にユーザーに返すという、一番重要な役割を担っています。

アプリケーションサーバー

アプリケーションサーバーは、3層あるサーバーの真ん中に位置しており、Webサーバーから送られてきた情報を「Java」「Ruby」「PHP」などを実行して処理します。

データベースサーバー

データベースサーバーは、情報を集めてデータを整理しているバックエンドになり、Webサイトに必要なユーザーや商品のデータなどを保存しています。

Web3階層モデルのメリット

Web3階層モデルのメリットには2つあります。まずは「変更部分や問題箇所を特定しやすい」点です。例えばアプリなどで変更したい箇所がある場合、コンピュータが1つであると、3つの機能が絡み合っているため、変更したい部分が特定しづらくなりますが、Web3階層モデルは役割ごとに分かれているので、変更したい部分はアプリケーションサーバーとすぐに特定できます。

二つ目は「各サーバーの機能を最大限発揮できる」ことがあげられます。Web3階層モデルは各役割ごとに3つのサーバーに分かれているので、それぞれの機能だけに集中して作業することができます。

Web3階層モデルのデメリット

デメリットとしてあげられるのはやはりコストになります。Web3階層モデルは、単純に3つ分のサーバー料金がかかると思ってもらえれば分かりやすいでしょう。

二つ目が「余分な処理を行う」オーバーヘッドが発生することです。3つのサーバーがあるため、それぞれがやり取りをして結果を出すため、途中で余計なやり取りが入る時間が余計にかかってしまうというのがデメリットになります。

1台構成

1台構成とは、「Webサーバー」「アプリケーションサーバー」「データベースサーバー」を1つのコンピュータにまとめたものをいいます。データが集中するため、大きな規模ではなく小さな規模のサイト開発などで使用されています。

1台構成のメリット

まず一つ目はコストが安いということです。サーバーが一つしかないため、コストは安く済みます。二つ目はもし故障をした場合でも、修理に時間がかからないことです。単純計算ですが、修理を行う際はWeb3階層モデルの三分の一で済む計算になります。

1台構成のデメリット

デメリットにあげられるのは、まず「他の機能への影響」です。もし一つのサーバーが故障した場合、全てのサーバーがストップしてしまう可能性があります。

また二つ目は「負荷が高い」ということです。1台構成は1台のコンピュータで、3つの機能を担っているためどうしても負荷がかかってしまいます。

アプリケーションサーバーを利用するメリット

アプリケーションサーバーには、さまざまな動的な処理機能が搭載されています。WEBサイトやアプリを開発する際には欠かすことができないソフトウェアですが、アプリケーションサーバーを利用してアプリを構築することでどのようなメリットがあるのでしょうか。

導入やメンテナンスが容易

メンテナンスやアップデートを行う際、その都度新しいシステムをインストールする必要がなく、インターネットに接続するだけで継続してシステムを利用できます。アプリケーションサーバーを導入していれば、新しいハードウェアに交換してもアプリケーションサーバーとそれぞれのアプリケーションをセットアップするだけで、システムの再稼働も時間がかかりません。

セキュリティが強固

3つのサーバーで分散処理を行うことで、それぞれのサーバー間にセキュリティ製品を設置できます。そのため、よりセキュリティを強固にすることが可能です。1台のサーバーコンピュータにシステムが集約されていると、データベースにクライアントは直接アクセスできる環境です。クライアントのパソコン自体が不正アクセスにあってしまうと、必要な情報を抜き取られるというリスクが高まってしまいます。

情報処理の負荷を軽減

Web3階層モデルにより情報処理が重くなりにくく、サーバーの負荷が軽減できるとともにスピーディーな処理ができるのもメリットです。サーバー1台あたりの負荷を減らすことでレスポンススピードやパフォーマンスの向上し、効率よく処理を行うことができます。また、サーバーを分散させることで故障しにくく、万が一故障した場合でも故障範囲を容易に測定し、サーバーの取り換えが簡単にできるという点もメリットといえるでしょう。

アプリ開発の費用を削減することができる

アプリの開発に必要な機能が搭載されているサーバーを利用すれば、作業工数を削減することができ、同時にコストも抑えることができます。もしアプリケーションサーバーを導入しない場合、搭載されている機能を1から作り込みを行うことで時間もかなりかかり、完成までに予想以上の時間がかかってしまうことも考えられます。

サーバーにかかる費用とは?

アプリの開発には大小さまざまありますが、大体数十万円から250万円ほどといわれています。そのうちサーバー代金にかかるコストは、月に数千円から数万円といわれています。

またレンタルサーバーという、サーバーを借りてアプリ開発することも可能なため、もう少しコストを安く抑えることも可能になります。

おすすめのレンタルサーバー

それでは、初心者の方におすすめのレンタルサーバーをご紹介します。レンタルサーバーにはいろいろありますが、コストや特徴などを踏まえて、自分に合ったものを選ぶといいでしょう。

さくらのレンタルサーバー

さくらインターネットが運営している「さくらのレンタルサーバー」は、45万件以上の実績を持った人気のレンタルサーバーとなっており、運営元のさくらインターネットは一部上場を果たしている企業のため、安心して利用できるでしょう。

機能もリニューアルされ、速度が大幅に向上したことにより快適に利用することができます。初心者でも扱いやすく月額も524円から始められるのも魅力です。2週間の無料体験もできるので、自分に合ったサーバーかどうかを確かめてみるのもいいでしょう。

ロリポップ!

国内NO1のシェアを誇るのが、GMOペポバが運営しているロリポップ!です。200万件以上の実績を誇り、もし困ったことがあっても電話やチャットによって対応してくれるのも心強いです。

月額220円から利用することができ、10日間の無料プランもあるので、利用してみて導入を考えることもできるのでおすすめです。

ConoHa WING

一部上場企業のGMOインターネット株式会社が運営するConoHa WINGです。導入実績も20万件を超え、最近人気のレンタルサーバーです。人気の理由の一つが、その速さ。サーバーの処理速度は業界NO1といわれており、ストレスがかからないのが特徴です。

サポート体制もしっかりしているので、初心者にはおすすめのレンタルサーバーといえるでしょう。月額640円からとなっており、無料プランはありませんがコスト的にも安く抑えられます。

エックスサーバー

エックスサーバー株式会社が運営しているエックスサーバーは、利用実績も180万件を超える、国内有数の人気レンタルサーバーです。初心者には嬉しい24時間365日サポート体制を整えており、困ったことがあればいつでも対応してくれます。

また10日間の無料体験を設けており、自分に合うサービスかどうかを見極めてから活用することができ、月額も990円から利用できるので、コスト的にも優しいといえるでしょう。

まとめ

この記事では、アプリの開発には欠かすことができないサーバーについて解説してきましたがいかがでしたでしょうか。

今回ご紹介したようにサーバーはアプリ開発に欠かすことができない要素となり、サーバーを活用することにより多くのメリットをもたらしてくれます。サーバーにもいろいろとあるので、自分に合ったサーバーを見つけて活用していくといいでしょう。

今回の記事を参考に、素晴らしいアプリを作り上げてください。

入門者必読!【androidアプリ開発 勉強 完全ガイド】初心者におすすめの学習サイト4選とスクール3選!

日本ではiPhoneiosの利用者が非常に多いですが、世界で利用されているアプリの80%以上はandroidアプリです。そのため、androidアプリを作成したいという方も非常に多くなっており、実際に開発してみたいという方も増えてきています。開発方法を習得しておくと、世界を舞台にアプリを販売できるかもしれません。

しかし、そう思っても一切知識がない方はあきらめてしまう傾向にありますが、独学でも十分に知識を学ぶことができ、androidアプリを開発することが可能です。

そこで今回は、androidアプリを開発するための勉強法について詳しく解説していきます。

Androidアプリ開発を行う方法

Androidアプリを開発する際に、まず知っておきたい基礎知識はプログラミング言語です。Androidアプリは「Java」が多く利用されていますが、最近は「Kotlin」がAndroidアプリ開発の公式言語となり、多く採用されるようになっています。これらの言語を学ぶことでどのようなメリットが得られるかご紹介します。

「Java」と「Kotlin」を勉強するメリット

まず「Java」は、Androidアプリを開発するうえでもっとも人気が高く、もっともポピュラーな言語といえるでしょう。扱いやすいため初心者でも利用しやすいのが特徴ですが、「Kotlin」よりも覚えることが多いため、すぐにアプリの開発をしたい方にはおすすめできません。ただ一度覚えてしまうと、Androidアプリ以外のアプリの開発にも対応でき、「Java」を使いこなせることができる実績を作ることができれば、プログラマーとして認められるため、転職や就職などにも非常に役に立つというメリットもあります。

次に「Kotlin」は、「Java」に比べてカジュアルなアプリを作れることがあげられます。さらに、Androidアプリ開発にかかわる、初心者向けの学習サイトのほとんどがこの「Kotlin」をもとに作られているため、教材が豊富なのもメリットといえるでしょう。また「Kotlin」は、出来て間もない言語なため、習得することで今後転職や就職などに役に立つともいわれています。

Android Studioで開発する

Androidアプリを開発する際に採用されるプログラミング言語は「Java」と「Kotlin」がおすすめですが、どちらを使ったとしても「Android Studio」といわれる開発環境で開発を行います。

このような開発環境を使ってアプリを開発することで「ミスを指摘してくれる」「インデントを付加してくれる」など多くの利点があり、他にも「Android Studio」は「無料で利用することができる」「Windows・Mac両方で利用できる」「基本的な使い方は公式サイトに細かく記載されている」「エミュレーターがある」など、初心者には嬉しい機能が多く搭載されてます。

