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『スクラム開発とは?』厳選 役立つツール3選とその全体像

多くの企業で採用され始めているスクラム開発。ITに詳しくなくても、名前だけは何となく聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。注目を集めているこのスクラム開発とは一体どんなものなのか、活用することで生じるメリットやデメリットの紹介だけでなく、スクラム開発のプロセスやツール、失敗例や成功例までベトナムオフショア開発のMattockが広く解説いたします。

スクラム開発とは

スクラム開発とは、「アジャイル開発」の手法の一つです。コミュニケーションを主体とした開発方法で、開発メンバーのチームワークを重視することが特徴です。プロジェクトの生産性と品質を高めるためには、開発チームのコミュニケーションを密にとることが必要です。また、スクラム開発アジャイル開発の中でも特に短い期間で開発工程を区切って行われます。こうした短い期間をスプリントと呼び、多くは1~4週間単位で組まれることが普通です。このスプリントは後程詳しくご説明いたします。

スクラム開発は、基本的に「テスト駆動開発」や「継続的インテグレーション」など、他の開発方法と組み合わせて行います。スクラム開発はソフトウェア開発のために考案されましたが、実はそこに技術的な側面は含んでおらず、プロジェクトを進めるためのフレームワークという位置づけのためというのが大きな理由となっています。まとめると、スクラム開発とは「短期間で少人数の開発チームが協力し合いながら行う開発方法」となります。

アジャイル開発って?

そもそもアジャイル開発とは一体どんなものなのでしょうか。ソフトウェアの開発では、「ウォーターフォール開発」と「アジャイル開発」に分類されます。このアジャイル開発は2000年ごろから採用する企業が増加してきました。少人数制の開発チームが協力し合いながら業務を進めていきます。

大きな特徴として、アジャイル開発はウォーターフォール開発のように、一度決定した計画を絶対とはしません。開発メンバーや関係者からのフィードバックを定期的に得ることで、計画変更などを柔軟に対応・調整し、一度にまとめて開発するのではなく、ある程度の短期間で一つづつの機能を追加開発していきます。

スクラム用語「スプリント」とは?

スクラム開発では作りたい機能を小さい単位に分割し、短い期間で完成させます。短い期間のことを「イテレーション」と言いますが、繰り返される期間を個別に「スプリント」と呼びます。スクラム開発では、短くて1週間、長くて約1か月間までの、固定期間の中で繰り返し開発を行います。この固定期間がスプリントです。もし仮に、スプリント最終日に作業工程が残っていたとしてもスプリントは終了となり、延長などはありません。

スプリント期間はプロダクト規模の規模、開発チームの人数や熟練度、ビジネスの状況など、ありとあらゆる部分を踏まえて決定します。基本的には週単位でのスプリントとなりますが、状況の変化などにより現在のスプリントでの作業が意味をなくしてしまった場合などは、スプリントを途中で中止することが出来ますが、この判断はプリダクトオーナーのみに許された権限です。このプロダクトオーナーについても、後程詳しくご紹介致します。

メリット・デメリット

スクラム開発におけるメリット・デメリットを理解することで、取り入れるべきかどうか、開発方法として自社に適しているかなどが分かります。また、メリットをさらに引き出すためにすべきことや、デメリットを最小限に抑えるための施策なども同時に考えることができます。。このメリット・デメリットを細かくしっかり理解するということは、イレギュラーなトラブルや予期せぬ失敗を回避する事にも繋がりますので、必ず開発チーム全員で共有しましょう。

メリット

短期間で成果を上げる

スクラム開発は、顧客からの要求を、リスクや必要性を基準に並べ替え、優先順位の高いものから順に開発を行っていきます。そのため、期間は短くても上げられる成果は非常に大きいものとなります。また、こうした優先度の高い順通りの開発をすることにより、最低限必要な機能が揃った段階でリリースすることが可能となります。完成を待たずに顧客へ一部プロダクトの提供が出来ます。また、不特定多数に公開されるようなWebサービスなどでは、早期収益化にもつながるでしょう。

変化に柔軟に対応可能

スクリプトごとに要件の見直しや方向性の確認などを行うため、仕様変更や機能追加などの対応を柔軟に行うことが可能となります。また、案件の内容に限らずこうした定期的なミーティングを開発チームが行うことで、そのチーム内で発生している問題の検知も早くなります。

スクラム開発のミーティングでは、「分からない事」「疑問に思った事」「困っている事」などは隠さず素直に話し共有することが推奨されています。こうした細かな部分までしっかりとチーム内で共有することで変化に対応する速度も上がりチーム内の結束も強まっていきます。

早期にフィードバックが得られる

スクラム開発は、短期で動作するプロダクトを完成させることが可能になるため、定期的に顧客からのフィードバックを得ることが出来ます。これにより、開発の最終段階になって「望んだものと違う」というトラブルを回避することが出来るようになるでしょう。開発終了間際でのこうしたトラブルが起きてしまうと、コストが掛かるだけでなく、企業としての信用問題にもつながってきます。顧客との信頼関係や会社としての信用性を守るためにも、このスクラム開発は非常に有効と言えるでしょう。

自立的チーム作成が可能

短く区切った開発期間ごとの工数見積もりを開発メンバーが各自自分で立て、期限を切ります。それに対しチームからの了承を得て進行するため、自然と責任感を持つようになるでしょう。セルフマネジメントはもちろんのこと、自分のタスク以外の部分にも目を向け、チームの成果として計画を達成させるためにはどうしたらいいのかというのをじっくり考える必要があります。こうした部分から、各々の視野が広がり、各自が責任感とチームへの気遣いをもつことに繋がり、自律的なチーム作りを促進することが可能となります。

デメリット

習得が困難

ウォーターフォール開発とは大きく異なるスクラム開発では、移行する際の習得が困難な場合がります。また、チームは組織化されている必要があるため、全員がスクラム開発についての知識を持ち、しっかりと理解しておかなくてはいけません。これが出来ていなければ開発が失敗するリスクが大幅に高まります。スクラム開発を行う際は、まずは慣れるまで、2スプリント程度の学習期間を設けるといいでしょう。

顧客の協力が必要不可欠

メリットとしてあげた「顧客の早期フィードバック」ですが、これは顧客側の協力が絶対的に必要となります。こうした正しいフィードバックが得られなければ、スクラム開発の真価を発揮することは不可能でしょう。そのため、こうした部分はしっかりと開発前に顧客へ協力をお願いしておく必要があります。フィードバック送信のフォームなどを設けておくといいかもしれません。

完了が未定

スクラム開発は短期間のスプリントで行いますが、開発初期段階ではこのスプリントを何回繰り返すかは決められて今¥。そのため、予想以上に長引いてしまうという場合もあります。また、スクラム開発は仕様変更などの受け入れアリというのが大前提のため、開発対象の増減があります。こうしたことからも、スクラム開発でははっきりとした完了時期を見通すことが困難となってしまうでしょう。

メンバーによって開発の質が変わる

スクラム開発の大きな特徴は、開発メンバーのチームワークを最大限活用した開発方法です。もしも、メンバーの中でスKラムで決まった開発方針や方向性に賛同できないメンバーが一人でもいる場合、非協力的になる可能性が大きくなってしまいます。そうなると、適切に機能しなくなってしまうでしょう。

また、メンバーの技術に大きな差がありすぎると教育が必要となり余計な時間もかかってしまいます。メンバー内の入れ替わりが起こると失敗につながるため、最初のメンバー決定時にこうした部分を考慮しなくてはいけません。

スクラム開発チーム内の役割

スクラム開発はおよそ3~9名の少人数体制のチーム編成で開発を行います。チーム内では、それぞれに役割が分担されています。3つの役割に分けられ、個々のポジショニングをしっかりと認識し開発作業を行うことが大切です。この3つの役割とは一体どんなものなのかを詳しくご紹介致します。

プロダクトオーナー

開発するプロダクトにおける責任者です。主な役割としては、「どのような機能が必要か」「優先順位はどの並びか」といったビジョンを考え開発チームのメンバーへ伝えます。他にはプロダクトバックログのメンテナンスや優先順位の決定・リリース計画の立案・開発チームが作成したインクリメントを受け入れるかどうかの判断・ステークホルダーとの調整などを行います。

また、プロダクトオーナーはスプリントをキャンセルすることが可能な唯一の存在で、基本的に開発は行わずスケジュールや予算の管理などを行います。そのため、プロダクトオーナーはスクラムマスターと兼任しないしないことが強く推奨されています。プロダクトオーナーは、開発チームの中の責任者という位置づけと認識しておきましょう。

スクラムマスター

スクラム開発のチームが、スクラムの価値などをよく理解しプロセスを正しく実践できることに責任を負います。スクラムのルール、進め方をチームメンバー全員に説明し効果的な実践を促します。プロジェクトを円滑に進めるための調整役のようなものです。コーチングやファシリテーション、チームへの奉仕的活動が主な役割となっています。

また、プロダクトオーナーや外部メンバーからの無理難題な要求から開発メンバーを守ったり、特定のメンバーに負荷がかかりすぎないようなタスク調整なども行います。プロダクトオーナーとの兼任はよくありませんが、開発メンバーとスクラムマスターの兼任という場合は多くあり得るでしょう。開発メンバーが気持ちよく業務遂行をするための守り役のような役割をいいます。

開発メンバー

実際にスクラム開発を行うメンバーの事です。設計やドキュメントの作成、データベース管理、アプリケーション開発、テスト、運用などの一通りのスキルを持っていることが求められます。決まった分野のみしかやらない・これはできないなどというのは望まれません。仮に苦手分野などがあったとしても、作業を融通しあいながら、全メンバーが全ての作業をこなせるようになることを目指します。

また、仕事のやり方は、開発メンバー同士で決めることが出来ます。開発メンバーは上下関係などは必要ありません、役職や年齢などに左右されず、皆が平等の立場になります。開発チームの人数はおよ3~9名程度で構成され、おなじ場所にいなければいけません。人数がそれ以上になる場合には、開発チームの分割を行う必要があるでしょう。

スクラム開発のプロセス

ここまでは、スクラム開発の概要やそれぞれの開発チーム内の役割、メリットやデメリットなどを解説しました。では、実際のスクラム開発はどのように行うのか、スプリントの流れはどのようなものなのかをご紹介致します。この流れをしっかりと把握しておかなければ円滑な業務遂行は困難とないってしまいます。各々の役割に沿って、適切な作業を行うよう心掛けて下さい。

1・計画を立て、実施する

スプリント第一段階です。まず開発の計画を立てなければ何も始めることはできません。プロジェクトで必要となる機能一覧をバックログと言います。ここから当該スプリントで実装する機能を選択します。ここでは優先順位の高いものから開発していくのがポイントです。このように、スプリントの中で実装する機能一覧を「スプリント・バックログ」と呼び、スプリント・バックログを決める会議を「スプリントプランニングミーティング」といいます。ここで決まった内容をいよいよ実施していきます。

2・進捗報告

スクラム開発では毎日決まった時間にミーティングを行います。これは絶対欠かすことはできません。これを「デイリースクラム」といい、毎日進捗報告を行い、状況によってその日の作業を決めていきます。スクラム開発は、冒頭でもお話しした通りコミュニケーションを密にとり進めていく開発方法です。こうした報告機会が多くあるのが特徴で、プロジェクトの進み具合だけではなく、今後起こりうる開発上の課題なども共有しておくといいでしょう。このデイリースクラムはあまり時間をかけず、短時間で正確な情報のやり取りが求められます。

3・機能評価を行う

開発がある程度進行し、計画した機能の実装ができたらその都度機能のテスト、評価を必ず行います。この機能評価の実施を「スプリントレビュー」といい、スプリントの最終日の行います。特に重要視するのは、スプリントを始めるにあたり第一段階で決定したバックログの基準を、どの程度満たしているかがポイントです。また、このスプリントレビューによっては機能を追加したり再度バックログを作成する場合もあるでしょう。

4・スプリントを振り返る

スプリント最終段階です。単一スプリントで完了せずに、何度かスプリントを繰り返して行います。そのため、スプリント最終日はスプリントレビューと同時に振り返りを必ず行いましょう。ここで何かしらの課題がった場合には、次のスプリントに備えた改善計画を立案することが出来ます。スプリントはこの1~4のプロセスを短くて1週間、~長くて最長4週間の間に行います。これがスクラム開発です。

スクラム開発のツール

スクラム開発を行う際には、ツールの有効活用がオススメです。スプリント期間を設定できることや、かんばん方式のインターフェースであることなどを選択のポイントとするといいでしょう。また、課金が可能なのか、無料ツールのみの使用とするのかなども重視して選択するといいでしょう。

Jira

オーストラリアのATLASSIANの開発管理ツールJiraは、日本語化されており非常に使い勝手抜群のツールです。スプリントの期間決定やかんばん方式のインターフェースはもちろん、その他の細かな設定も可能となっています。また、最大の特徴として、ソースコードと連携が出来ます。

コードとタスクを連携させ、履歴管理することはこれまでの物理かんばん方式では不可能なモノでした。このJiraは、世界で最も利用されている管理ツールともいわれています。多少設定が複雑な箇所などもありますが、使い慣れてくれば特に問題なく活用できるでしょう。

Zube.io

GitHubで開発を進めている場合には、二重管理にならないように「GitHubのissueと連動したタスク管理を行いたい」というニーズが非常に高く、様々なサービスがあります。その中でも、特にスクラム開発向きで評価が高い管理ツールがZube.ioです。

Webサービスですのでクローズ環境では使用できないという弱点がありますが、UX・UIに優れ、使い慣れていない方、非ITエンジニアのアジャイルマスターやプロダクトオーナーでも苦労せず活用できるでしょう。4名までなら無料で利用できるため、少人数のスクラム開発で試しに取り入れてみるのもいいかもしれません。

Trello

非常にシンプルで分かりやすいUIが採用されています。拡張機能を使用すればスプリントの期間設定も行うことが出来ます。Jiraのような複雑な設定をすることはできませんが、小規模プロジェクトや少人数の開発チームのあ場合であれば十分な機能といえるでしょう。プロジェクト管理、タスクの整理、チームワークの促進をすべて行えます。世界中で100万を超えるチームに活用されているTrelloは、チームの生産性を向上させるのに非常に有効でしょう。

エクセル

表計算ソフトのエクセルは、実は非常に優れたスクラム開発のツールになります。追加コストもかかりませんし、関数やマクロの仕掛けなどはともかく、使い方をメンバーに説明する必要もないでしょう。こうした観点から、エクセルはとてもオススメのツールの一つと言えます。

出来合いの管理ツールを活用するよりも、自分たちで管理項目や管理粒度を模索しながら管理ツールを作り上げていくことで、チームメンバーへの教育としても非常に有効的でしょう。初めてスクラム開発を行う場合はぜひエクセルを活用してみて下さい。ある程度スクラム開発を行い、エクセルだけではやはり厳しいという感覚がつかめてきてから、本格的なツールの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

スクラム開発の失敗

スクラム開発は、スクラムガイドに背くことで失敗のリスクが高まります。その中でもよある役割別に失敗例をご紹介致します。役割による失敗を犯してしまうと、他メンバーへの負担も大きくなり開発の円滑な進行が不可能となってしまうでしょう。個々の役割をしっかりと理解し、なすべき仕事をきっちりこなすことが失敗を回避する大前提となります。

プロダクトオーナーの失敗

PBL管理を怠る優先順位が正しくつけられていなかったりINVESTを満たしたPBIになっていない場合、開発に大きな支障をきたします。最悪の場合、スタート時点から失敗してしまうという事もあり得るでしょう。プロダクトオーナーは開発の責任者であり進行を左右する大きな要です。まずはこの最初の出だしをしっかりと行わなければ開発自体がスタートさせることが困難となってしまうでしょう。
開発メンバーと離れている基本的に開発チームは同じ時間、おなじ場所で作業を行わなければいけません。仕様の確認事項などを開発メンバーはプロダクトオーナーに確認しますが、場所が離れていたりすれば即確認がとれず時間のロスが発生してしまいます。開発の遅れにもつながり、会社の信用問題へと発展していく場合もあるでしょう。そもそもこうした確認事項が多発してしまう時点でプロダクトオーナーの役割をこなしているとはいえないでしょう。
完了の定義を共有しないPBIの完了定義を開発チームのメンバーと共有しなければ、他メンバーは作業範囲が分からなくなってしまいます。明確な完了定義をしっかり共有することで、開発の質を高めメンバー内の結束も強まる効果があります。受け入れ条件を明確に行うことが最適です。プロダクトオーナーは開発の全権を握っていますので、しっかりとした指針を示すことが最大の役割と言えるでしょう。

プロダクトオーナーの失敗に多いのは、チームへの情報共有や優先順位決定の失敗などがあげられます。こうした部分はしっかりと行わなければいけません。開発チームの責任者でもあり様々な決定権を持つプロダクトオーナーが一つでも間違えてしまうと、他メンバーを巻き込み開発そのものを失敗にさせてしまうでしょう。

実際、プロダクトオーナーにチームを率いる力量が足らずに失敗したという話も多くあります。まずはプロダクトオーナー個人の力量、コミュニケーション能力を明確にし、本当に任せられるのかどうかを判断しましょう。

スクラムマスターの失敗

開発メンバーと兼任兼任すること自体は様々な企業でも少なくありません。兼任することが間違いなのではなく、しっかり両方の役割をスムーズに行える力量があるかどうかです。IT業界は人手不足でこうした事はさほど珍しくはありませんが、個人の能力以上の仕事を行うのは不可能です。スクラムマスターの仕事はそうなくなりませんし、開発メンバーも個々にタスクが振り分けられているためこれはこなさなければいけません。どちらかの作業がネックとなってしまえば開発の遅れに繋がりますので、十分注意が必要です。
チームへの奉仕がないリーダーシップがなく、開発メンバーを守る役割が出来ていない場合も出てくるでしょう。開発メンバーを業務に集中してもらうためには、スクラムマスターが外野からしっかり守る必要がります。チームが抱えるあらゆる障壁の解消を務めるのが大きな仕事と言っても過言ではありません。ここをしっかりこなさなければ、開発の成功は遠のきます。
スクラム開発の説明不足スクラムマスターは開発メンバーへ、スクラム開発に対する正しい知識を伝える必要があります。しかし、これを怠ったり適切な説明が出来ないと、スクラム開発に対する理解が浅く成功を収めることが難しくなるでしょう。開発メンバーの意識を高め生産性を上げるため必要ですが、この部分をおろそかにしてしまうスクラムマスターが多いのも事実ですので、特に注意してください。

スクラムマスターはとにかく開発メンバーを守ることが大切です。また、プロダクトオーナー同様に個人の力量がどの程度なのかを明確にする必要があるでしょう。非常に優れた人材であれば、開発メンバーとの兼任も可能です。しかし、可能な限りスクラムマスターのみの業務に集中できる環境の方が、開発を上手く進めることが出来るでしょう。また、メンバーへ適切な説明を行わなければ全員の知識が揃わずスクラム開発は失敗してしまうでしょう。ここができないとスタート時点で間違った方向へ進んでしまう可能性が大きくなります。失敗を回避するためにも、適切な説明は必須です。

開発メンバーの失敗

必要な知識・スキルがない開発メンバーは一定以上のスキルが必須です。しかし中には、人員の都合上どうしても無理という場合もあるかもしれません。こうした場合、チーム内で上手く振り分けが可能であれば問題ありませんが、メンバー内での仕事量に差が出るのは問題です。上手く振り分けが出来ない場合、開発に大幅な遅れが生じます。
スーパースターエンジニアがいるスーパースターエンジニア(ゴリラとも言います)がいなければチームが動かない、判断が出来ないとなると、「開発チームに自立性がなくなってしまいます。こうした方は外からのサポートが向いているので、メンバー選定の際にこうした要素があるかないかの判断が重要です。
問題がっあても共有しないスクラム開発は毎日しっかりとしたミーティングを行いますが、そこで発言をしなかったり問題点の共有が行えないメンバーは、チームプレイに向いていません。後々大きな課題となる前にしっかりとメンバーで問題を虚位有することで、スムーズな開発が行えますが、ここが出来ないと失敗するリスクが高くなります。

開発メンバーは一定以上のスキルがある同じくらいのレベルの人材で揃える必要があります。大きな差があると失敗に繋がりやすくなり、開発自体が不可能となってしまう場合もあるでしょう。メンバー内のコミュニケーションを強めチームワークを向上させるためにも、協調性や情報共有能力などもしっかりと備えている必要があります。

失敗リスクを高めないために

失敗するスクラム開発の主な理由としてあげられるのが、開発メンバー内の意思疎通の低さや個々のモチベーションです。少人数で構成されるスクラム開発のメンバーは、おなじ目標に向かい協力し合っていく必要があります。チーム内の雰囲気が悪かったり問題を抱える人がいる場合、士気も下がり失敗するリスクは非常に大きくなります。チームプレイを行うためには、一人一人コミュニケーションをしっかりとり協調性を重視する必要があります。

スクラム開発の失敗を回避するためには、プロダクトオーナー、スクラムマスター、開発メンバーがここの役割をしっかりと認識し、与えられた使命をきっちり果たす必要があります。メンバーがころころ変わるのも避けましょう。また、開発における最初の段階で様々な部分を詰めすぎると、外れた場合の修正やコストが大きくなります。こうした事を注意することで、スクラム開発の失敗を回避する確率は非常に高くなるでしょう。

スクラム開発の成功

スクラム開発を成功させるためには、まず最初の準備を重点的に行うことが肝心です。例えば「初めてのスクラム開発で初めての技術、初めてのチーム」では成功する確率は低いでしょう。ある企業では、初めてスクラム開発を行う際に、プロダクトオーナー、スクラムマスターとなる人材に一定以上の研修を行い、スクラム開発におけるノウハウを学ばせました。また、自社外で開催されているスクラム開発に関する講義などにも積極的に参加し、様々な知識を吸収させました。

その後、実際にプロジェクトをスクラム開発で行いましたが、このスクラム開発の目的は教育がメインとなっているため時間のほとんどを開発メンバーの育成に充てながら進めていきました。その効果は非常に強く、半年ほどで素晴らしい有能なスクラム開発チームが誕生しました。個々のメンバーを他のスクラム開発チームに振り分けることで、一定以上のスクラム開発に関する知識やスキルを持ったチームを多く構成することが可能となりました。

全ての企業でこうした方法が可能ではないかもしれませんが、ビックバンスタートでは必ず成功率は低くなるでしょう。最低でも一人以上はスクラム開発経験者がいなければ、大きく成功を収めることは難しくなります。スプリントを決めその中で教育しつつ開発を進めるのは大変ですが、ある程度の知識やスキルを身につけさせることで、企業としてのスクラム開発に対するレベルも上がり、高度な開発を行うことも可能となるでしょう。

スクラム開発のポイントとは

アジャイル開発の理解

スクラム開発は、まずアジャイル開発を理解することがポイントとなるでしょう。アジャイル開発は急な仕様変更などに柔軟な対応が可能ですが、万能ではありません。仕様変更が起こればコストが掛かり期間も延びます。これは開発メンバーのみならず、プロダクトオーナーやスクラムマスターにもあたりますが、まず初めにアジャイル開発を徹底的に理解しましょう。こうした知識が多ければ多いほど、顧客側は無茶な要求はしてこなくなります。

とにかくコミュニケーションを

開発メンバーのコミュニケーションがとにかく重要なスクラム開発。メンバー内の雰囲気を良くし開発を行うことで、モチベーションも上がりつつスムーズな作業を行うことが可能となります。毎日の情報共有も大切なコミュニケーションの場です。同じ開発チームの仲間として同じ方向を目指し、共に協力し合う姿勢を大切にしましょう。

まとめ

開発段階での仕様変更などに柔軟な対応が可能なスクラム開発。概要やメリット・デメリット、気を付けるべきポイントなど理解できたでしょうか。短期集中型のスクラム開発は、人員育成をまず行い一定以上の知識を身につける事が必要です。メンバー内のコミュニケーションを円滑にし、各々の役割をしっかり担うスクラム開発は、今現在、中小企業から大手の有名企業まで、様々なジャンルの企業で取り入れられています。これから先の時代、開発方法の主流の一つとして更に発展していくのではないでしょうか。

ニアショア開発とは?オフショアとはどう違う?