そのためAndroidアプリの開発には、「Android Studio」があれば問題なくリリースまで行うことができます。

Androidアプリを開発する手順

Androidアプリに限りませんが、アプリの開発の大まかな流れは以下の通りです。

①パソコンに開発環境を作る

②どんなアプリを作るか決める

③コード記述を行いアプリの開発を行う

④正しく動くかをチェックする

⑤リリース

この5つの手順を踏んでアプリを開発していきますが、それぞれの工程を分かりやすく解説していきます。

パソコンに開発環境を作る

まずパソコンを開発するための環境を整えます。Androidアプリの開発環境は、利用する言語によっても変わってきますが、手順に沿って行っていくだけなので誰でも簡単に行えるでしょう。どの場合でも「Android Studio」のインストールは欠かせませんの、先に行っておいてもいいでしょう。

どんなアプリを作るか決める

次にどんなアプリを作りたいかを決めていきます。個人で行う場合は、ざっくりと決めていい項目です。「こんなアプリにしたい」「こんな機能を搭載したい」など、大まかに決めておくことで、開発中に行き詰ったときなど、それを見返すことで時間の短縮になってきます。なんとなく開発を始めるのではなく、大まかで構いませんのでアプリの構成を決めておきましょう。

コード記述を行いアプリの開発を行う

開発環境を作り、どんなアプリを作るか決めたらいよいよ開発です。いきなりアプリの開発といっても正直難しいでしょう。そのため、学習サイトや実践に特化したサイトなどを見ながら進めていくといいでしょう。もし分からなくなった箇所があったとして、それにこたえてくれるサイトもあるのでそちらを利用しましょう。その様なサイトについては後ほどご紹介します。

正しく動くかをチェックする

アプリが完成したらしっかり動くかどうかをチェックしましょう。もしAndroid端末をもっていれば、作ったアプリをインストールして自分でチェックできますが、IOS端末の場合は、Google Playディベロッパーに登録し、テストアプリ申請を行う必要があります。

リリース

もしテストで無事アプリが思った通りの動きを見せてくれたら、いよいよリリースです。Androidアプリの場合は、Google Playで公開するのが一般的となっています。その手順は以下の通りになります。

・Googleデベロッパーアカウントを作成する

・デジタル署名したパッケージファイルを準備する

・GooglePlayにアプリケーションを登録する

これで審査を行った後、早ければ数時間後にはリリースという形になります。自分の作品がGoogle Playに公開されたのを見届けたら終了になります。

Androidアプリの開発におすすめの勉強サイト

ここからは、Androidアプリ開発に特化した勉強方法をご紹介していきます。世界の80%がAndroidアプリということもあり、開発に関するサイトも多くあり、サイトだけでなく書籍はプログラミングスクールなど数多くあります。

あまりに多すぎて、どれを選んで勉強していいかわからないくらいですが、今回は初心者の方向けのサイトや書籍をピックアップしてご紹介していきます。

世界を目指せ!Androidアプリ開発入門

2010年に技術評論社がHPで公開したものですが、今でも問題なく使用できます。Androidアプリは誕生した年に執筆されたもので、全12回に分かれており、開発言語から費用について、アクティビティとその制御方法や、専門的な知識である「HTTP通信」「設定画面」「デバック手法」といったものから、最後公開するまでの流れを丁寧に教えてくれています。 Androidアプリは、Windows・Macどちらでも開発できるということがよく分かるレッスン内容になっています。 レッスン内容は毎回「前回のおさらい」からスタートし、前回のレッスンのポイントを復習するところから始まり、記事にそって進めていくことで、Androidアプリをきちんと作成できるようになっています。

ドットインストール

ドットインストールは初心者に優しいサイトとして知られており、プログラミングを動画で学習できるサイトです。一つの動画が3分と短いため、非常に分かりやすく飽きることなく、空いた時間に学習することができます。「Androidアプリ開発」のコースでは、アプリ開発に必要なプログラミング言語である「Java」の知識も学ぶことができるのでおすすめです。

また細かく学習することができるので、開発に必要な知識をしっかり覚えるまで短い動画で学習できるので、初心者でも見終わったときには中級者レベルまでその知識が押し上げられています。

初心者必見!10時間で作るはじめてのAndroidアプリ

このサイトは、ある程度知識を持った方が利用する学習サイトで、「Java」を利用したアプリ開発に特化しているので「Java」に対して抵抗がない方におすすめです。初心者は、まずはドットインストールで基礎を学んでから、こちらのサイトを利用するのが理想かもしれません。

Udemy

Udemyは、Androidアプリ開発を学べるオンライン学習プラットフォームになっており、コースも多く揃えており、非常に充実した学習サイトです。初めてAndroidアプリを開発する方向けのコースや、最新のアプリ開発を学べるコースなどもあり、自分が必要だと思うコースを選択して学習していくことができます。全くの独学で行う勉強よりも、オンラインで講師の方が丁寧に説明してくれるので、よりスムーズにアプリ開発に関しての理解を進めていくことができます。またオンラインでリアルタイムな勉強のため、分からないことを質問することもできるので、分からなかったことをスルーせず納得しながら勉強を進めていけるのもメリットといえるでしょう。

Androidアプリ開発のためのJava入門ー中級編ー

このサイトは、Androidアプリ開発に関するさまざまな記事をまとめたサイトになっており、自分が知りたい・覚えたいと思ったものだけを学べるサイトになっています。

より細かく難しい内容の記事も多いため、基本はわかるけど、もう少し凝ったアプリを作ってみたいといった、ある程度知識を持った中級者向けのサイトになるでしょう。

Androidアプリ開発入門ー中級編ー

アプリ開発の実践を踏まえながら、勉強を進めていくことが中心となった中級者向けのサイトになります。専門的な言葉も多く登場するので、もし分からない言葉が出てきた場合は、調べながら勉強を進めていくようにしてください。

Androidアプリの開発におすすめの教材

次におすすめの教材をご紹介します。アプリ開発に関連した教材も多くありますが、ここでは初心者の方向けに特化した教材をピックアップしていきます。

スッキリわかるJava入門

スッキリわかるJava入門はベストセラーにもなった教材です。初心者の方でも分かりやすい内容になっているのが特徴で、ゲームアプリの制作に特化した学習本になっています。難しそうな内容である「Java用語」も分かりやすく頭に入ってくるように作られており、パッケージやオブジェクト指向といった、初心者には難しい内容も、スムーズに覚えていくことができます。

イラストでよくわかるAndroidアプリのつくり方

アプリ開発の前に、プログラミング自体全く未経験の方という方におすすめな本です。イラストを使用した内容となっており、イラストを上手に使いながら基礎から解説してくれているので、非常にわかりやすいです。初心者の方は。まずこの本からスタートするといいかもしれません。

Androidアプリ開発逆引きレシピ

Androidだけではなく、アプリ開発に興味があるという方におすすめになります。アプリ開発に必要な専門用語を中心に、アプリ開発に必要な手順を項目別に解説しており、アプリ開発を行っていくうえで、躓いてしまった箇所をピンポイントで検索することができ、解決策が記載されているという内容になっています。

誰かに頼るのではなく、問題点を自分で調べて解決できるため、あらかじめ系統だった指南書が他にあるならば、その補助書籍としてぐんぐんと実力がつく書籍です。超初心者には手取り足取り教えてくれる、系統だった書籍がおすすめですので、この書籍はあくまで補助書籍として使うのがおすすめと言えます。最初から暗記を求めて購入すると挫折するので、必ず自分でプログラミングを楽しみながら読んでください。

中学生でもわかるAndroidアプリ開発講座

中学生でもわかるAndroidアプリ開発講座は、Androidアプリの基本中の基本から、プログラミングの基礎、開発・リリースに至るまで、一連の流れを分かりやすく解説してくれています。教材の題名には「中学生」とありますが、Androidアプリを開発したいという初心者の方でも、十分に役立てることができる教材の一つです。

Androidアプリの開発で困ったときに役立つサイト 4選

これまでAndroidアプリの開発に役立つ、初心者向けの学習サイトをご紹介してきましたが、ここからはAndroidアプリ開発で行き詰ってしまった時に役立つサイトをご紹介します。

はじめのうちはスムーズに進めることができない場合もあります。そんな時、問題を解決してくれるサイトは多くあります。その中でも初心者の方が直面しがちな問題を解決してくれるサイトをいくつかご紹介していきます。

Qiita

エンジニアとして活躍している方が、自分が持っている知識やこれまでの体験談をブログ形式に文章としているサイトになります。ブログといっても通常のブログとは違い、専門的な内容を記載しているものになるので、問題点が発生した時に非常に役立つ記事が多く記載されています。

MENTA

このサイトはその名の通り、自分専属のメンターと安ければ数千円で契約することができ、分からないことを教えてもらうことができます。メンターとは簡単にいえば指南役のようなもので、自分専属の先生のような感覚でいいでしょう。学校などに通うよりも安く済み、自分に合ったメンターを見つけることができれば、コスパは最高でしょう。

ただメンターを雇うのは自分が交渉なども行う必要があり、上手に交渉を進めなければメンターも多くの不満を持つことになってしまうので注意しなければいけません。

teratail

teratailは、分からないことが出てきたときに気軽に質問できる、プログラミング専門の質問サイトになります。初心者でも利用しやすいように、初心者の方が質問しているマークや、Yahoo!知恵袋のように、その回答が適切なのかを分かるような仕組みにしているので、非常に分かりやすく問題を解決してくれるでしょう。

StackOverFlow

StackOverFlowもteratailと同じように、分からない問題点を質問しそれに答えをくれるサイトです。teratailと違うのは、実際のプログラマーが質問に回答してくれていることと、英語での質問数が多いため、英語でプログラミング学習をしていきたいという方にはおすすめのサイトになるでしょう。

Androidアプリの開発に特化したプログラミングスクール 3選

時間やコストに余裕がある方は、プログラミングスクールに通うのも一つの手段でしょう。より専門的な知識を学ぶことができ、順序良く教えてくれるので効率よくAndroidアプリの開発方法を学ぶことができるでしょう。それではご紹介していきます。

TechAcademy

TechAcademyは、選べるコースの種類が25種類以上あり、どのプログラミングスクールよりも多くのコースを用意しています。完全オンライン受講が可能で、いつでも何度でも受講することができる「ウケ放題プラン」を15コース用意しており、期間内に多くの知識を吸収したいという方にはおすすめです。