企業の開発や新規プロジェクト立ち上げの際などに取り入れられ、大手有名企業でも実践されているのがニアショア開発です。ここでは、ニアショア開発とは一体何なのか、オフショア開発とはどう違うのかなどをご紹介致します。また、成功・失敗事例から学べることや最適なプロジェクトはどんなものなのか、ニアショアに関する情報をお伝えいたします。

ニアショア開発とは

ニアショアとは、要約すると「近くの海岸」「そばにある海岸」という意味になります。これをビジネス用語に置き換えると、地方企業への外注や近い場所にある企業・事業所への外注という意味となり、「国内で、近場の企業や地方企業への外注」をニアショア開発と言います。都心のシステム会社が地方企業や事業所へ業務委託を行うこともニアショア開発と言い、実は多くの企業で実践されている開発方法です。

このニアショア開発は、地方の方が人件費や固定費などが安いため、こうしたコスト面を削減させる目的で取り入れられることが大半です。都心企業から地方企業へ、地方企業からまた違う地方企業へと、日本国内でも様々なニアショア開発がおこなわれています。

また、本社の近くに開発拠点を備え、ニアショア開発を行う企業も少なくはありません。このニアショア開発は、オフショア開発とどう違うのか、メリットデメリットは何なのか、最適なプロジェクトは何なのかなど、ニア所開発に関する多くの情報をお伝えいたします。

オフショア開発との違いは?

開発事業でよく耳にする機会があるオフショア開発。これはニアショア開発とどう違うのでしょう。一番の大きな違いは場所です。ニアショアが国内の地方企業・事業所に業務委託をするという事に対し、オフショア開発は国外の企業に業務委託を行う事を指します。オフショアは要約すると「岸から離れた」「海外の」という意味になります。国内か、海外かという部分が、ニアショアオフショアの大きな差となるでしょう。

コスト面の削減などという目的は同じですが、その削減率も大きく変わり、人件費や固定費を抑えるためにはオフショア開発の方が有効となります。また、コスト面ではオフショアに比べそこまでの大きな削減はできませんが、海外委託と違い国内企業への依頼になるので、言葉の壁、時差、カントリーリスクなどの心配は何一つありません。そのため、スムーズなやり取りや円滑なスケジュール進行など、オフショアに比べネックとなる部分が少ないというのも特徴です。

メリット・デメリット

ニアショア開発を取り入れることで企業にどんなメリットデメリットが生じるのかをよく理解することが大切です。多くの企業が取り入れているからと言って、それが自社にも最適かどうかはまた違う話になります。ニアショア開発を活用することにより発生するメリットや、そのメリットをさらに伸ばす方法、逆に自社にとってマイナスとなるデメリットやその補い方法を知ることで、失敗しない開発方法を選択することが出来るようになるでしょう。

メリット

開発コストの削減

地方と都市部を比較した際、最低賃金設定に差が生じます。そのため、開発に関する人件費を抑えることが可能になり、結果としてコスト削減が実現します。ニアショアが注目されているのは特にこの人件費削減の部分と言っても過言ではないでしょう。また、比較的距離の近い企業同士であれば、移動などの交通費も抑えることが出来るでしょう。オフショアによる海外への開発依頼とは違い、行き来することで何日もの時間をかける必要もなくなります。こうした点から、コスト重視の案件に非常に適しているという事が言えるでしょう。

意思疎通がしやすい

委託企業が国内になるため、コミュニケーションの取りやすさが特徴です。文化の違いや仕事に対する基本的な姿勢などの根本的な部分に相違がないので、安心して開発依頼を行うこともできます。円滑な意思疎通が図れ、密なやり取りもしやすくなるでしょう。オフショア開発との大きな違いはこの「言葉の壁」です。どうしても海外の人との意思疎通は難しく、時には誤ったニュアンスで通じてしまう場合もあるでしょう。しかし、ニアショア開発ではそうした心配はありません。また、万が一イレギュラーなトラブルが起きた際にも、迅速に的確な対応が取れるのも大きなメリットとなります。

自然災害リスクの回避

日本は地震や台風などの自然災害が起こりやすい場所です。こうした自然災害によって企業活動を停止しなくてはいけないという事も大いにある得るでしょう。しかし、ニアショア開発による複数の拠点を持つことでこうした災害時のリスクを分散させることが出来ます。本社を都心部にし、開発拠点を地方へ移せば災害のリスク回避に対して、一定以上の高い効果を得ることも可能です。企業同士の距離が近すぎてしまうと、リスク回避の恩恵はあまり受けられなくなるのでそこだけ注意しておけば、自然災害時での被害も最小限で抑えることが出来ます。

カントリーリスクがない

海外への業務依頼の場合、国際情勢の変化、各国のデモ、為替の変動によるコスト増など、様々なカントリーリスクがあります。海外との連携になれば、国内の情勢だけでは終わりません。取引国に何かしらのトラブルが起きた際、必ずと言っていいほど企業の開発に影響を及ぼしてしまいます。しかし、ニアショア開発は全て国内での開発業務になります。そのため、国際情勢が大きく変化しようと、為替が大幅に変動しようと、何の問題もなく業務遂行を行えるでしょう。こうした面でニアショア開発は、大きな安心感を得られる方法と言えます。

デメリット

コスト削減率が低い

メリットでお話ししたコスト削減ですが、実はデメリットにもなるんです。というのも、オフショア開発と比較した際、その削減率は期待値より低くなる可能性があります。オフショアの代表として最も注目を浴びているベトナムですが、人件費だけで見ると日本のエンジニアの1/3程度というデータがあります。地方の人件費がいくら安いと言っても、ここまで下がることはまずありません。都心部で全てを賄うよりはコストを抑えられるというのは確かですし、それが大きな目的という企業も少なくないでしょう。しかし、その削減率はあまり大きくないというのが一つのデメリットとなります。

エンジニア確保が難しい

IT業界は非常に深刻な人手不足が続いています。都心部でも人材確保に重点を置いている企業も少なくはありません。そのため、地方ではそれ以上に人材の確保がしにくいという難点があります。少子高齢化から働き手が不足している日本では、今は都心部、地方に限らず人手不足は深刻化しています。また、地方に出れば出るほどスキルや経験が乏しい・プログラミング言語を扱えるエンジニアが少ないなどという問題は大きくなり、場合によってはニアショア開発が困難となってしまう事もあり得るでしょう。

発注先選定が難しい

前述した通り、多くの企業、事業所で人手不足が問題となっています。そのため、外注企業を決めること自体が難しくなってしまうでしょう。人気のある地方や企業、事業所などは、すでに他のシステム会社の案件を取り扱っており、新規受注スケジュールの都合がつかないという場合も多くあります。そのため、ニアショア開発を行う際には、まず初めに複数の地方、企業をリストアップし、そこからスケジュールなどでマッチする発注先を決めることをオススメします。

再委託の可能性

ニアショア開発を依頼した企業が、その案件を別の企業に再委託するという事も考えられます。案件の再委託が行われてしまうと、要件の認識にズレが生じてしまったり、出来上がったものの修正にかなりの時間を要してしまうこともありえるでしょう。また、クオリティを担保することがむずかしくなってしまいます。こうした再委託を予防するためには、契約の際にしっかりと書面で再委託に関する事項を、明確に明記しておく必要があります。こうした少しの手間も、ニアショア開発のデメリットと言えるでしょう。

コストは?

自社での開発とニアショア開発で大きく差が出るのが人件費です。システム開発における大半のコストはこの人件費で、その割合は8割以上にも及びます。エンジニアの人件費を抑えることが出来れば、自然と全体の開発コストも下がってくるでしょう。何度もお話ししましたが、ニアショア開発の大きな目的はこの人件費削減です。都市部では人材不足の問題からエンジニアの人件費が高騰傾向にあるため、多くの企業がこのニアショア開発を活用しています。人材不足は地方でも同じですが、都心部よりも物価や住宅費が低いことから、人件費を抑えられることも事実です。

地名エンジニア平均年収
東京約550万円~
神奈川約500万円~
北海道約450万円~
大阪約470万円~
山形約330万円~
沖縄約380万円~

上記は場所によるエンジニアの平均年収です。一部の地域のみにはなりますが、この中だけでも東京と山形で200万円以上もの差になります。そのため、ニアショア開発で地方企業に依頼することが人件費を抑えることに繋がるのはご理解いただけたと思います。案件、プロジェクトの内容により細かな金額は変わりますが、開発費用8割超えの人件費だけで見ても、こうした大きな差が明確に出るため、結果としてニアショア開発がコスト削減の方法として多くの企業で活用されています。

しかし、これはあくまでも平均の値になるため、実際はここまでの差が開くという事はあまりありません。同じ国内ですので、この数値のような大きな差というのは、実際あまり感じられることはないでしょう。そのため、ニアショア開発を行う際には、「都心部の優秀なエンジニアを雇うよりは安くできる」という程度の認識である方がいいかもしれません。

オフショアとの比較

デメリットのお話の際に「オフショア開発よりコスト削減率が低い」という事をお伝えしましたが、実際どの程度変わってくるのかを詳しくご紹介致します。先にもお話しした通り、ベトナムは日本の1/3程度という低収入であることと、優秀なエンジニアが多いという観点から、オフショア開発で注目を浴びています。

エンジニア平均月単価
日本約55万円~
中国約35~40万円
インド約30~40万円~
ベトナム約33万円

上記は国別のエンジニア単価です。スキルや経験などにより変動するため、一概には言えませんが、基本的な価格はこの程度となります。オフショア開発ニアショア開発よりもこうしたコスト削減を目的とした依頼がほとんどです。また、オフショア開発で依頼する国はアジア圏がほとんどですが、エンジニアのレベルが高く質の高さやクオリティなどは文句のつけようもないほどの仕上がりとなっています。

安く高クオリティの納品物が期待できる一方で、相手が国外の企業となるため初めて開発依頼を行う際には不安に思う方も多いのではないでしょうか。そうした場合は、ニアショア開発で国内での発注の方が安心できます。人件費のみで見た場合、確かに大きくコスト削減が可能となりますが、海外とのやり取りをしっかりと出来る人材や体制などが必要不可欠になるため、最悪の場合新たな人員確保が必要になるでしょう。そうなると、ニアショア開発で依頼を行った方がコストを最小限に抑えることできるかもしれません。

ニアショア事例

ニアショア開発の実際の事例をご紹介致します。成功例では「Webビジネスで欠かせないシステム導入を検討しているが、社内に詳しい人材がいないためほとんど丸投げでニアショア開発を依頼した企業」です。また、失敗例では、「ECサイト運営のおけるリスクを減らすためにニアショア開発を依頼した企業」の例です。どちらも珍しくない事例ですので、ぜひご参考ください。

成功

情報システムの導入を考えているが何から手を付ければいいか分からないと悩んでいた企業Bでは、ニアショア開発により現状分析からシステム導入のコンサルティングまでを一貫して依頼しました。社内にシステムに詳しい人材がおらず、全く知識のない状況であったため、依頼した企業にほとんどお願いするという形での契約となりました。何度も繰り返し現状調査や課題の分析などを行い、適切なシステムやツールの導入提案などをしてもらいました。また、その際も一つ一つを嚙み砕き丁寧に説明してもらえたため、何の不安もなくシステム導入を行うことが出来ました。

導入後にはシステムの運用研修やマニュアルなども用意してもらうことが出来、その結果社内全体のレベルが上がり、情報システムを上手く活用した業務の遂行が可能となりました。企業Bは、知識やスキルの乏しい社内人材であったために、全てをお願いできる企業選択をしたことで大きな成長へと繋げることが出来ました。子の事からも、ニアショア開発依頼は企業選定が非常に重要という事が分かります。選択を誤ると、この企業Bとは逆に大きな失敗を犯してしまう事もあるでしょう。

失敗

ECサイトを運営している企業Sでは、「在庫一括管理ができない為、ミスやクレームのリスクが大きい」という悩みを抱えており、解消するためにニアショア開発を依頼しました。見積もりを見た際に自社で全てを補うよりもコストが安くできるためそのままお願いしましたが、実際納品されたものは本来依頼した内容とは多くのずれがあり、確認したところ再委託をしたという事実が判明しました。結果、修正などで余計に時間やコストが掛かってしまい、他業務にも支障をきたしてしまいました。

企業Sでは、契約書に再委託に関する事項の記載をしませんでした。そのため、このような問題が起こってしまったと思われます。依頼を行う際に必ず必要になる契約の書類関連は、細かく記載をするほど手間になり面倒と感じてしまうかもしれませんが、後々こうしたトラブルになり時間も手間もコストも必要以上にかかってしまいます。そうなっては何のためのニアショア開発なのか分からなくなってしまいますので、契約に入る前にのこうした取り決めは細かく定めておきましょう。

ニアショア開発に最適なプロジェクトとは?

ニアショア開発は多くの企業からも注目され、Webビジネスが主流の昨今では珍しくない開発方法の一つとなっています。そんなニアショア開発に最も最適なプロジェクト案件とは一体どういうものなのか、悩んでしまう方もいるのではないでしょうか。結論から言うと、実際どんな内容であってもニアショア開発は可能です。しかし、メリット・デメリットをよく理解し、自社にとってどんな影響が出るのかという事を明確にしておく必要があります。「〇〇のプロジェクトはニアショア開発に適していて、◇◇プロジェクトは向いていない」という事はありません。

気にすべきはプロジェクトの内容よりも、開発依頼を行うその目的によります。ニアショア開発に最も適している目的としてあげられるのが、「コスト削減以上に人材確保が一番」という場合です。人材不足はの日本全国の問題として大きくなっていますが、限られた地域でのみエンジニアを探すより、全国に拡大したエンジニア確保が可能なニアショア開発は、少なからず人材確保の道が開かれるでしょう。

オフショア開発にした方が良いプロジェクト

ニアショア開発よりもオフショア開発を選ぶべきプロジェクトも同様に、プロジェクトの中身よりもその目的により最適かどうかの判断が出来ます。オフショア開発では、人材確保よりもまず第一にコスト削減を目的とした場合です。しかし、底で注意すべきなのがプロジェクトの規模です。オフショア開発での一番のメリットであるコスト削減ですが、これは多くの人材を必要とする大きな案件になればなるほどコストパフォーマンスが上がります。逆に小規模案件の場合は、渡航費などの出費がかさむことで結果的にコスト削減率が下がってしまうという場合もあるでしょう。

これはニアショア開発にもつながる部分です。小規模案件であれば、オフショア開発で海外に依頼するよりも国内の企業に依頼するニアショア開発の方が断然お得です。委託を冠毛ているプロジェクトの規模がどの程度なのかをしっかりと明確にしすることで、依頼すべき開発方法はおのずと見えてきます。この選択を間違えてしまうと、本来の目的達成も遠くなってしまう可能性が強まります。まず初めに案件依頼する目的、規模の把握を行い依頼方法を決断するようにしましょう。

~Mattock~

Mattockは、一般的な受託型のオフショア開発でのシステム開発ラボ型で自社開発スタッフなどのように、ベトナム人エンジニアにてオフショア開発するだけではありません。クラウドソーシングサイトにて、開発エンジニアにパートタイムで小さいタスクを「時間単位」でオーダーが出来るという特徴があります!

そのため、コスト削減率に期待の持てないような小さいタスク単位や、外注依頼をするまでもないようなプロジェクトなどでも、十分なコストメリットがあるベトナムオフショア開発を試せる点が大きなメリットです!

また、そこで優良エンジニアがいればラボ型契約のオファーも可能になります。従来のラボ型、一般的なオフショア開発では、レベルの低いエンジニアや自社とは合わないエンジニアにあたって失敗してしまったという事例も少なくありません。そうしたことを防ぐために、まずは小さいタスクでお試し可能という点にが大きなメリットとなります。

まとめ

ニアショア開発は、昨今の日本で主流の開発方法の一つとなっています。開発依頼が出来る企業は全国にあり、自社のみでは難しい案件なども遂行できるようになるでしょう。メリット・デメリットをよく理解し、プロジェクト案件の規模や目的を明確にすることで、一番最適な方法を選択することが可能となります。上手くニアショア開発を活用することで、自社のレベルも上がりWebビジネスの成功へ近づくことが出来るでしょう。

アジャイル開発の手法、特徴とメリット、デメリット【ベトナムオフショア開発のすゝめ】2021年最新

アジャイル開発ってなんでしょう?改めて聞かれると手法にも沢山の種類がありますし、メリットがあることがわかっていても人に説明するのは意外と難しいかもしれません。またベトナムオフショア開発などの、海外での開発にも向いてるのか?と言った疑問もあると思います。アジャイル開発の必要な知識などをご紹介していきます。

アジャイル開発の概要

アジャイル開発は、今までの方法より短期間でアプローチし完成させることができる開発手法のことを言います。ソフトウェアの開発方法のひとつです。リスクを最小限にし、短い期間で採用することができます。現在主流になっている開発方法で、問題が発生しても細かく確認しながら進めることができます。開発期間が短くて済むので様々なジャンルで広く活用されています。

アジャイル開発の流れと特徴

開発段階で詳細な仕様を決めずざっくりと外観を決めていきます。途中変更ありとして詳細に決めることなく大まかな計画だけで始めます。そのことで柔軟な対応ができ、スムーズに顧客ニーズに答えることができます。

ざっくり大きな仕様が決まったらイテレーション(小さい単位での開発)で確かめ、何度も繰り返しながら進行ていきます。1週間など短い期間などで機能をチェックし、細かく柔軟に対応しながら進めることができます。

アジャイル開発には、進化が止まらないモバイル関係のようなジャンルなど、途中変更の多いプロジェクトに適しています。

メリット

小さな単位のタスクで作業を進め、詳細な仕様を決めないので不具合やトラブルが出た時に引き返す皇帝が少ないのでイテレーション内で済ませることができます。また、決定事項が少ないためその場その場での柔軟な対応が可能になります。顧客ニーズに答えることができるので満足度の高さが最大のメリットになります。

デメリット

設計や構成を大まかにしか決めないため方向性がブレてしまったり、計画がどんどんずれてしまうことがあります。全体像が見えにくく納期に間に合わないこともあるようです。プロジェクトマネージャー、責任者のマネジメント能力、経験、スキルの高さ、判断力が必要となるため経験が乏しい場合は出来るだけ小さなタスクやプロジェクトで実施しテストをする必要があります。

アジャイル開発スピード感は大切?

アジャイル開発には、様々な長所と短所がありますが、柔軟性が大切でスピード感も求められています。また、迅速に対処しながら仕上げに向かうことができるので、スピード感重視のプロジェクトの場合はとても向いています。要件定義や、仕様設計などで多くの時間を必要とする一般的なプロジェクトに比べ短期間で仕上げることができるので、顧客満足度も高い方法になっています。

アジャイル開発手法と種類

アジャイル開発には、様々なタイプの手法があります。それぞれプロジェクト内容に合わせた手法を選ぶことも大切になります。

スクラム

スクラム開発は、アジャイル開発の手法の1つです。導入しやすい手法になります。フレームワークといい、チームで意思の決定やトラブル対策など共通認識を持ちながら仕事を進めることを言います。意思疎通ができないと難しいチームでの作業になりますが、イテレーションとリリースを円滑に繰り返すことができます。

エクストリーム・プログラミング(XP)

エクストリーム・プログラミングといい、重視するのは技術になります。開発の中心はプログラマーになります。作業の途中で目的まで変えフレキシブルに作業を行うことができる、「コミュニケーション」を重視しながら、設計を最低限で「シンプル」にし、「フィードバック」を重視し、「勇気」を持ってマイナーチェンジをする。この価値感をチーム内で共有する特徴もあります。

ユーザー機能駆動開発

顧客の願いや依頼を優先した手法になります。ユーザー側の価値観を重視し、現実的に動かすキャパシティがあるかを短い期間でリリースしながら完成にむけていきます。

かんばん方式

かんばん方式は、日本が世界に誇るTOYOTAが生み出したアジャイル開発の手法の1つです。方法論としては、2010年にデイヴィッド・アンダーソン(David J. Anderson)が確立したものですが。かんばん方式=トヨタ生産方式というのが、皆さんのイメージでしょう。この開発手法の違いは、多々ありますが。大きな違いは、生産・進捗を視える化・視覚化しタスクに集中し、常に改善し効率的に進める事を目指すことでしょう。

アジャイル開発ではドキュメントを書かない!?

アジャイル開発は、短期間でプロジェクトをフレキシブルで迅速に進めていくことを言います。なので、ドキュメントを書くこと自体が無駄という思考になるようです。チームで意思疎通を大切にしながら開発するので、わざわざドキュメントを書く必要がなく必要なことは言葉で伝え形にしていくことができるからです。ドキュメントが不要なわけではなく、なくても問題ないという考え方になるようです。

コードレビューをどうやっているか?

レビューを行うことの目的を明確にしてから、仕様を把握しソースコードを読むことが大切です。ソースコードには個人の書き方の癖があるので、まずは規格通りに動くかを考えながら読むことが大切です。自分以外のエンジニアの書いたコードを指摘することになるので否定から入ると円滑に作業が進まなくなってしまうことがあります。

コードレビューの目的はメンテナンスの効率化です。

エンジニアのチェックも必要ですが、効率よく作業を進めるために自動で計測してくれるコードレビューのクラウドサービスもあります。コードレビューはする人もされる人も、より良いコード作りを目的にすることで、相手に思いやりを持って作業を進めることができます。

フロントエンド開発

プログラミング用語でフロントエンド開発に必要な言語はHTML・CSS・JavaScriptの3つです。コードリーディングする上で大切な知識になります。

HTML

ウェブページを作る時、ページの基本になる構成を作るのに必要な技術になります。文字や画像などの指示をすることができます。ウェブサイトはもちろんですが、アプリケーションを開発する時にも必要な知識になります。

CSS

ウェブページの基本デザインの構造を指示することができます。表示されるレイアウトデザインやアニメーションを作ることもできます。HTLMLと同様にフロントエンド開発には欠かせないものになります。 

JavaScript

表示された文字や画像を動かしたり、アニメーションやスライドショーをを作ることができます。上記の2つよりプログラミングの要素が強くなりますが、避けて通ることのできない技術になります。

アプリ開発

スマートフォンに欠かせないアプリケーションの開発を得意としているアジャイルです。アプリに向いている理由は「デモアプリ」を作ることができるからです。試作品を作り早期段階でエラーやトラブルを見つけ出すことができます。柔軟に対応することができるので、機能を追加したり削除したりと、目の前の需要に合わせて開発を進めることもできるので、アプリの開発にはとても向いています。

どういうプロジェクト・チームに向いているか?

ウェブアプリケーションやスマホのアプリなど、アップデートを頻繁に行うようなプロジェクトに向いているといわれています。意思疎通が大切なチームでの作業になります。

プロジェクトごとの向き不向き

アジャイル開発に向いているプロジェクトは設定や規格など仕様が決まっていない時や、はっきりとした内容が決まっていない場合、開発中の手直しが当然の場合、意思疎通を計りながら進めることができるプロジェクトにはとても向いています。初めから詳細な内容が決まっている場合はウォータフォール型開発の方が向いていると言われています。

オフショア開発には向いているか?

オフショア開発は簡単にまとめると、海外のアウトソーシングのことを言います。国が違えば開発手法も大きく変わります。言葉の壁や価値観の違いもあるので、意思疎通が難しい場合はアジャイル開発には向いてない場合もあります。

ウォータフォール型開発やスクラムなど手法の比較

手法や方法はたくさんありますが、アジャイル開発と他のウォータフォール型開発などのやり方にはどんな違いや差があるのでしょうか。その違いを比較しながらご紹介いたします。

アジャイル開発との比較

アジャイルの役立つ部分や適さない部分も解ってきたところで改めて他の手法と比較して比べてみたいと思います。

アジャイルとスクラムの違い

スクラムとは種々あるアジャイル開発手法ひとつです。チーム単位で仕事を進めるフレームワークになります。スクラムはチーム戦が得意で、チームで作業を進める場合は最も取り入れやすい手法になっています。アジャイルとスクラムに違いがあるの?と聞かれると、違いではなくスクラムはアジャイルの中にカテゴライズされます。

アジャイルとウォーターフォールの違い

昔から使われている方法のひとつがウォーターフォールで、全ての工程や全体の流れを最初に決めてから作業を始めます。初めに全体像を把握することができるので、予算が組みやすくコスト削減にも役に立ちます。

全体像をウォーターフォールのように把握することはできませんが、アジャイルは細かい期間でテストをしていくのでクリエイティブなプロジェクトに向いていて融通が効きます。

ウォーターフォール開発のメリットデメリット

総体的に過程を決めてから作業に入るので手順や流れを全ての人が把握でき、現状も理解しやすいところがメリットになります。デメリットはアジャイルと違ってウォーターフォールはありとあらゆる工程を最初に決めて作業に入るので、トラブルや仕様変更があると戻るのに大きな時間とコストを失うことになります。

アジャイルとトヨタ生産方式(かんばん方式)

アジャイル開発の基本になっているのはトヨタ生産方式と言われています。必要なものを必要な時に必要な分だけ作るという考え方をベースに、無駄なく品質の良いものを短期間で作ることを目標にした方法です。無駄なものを取り除くことで生産効率が上がるという考え方になります。

まとめ

いかがでしたか?簡単でしたがアジャイル開発を初心者にでもわかるようにまとめてみました。メリットデメリットを理解し、効率よく取り入れて円滑に仕事を進めてみてはいかがでしょうか?