・1コースのみ受講

・2コースセットのものを受講

・3コースセットのものを受講

・ウケ放題

というようにコースは4つに分かれており、それぞれの金額は以下の通りになります。

1コースのみ受講4週間8週間12週間16週間
一般149,000円199,000円249,000円299,000円
学生129,000円159,000円189,000円219,000円
2コースセット8週間12週間16週間24週間
一般268,000円308,000円348,000円438,000円
学生228,000円258,000円278,000円328,000円
3コースセット24週間
一般479,000円
学生399,000円
ウケ放題16週間
一般498,000円
学生398,000円

TechAcademyは先割も行われているので、その期間中に申し込みをした方がいいでしょう。これらを参考にプランを選んでみてください。

侍エンジニア塾

侍エンジニア塾は、オーダーメイドで勉強を進めていくことができる、一人一人の受講生に合った勉強方法を考えてくれるプログラミングスクールです。専属の講師とのヒアリングを行い、それに基づいてカリキュラムが作られるので、無駄な知識を学ぶ必要がなく、自分が学びたい知識のみを身につけていくことができるスクールになります。

コースは4つ用意されており、自分にあったコースを選んで勉強を進めていけるので、自分がどの内容のスキルを身につけたいかによってプランを選ぶことができます。

入学金※全てのコース共通になります29,800円
転職コース月額 5,333円一括 128,000円
デビューコース月額 2,833円一括 68,000円
エキスパートコース月額 14,013円一括 354,000円
AIコース月額 21,150円一括 564,000円

支払いについてはクレジット払いも可能になっており、学生割引や季節割引などで10%前後割引が効くコースもあるので、活用して受講すればさらにコストを安く抑えることができます。また365日、受講に関するお問い合わせが可能なので、もし受講や受講料に関して分からないことがあれば是非利用してみてください。

CodeCamp

CodeCampは、受講前のカウンセリングから最終課題の提出まで全てをオンラインで行うことができる、オンライン完結タイプのプログラミングスクールです。全てオンラインになるので、場所や時間を選ぶことなくプログラミングに関する知識を学ぶことができます。

自分がどのような知識を学びたいかによってコースを選ぶことができ、プレミアムプラスは全ての内容を勉強することができます。

2ヶ月プラン4ヶ月プラン6ヶ月プラン
入学金30,000円30,000円30,000円
マスターコース148,000円248,000円298,000円
プレミアム248,000円348,000円398,000円
プレミアムプラス398,000円498,000円698,000円

2ヵ月プランであれば一週間に25時間、6ヶ月プランであれば一週間に10時間程度の受講時間と考えていただけたらいいでしょう。自分に合ったプランを選んで受講してみてください。

まとめ

androidアプリを開発するための勉強方法について、特に初心者の方向けの学習方法について解説してきましたがいかがでしたでしょうか。androidアプリは世界の80%を占めていることもあり、多くの学習サイトが存在します。そのため、初心者の方はどの学習方法を参考にしていけばよいか迷われる方も多いのではないでしょうか。

今回ご紹介してきたように、学習サイトには「どの部分を学習したいのか」「何について知りたいのか」というように、勉強内容によって学習サイトを選ぶことができます。基礎から学びたい、開発途中に分からないことが出た時に活用したいなど、自分に合った学習方法を活用するようにしていきましょう。

初心者の方に特化した学習サイトはたくさんあります。皆さんも学習サイトを利用し、androidアプリの開発を行ってみてください。

入門初心者 必見【iOSアプリ開発 勉強 完全ガイド】勉強する方法、おすすめのプログラミングスクール9選、学習サイト11選、書籍14選をご紹介

iOSアプリを開発したいと考えたときに、何を学んだら良いのか、どのような勉強方法があるのか、悩まれる方も多くいらっしゃるかと思います。そこで本記事では、iOSアプリ開発を勉強する方法を始め、おすすめのプログラミングスクールや学習サイト、書籍についてご紹介いたします。

iOSアプリ開発を勉強する方法

iOSアプリ開発を勉強する方法としては、次の3つの方法をおすすめいたします。

  • プログラミングスクール
  • 学習サイト
  • 書籍

プログラミングスクール

大学生や専門学校生、社会人であったとしても、時間や金銭的に余裕があるのであれば、プログラミングスクールに通うという方法が確実な勉強方法です。

対面式では、決まった曜日や時間に通うことになることが多いですが、オンライン形式であれば時間にかかわらず好きな時間に授業を受けたり、講師に質問したりすることもでき、現在では多様な生活スタイルに対応してくれています。

学習サイト

プログラミングスクールに通っていても通わなくても、様々な学習サイトが存在していることから、お気に入りの学習サイトを見つけて学ぶというのも1つの手段です。

有料だけでなく、無料にも関わらずわかりやすく学ぶことができる学習サイトもあるため、なるべく低コストで学びたい方にもおすすめとなっています。

書籍

プログラミングスクールと学習サイトでの学習にプラスして、書籍を活用して学ぶというのもおすすめです。根気よく自分を律することができる方であれば、書籍のみで独学することも可能でしょう。

最近では、書籍に様々な付録もついており、ただ解説文章を読むだけでなく、実際にプログラミングを行うなどしながら勉強を進めることができます。

iOSアプリ開発におすすめのプログラミングスクール 9選

本項目では、開発環境やプログラミング言語、フレームワークごとにiOSアプリ開発におすすめのプログラミングスクールをご紹介いたします。

Xcode

Schoo(スクー)

https://schoo.jp/class/category/programming/84

Schoo(スクー)では、開発環境Xcodeについて全5授業が公開されています。月額980円で他の授業も含め5,000本以上もの授業が見放題となっており、基本的に好きなときに録画動画や、場合によっては生放送動画を視聴して、知見を深めていくことが可能です。

Schoo(スクー)https://schoo.jp/class/category/programming/84?sort=featured

React Native

Winスクール スマホアプリ開発実践(React Native)

https://www.winschool.jp/guidance/program/react_native.html

Winスクール スマホアプリ開発実践(React Native)では、写真投稿アプリの制作実習を通して、iOS及びAndroid対応のクロスプラットフォームアプリ開発について学ぶことが可能です。受講料は127,600円(税込)、入学金は19,800円(税込)、教材費は4,400円(税込)となっており、90分×14回の計21時間を2ヶ月でこなします。ただし全くの初心者ではなく、Reactの利用経験があったり、同程度の知識を持っている必要があります。

Winスクール スマホアプリ開発実践(React Native)https://www.winschool.jp/guidance/program/react_native.html

Flutter

Steady Steps

https://nk-free.com/programming-school/

Steady Stepsでは、iOSアプリ開発に多く用いられているクロスプラットフォームであるフレームワークFlutterを学ぶことができます。完全オンラインで時間と場所を選ばずに学ぶことが可能であり、それぞれのライフスタイルに合った学習プラン(4週間・8週間・12週間・16週間)から好きなプランを選択して学習を行うことができます。どのプランであっても24時間チャットで質問に回答してくれ、クレジットカード分割で12回払いを選択することもできます。

Steady Stepshttps://nk-free.com/programming-school/

Swift

TechAcademy iPhoneアプリコース

https://techacademy.jp/course/iphone

TechAcademy iPhoneアプリコースでは、プログラミング言語Swiftを用いて、学習期間内に下記のような4つのアプリを実際に開発し、オリジナルアプリをAppStoreに公開します。

  • 横スクロール型アクションゲームアプリ
  • タスク管理アプリ
  • Instagramクローンアプリ
  • オリジナルアプリ

学習の進め方としては、オンラインオリジナル学習システムを用いて、テキストベースでカリキュラムを読み、その後実際にプログラミングができるように、手を動かしながらアプリ開発を行います。そしてわからないところが出てきたら、メンターに質問することで常に不明な点を潰していくことができます。

TechAcademy iPhoneアプリコースhttps://techacademy.jp/course/iphone

JavaScript

Winスクール JavaScriptプログラミング

https://www.winschool.jp/guidance/program/javascript.html

Winスクール JavaScriptプログラミングでは、Webサイト制作のみならずWebアプリケーション開発にも対応可能なプログラミング言語JavaScriptの基本を個人レッスンで学習可能なカリキュラムを受講することができます。受講料は81,400円(税込)で、入学費は19,800円(税込)、教材費は3,300円(税込)となっており、90×10回の合計15時間でプログラミング言語JavaScriptの基本文法はもちろん、関数やオブジェクト、クラスやDOM、非同期処理に至るまで学ぶことが可能です。

Winスクール JavaScriptプログラミングhttps://www.winschool.jp/guidance/program/javascript.html

Winスクール C#プログラミング

https://www.winschool.jp/guidance/program/c_sharp.html

Winスクール C#プログラミングでは、プログラミング言語C#の基本文法をはじめ、GUIフォームアプリの基本的な開発方法を個人レッスンで学習可能です。受講料は178,200円(税込)で、入学金19,800円(税込)、教材費4,400円(税込)となっており、90分×24回の計36時間の授業となっています。

Winスクール C#プログラミングhttps://www.winschool.jp/guidance/program/c_sharp.html

Python

Winスクール Pythonプログラミング

https://www.winschool.jp/guidance/program/python.html

Winスクール Pythonプログラミングでは、未経験者であってもプログラミング言語Pythonを基礎から実際の業務に使用できるレベルまで習得することができます。全24回と、28回の2コースがあり、28回の方であれば、受講料は202,400円(税込)、入学金19,800円(税込)、教材費4,400円(税込)となっており、90分×28回で計42時間(4ヶ月)で学ぶことが可能です。

Winスクール Pythonプログラミングhttps://www.winschool.jp/guidance/program/python.html

Java

Winスクール Javaプログラミング

https://www.winschool.jp/guidance/program/java.html

Winスクール Javaプログラミングでは、初心者であっても個人レッスンでプログラミング言語Javaを基礎から学ぶことができます。全24回と、28回の2コースがあり、28回の方であれば、受講料は202,400円(税込)、入学金19,800円(税込)、教材費4,400円(税込)となっており、90分×28回で計42時間(4ヶ月)でオブジェクト指向プログラミング手法を基礎から学び、スレッドや例外処理に至るまで高度な技術を身につけることが可能です。