ベトナムオフショア開発できるHTMLコーディング代行・webサイト制作 厳選おすすめ30社

日本一コーディング制作所

HTMLコーディング代行会社を探している…。

良いコーディング外注の会社は無いだろうか?

フロントエンド開発を外部で任せれる、開発パートナーが欲しい。

こんにちは!みなさんがWebサイト制作のHTMLコーディング外注依頼する際、できるだけコストは安く抑えたいですよね。そこでおすすめしたいのが、「ベトナムオフショア開発」です。しかし、「ベトナムオフショア開発」をするとなるとハードルが高く、どこに頼めば良いのかわからない…といった悩みもでてくるのではないかと思います。そこで本記事では、この「ベトナムオフショア開発」を検討される方向けに、おすすめの制作会社をご紹介していきたいと思います!

ベトナムオフショア開発とは

まず、ベトナムオフショア開発とは何でしょうか。これは、Webサイトの制作やアプリ・ソフトウェアの開発を、ベトナムにある協力会社および子会社に業務委託するといった開発方法です。ベトナムはIT教育に力を入れているので、優秀なエンジニアが多く、品質が高いのでオフショア開発先として人気なのです。制作コストが安くなるのも、大きなメリットの一つですね。ベトナムでのオフショア開発メリットは過去の記事でまとめておりますので参考にしてください。

ベトナムオフショア開発のメリットについて

ベトナムオフショア開発のメリットを、詳しくまとめております。安いというイメージばかりが、ベトナムオフショア開発のメリットのイメージとして先行しますが。決してコストメリットだけではありません。日本企業のオフショア開発先として、ベトナム人エンジニアが多くのプロジェクトで経験を積みスキルもリテラシーも向上し即戦力人材が多く流通しているという人的資源のメリットも非常に大きいのです。詳しくは、上記の記事にてご紹介しております。

ベトナムオフショア開発のおすすめHTMLコーディング代行30選!

では、早速おすすめのHTMLコーディング代行・webサイト制作会社をみていきましょう!皆様がWebサイトを制作する際に重要視したい点を明確にして、それにあった会社を選択すると良いと思いますよ!

1.日本一コーディング制作所

特徴

まずは我々、日本一コーディング制作所をご紹介させてください!我々日本一コーディング制作所は、HTMLコーディング代行に特化した会社であり、「納品までの早さ」「制作費用の安さ」「品質の高さ」を最大の強みとしております。
ディレクション費などはなく、シンプルな料金体系です。もちろん、ご相談いただければベトナムのオフショア開発にも対応しており、全てベトナム子会社とのやり取りは当社が行うため、ご安心くださいね。ぜひ、お気軽にご相談ください。

会社情報

住所  :〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町17番2号 兜町第6葉山ビル4F
メール :info@e-html.us
営業日 :月曜日〜金曜日
営業時間:10:00 ~ 18:00
URL  :https://e-html.us

2.株式会社One Technology Japan

特徴

One Technology Japanでは、ベトナムの人材を活用したリソース不足を解決するサービスを提案している会社です。
ホーチミンに拠点をもっており、日本企業向けにWeb系制作の一連業務を受託しています。

会社情報

住所  :〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-1-3 アミーホール 5F 511
TEL  :03-6403-0814
URL  :https://onetech.jp/

3.株式会社アイエフヴイアジア

特徴

オフショア開発での受託や、ラボ型のオフショア開発の提供を行なっています。オフショア開発をいきなりするのが不安という方に向けて、無償のトライアルも用意されています。

会社情報

住所  :〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-21-12フェアウィンド高田馬場 5F
TEL  :03-6205-5090
営業日 :月曜日〜金曜日
営業時間:10:00 ~ 18:00
URL  :https://if-vietnam.com/company/

4.オルグローラボ株式会社

特徴

オルグローラボは、ベトナムオフショア開発を行なっている様々な企業の中で、フロントエンド制作に力を入れているのが特徴です。HTMLやCSS、またCMSなどのカスタマイズも得意としており、サイト制作を発注したい方にはもってこいの会社です。

会社情報

住所  :渋谷区神泉町10-10 VORT渋谷神泉ビル 6階
TEL  :03-5784-4330
URL  :https://allgrow-labo.jp/

5.アットマークカフェ株式会社

特徴

アットマークカフェは、ベトナムでのオフショア開発に約15年の実績があります。東京とベトナム、シンガポールにも拠点をもっており、各拠点において優秀なエンジニアを確保しています。安心して、オフショア開発を委託することができますよね。

会社情報

住所  :〒104-0061 東京都中央区銀座6-16-12 3F
TEL  : 03-3667-3021
メール :info@atmarkcafe.jp
URL  :http://atmarkcafe.jp/

6.株式会社カオピーズ

特徴

カオピーズはベトナムハノイに本社を構える開発会社です。従業員の大半は、ハノイ工科大学の卒業生を採用しており、非常に優秀なエンジニアが多く在籍しています。様々な業種・規模での 150 案件以上の開発した経験があり、実績としても十分です。

会社情報

住所  :〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-9-5 天翔御茶ノ水ビル 704
TEL  :03 5289 8528
URL  :https://kaopiz.com/

7.フジネットシステムズ株式会社

特徴

フジネットシステムズでは、2000年から日本向けのオフショア開発に専念しており、日本語でのコミュニケーションが可能です。多くの社員が、日本での研修を経験しており、日本企業についての知識が豊富です。

会社情報

住所  :〒104-0031 東京都中央区京橋1-6-12 京橋イーサスビル10F
TEL  :(81-3) 5579-9961
メール :info@fujinet.net
URL  :http://www.fujinet.net

8.株式会社ITSOL JAPAN

特徴

株式会社ITSOL JAPANは、ベトナムでトップレベルのラボ型オフショア開発を提供している会社です。15年以上の開発経験があり、安心の高品質で納品が可能です。

会社情報

住所  :〒105-0004 東京都千代田区神田須田町2-23-1-301
TEL  :050-6871-7659
URL  :http://itsol-japan.co.jp/

9.プレイネクストラボ株式会社

特徴

プレイネクストラボは2016年に創業した、グローバルなシステム開発会社です。ベトナムバングラディシュに拠点をもっています。開発体制は、ご要望に合わせて国内と国外を組み合わせて様々なカスタマイズをした提案が可能です。

会社情報

住所  :〒141-0031 東京都品川区西五反田3丁目11番6号サンウェスト山手ビル4階
URL  :https://www.playnext-lab.co.jp/

10.TMA solutions

特徴

TMA solutionsは、世界27か国にオフショア開発/ソフトウェアアウトソーシングサービスを提供している大手のシステム開発会社です。従業員数は2,600人と多く、IoTや自動車などの新たな分野にも力を入れています。

会社情報

住所  :〒105-0004東京都港区新橋5-27-1 パークプレイス4F
TEL  :+ 81-3 6432-4994 (日本語可)
URL  :https://www.tmasolutions.co.jp/

11.ディレクトリジャパン株式会社

特徴

ディレクトリジャパンは、オフショア開発を得意としています。日本人のマネージャーがきちんと品質を担保してくれるので、安心の体制です。また、外国人エンジニアの人材紹介なども行っています。

会社情報

住所  :〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-11-11 BIBIインターナショナルビル5階
メール :rep@directoryjapan.jp
TEL  :042-227-2294
URL  :https://directoryjapan.jp/

12.インディビジュアルシステムズ株式会社

特徴

インディビジュアルシステムズ株式会社は、2002年にベトナムのホーチミンで創業した、ベトナムオフショア開発のパイオニア企業です。あらゆる規模・タイプのオフショア開発に対応しており、様々なニーズに応えられます。

会社情報

住所  :兵庫県明石市大蔵八幡町1番10-516号
メール :info@indivisys.jp
TEL  :03-3410-7376
URL  :https://indivisys.jp/

13.GMO-Z.com RUNSYSTEM

特徴

GMO-Z.com RUNSYSTEMは、日本・ベトナム市場向けのソフトウェア開発を行っている開発会社です。ベトナム政府など国内組織・企業への制作実績もあるとのことで、安心の高品質が期待できます。

会社情報

住所  :〒150-8512 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー7F
TEL   :0120-979-938
URL  :https://runsystem.net/ja/

14.株式会社レリパ

特徴

株式会社レリパは、ベトナム人が立ち上げた制作会社です。特徴は、本格的なオフショア開発を始める前にパイロット版として1ヶ月お試しをすることができる点です。オフショア開発が初めてという方も安心できますよね。

会社情報

住所  :〒151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷1-14-14スタンフォードアネックスビル3F
メール :sales@relipasoft.com
TEL  :(+81)3 6804 9294
URL  :https://relipasoft.com/

15.株式会社NTQジャパン

特徴

株式会社NTQジャパンはオフショア開発に関して400件以上の実績を誇っています。様々な開発モデルを用意しており、課題の解決に最も最適な方法を選択することができます。

会社情報

住所  :〒221-0056 神奈川県横浜市神奈川区金港町6-3 横浜金港町ビル 3F
TEL  :(+81)45-228-9010
URL  :https://jp.ntq-solution.com.vn/

16.株式会社アレクシード

特徴

アレクシードは、子会社のアレクシード・ベトナムによるオフショア開発を行なっています。2006年からオフショア開発を行なっており、そのノウハウを熟知している点が特徴です。

会社情報

住所  :〒514-0033 三重県津市丸之内19番16号
TEL  :059-225-3121
URL  :https://www.allexceed.co.jp/

17.株式会社デザインワン・ジャパン

特徴

ベトナムの中でもハノイやホーチミンは人件費が高騰してきているのに対し、ダナンは比較的安価です。株式会社デザインワン・ジャパンはそのダナンを活動拠点としているため、コストパフォーマンスが良いのが特徴です。

会社情報

住所  :〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-5-25 西新宿プライムスクエア8F
URL  :https://www.designone.jp/

18.株式会社インタラクティブ・コミュニケーション・デザイン

特徴

株式会社インタラクティブ・コミュニケーション・デザインは、コミュニケーションの問題を解決したオフショア開発が得意です。製造、テスト、保守フェーズのオフショア化が可能です。

会社情報

住所  :〒107-6017 東京都港区赤坂1丁目12番32号 アークヒルズ アーク森ビル 17階
TEL  :03-5573-8230
URL  :https://www.icd.co.jp/

19.株式会社トラント

特徴

株式会社トラントは、日本人スタッフがフォローしながらベトナムの高水準の技術を提供することが可能です。ビジネスを拡大したいけどエンジニアが不足しているという企業におすすめです。

会社情報

住所  :〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4丁目6-1 恵比寿MFビル8F
TEL  :03-6409-6484
URL  :https://www.trente.jp/

20.ルークシム株式会社

特徴

ルークシム株式会社は、コストの最適化を目的としたラボ型のオフショア開発を提供しています。開発の案件に対して柔軟に対応することが可能です。

会社情報

住所  :〒150-0036 東京都渋谷区南平台町15-10 プチビル2F
メール :info@mail.rooxim.com
URL  :https://www.rooxim.com/

21.NashTech Japan株式会社

特徴

NashTechは、ベトナムホーチミンおよびハノイにIT人材を2000人ほど抱えている開発会社です。

会社情報

住所  :〒104-0031 東京都中央区京橋3-1-1 東京スクエアガーデン14F WeWork
メール :info@nashtechglobal.com
TEL  :03-6262-5286
URL  :https://www.nashtechglobal.jp/