Winスクール Javaプログラミングhttps://www.winschool.jp/guidance/program/java.html

資格の学校TAC Javaプログラミング入門/基本/実践

https://www.tac-school.co.jp/kouza_pc/pc_crs_java.html

資格の学校TAC Javaプログラミング入門/基本/実践では、プログラミング言語Javaを実際にプログラミング演習を行いながら学ぶことができます。初学者〜学習経験者を対象にしており、受講期間は4ヶ月〜16ヶ月となっています。

資格の学校TAC Javaプログラミング入門/基本/実践https://www.tac-school.co.jp/kouza_pc/pc_crs_java.html

iOSアプリ開発におすすめの学習サイト 11選

続いてiOSアプリ開発におすすめの学習サイトについて、プログラミング言語やフレームワークごとにiOSアプリ開発におすすめのプログラミングスクールをご紹介いたします。

Flutter

Flutterラボ|動画で学ぶFlutter学習サイト

https://flutterlabo.tech

Flutterラボ|動画で学ぶFlutter学習サイトでは、毎週土曜日更新の動画が全て見放題で、何か不明点があればSlackで質問することができます。直接現役エンジニア講師にZoomで質問しながら学習できるアドバンスプラン、開発したいオリジナルアプリの企画開発からリリースまで学習できるプロプランをフルサポートしてくれます。

Flutterラボ|動画で学ぶFlutter学習サイトhttps://flutterlabo.tech

Flutter-study.dev

https://www.flutter-study.dev

Flutter-study.devでは、フレームワークFlutterを利用したモバイルアプリの作り方を学ぶことができます。実際に手を動かしながらアプリを開発していくため、座学でつまらないということはありません。現役のエンジニアが個人で運営していることから、無料で学ぶことができるのも嬉しいポイントです。

Flutter-study.devhttps://www.flutter-study.dev

Flutter 入門

https://flutter.keicode.com

Flutter 入門では、iOS及びAndroid両方のプラットフォームに向けたアプリ開発を学ぶことができます。ただしある程度プログラミングの経験がある人を想定しているため、初心者レベルでは少し難しい内容と感じるかもしれません。

Flutter 入門https://flutter.keicode.com

Swift

paizaラーニング Swift体験編|プログラミング学習サイト

https://paiza.jp/works/swift/trial

paizaラーニング Swift体験編|プログラミング学習サイトでは、プログラミング言語Swiftがどのような言語仕様であるのかを体験することができ、「Hello World」のように任意の文字列を標準出力をはじめプログラミングにおいてよくあるミスなどを学ぶことができます。

paizaラーニング Swift体験編|プログラミング学習サイトhttps://paiza.jp/works/swift/trial

C#

paizaラーニング C#入門編|プログラミング学習サイト

https://paiza.jp/works/cs/primer

paizaラーニング C#入門編|プログラミング学習サイトでは、プログラミング言語C#の基本について、短時間で習得できます。予備知識は全く必要なく、初心者から経験者に至るまで、スムーズに学習することが可能です。

paizaラーニング C#入門編|プログラミング学習サイトhttps://paiza.jp/works/cs/primer

Objective-C

システムエンジニア入門 Objective-C

https://nyumon-info.com/program/objectivec.html

システムエンジニア入門 Objective-Cでは、プログラミング言語Objective-Cの基本のきを初心者でも理解することができ、「Hello World」を表示することができるようになります。

システムエンジニア入門 Objective-Chttps://nyumon-info.com/program/objectivec.html

Python

Python学習講座 PythonエンジニアによるPython3学習サイト

https://www.python.ambitious-engineer.com

Python学習講座 PythonエンジニアによるPython3学習サイトは、現役Pythonエンジニアが運営しており、仕事で書き溜めたメモを整理して公開しています。プログラミング初心者から経験者に至るまで重宝できるでしょう。

Python学習講座 PythonエンジニアによるPython3学習サイトhttps://www.python.ambitious-engineer.com

ゼロからのPython入門講座

https://www.python.jp/train/index.html

ゼロからのPython入門講座では、プログラミング未経験者及び初心者が、Google Colaboratoryを使用してプログラミング言語Pythonの基礎をチュートリアル形式で学ぶことができます。最低限の操作方法をはじめ、基礎知識を習得することが可能であることから、このサイトで一通り学んでから入門書などに取り組むことでより効率的な学習が実現できるでしょう。

ゼロからのPython入門講座https://www.python.jp/train/index.html

PyQ|Pythonで一歩踏み出すあなたのための、独学プラットフォーム

https://pyq.jp

PyQ|Pythonで一歩踏み出すあなたのための、独学プラットフォームでは、技術書1冊分の価格ではじめることができます。ブラウザがあれば環境構築しなくてもすぐにプログラミングを始めることができ、教材を読んでコーディングして、実際に動かすという流れで習得していくことが可能です。

PyQ|Pythonで一歩踏み出すあなたのための、独学プラットフォームhttps://pyq.jp

Java

一週間で身につくJava言語の基本

http://java.sevendays-study.com

一週間で身につくJava言語の基本では、「基本」、「発展」、「練習問題」などといったフェーズで構成されており、各フェーズでプログラミング言語Javaを1週間で身につけることができます。学びたいフェーズのみピックアップすることも簡単なので、プログラミングスクールや書籍で学習中に不明点のみ見返すという活用方法も良いでしょう。

一週間で身につくJava言語の基本http://java.sevendays-study.com

Java入門

https://java.keicode.com

Java入門では、プログラミング言語Javaを初めて勉強する方が、Javaを使用してプログラム開発ができるようになるための基本的な事柄について解説してくれています。開発環境をはじめ、各種ライブラリに至るまで、わかりやすい解説であるためおすすめです。

Java入門https://java.keicode.com

iOSアプリ開発におすすめの書籍 14選

https://pixabay.com/ja/photos/本-スタック-図書館-読書室-2852903/

最後にiOSアプリ開発をするための開発環境やプログラミング言語、フレームワークごとにiOSアプリ開発におすすめの書籍をご紹介いたします。

Xcode

Swift UI対応 たった2日でマスターできる iPhoneアプリ開発集中講座 Xcode13/iOS15/Swift 5.5対応

「Swift UI対応 たった2日でマスターできる iPhoneアプリ開発集中講座 Xcode13/iOS15/Swift 5.5対応」は、題名の通り、iPhoneアプリ開発集中講座ということで、2日間でiPhoneアプリを開発できるようになることを目指した構成になっています。ただテキストベースで学習するのではなく、サンプルアプリを6本開発することでより実践的なスキルを身につけることができるでしょう。

書籍名著者名出版社
Swift UI対応 たった2日でマスターできる iPhoneアプリ開発集中講座 Xcode13/iOS15/Swift 5.5対応藤 治仁(ふじ はるひと)氏
小林 加奈子(こばやし かなこ)氏
小林 由憲(こばやし よしのり)氏
ソシム

Xamarin

Xamarinネイティブによるモバイルアプリ開発 C#によるAndroid/iOS UI制御の基礎

「Xamarinネイティブによるモバイルアプリ開発 C#によるAndroid/iOS UI制御の基礎」では、開発環境Xamarinを利用して、プログラミング言語C#でミニサンプルアプリを開発しながら、UI制御を習得することができる書籍です。

書籍名著者名出版社
Xamarinネイティブによるモバイルアプリ開発 C#によるAndroid/iOS UI制御の基礎青柳 臣一(あおやぎ しんいち)氏翔泳社

React Native

基礎から学ぶReact Native入門

「基礎から学ぶReact Native入門」は、React Nativeの基本的な仕組みや使い方を学びたいという方に向けて書かれたものであり、実際にReact Nativeを使用したアプリ開発を通して、理解を深めていくことができます。ただし対象読者はプログラミング言語JavaScriptの基礎知識を持っている方、Reactを用いたJavaScriptアプリ開発の経験者などとなっており、初心者には少し難しいかもしれません。

書籍名著者名出版社
基礎から学ぶReact Native入門中川 幸哉(なかがわ ゆきや)氏翔泳社

サンプルコードで作りながら学ぶReact Native実践入門 (技術の泉シリーズ(NextPublishing))

「サンプルコードで作りながら学ぶReact Native実践入門 (技術の泉シリーズ(NextPublishing)) 」は、プログラミング言語Swiftで開発されたスマートフォンアプリをメンテナンスできるエンジニアが限られているという視点のもと、著者の経験に基づいて、技術の選定やReact Nativeによる実装について解説されています。

書籍名著者名出版社
サンプルコードで作りながら学ぶReact Native実践入門 (技術の泉シリーズ(NextPublishing)) 星 直史(ほし なおし)氏インプレスR&D

Android/iOSクロス開発フレームワーク React Native入門

「Android/iOSクロス開発フレームワーク React Native入門」は、React Nativeで効率的にスマートフォンアプリを開発するためのノウハウを解説している入門書です。基本的なUI関係のコンポーネントをはじめ、グラフィックの描画など開発に必要となる技術を一通り習得することができます。

書籍名著者名出版社
Android/iOSクロス開発フレームワーク React Native入門掌田 津耶乃(しょうだ つやの)氏秀和システム

Flutter

Flutter モバイルアプリ開発バイブル

「Flutter モバイルアプリ開発バイブル」は、iOSはもちろんAndroidでも動作するモバイルアプリ開発者を対象にして書かれており、フレームワークFlutterの概要から、サンプルアプリの実装に至るまで丁寧にわかりやすく解説してくれています。

書籍名著者名出版社
Flutter モバイルアプリ開発バイブル南里 勇気(みなみざと ゆうき)氏
太田 佳敬(おおた よしあき)氏
矢田 裕基(やた ひろき)氏
片桐 寛貴(かたぎり ひろき)氏
マイナビ出版