22.株式会社エイブリッジ

特徴

株式会社エイブリッジはベトナムだけでなく、ミャンマーでのオフショア開発をしている企業です。ミャンマーはまだまだコストが低く、安価に開発を行うことが可能です。Web系のシステム開発を得意としています。

会社情報

住所  :〒541-0056 大阪市中央区久太郎町3-1-6 伊藤佑ビル大阪本町6階D-4
TEL  :06-6147-9272
URL  :https://abridge-co.jp/

23.VNEXT JAPAN株式会社

特徴

VNEXT HOLDINGSではお客様のご要望に応じて、柔軟にラボ型開発が可能です。12年以上のラボ型開発の実績があります。日本人エンジニアによる品質管理もされており、安心して依頼することができます。

会社情報

住所  :〒101-0021 東京都千代田区外神田3-8-9昌徳ビル7F
TEL  :03-6811-6633
URL  :https://vnext.vn/

24.株式会社DEHA SOLUTIONS

特徴

ベトナムにおける優秀な人材を対象に日本語及び技術のトレーニングを行い、日本国内のお客様にサービスを提供する教育も行なっています。ベトナムの事情にも精通しており、市場調査も行い、現地の状況に基づいた報告が可能です。

会社情報

住所  :104-0045 東京都中央区築地3-711 CUBE TSUKIJI 7階
メール :info@deha-soft.com
TEL  :03-6260-6226
URL  :https://deha.co.jp/

25.株式会社ハイブリッドテクノロジーズ

特徴

ハイブリッドテクノロジーズには日本での実務経験豊富なベトナム人プロジェクトマネージャーが多数在籍しており、オフショア開発において懸念されるコミュニケーションの問題も解決することができます。

会社情報

住所  :〒104-0033 東京都中央区新川2-22-1 いちご新川ビル5F
TEL  :03-6222-9506
営業日 :平日
営業時間:9:00~18:00
URL  :https://hybrid-technologies.co.jp/

26.SystemGear Vietnam Co.,Ltd

特徴

日本向けに特化したオフショア開発が人気です。システムギアには日本語を得意とするベトナム人エンジニアが多数在籍しています。会話はもちろん、設計書なども日本語対応可能です。

会社情報

住所  :〒550-0002 大阪市西区江戸堀1丁目9番14号 システムギア大阪ビル
TEL  :06-6225-2211
URL  :https://www.systemgear.com/

27.FPTジャパン株式会社

特徴

FPTのオフショア開発は、標準化されたマネージメントで世界基準の品質を届けることが可能です。世界トップ企業とのパートナー契約もしており、実績も十分といえます。

会社情報

住所  :〒 105-0011 東京都港区芝公園1-7-6 KDX浜松町プレイス 6階(受付:5階)
メール :fjp.contact@fsoft.com.vn
TEL  :03-6634-6868
URL  :https://www.fpt-software.jp/company-information/

28.株式会社Sun Asterisk 

特徴

株式会社Sun Asteriskは4カ国5都市に開発拠点をもち、多くの案件を手がける、オフショア開発を得意とする大手企業です。ただの開発にとどまらず、企画段階からパートナーとして協力することが可能です。

会社情報

住所  :〒101-0035 東京都千代田区神田紺屋町45-1神田ファースト1F
URL  :https://sun-asterisk.com/

29.株式会社エアトリ

特徴

エアトリの子会社である株式会社ハイブリッドテクノロジーズが、ベトナムのオフショア開発をマネジメントします。
顧客は自社のオフィスで常駐しているエンジニアに日本語で指示を出すことができます。

会社情報

住所  :〒105-6219 東京都港区愛宕2-5-1 愛宕グリーンヒルズ MORIタワー19F
TEL  :03-3431-6191
URL  :https://www.airtrip.co.jp/

30.アスノシステム株式会社

特徴

アスノシステム株式会社では、完全日本語対応で、セキュリティ面でも万全の体制でオフショア開発を提供することが可能です。オフショア開発を始めてから10年以上というトップレベルの歴史があります。

会社情報

住所  :〒108-0074 東京都港区高輪二丁目16番37号 高輪JEBL 2階
TEL  :03-5798-7780
URL  :https://asno-sys.co.jp/

まとめ

ここまで本記事を読んでいただき、ありがとうございました。ベトナムオフショア開発は、コストも安く済み、品質も高いので非常に良い手段になります。ぜひ、企業それぞれの強みをご検討の上、導入を考えてみてはいかがでしょうか。

ブリッジSE・ブリッジエンジニアの求人完全ガイド【ベトナムオフショア開発のすゝめ】2021年最新

ベトナムオフショア開発に重要なブリッジエンジニア・ブリッジSEは、一体どのようにしてなることができるのでしょうか?求人のボリュームや条件は?どのような企業が募集をかけているのか?新卒採用と中途採用に違いはあるのか?また、どの程度の年収が向込めるのかなど、ブリッジエンジニア・ブリッジSEの求人情報に関する気になる点を詳しくご紹介いたします。

ベトナムオフショア開発のブリッジSE・ブリッジエンジニアに応募するためには?

ブリッジSE・ブリッジエンジニア求人の見つけ方は?

ブリッジエンジニア・ブリッジSEの求人は、実は大々的に応募をかけている企業が少ないというのが現状です。そのため、探し方を間違えてしまうと、中々いい求人に巡り合うことが出来ません。というのも、ブリッジエンジニア・ブリッジSEを募集するという事は、「海外に拠点を置いている点が取引先や消費者に知られてしまう」「開発先を同業者に知られてしまう」という企業側のデメリットに繋がります。

そのため、ブリッジエンジニア・ブリッジSEとして企業に応募したいという場合、一番確実で安心なのは転職エージェントなどに登録しておくという方法です。様々なエージェントの種類がありますが、中にはIT関連に特化したサイトなどもあるので、その中から自分にぴったりの場所を見つけるのも一つの選択肢としてオススメです。

どのくらいの求人数があるのか?探し方は?

前述した通り、「ブリッジエンジニア・ブリッジSEの求人」を探すと普通の求人広告などでは非常に数が少ないんです。「ブリッジエンジニア・ブリッジSEを探したいけれど表立って求人はかけられない」という企業の理由から、非公開としている場合が多いのです。しかし昨今では、他国と連携しながら開発やプロジェクトを進める企業がとても多くなっているので、ブリッジエンジニア・ブリッジSEの職種はかなり需要があります。

大々的に募集している求人は少ないですが、隠れたところにはこうしたブリッジエンジニア・ブリッジSEの求人は非常に多くあり、有名な大手企業から中小企業まで様々です。そのため、絶対にブリッジSE・ブリッジエンジニアとして働きたいと思っている方は、求人の探し方をぜひ工夫してみて下さい。そうすることで隠れた求人を見つけ出し、条件や待遇、仕事内容などをしっかり吟味することが出来るでしょう。

「ブリッジSE・ブリッジエンジニア」で検索しない

ブリッジエンジニア・ブリッジSEという名称を掲載していない場合が多いため、職種をくくるのはやめた方がいいでしょう。「英語を活かす」「マネジメント経験ある方」「オフショア経験ある方」など、条件から近いものを絞っていくと見つけやすくなります。また、「上級SE」「プロジェクトマネージャー」という職種として求人をかけている場合もあるので、確認してみましょう。

求人サイトはエンジニア・SEに特化したサイトを選ぶ

様々な業種が掲載してあるサイトより、IT関連に特化したサイトの方が見つけやすくなります。IT関連でも、特にエンジニアに強いサイトがあればぜひご覧になることをオススメします。

求人におけるブリッジSE・ブリッジエンジニアの必要スキル・条件は?

ベトナムオフショア開発に携わるブリッジエンジニア・ブリッジSEを求人するにあたって求められるスキルや条件は、特に重要なポイントが2つあります。それが「コミュニケーション力」と「他国の異文化への深い理解」です。IT知識や技術、語学力などももちろん重要な要素になりますが、この2つがなければブリッジエンジニア・ブリッジSEにはなれないと言っても過言ではありません。

ITの知識や技術、語学は勉強すればどんどん知識を吸収できますし、マネジメントなどもやればやるだけ慣れ、自分の能力として身につけることが出来ます。しかし、コミュニケーション力や他国への理解は、勉強すればいいという訳にはいきません。日本とは違った国の文化を理解し、お互いを尊重しあい円滑に進めることをサポートするのがブリッジエンジニア・ブリッジSEです。

スムーズなコミュニケーションが取れない場合はプロジェクト自体も失敗してしまいます。「日本ではこうする」という常識は、他国では普通ではないんだという事を認め、考えを押し付けるのではなく同じ目線で連携することが出来る方こそ、企業の求めるブリッジエンジニア・ブリッジSEの姿と言えるでしょう。

どのような企業からブリッジSE・ブリッジエンジニアの求人があるか?規模は?

ブリッジエンジニア・ブリッジSEは様々な企業からの募集があります。世界的に有名な大手企業から、あまり知られていない中小企業まであり、今後もさらに増えていくと予想されています。しかし、求人の多くは社名が非公開になっている場合が多いため、どの企業なのか、何の会社なのかは求人を見ただけでは分かりません。また、会社の規模も様々で大きく異なるため、確認を怠ると、採用後に自分の想像や希望と違ったなんてことも起こってしまいます。

どのような企業なのか、知名度や社員数はどのくらいなのか、どの程度の規模なのかなどをしっかりと把握するためには、求人を探している段階で相談できるエージェントに登録するなどして、多くの情報を入手することをオススメします。需要も高く将来性のあるブリッジエンジニア・ブリッジSEの求人は、今後ますます急増していくため焦って見つける心配はありません。会社から提示されている条件や自分の望む待遇などをしっかり吟味しつつ、信頼できる企業を見つけて下さい。

新卒と中途採用の違いとは?

新卒で採用された場合、ブリッジエンジニア・ブリッジSEに抜擢されることはほぼ0に近いです。ブリッジエンジニア・ブリッジSEは、とにかく「語学力」「コミュニケーション力」「他国に関する理解の深さ」が求められます。そのため、企業での実績や経験の全くない新卒の方がブリッジエンジニア・ブリッジSEを任されるという事はまずありません。

新卒の方がブリッジエンジニア・ブリッジSEを目指す場合、まずはシステムエンジニアとしての経験をしっかりと積みつつ、マネジメント能力や語学力などを高める必要があります。中途採用の場合も同様ですが、転職の場合は前企業時代に携わったプロジェクトの規模やSE経験、マネジメント能力などをしっかりとアピールする必要があります。

採用後すぐにブリッジエンジニア・ブリッジSEとして選ばれることはあまりありませんが、新卒採用の方に比べると、早い段階で抜擢される可能性は高くなります。また、転職エージェントなどに登録している場合、ブリッジエンジニア・ブリッジSEを募集している企業であれば即戦力としてすぐにブリッジエンジニア・ブリッジSEとしての仕事を任せてもらえるでしょう。

ブリッジSE・ブリッジエンジニア年収相場はどのくらい?

ベトナムオフショア開発に携わるブリッジエンジニア・ブリッジSEは、高度なスキルや語学力、高いコミュニケーション能力が求められています。そのため、一般的なSEと比べると、年収は高くなる傾向になります。普通のSEの平均年収は約500万円前後とされていますが、ブリッジエンジニア・ブリッジSEの場合は平均年収がおよそ600~700万円前後と言われています。

会社規模や勤務地、実力などにもより異なるので、それ以下になる場合ももちろんありますが、中には1000万円以上の年収を超えることも珍しい話ではありません。年収が高いという事はその分仕事に対する責任感や業務のボリュームが増えるという事です。

高い年収は非常に魅力的に感じますが、それだけ特別なスキルや能力が求められています。また、今後はさらに海外に拠点を置く日本企業も増えてくるでしょう。そういった場合、リッジエンジニア・ブリッジSEはさらに需要が高くなり、今とは年収も大きく変わってくるかもしれません。

ブリッジSE・ブリッジエンジニアの求人情報

リッジエンジニア・ブリッジSEの求人情報を、求人情報サイトの大手を中心に検索してみました。結果としては、やはりリッジエンジニア・ブリッジSEの需要は高まっており今後は更に件数が増える事が予想されます。給与や待遇面も、一部ではかなり高給を約束されており一般的なエンジニア以上でした。

Indeed(インディード)

引用:Indeed ブリッジエンジニア・ブリッジSEの求人情報

求人情報サイト大手のIndeed(インディード)さんで、”ブリッジエンジニア”で検索してみたところ求人検索結果 2,193 件が表示されました。想像以上に募集件数が多く驚きましたが。それ以上に、収入が一般的なエンジニア以上に優遇されている企業も多い点からオフショア開発が普及しその重要性、必要性を多くの企業が認識されており。

オフショア開発の担い手である、ブリッジエンジニア・ブリッジSEが今後ますます非常に重要な仕事・役割になる事が間違いないと言えるでしょう。

求人情報・転職サイトdoda(デューダ)

引用:ブリッジSEの転職・求人検索結果|doda(デューダ)

求人情報・転職サイトdoda(デューダ)では、意外にも該当求人数 70 件と非常に少なかったです。媒体ごとに力を入れている業種や職種があるというのもあるかもしれません。doda(デューダ)さんでは、ベトナムオフショア開発ブリッジエンジニア・ブリッジSEの求人情報が割合的に多くみられました。

東証一部など上場大手企業の求人情報も!?

ブリッジエンジニア・ブリッジSEの求人は、まだまだ需要に対しての供給が足りておらず令和時代の経済が冷え込んでいる今でも「売り手市場」と言えます。とはいえ、そのスキルを測る基準もまだまだ明確ではないうえ、資格などあるわけではありませんので自分自身で企業側に数値や明確な実績で提示出来るようにする必要があります。

マイナビ転職

マイナビ転職では、Indeed(インディード)やdoda(デューダ)以上に件数が少なく30件の求人情報でした。あとは求人募集企業の求人情報も、ブリッジエンジニア・ブリッジSEの求人というよりもPM(プロジェクトマネージャー)の募集に募集要項にブリッジエンジニア・ブリッジSEも含めるというのが多数みられました。つまりPM(プロジェクトマネージャー)のポジションで、ブリッジエンジニア・ブリッジSEも兼務するということでしょう。

ベトナムオフショア開発専門のオススメ企業厳選30社【2021年最新】

ベトナムオフショア開発は、いまや日本のIT業界になくてはならない存在ですが。オフショア開発企業数は非常に多く、いざ依頼しようとしてもどこがいいのか迷ってしまいなかなか決められないという事もあるでしょう。ベトナムオフショア開発を活用すべき最大級の利点、会社選びのポイントと共に、厳選したオススメのベトナムオフショア開発の企業をご紹介致します。

ベトナムオフショア開発の大きな利点

ベトナムオフショア開発の利点として最もよく聞くのが「人件費」です。ベトナム人エンジニアの給与額と日本人エンジニアの給与額は非常に大きな差があるため、コストを抑えた開発が可能となります。しかし、人件費が安いという以外にも、ベトナムオフショア開発は非常に多くの利点があります。こうした部分をよく理解しつつ取り入れることで、より高品質で素晴らしい開発が出来るようになるでしょう。

税制上の優遇

ベトナムオフショア開発における税制上の優遇では、ソフトウェア生産事業は4年間法人税が免税となります。また、その後9年間の法人税が50%も減税されます。さらに1000人以上を雇用する企業では、15年間の法人税率10%の適用などもあり、企業としてとても大きな利点となります。

しかし、この税制方が適用されるのはあくまでも生産事業に対してのみです。ソフトウェア加工事業では対象外とされていますが、生産と加工の違いなどは法律上の定義などもないため、非常に線引きがあいまいになっているというのが現状です。

優秀な人材が潤沢

ベトナムでは国を挙げた政策の一つとして、ITエンジニア教育に力を入れています。日本や他国に比べ開発者の人件費は低めではありますが、ベトナム人エンジニアの多くは大学で職業訓練を積んでおり、プログラム言語の知識や作成経験などを多く持っています。

そのため、若くとも非常に優秀な人材に溢れており、即戦力として開発に携わることのできるレベルの高さがあり、こうした事もまた、ベトナムオフショア開発が世界中から注目を集めてきた一つの特徴と言えるでしょう。

会社選びの重要性

ベトナムオフショア開発はコストを抑えながら質の高い開発をすることが出来ます。現地の優秀なエンジニアと共同して作業を行うことで、より精度の高い業務を遂行することが出来るようになるでしょう。しかし、必ずしも成功するとは限りません。

ベトナムオフショア開発を取り入れたものの、上手くいかずに失敗してしまった企業も存在しています。その原因は、依頼する会社選びを誤ったことで起こる場合が多く、会社選びは慎重に行う必要があるでしょう。

オフショア開発を失敗するとコストが余計にかかってしまう場合もあります。また、会社の情報が流失してしまうということもありえるでしょう。ベトナムオフショア開発を行う際には、自社とベストマッチの企業はどこか、エンジニアの質は十分か、情報漏洩予防などのセキュリティは万全かなどをしっかりと確認したうえで依頼を行うことが肝心です。

ベトナムのオフショア開発で実績豊富なおすすめシステム会社

株式会社Sun*

社名株式会社Sun Asterisk
設立2013年3月
従業員数約1,500名
会社所在地東京都千代田区神田紺屋町45-1神田ファースト1F
開発実績Webサービス・アプリ開発・業務支援・コンシューマー・AI開発・セキュリティ・ブロックチェーン など
クライアント楽天株式会社・三菱商事株式会社・株式会社JTB・KDDI株式会社・ソフトバンク株式会社・株式会社NTTドコモ など

「Make awesome things that matter!」というスローガンを掲げ、クライアントから指示を受けた開発のみを請け負うのではなく、そのサービスの成功によって得られる感動体験にコミットする事をミッションにしているSun*。在籍しているエンジニアの志も高く、常にこのミッション達成のため日々の仕事に真摯に向き合ってくれています。

戦略、開発からデザインまで一気通貫で対応してくれるため、高い安心感を得られるでしょう。多くのディレクターやUI/UX設計者、デザイナー、フロントエンドに特化したエンジニアが在籍しています。また、スタート支援案件も非常に多く取り扱いがあり、仕様が固まっていない段階でアプリ・サービス開発をスタートするプロジェクトなどの経験も豊富で、創業当初から培ってきた様々なノウハウをプロジェクトに活かしており、高品質を期待できるでしょう。

株式会社ブレイブソフト

社名株式会社ブレイブソフトベトナム (bravesoft Vietnam Corp.)
設立2013年3月
従業員数約60名
会社所在地1F Mirae Building, 268 To Hien Thanh Street, Ward 15, District 10, Ho Chi Minh City, Vietnam
開発実績電子新聞サイト・ライブチャット・スマホアプリ開発・ソーシャルゲーム・Webシステム など
クライアント株式会社マルハン・株式会社ベネッセコーポレーション・株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ など

オフショア開発のメインサービスとして「ラボ型開発」を提供しているブレイブソフト。専属のチーム(ラボ)を編成し、ノウハウを蓄積しながら低コストで開発が行えるのが特徴です。仕様や納期の変更、同時に複数の案件を進めるなど専属チームを柔軟にマネジメントできます。

実際に開発を行うエンジニアだけでなく、日本語能力が高く、日本人エンジニアとの業務経験が豊富なブリッジシステムエンジニア(BSE)ラボに組み込んでいるため、語学能力に自信がなくとも安心です。ここ数年ではAIに関する開発も積極的に行っています。初期費用なども掛からないため、低予算で依頼を行うことが出来ます。仮想通貨の研究なども行っており、幅広いジャンルの開発依頼が可能です。

株式会社バイタリフィ

社名株式会社バイタリフィ(VITALIFY Inc.)
設立2005年9月
従業員数180名
会社所在地東京都渋谷区恵比寿西1-9-6アストゥルビル8F
開発実績Webサイト・Webサービス・アプリ開発・loT・3DCGデザイン・スマートフォンゲーム など
クライアントアソビュー株式会社・株式会社ゼンリンデータコム・株式会社ディー・エヌ・エー・株式会社電通 など

ベトナムでのラボ型オフショア開発を提供しているバイタリフィは、現地に日本人が10名以上在籍しており、オフショア開発が初めてでも安心して依頼できるような万全のサポート体制を整えています。スマートフォン用アプリでは、エンタメからツール、エンタープライズまで様々なジャンルの開発実績があります。

また、IoT、Swift、Unity、Beacon、AR、VR、Kinect、ウエアラブル、画像認識、画像合成などの特殊技術を得意としており、こうした新規技術の豊富な実績もあります。システム開発ではスクラッチ開発、パッケージ導入の追加開発など、要望に合わせて柔軟に対応してくれるため、期待以上の高品質で多くの大手企業からも支持されています。

株式会社モンスター・ラボ

社名株式会社モンスター・ラボ
設立2006年2月
従業員数約800名
会社所在地東京都渋谷区広尾一丁目1番39号 恵比寿プライムスクエアタワー 4F
開発実績Webサービス・Web運用・スマートフォンアプリ開発・ゲーム企画・発案・アプリ運用 など
クライアントNTTソルマーレ株式会社・株式会社リンクアンドコミュニケーション・株式会社SQ・株式会社ADDIX など

ベトナムのほかにも、中国やフィリピンなど海外6か国・10都市にある自社拠点のIT人ソースを活用し、ラボ型オフショア開発とローカライズ・ソリューションを提供しています。人材の厳選と開発プロセスの継続的な改善により、高品質な開発レベルを実現しており、多くの企業の事業成功に貢献してきました。

様々なイベントやセミナーなども開催しており、企業全体の成長をサポートしてくれます。IT人材の需要拡大に即し開発拠点を複数構え、海外向けサービスの経験も豊富なモンスター・ラボ。多くの国での開発実績があり、ベトナムオフショア開発に関する豊富なノウハウが非常に魅力的です。納品することで終わりではなく、ラボ型としてその後の仕様変更や追加などもサポート可能です。

FPTソフトウェア

社名FPTジャパンホールディングス株式会社(FPT Japan Holdings Co., Ltd.)
設立2005年11月
従業員数約1,650名
会社所在地東京都港区芝公園1-7-6 KDX浜松町プレイス 6階
開発実績Webサービス・アプリ開発・業務支援・コンシューマー・loT・セキュリティ・ブロックチェーン など
クライアント株式会社東芝インダストリアルICTソリューション社・株式会社ニッセン・日立ソリューションズ社 など

ソフトウェアアウトソーシングサービスにおける10年以上の経験があり、世界の大手企業から高い信頼を寄せられているFPTソフトウェア。社員一人一人のプロ意識が強く、トップマネージャーを含むすべての社員にISO27001規格をすべてのレベルで展開しています。

データを安全の確保するための体制が整えられており、安心してベトナムオフショア開発の依頼を行うことが出来るでしょう。また、個人のパフォーマンスと生産プロセスの、両方のモニタリングとコントロールが可能な強力なツール群に支えられており、最先端ツール群の活用で高い評価を得ています。確かなセキュリティとエンジニアの高い能力で、成熟したオフショア開発プロセスがあります。

株式会社ITSOL JAPAN

社名株式会社ITSOL JAPAN
設立2009年
従業員数約40名(日本語技術者)
会社所在地東京都千代田区神田須田町2-23-1
開発実績スマートフォン、Windowsアプリ開発・Webシステム開発・AIチャットボット・業務システム開発、運用 など
クライアント株式会社NTT DATA・株式会社FPT・株式会社サンロフト・株式会社ITSOL JAPAN など

日本語能力の高いブリッジSEブリッジエンジニアが管理しており、日本の顧客に向けた「営業とコンサルティングの拠点」となっています。ハノイをメインに、ホーチミンと合わせた2拠点体制をとっており、最新のテクノロジーに対応したWebシステムから、メガバンクのオンラインバンキングシステムといった金融や保険など、幅広いジャンルの開発を豊富に取り扱ってきました。

ベトナムのエンジニアを選抜し、「お客様専属の開発チーム」を作成し、自社のシステム開発子会社を設立したような活用が可能となっています。、IT人材の提供サービスにも力を入れており、人材不足で悩んでいる企業の支援を行っています。自社の管理者をベトナムへと派遣することも可能で、どんな依頼にも柔軟な対応を行ってくれます。

アットマークカフェ株式会社

社名アットマークカフェ株式会社
設立2006年12月
従業員数約240名
会社所在地東京都中央区銀座6-16-12 3F
開発実績ウェブ、モバイルアプリケーション開発・業務システム開発・ECサイト、システム構築 など
クライアントソフトバンク株式会社・株式会社ローソンエンタテイメント・株式会社ワールド・株式会社ホリプロ など