Android/iOSクロス開発フレームワーク Flutter入門

「Android/iOSクロス開発フレームワーク Flutter入門」は、フレームワークFlutterのインストールをはじめ、アプリ開発に必要となる機能について一通り解説している入門書です。初めてFlutterを学ぶという方におすすめとなっています。

書籍名著者名出版社
Android/iOSクロス開発フレームワーク Flutter入門掌田 津耶乃(しょうだ つやの)氏秀和システム

Swift

【iOS】Swift超入門 – プログラミング言語Swiftの基礎を学ぼう SwiftUI超入門

「【iOS】Swift超入門 – プログラミング言語Swiftの基礎を学ぼう SwiftUI超入門」では、プログラミング言語Swiftの基礎はもちろん、開発環境Xcodeの使い方を習得することができます。ただテキストベースで学習するのではなく、実際に手を動かしながら実践力を身につけることができるでしょう。

書籍名著者名
【iOS】Swift超入門 – プログラミング言語Swiftの基礎を学ぼう SwiftUI超入門 Yoshiki Mogi(よしき もぎ)氏

SWIFT コピペだけで電卓アプリを作ろう: swiftで挫折したあなたのためのswiftプログラミング超入門

「SWIFT コピペだけで電卓アプリを作ろう: swiftで挫折したあなたのためのswiftプログラミング超入門」は、コピー&ペーストのみで電卓アプリを開発することを目的とした書籍です。全く専門用語は出てこないため、一般的なプログラミング言語Swiftの入門書及び学習サイトなどでの学習で挫折してしまった方が読むべき一冊と言えます。

書籍名著者名
SWIFT コピペだけで電卓アプリを作ろう: swiftで挫折したあなたのためのswiftプログラミング超入門加藤 英輝(かとう ひでき)氏

【Swift】作って学ぼうiOSアプリ開発

「【Swift】作って学ぼうiOSアプリ開発」は、プログラミング言語Swiftの簡単な基礎構文がわかる方に向けて書かれた書籍です。基礎構文の1部をはじめ、非同期処理やAPI通信、ライブラリ(MessageKit、FSCalendar、Charts)などを学んで実際に1つのアプリを完成させることができます。

書籍名著者名
【Swift】作って学ぼうiOSアプリ開発田中 颯志(たなか そうし)氏

JavaScript

独習JavaScript 新版

「独習JavaScript 新版」は、プログラミング言語JavaScriptを使用してプログラミングを行う際に必要とされる基本的な知識や概念、機能や文法はもちろんのこと、プログラムの書き方をサンプルプログラムの例示とともに解説している書籍です。基礎知識がなくとも、解説を読んで、例題を解き、理解度をチェックするという3ステップでプログラミング言語LavaScriptの基礎を完全習得することが可能です。

書籍名著者名出版社
独習JavaScript 新版CodeMafia 外村 将大(そとむら まさひろ)氏翔泳社

Python

お仕事Python

「お仕事Python」では、iOSで動作する仕事に役立つアプリをプログラミング言語Pythonで簡単に開発する方法をはじめ、Microsoft WordやMicrosoft Excel、Microsoft PowerPointやPDFなどの仕事用アプリのファイルをPythonによって効率よく扱うことができる方法などを解説してくれています。まずは今の業務を効率化させるためにプログラミング言語Pythonを活用してみるというところから取り掛かれるので転職を考えている方におすすめです。

書籍名著者名出版社
お仕事Python日経ソフトウエア日経BP

PythonではじめるiOSプログラミング 〜iOS+Pythonで数値処理からGUI、ゲーム、iOS機能拡張まで〜

「PythonではじめるiOSプログラミング 〜iOS+Pythonで数値処理からGUI、ゲーム、iOS機能拡張まで〜」は、パソコンを持っていなくても、スマートフォンを使ってプログラミング言語Pythonでプログラミングを行う方法を解説している書籍です。初めてプログラミング言語Pythonを使用するという方でも基礎文法などについても解説があるので安心して読み進めることができるでしょう。

書籍名著者名出版社
PythonではじめるiOSプログラミング 〜iOS+Pythonで数値処理からGUI、ゲーム、iOS機能拡張まで〜掌田 津耶乃(しょうだ つやの)氏ラトルズ

Java

スラスラ読める Javaふりがなプログラミング

「スラスラ読める Javaふりがなプログラミング」は、プログラムの読み方にふりがなをふるという斬新な手法で究極にやさしいプログラミング言語Javaを学ぶことができる書籍です。プログラミング言語Javaの基本を身につけたい方、他の入門書で挫折してしまった方、プログラマーやエンジニアを目指している方におすすめの一冊と言えるでしょう。

書籍名著者名出版社
スラスラ読める Javaふりがなプログラミングリブロワークスインプレス

まとめ

iOSアプリ 勉強について、本記事では、iOSアプリ開発を勉強する方法を始め、おすすめのプログラミングスクールや学習サイト、書籍についてご紹介いたしました。

プログラミング言語やフレームワークには様々な種類がありますが、もし就職や転職を目指しているのであれば、入社希望の企業が用いている言語などをまずは習得できるとより良いでしょう。自分に合った継続できる学習方法を見つけて、iOSアプリ開発ができるように、研鑽していってください。

【ハイブリッドアプリとは?】ハイブリッドアプリのメリットやデメリット、おすすめの開発会社 10選も徹底解説!

近年、ハイブリッドアプリが大きな注目を集め始めており、アプリの開発においてもハイブリッドアプリの開発導入数は増え続けています。アプリ開発をしてみたいという方の中には、ハイブリッドアプリという名を聞いたことがあっても詳しく内容が分からない方もいると思います。

そこで今回は、ハイブリッドアプリについて詳しく解説していきながら、ハイブリッドアプリのメリットやおすすめの開発会社についてもご紹介していきたいと思います。

ハイブリッドアプリとは?

ハイブリッドアプリとは、Webアプリとネイティブアプリのいいところを組み合わせたアプリになります。

Webアプリはスマートフォンやパソコンなど関係なく起動できますが、デバイス独自の機能は使用できません。またネイティブアプリは、起動することができるOSは制限されますが、デバイス独自の機能は使用することができます。

ハイブリッドアプリの仕組みは、基本はWebアプリと同じになります。プログラム言語は「CSS」や「HTML」などを使用し、もし端末のネイティブ機能を使用したいときは、「Javascript」を用いたコンポーネントを追加することで、Webアプリとネイティブアプリ両方の良い部分を持ち合わせたアプリになるということになります。

ハイブリットアプリとネイティブアプリの違い

ハイブリットアプリとネイティブアプリを混同してしまう方もいますが、全く違うものになるのでここで解説しておきます。

まずハイブリットアプリは、インターネットや情報技術などのIT知識があまりなくてもアプリを開発することができますが、ネイティブアプリはAndroid・iOSなどの知識をしっかり持っていなければ開発できません。開発に使用するプログラム言語がOSごとに違うため、人件費や運用費などのコストがかさんでしまいます。

ネイティブアプリはハイブリットアプリよりもコストがかかり、開発を行うにはそこでかかったコストを回収出来るくらいのマーケティングが必要になるでしょう。

ハイブリッドアプリのメリット

https://jokapi.jp/column/app_idea/

ここ数年でハイブリッドアプリは大きな注目を集めており、そのメリットから開発件数も増えてきました。それではハイブリッドアプリにはどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

メンテナンスが簡単に行える

ネイティブアプリをメンテナンスする場合は、AndroidやiPhoneなどそれぞれのOSに対してメンテナンスが必要になるため、とても手間がかかるというデメリットがありますが、ハイブリットアプリをメンテナンスする場合は、マルチプラットフォームを採用しているため、AndroidやiPhoneなど複数のOS上にアプリをリリースしていたとしても、一度の修正作業で対応できます。

メンテナンスが簡単に行うことができるというのは、アプリ開発する開発者にとってはとても重要な要素でもあります。ハイブリッドアプリを使用することで、アプリを使用したユーザーの提案や要望などに、迅速に対応できる環境を作ることが可能になります。

開発コストを抑えられる

ハイブリットアプリは、Android・iPhoneのどちらにも対応できる「マルチプラットフォーム」のため、人件費や開発費を安く抑えることができます。ネイティブアプリの場合は、Android用・iPhone用と2種類を開発しなければいけないので、その分のコストがかかってしまいますが、ハイブリットアプリにはそれがありません。

また先ほども解説したように、IT知識が少なくても開発が可能になるため、人材育成にかけるコストも必要ないため、そのような点においてもメリットといっていいでしょう。

ネイティブ機能の利用

ハイブリットアプリの特徴である「ネイティブ機能」を使用して、効率的なアプリ開発を行うことができる点もメリットといっていいでしょう。ネイティブ機能とは、スマートフォンでいう「カメラ」や「位置センサー」、「プッシュ通知」などのことで、デバイスに実装されている機能のことをいいます。

例えばネイティブ機能を利用することで、スマホのカメラ機能を用いて商品のバーコードを読み取って、WEB上でその商品を検索する、といったアプリをネイティブ機能を利用することで作ることが可能になります。こういった機能はさまざまなデバイスが身のまわりにある現代社会において、非常に強力な開発手段となっています。

ハイブリッドアプリのデメリット

ハイブリットアプリのメリットについて解説してきましたが、もちろんデメリットも存在しますので、ここからはデメリットについて解説していきます。

スムーズに動作させるのが難しい

ネイティブアプリは、特定のOSやデバイスに最適な動きになるように設定されているため、非常にスムーズな動きをするアプリを実現することができます。そのため、OSごとに最適化されたネイティブアプリと比べた時に、ハイブリッドアプリの動作面は劣っているといっていいでしょう。

ハイブリッドアプリにネイティブアプリの動きを取り入れようとすると、開発自体がとても難しくなってしまうため、ハイブリッドアプリを開発する際には、このデメリットは受け入れて、行うことが重要になってきます。

細やかな仕様変更に対応しづらい

ハイブリッドアプリを開発するときには、決まったフレームワークを使用します。またカメラなどのネイティブ機能を利用するためには「Cordova」のような「特定のフレームワークの中のさらに特定のプラグイン」を利用することになります。

これらのプラグインは個人で開発されたものが多く、開発者が求めるような細かい仕様を実現できるほど、環境は充実していないのが現状です。そのため、入り組んだ細かい仕様を実現するためには自らプラグインを開発する、という選択肢を検討する必要がありますが、時間と技術が必要になるでしょう。

このように、フレームワークに依存しやすいハイブリッドアプリでは、細かい変更には対応しづらいため注意が必要です。

ハイブリッドアプリの開発方法

それでは独自にハイブリッドアプリを開発する方法について解説していきます。手順に沿って行うことで、スムーズなアプリ開発を行えるでしょう。

まず、ハイブリッドアプリを開発するうえで必要最低限の知識として「CSS」「JavaScript」「HTML」についての知識をマスターする必要があります。またハイブリッドアプリ開発に必要なフレームワークについては、いくつかあるのでご紹介しておきます。

Ionic

IonicはHTMLベースのフレームワークです。英語で書かれた情報が多く公開されているのが特徴で、英語中心のフレームワークは世界規模で情報が集まる傾向があるためプラグインの情報などを幅広く収集する場合はIonicがおすすめです。

Monaca

Monacaは、HTMLベースの一番ポピュラーなフレームワークです。日本語で書かれた記事が多いことが特徴で、多くの企業がMonacaを使用してハイブリッドアプリを開発しています。日本企業が提供しているフレームワークということで、日本人には使いやすく、アプリ開発のノウハウを全く持たない方にとっては、使用しやすいフレームワークといえるでしょう。

Adobe PhoneGap

Adobe PhoneGapは、Adobeがリリースしているハイブリッドアプリサービスです。開発者同士のコミュニティも用意されており、意見交換も活発に行われているので、開発において困った点などを気軽に聞ける環境が整っています。

ハイブリッドアプリに向いている開発事例

これまで解説してきた通り、ハイブリッドアプリはメリットとデメリットがあるため、どのようなアプリに向いているのかをしっかり把握し開発を進めていくことが大事になってきます。ここからはハイブリッドアプリに向いているもの・向いていないものをご紹介していきます。

まずハイブリッドアプリに向いているのは「ECストア」や「ニュースアプリ」になるでしょう。動的速度をあまり重要とせず、オフラインでは利用することが少ないため、ハイブリッドアプリにはぴったりといえるでしょう。

逆に向いていないのは「ゲームアプリ」や「加工アプリ」です。これは向いているアプリとは逆で、動的な速さが必要となりオフラインでも頻繁に動きがみられるため、ハイブリッドアプリには向かないといえるでしょう。

これらの特徴と照らし合わせながら、ハイブリッドアプリを作り上げていく必要があります。もちろん向いていないと紹介したアプリを作ることもできますが、その際は思うようなアプリにならないことをあらかじめ把握しておきましょう。

ハイブリッドアプリ開発おすすめの開発会社10選

それでは最後に、ハイブリッドアプリに特化したおすすめの開発会社をご紹介します。自分でアプリを開発することが困難な方は、開発会社にお願いしてアプリの開発を行うこともできます。

株式会社ケネス

株式会社ケネスは、東京に本社を置く2004年に誕生したシステム開発会社です。多数のエンジニアが在籍しアプリ開発にも積極的に取り組んでおり、顧客の希望や予算に合わせたアプリ開発を行ってくれるため、安心して依頼をすることができます。

アプリ開発には10年以上の実績があり、これまでに100以上のアプリを手掛けており、iOSやAndroidのアプリ開発だけでなく、ハイブリッドアプリに関しても開発実績が非常に豊富です。アプリ開発やインフラ整備、運用などの経験で培ったノウハウや技術力を駆使することで、高品質なシステムやサービスを短納期かつ安いコストで開発できるのが株式会社ケネスの特徴です。

アプリ開発に関することはすべてお任せしたいという方におすすめしたい開発会社です。

株式会社APPSWINGBY

株式会社APPSWINGBYは、東京に本社を置く2004年に誕生したシステム開発会社です。Webシステムや業務システム、アプリの受託開発を中心とした事業を展開しており、アプリ開発においては、クロスプラットフォーム開発を採用し、コストを抑えながらハイクオリティなハイブリッドアプリを提供することができます。

また、映像や動画を使った特殊アプリの開発も得意としており、「複数の動画をリミックスした他視点動画」「情報を読み取ってキャラクターに変える」というアプリを作り上げることができます。

Webシステム開発にも強みを持っているので「Webシステムと連携するアプリ開発をしたい」という方にはおすすめの開発会社といえるでしょう。

リトルソフト株式会社

リトルソフト株式会社は、東京に本社を置く2006年に誕生したシステム開発会社です。設立時より、Webシステムやアプリに特化した開発を続けており、近年では独自サービス・アプリ開発にも力を入れています。それらを活用して効率的にシステム構築を行っています。

リトルソフト株式会社は、Webシステムと連携可能なハイブリッドアプリの開発を最も得意としており、Webシステムの開発で作った資産や部品をそのままアプリで活用し、手順を短縮することができます。また開発はスタートからリリースまでワンストップで行うため、情報が漏洩する可能性がないため、高いセキュリティを約束してくれます。こうした短期間で高品質なアプリを開発できる点は大きなメリットと言えるでしょう。

「アプリを使ってこんなことをしたい」という、ユーザーのさまざまなニーズに応えられる提案力と技術力があり、ITに詳しくない方でも安心して依頼することができます。

株式会社カモメ・コーポレーション

株式会社カモメ・コーポレーションは、横浜に本社を置く2011年に誕生したシステム開発会社です。モバイル向けのハイブリッドアプリの開発を得意としており、不動産系アプリ・製造業向けアプリ・予約系アプリなど豊富な実績を持った開発会社です。

またシステムの拡張性や再利用性を重視しており、機能追加やUIの変更にもスムーズに対応できるのも特徴です。アプリの開発だけでなく、その後のサポートもしっかり行ってくれるので、アプリの開発からリリース後まで総合的に見てほしいという方にはおすすめの開発会社です。

パーソルプロセス&テクノロジー株式会社

パーソルプロセス&テクノロジー株式会社は、東京に本社を置く1977年に誕生したシステム開発会社です。長い歴史をもち全国各地に拠点を持っており、近年はベトナムにも拠点を設けたことで話題にもなりました。

これまで多くの中小企業や官公庁から依頼されたアプリ開発を手掛けており、ハイブリッドでの開発に長けています。マッチングアプリや教育系アプリ、人事系アプリなどの開発を行ってきました。

最近は、サーバー自体を用意しないサーバーレスなシステムをAzureやAWS上に構築するケースも多く、ランニングコストを抑えたアプリ運用を提案することもできます。また、Webシステムや業務システムと連動して動くアプリの提案や開発も得意としています。

アンドジョーイ株式会社

アンドジョーイ株式会社は、東京に本社を置く2016年に誕生したシステム開発会社です。多くの優秀なエンジニアを抱え、依頼のレベルに応じて必要な人材を割り当てていきます。

アンドジョーイ株式会社の特徴は、安いコストでハイブリッドアプリの開発を行えるところです。ファンクラブの会員制アプリや情報提供を強化するアプリなど豊富な実績を持っており、過去には有名企業の住宅ローンアプリや学習アプリなどのハイブリッドアプリの開発を行っています。また、Webサービスをアプリに作り変えることも得意としています。

開発からリリース後のサポートもしっかりしており、コストについても通常の開発会社よりも2割以上安く済ますことができるので、少しでもコストを抑えたいという方にはおすすめの開発会社といえるでしょう。

Social Healthcare Design株式会社

Social Healthcare Design株式会社は、横浜に本社を置く2018年に誕生したシステム開発会社です。創業以来、ヘルスケアに関するシステム開発を行ってきましたが、近年はさまざまな業種のアプリやシステム開発にも取り組んでいます。

AndroidアプリやiOSアプリなど、すべてに対応したハイブリッドアプリの開発が可能となっており、マルチプラットフォームに対応したオープンソースでの開発を最も得意としています。

オフショアを活用したアプリ開発では、通常より半額以上開発費用を抑えられるのも大きなメリットです。利便性やユーザーの使い勝手を優先した質の高いハイブリッドアプリ開発をしたい方にとっておすすめの開発会社といえます。

anyenv株式会社

anyenv株式会社は、横浜に本社を置く2021年に誕生したばかりの新興システム開発会社ですが、すでに全国7ヵ所に拠点を設けており、全国規模の企業となっています。

依頼者からの開発内容をヒアリングし、ハイブリッド開発がいいかネイティブ開発がいいかを判断してくれ、最適な開発方法を提案してくれます。フレームワーク「Flutter」を使用したハイブリッド開発を活用して、開発工程を通常の半分程度で終わらせた実績もあり、コストを安く抑えたい方にはおすすめの開発会社になるでしょう。

顧客が提案する予算やニーズに合わせて、一番いい方法を提示してくれるので、アプリ開発に関する相談を気軽にできる開発会社といっていいでしょう。

株式会社NEX-GEN

株式会社NEX-GENは、東京に本社を置く2014年に誕生したシステム開発会社です。日本とインドの優秀なエンジニアによってハイブリッドチームを形成した開発体制を築いており、他の開発会社よりコストを抑えた提案ができるのが大きな特徴といえるでしょう。

またハイブリッドアプリの開発実績が豊富な点も特徴といえます。アプリ開発に必要となる多くのレームワークにも対応でき、日本のエンジニアが対応できないフレームワークについても、世界屈指といわれる高い最新技術を学んでいるインドのエンジニアがいるため、常に世界最先端の技術を使ったアプリ開発が可能です。

また小さなアプリ・簡単なアプリの開発も多く手掛けており、「スマホカメラで撮影した写真を認識するアプリ」や「データを分析するアプリ」など、数多く開発しています。業種に縛られず、大小さまざまなアプリの開発を行っているので、全ての方におすすめの開発会社といえます。

株式会社パコムソリューション

株式会社パコムソリューションは、東京に本社を置く2017年に誕生したシステム開発会社です。設立以来「新しい技術を使って、新しい価値と出会いを創る」をミッションに掲げ、アプリ開発やWebシステムなど数多くの開発を行ってきました。最近は最新AI技術やブロックチェーン技術を活用した、新しい開発を行っていることでも注目を集めています。

アプリ開発においては、クロスプラットフォーム「React Native」を使用したハイブリッドアプリの開発を得意としています。オンライン販売アプリやオンライン注⽂アプリなどを開発した実績を持ち、幅広い業種のアプリ開発を行っているので、さまざまなノウハウを持ち合わせ、経験が豊富なのも株式会社パコムソリューションの特徴といえるでしょう。

コガソフトウェア株式会社

コガソフトウェア株式会社は、東京に本社を置く2005年に誕生したシステム開発会社です。ハイブリッドアプリ開発に特化した開発会社で、アプリ開発はもちろんリリース後のマーケティングについてもサポートしてくれるので、アプリ開発初心者にはおすすめの開発会社といえます。

多くの優秀なエンジニアを抱えており、ユーザーの要望に沿ったアプリの開発を行ってくれます。ハイブリッド開発のため、Android・iOSアプリを同じコードで開発できるため、多くの工程を割くことができるため、時間やコストの削減にもなります。

アプリ開発後のサポートもお願いしたい方や、コストを削減したい方にはおすすめの開発会社といえるでしょう。

まとめ

この記事では、ハイブリッドアプリのメリットやデメリット、ハイブリッドアプリに特化した開発会社について解説してきましたがいかがでしたでしょうか。

ハイブリッドアプリは、Webアプリとネイティブアプリの両方のいいところを持ち合わせたアプリになっており、最近では世界のアプリの中でも開発件数も多くなってきています。そのため、その注目度も上がっておりハイブリッドアプリに関するサイトも多く見受けられるようになってきました。

もちろんメリットもあればデメリットもあるので、しっかり把握したうえでアプリ開発を行う必要があります。これからハイブリッドアプリを開発してみようという方は、今回の記事を参考にして、オリジナルアプリを作り上げてみてください。

【V字モデルとは】V字モデルの概要、メリット・デメリット、W字モデルとの違いなど徹底解説

システム開発で用いられることのあるV字モデルについてご存知でしょうか。様々な開発手法がありますが押さえておくべきモデルの1つです。そこで本記事では、V字モデルについての概要をはじめ、メリットやデメリット、工程やW字モデルとの違いなどについて徹底解説いたします。

V字モデルとは

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V字モデルとは、システム開発において開発の工程およびテストの相関をその名の通りVの字で表現したものを指します。具体的にはV字の左上から下まで順番に開発工程を書き出し、右側には開発工程に対応するテストを下から右上に書き出すことて、どの工程に対してどのテストを実施するのかが視覚的にわかりやすいという特徴があります。

V字モデルのメリット

システム開発においてV字モデルを採用することによって得られる代表的なメリットは下記の4点が挙げられます。

  • テスト内容を明確にすることができる
  • 作業進捗を把握しやすい
  • 不具合が生じた場合の修正コスト削減を図ることができる

テスト内容を明確にすることができる

V字モデルを採用することによって、開発工程に対して実施するべきテスト内容を明確にすることが可能です。そのため、漏れがないようにテストを効率よく行うことができ、成果物の品質向上を図ることができます。

作業進捗を把握しやすい

V字モデルでは、テスト内容が明確であるため、テストにかかるスケジュールを見積もりやすいだけでなく、テストの結果によっては不具合が発生して修正を行うことになる際にも工数をチェックしやすいというメリットがあり、他の開発手法よりも作業進捗を把握しやすいと言えます。もし想定よりも遅れてしまっている場合には、人員調整を行うなど、対策も行いやすいでしょう。

不具合が生じた場合の修正コスト削減を図ることができる

V字モデルは、各開発工程に応じたテストが明確になっているため、もしテストで不具合が発生しても原因を特定したり、修正したりという作業が非常に容易であると言えます。他の開発手法であれば、テスト実施時に発生した不具合の原因を特定するのにとても時間がかかってしまうことも少なくないことを考慮すると、非常に効率が良い手法と言えるでしょう。

V字モデルのデメリット

V字モデルを採用すると、効率的かつ品質の高いシステム開発を行うことができますが、下記のようなデメリットも存在しますので、頭に入れておきましょう。

上流工程で問題があった場合手戻りリスクがある

V字モデルでは、各開発工程に応じたテストを実施するため、初期段階の上流工程で何かしらの不具合があった場合手戻りのリスクが大きくなり、想定よりも工数が増えてしまったり、開発スケジュールを圧迫したりということが起きる可能性があります。

V字モデルの工程

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V字モデルの概要、メリットやデメリットを理解したところで、本項目では具体的な工程について解説いたします。

  • 要求定義
  • 要件定義
  • 基本設計
  • 詳細設計

要求定義

要求定義とは、クライアントの要求および機能をまとめたものですが、具体的には現状抱えている課題を洗い出し、その課題を解決するための理想の状態はどのようなものなのか、課題を解決するためにどのようなシステムや機能があれば良いのかが明確にすることを言います。

V字モデルにおける要求定義では、クライアントの要求を満たしているのかを確認するための受け入れテストとして、機能テストやユーザビリティテストが実施されます。この機能テスト及びユーザビリティテストはPM(プロジェクトマネージャー)が担当しますが、クライアントも積極的に関与しなければ成り立ちません。

要件定義

要件定義とは、クライアントの要求定義を実際にどのような機能を搭載して実現していくのかという要件をまとめたものです。具体的には、システム開発の目的をはじめ、予算や必要な機能、納期、スケジュール、必要人員、想定工数などを決定します。

V字テストにおける要件定義では、総合テストとして、確認テストや評価テスト、負荷テストなどが実施されます。これらのテストも、PM(プロジェクトマネージャー)が中心となって行いますが、クライアントの関与も欠かせません。

基本設計

基本設計とは、要件定義をもとにして、UI(ユーザーインターフェース)などの外側から見たシステム設計を行うことです。具体的には、搭載する機能の洗い出しをはじめ、取り扱うデータを整理したり、データを明確化したり、システム画面のレイアウトを決定したりします。

V字モデルにおける基本設計では、結合テストとしてブラックボックステストやインターフェーステスト、トップダウン・ボトムアップテストが実施されます。主にSE(システムエンジニア)とPM(プロジェクトマネージャー)が中心となりますが、クライアントも関わることができる最終チャンスでもあります。

詳細設計

詳細設計では、基本設計をベースとして、プログラマーに伝わるようにプログラミングの指示書及び設計書を作成します。V字モデルにおける詳細設計では、単体テストとしてホワイトボックステストを中心として行い、SE(システムエンジニア)が担当します。

V字モデルとウォーターフォール

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ウォーターフォールは上流工程から下流工程に向けてまるで滝のように進んでいく開発手法です。万が一大きな不具合が発生してしまった場合などに手戻りのリスクが大きいというデメリットがあります。

しかしV字モデルであれば、各開発工程ごとに行われるテストが明確であるため、ウォーターフォールの進化版と言えるでしょう。

V字モデルとアジャイル開発

アジャイル開発とは、システム開発の過程では仕様及び設計の変更があって当たり前という前提のもと、開発当初から厳密な仕様は決定せずに大まかな仕様だけで細かなイテレーション(反復)開発を行い、小さな単位での実装からテスト実施を繰り返すことで徐々に開発を進めていく手法のことです。

ウォーターフォールの進化版とも言えるV字モデルとはそもそもの開発工程が大きく異なりますが、それぞれの開発工程に対応したテストを実施するという面では、慎重に品質を担保しながら開発を進めることができるので、似ている手法であると言えるでしょう。

V字モデルとW字モデルとの違い

W字モデルとは、V字モデルにおける左側に書き出される開発工程及び対応するテスト工程の作業を並行して実施する開発手法のことです。つまり、V字モデルの品質向上の方法をさらに詳細に表現したものであり、V字モデルの進化版と言えます。

V字モデルとW字モデルとの違いとしては、次の3点が挙げられます。

  • 開発とテストを同時並行に進めていく
  • 手戻りが少ない
  • テストエンジニアが上流工程から参画

開発とテストを同時並行に進めていく

V字モデルでは、あくまで各開発工程に対応したテストを明確にするだけですが、W字モデルでは、同時並行で各テストを実施することになるため、V字モデルの唯一と言っても過言ではないデメリットである上流工程で不具合が発生してしまった場合にもカバーすることが比較的容易です。

手戻りが少ない

W字モデルでは、上流工程からテストを同時並行で実施するために、次の工程に進む際の不具合発生頻度は必然的に減少するという特徴があるため、結果的に手戻りも少なくなり、品質を向上させたり、コストカットやテスト工程の負担軽減を図ることができるでしょう。

テストエンジニアが上流工程から参画

W字モデルでは、上流工程からテストエンジニアが参画するため、他の開発手法とは異なり、テストエンジニアのプロジェクトに対する理解度が大きいと言えます。そのため、テストも効率よく実施できるのです。

まとめ

V字モデルについて、本記事では、V字モデルについての概要をはじめ、メリットやデメリット、工程やW字モデルとの違いなどについて徹底解説いたしました。

システム開発において、ウォーターフォール開発の進化版とも言えるV字モデルの効率の良さをご理解いただけたのではないでしょうか。品質を担保しつつ、各開発工程に対してのテストが明確なV字モデルを活用してプロジェクトを進めていってください。

【詳細設計とは!?】詳細設計書を作成する際のポイントや成果物まで徹底解説

システム開発を行う際、設計はスムーズかつ正確な開発を実現するために必要不可欠なものとなっています。しかし、実際に詳細設計とは何なのか、詳細設計の成果物は何になるのかを明確に説明できる方はそう多くはないのではないでしょうか。

そこで本記事では、システム開発における詳細設計について、詳細設計書を作成するポイントや成果物まで徹底解説いたします。

詳細設計とは

https://unsplash.com/photos/5fNmWej4tAA

詳細設計とは、基本設計の後に行うことが一般的なものであり、基本設計を元に、実際のプログラミングについて細かく策定することになります。仮に詳細設計を行わずに基本設計のみでシステム開発を進めてしまうとシステム開発の半ばになった時に搭載したい機能の実装ができなかったり、そもそも実装したい機能が曖昧であることからクライアントの要求定義を満たしているかわからなかったりと様々な弊害が出てくるため、システム開発には欠かせない工程の1つと言えるでしょう。

詳細設計と基本設計の違い

よく混同してしまう詳細設計と基本設計ですが、大きな違いはクライアントに見せるか見せないかと言えます。基本設計はクライアントにもわかるように対外的な設計となりますが、詳細設計では開発者がわかるような専門的な設計となるため、この違いを意識して作成する必要があります。

詳細設計書を作成する際のポイント

詳細設計書を作成する際には、押さえておかなければならないポイントがいくつかあります。詳細設計書自体がプロジェクトの成功に関わると言っても過言ではないためです。詳細設計書を作成する際のポイントとしては、次の通りです。

  • 目次及び見出しを作成する
  • 難しい言葉及び造語は使用しない
  • 1文はなるべく短くかつ主語は前に持ってくる
  • 曖昧な表現はしない
  • 見やすさを意識する
  • 表記揺れがないか注意する

目次及び見出しを作成する

詳細設計書を作成する際には、目次と見出しをきちんと作成しましょう。本文と統一感を出しつつ、フォントのサイズを変更したり、見出しに階層をつけて複数管理する場合には、見出しと見出しの間に余白を付けることで管理したりすると見やすくなるのでおすすめです。

難しい言葉及び造語は使用しない

あたり前のことですが、誰が読んだとしてもわかりやすく理解できるように、難しい言葉、あるいは造語は使用しないように心がけることも大切です。

1文はなるべく短くかつ主語は前に持ってくる

長文や回りくどい言い回しを多用してしまうと読み手にストレスを与えてしまうことになってしまうので、1文はなるべく簡潔かつ短くし、さらにわかりやすいように主語を前に持ってくるように意識します。

曖昧な表現はしない

曖昧な言い回しや表現も読み手に意図しない誤解を与えてしまう可能性があるため、明確にストレートに表現しましょう。

見やすさを意識する

とにかく読み手のことを考え、誰が見ても見やすい、読みやすいと感じる詳細設計書を作成しましょう。文字だけでなく必要に応じて図及び表の活用をしたり、フォントを統一したり、インデントを調整したり、時には文字にカラーをつけたりとシンプルでありながらも読みやすい工夫を行うことが大切です。

表記揺れがないか注意する

例えば「Web」や「ウェブ」、「インターフェース」や「インターフェイス」など、1つの詳細設計書において1つの言葉を表記揺れしないようにしましょう。

詳細設計書の成果物

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詳細設計書の成果物としては、様々なものがありますが、代表的なものとしては次のものが挙げられます。

  • パッケージ図
  • ユースケース図
  • コミュニケーション図
  • ステートマシン図
  • アクティビティ図
  • シーケンス図
  • 画面一覧
  • 画面遷移図
  • 画面設計書
  • ER図
  • CRUD図
  • 項目定義書
  • システム構成図
  • クラス図
  • コンポーネント図
  • オブジェクト図
  • モジュール構造図
  • アクティビティ図
  • フローチャート
  • IPO(処理機能記述)

パッケージ図

パッケージ図とは、UML(統一モデリング言語)で規定されたダイアグラムの1つであり、クラス図などの各モデル要素がどのように分類されているのか、パッケージ(グループ分け)されているのかを表現するものを指します。具体的にはタブ付きの長方形で1つのパッケージを表現することで、パッケージ名及びパッケージに所属する各モデル要素を記述します。さらに、パッケージ間の汎化及ぼい依存関係についてはパッケージ間を破線の矢印で結んで表現します。

ユースケース図

ユースケース図とは、システムがどのように機能するのかや外部環境を表す図です。エンドユーザー視点からシステムを見ることができるだけでなく、システム外部及び内部との境界をはっきりさせることもできます。具体的には、ユースケースというアクションのシーケンスを横長の楕円で表現し、アクターという線で描いた人型で表現し、さらにユースケースとアクターの関連は実線で表現します。

コミュニケーション図

コミュニケーション図は、オブジェクト間の関連により重きを置いた図であることから、相互作用ではなくシーケンス内のメッセージを通じてオブジェクトが関連付けられ接続する様を記述する図のことを指します。

ステートマシン図

ステートマシン図とは、ある時点においてオブジェクトのステータスを格納する任意のデバイスであり、ステータスの変更及び受信する入力データに基づいて他のアクションを引き起こすことができる図のことです。大抵の場合、初期状態を表す塗りつぶしの円から始まって最終状態を表す二重円で終わるようになっています。

アクティビティ図

アクティビティ図とは、連続する実行の遷移のことであり、一連の手続きを表現するための図であり、実体の生業の流れを描写することになります。具体的には、黒丸で表現される初期ノード、二重丸で表現される最終ノードなど、様々なルールのもとで記述されます。

シーケンス図

シーケンス図とは、システム概要をはじめ仕様や処理の流れを記載した図のことです。クラス及びオブジェクト間のやり取りを時間軸に沿って一定の書式に則って記載することになります。UML(統一モデリング言語)の1つです。

画面一覧

画面一覧では、その名の通りブラウザに表示する画面一覧を定義します。画面の全体像を把握するために便利です。

画面遷移図

画面遷移図とは、画面間における相互関係を理解するための図となっています。実際に作成する際には、手書きでラフにまとめるパターンとツールで綺麗に作成するパターンがありますが、大抵の場合は初期段階では手書きで簡易なものを作成しておいて、共有する際にツールを用いて清書することが多いです。

画面設計書

画面設計書とは、画面レイアウトのことであり、システム構築において、どのような画面が表示されるべきかを表したものです。具体的には画面のどの位置にどのような動作を行う部品を配置するのかを明確にするために作成されます。

ER図

ER図とは、データベースが必要となるシステム設計では欠かすことができない図であり、ER図がないとデータベースを構築することができません。ER図は10種類近くに分類することができ、各エンジニアや会社の好みによって使い分けられています。

CRUD図

CRUD図とは、あらゆるデータを扱うシステムをソフトウェアを設計する際、どの機能やモジュールがなんのデータを作成(C)したり、読み出し(R)たり、更新(U)したり、削除(D)したりするのかを表すものです。

項目定義書

項目定義書とは、入出力関係や入力項目など、画面や帳票イメージとは対となる設計情報を指すものです。

システム構成図

システム構成図とは、システム構成を明確に表示できる図のことです。AWSをはじめAzure、GCP構成の理解を明確にできるだけでなく、需要なネットワーク構成が素早く可視化することができます。

クラス図

クラス図とは、UML(統一モデリング言語)の1つであり、システムを構成するクラス及び関係を表現する図のことで、各クラスが保持しているプロパティやメソッドを表現することにも役立ちます。

コンポーネント図

コンポーネント図とは、UML(統一モデリング言語)の1つであり、システムを構成する要素間の関係を表した図のことです。具体的には、それぞれのコンポーネントは矩形で表現し、内部に機能の名前とコンポーネントであるcomponentというステレオタイプを記載したり、矩形の内部を何段かに区切ることで外部に提供するprovided interfaceや要求するrequired interfaceなどの付加情報を記載したりします。また、依存関係については、各依存先に向けて波線の矢印で表現したりなど、作成には様々なルールが定められています。

オブジェクト図

オブジェクト図とは、UML(統一モデリング言語)の1つであり、実際登場する具体的なオブジェクト及びそれらの間の関係を示した図のことです。具体的には長方形で示され、内部にオブジェクト名が記入されることになり、オブジェクト名には下線が引かれることになるなど、細かなルールが設定されています。

モジュール構造図

モジュール構造図とは、システムを構成するモジュールがどのように分割されていて、さらにどのような処理を行うかを示した図のことです。具体的にモジュールの構造を図形及び矢印を用いて表現することによって、システムを構成するモジュール構造が視覚的に理解できるという特徴があります。

アクティビティ図

アクティビティ図とは、UML(統一モデリング言語)の1種であり、システム実行の流れ及び条件分岐を図で示したものです。ある特定の作業開始から終了までの機能について、実行される順序通りに記述することになります。アクティビティ図を作成しておくことで、クライアントの仕事内容を具体的に理解しやすくなるため、クライアントが真に求めるシステムを正確に実装することが可能です。

フローチャート

フローチャートとは、システムにおける工程及びプロセスの各ステップやアルゴリズムなどを長方形をはじめひし方や楕円型などの記号で表示し、流れの方向を矢印で繋げて視覚的に表した図のことを言います。

IPO(処理機能記述)

IPO(処理機能記述)とは、システムの機能やビジネスロジックの処理内容を入力(Input)、処理(Process)、出力(Output)で表現した図のことです。つまり、出力データを作成するために入力データをどのように処理するかを把握するための図式であり、複数の処理をまとめて行う処理方式などの際に活用されます。

まとめ

システム開発における詳細設計について、詳細設計書を作成するポイントや成果物まで徹底解説いたしました。詳細設計では細かな部分まで開発者全員が共有できるようにしなければならず、神経を使ってわかりやすく明確な成果物を作成しなければなりませんが、逆にきちんとした詳細設計ができていると、クライアントが求める理想のシステムを開発することができるとも言えます。

細かすぎてどうしても簡略化したいという気持ちになってしまうかと思いますが、手を抜かず明確かつわかりやすい詳細設計書を作成するように心がけましょう。

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