東京、ベトナム、シンガポールにそれぞれ拠点を持っています。創業が2006年ですが、その時代からベトナムへの進出は完了しており、優秀なエンジニアを数多く確保しています。ベトナムでの開発をベースにWebシステム、業務システム、アプリ開発など様々な案件を取り扱っており、長年のノウハウや知識が非常に魅力的な企業です。

大人数での開発などの大型案件にも対応しており、豊富な人材と確かな実力が持ち味です。品質の高さは折り紙付きで、日本人が求める高品質さを全社員が把握しており、エンジニアのパワーと豊富な人材で、期待を裏切らない最高品質のものが出来上がるでしょう。多くの強みを持ち、長年の経験と豊富な知識で、依頼を行える非常に安心感のある企業となっています。

株式会社カオピーズ

社名株式会社カオピーズ
設立2016年8月
従業員数18名
会社所在地東京都千代田区神田淡路町1-9-5 天翔御茶ノ水ビル 704
開発実績AI画像認識・AWS導入支援・スマートフォンアプリ開発、運用・Webサービス・ブロックチェーン など
クライアントミニストップ株式会社・株式会社スプリックス・株式会社カエルエックス・Yper株式会社 など

ベトナムに本社があり「Kaopiz Software Technology Co., Ltd」の日本法人として2016年に設立されました。エンジニアは非常に厳しい狭き門を通過した方々のみで、その採用率はわずか1%です。取り扱い案件は日本企業からの依頼のみで、日本特有の厳しい品質管理や納期厳守など、徹底した管理力に定評がります。

AIやブロックチェーンなどの先端技術なども積極的に取り組んでおり、低コストで質の高い内容が自慢です。豊富な開発実績があり、様々なジャンルの企業からも厚く信頼されているカオピーズ。ベトナムではトップクラスのハノイ工科大学出身者エンジニアが多く、技術力やスキルなどは申し分ありません。単純な開発から最先端技術までを網羅したカオピーズは、老舗オフショア開発企業に引けを取らないほどの成長を見せています。

プレイネクストラボ株式会社

社名プレイネクストラボ株式会社
設立2016年1月
従業員数50名
会社所在地東京都品川区西五反田 3丁目11番6号 サンウェスト山手ビル4階(本社)
福岡県福岡市博多区博多駅前 2丁目19番17号 トーカン博多第5ビル(福岡支社)
開発実績スマートフォン向けモバイルゲーム開発・モバイルアプリ開発・Webサービス など
クライアントLINE Fukuoka株式会社・ワンダープラネット株式会社・ギリア株式会社・ソネットゲームスタジオ株式会社 など

スキルの高い外国人エンジニアが多いプレイネクストラボ。国際色が豊かで、ベトナムオフショア開発と共に日本国内での開発にも力を入れています。ベトナムと国内のどちらでも開発可能なプレイネクストラボでは、ニーズに合わせた柔軟な対応が可能。

「世界の才能と日本の可能性をつなげるプラットフォーム創出」をミッションとし、日本国内の人材不足問題にも積極的に取り組んでいます。高い技術と多様性で未来を作り出し、最新テクノロジーを使いこなすチームで未来社会への貢献を目指しています。老舗開発企業に比べればまだまだ若い会社ではありますが、経験や知識の豊富なエンジニアが多数在籍しており、今後ますます発展していく企業となるでしょう。

GMO-Z.com RUNSYSTEM

社名GMO-Z.com RUNSYSTEM(旧名:RUNSYSTEM)
設立2005年5月
従業員数600
会社所在地東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー7F
開発実績スマートフォンアプリ、ゲーム開発・Web開発・loT・クラウド移行支援・BPOサービス など
クライアントソフトバンク株式会社・新生銀行グループ・株式会社エムディーピー・長谷川工業株式会社 など

ネットサービス大手GMOグループのシステム・アプリ開発会社です。日本の国立大学でITを専攻したベトナム人が設立した、ベトナムオフショア開発の先駆け的存在として多くの企業から高い信頼を得ています。日本語能力に長けた優秀なベトナム人エンジニアと日本人エンジニアによる連携体制がしっかりとしており、低コストのゲーム開発やシステム開発を多く手掛けています。

ジャンルに囚われず様々な分野の企業からの案件を置く取り扱っており、その80%以上が日本の企業からの案件です。品質保証の国際資格「ISO9001」「CMMI」「ISMS」を取得しており、高い志と熱意ある若手エンジニアが多数活躍しているネット業界の大手です。

SystemGearベトナム株式会社

社名SystemGear Vietnam Co., Ltd.
設立2008年4月
従業員数約70名
会社所在地VINA GIAY PLAZA Room 101, 180 – 182 Ly Chinh Thang, W.9, D.3, HCM City(本社)
東京都港区三田3丁目13-16 三田43MTビル(日本支社)
開発実績Webシステム開発・Webサービス開発、運用・スマートフォンアプリ・チャットボットシステム・AI など
クライアント株式会社ソフテック・日本システム開発株式会社 そのほか企業名非公開のクライアント多数あり

ベトナムに本社を構える開発企業で、2019年に日本支社を東京に設立しました。10年以上に長い期間、アジアの顧客向けサービスを展開してきており、エンジニア不足解消、コスト抑制というメリットを最大限活かしながら、日本基準でのセキュリティ環境を担保しより高いサービスを提供しています。

IDカード、指紋認証による入退出管理を徹底、また、全新入社員に向けて、社内SEよる計5時間のセキュリティ研修を強制的に受講させるなど、万全のセキュリティ環境を整えており、様々な企業から高い信頼を寄せられています。ベトナムでの10年以上という確かな実績があり、優秀なエンジニアが多数在籍しているシステムギアでは、年々依頼も増加傾向にあり、今後ますます発展していくでしょう。

株式会社レリパ

社名株式会社レリパ (RELIPA CO., LTD)
設立2016年
会社所在地3rd Floor, C Tower, Golden Palace Building, Me Tri Street, Nam Tu Liem District, Ha Noi, Vietnam(ベトナム本社)
東京都渋谷区富ヶ谷1-14-14スタンフォードアネックスビル3F(日本法人東京支社)
開発実績AI画像処理・スマートフォンアプリ・Webサービス開発、運用・CRMシステム など
クライアント株式会社ハイマックス・LEEWAYS株式会社・株式会社Areteco Holdings など

日本の大学を卒業したベトナム人エンジニアが、日本とベトナムの架け橋となるべく設立した会社がレリパです。クライアントは100%日本企業で、日本法人は2018年に設立されました。様々なシステム開発アプリ開発業務はもちろんの事、既存システムをモバイルでも動作させたいという要望にも柔軟に対応しています。

各種システムとモバイルアプリを連携させた開発を得意としており、現在はAIなどの最先端テクノロジーを取り入れた研究にも力を入れています。日本への理解が強いエンジニアが多数在籍しており、語学力も高いため、言葉の壁で不安を感じている企業には特にオススメです。高品質できめ細かなサービスが魅力的なレリパは、多くの企業に信頼されています。

株式会社トラント

社名株式会社トラント
設立2004年3月
会社所在地東京都渋谷区恵比寿4丁目6-1 恵比寿MFビル8F
開発実績Webシステム開発・スマートフォンアプリ開発、運用 など
クライアント石井食品株式会社・株式会社NTTデータ・株式会社日立製作所・キヤノンITソリューションズ株式会社 など

ベトナムの優秀なエンジニアを活用したオフショア開発を得意とするトラントは、日本の顧客を対象としたサービス提供を行っています。ベトナム現地に日本人マネージャーを在籍させており、言語力に自信のない企業 でも安心して依頼を行うことが出来るでしょう。

また、長期にわたりベトナムオフショアの事業を展開している実績もあり、経験豊富で優秀な多くの人材を確保しています。要望に沿った最適な提案を行い、オフショア開発を知り尽くした現地マネージャーとエンジニアにより高品質な開発が可能となります。システム開発はもちろん、プロジェクトマネジメントなども得意としており、設立以来、様々な依頼を数多く手掛けています。

ルークシム株式会社

社名ルークシム株式会社
設立2015年10月
会社所在地東京都渋谷区南平台町15-10 プチビル2F
開発実績Webアプリ開発・スマートフォンアプリ開発・Webサービス運営・オフショア事業支援 など
クライアント企業名非公開のクライアント多数

東京に本社があり、支店をベトナムにおき開発を行っています。Webシステムと連携したスマートフォンアプリを一括で開発する技術力をもっているため、システムやアプリの仕様変更、追加などが柔軟に対応可能です。また、これからの事業拡大を見据え、様々なシステムとの連携や拡張を想定されている企業には非常にオススメの開発会社となっています。

開発はスピード感が特徴的で、他企業にはない速さと正確さが魅力的です。オフショア開発が初めてでも、企画の段階から細かなニーズ確認や徹底したミーティングを行い、顧客の要望を詳しく聞き取ることで最適な提案を行ってくれます。恥得手で不安と思う方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

株式会社ハイブリッドテクノロジーズ

社名 株式会社ハイブリッドテクノロジーズ(旧社名:株式会社エボラブルアジアソリューションズ)
設立2016年4月
従業員数70名
会社設立東京都中央区新川2-22-1 いちご新川ビル5F
開発実績Webシステム開発、運用・モバイルアプリケーション開発・Webサービス・スマートフォンアプリ開発 など
クライアント企業名非公開のクライアント多数

きめ細かなサポート体制が整っているハイブリッドテクノロジーズ。日本企業のハイブリッド型開発・受託開発をメインにしたオフショア開発企業です。日本での実務経験豊富なベトナム人プロジェクトマネージャーが多数在籍しており、細かな日本語でのやり取りが可能な程コミュニケーション能力に長けています。

また、ハイブリッドテクノロジーズのプロジェクトマネージャーは、ベトナムの難関大学、または日本の大学を卒業後に5~10年以上もの長い期間日本で実務を経験したメンバーで構成されています。そのため、確かな実力を持った優秀なメンバーが数多く在籍しています。コミュニケーションに不安を感じている企業や、初めてでやり方が分からないなどと言った方にも丁寧に説明、提案をしてくれるため、初心者でも安心して依頼を行うことが出来るでしょう。

株式会社デザインワン・ジャパン

社名株式会社デザインワン・ジャパン(DesignOne Japan, Inc.)
設立2005年9月
従業員数132名
会社所在地東京都新宿区西新宿7-5-25 西新宿プライムスクエア8F
開発実績スマートフォンアプリ開発・Webサービス開発・アプリ仕様変更・Webサイト追加、修正 など
クライアント株式会社アスリートプランニング・株式会社エムティーアイ・株式会社コメ兵・株式会社大黒屋 など

有名な地域情報サービスの「エキテン」を運用している企業です。ベトナムのニトロテックアジアを子会社化し、オフショア開発の提供を行っています。高い技術と対応力を持っており、様々な難易度の高い案件にも積極的に取り組んできました。語学力と共に技術やスキルが豊富なブリッジSEが駐在しており、コミュニケーション面でも非常に安心感があります。

要望によっては、要件定義や設計などの段階からの対応も可能で、漠然としたイメージから適切な提案が出来るよう細かなヒアリング対応をしてくれます。また、少数精鋭の開発体制で無駄を省くことで、さらなるコスト削減も可能になるため、多くの大手企業からも信頼されています。

NashTech Japan株式会社

社名NashTech Japan株式会社
設立2007年
従業員数2000人以上
会社所在地東京都中央区京橋3丁目1番1号
開発実績AI開発・Web、モバイルアプリ開発・システム開発・ブロックチェーン・ビックデータ分析、活用 など
クライアント本田技研工業株式会社・日本精工株式会社・LGエレクトロニクス・キングス・カレッジ など

ベトナムホーチミンハノイオフショア開発の拠点を持つシステム開発会社です。2つの都市には合わせて2,000人を超える優秀なエンジニアが在籍しており、様々なジャンルの案件に柔軟に対応可能となっています。全員がベトナム人で、平均年齢が27.3歳という若さも魅力の一つです。

日本、米国、欧州、東南アジア、オーストラリアとグローバルな企業のシステム開発で、豊富な実績があります。サービスの開発はもちろん、AIやブロックチェーンなどの最先端技術にも対応しており、これまでにも数多くの案件を扱ってきました。オフショアで初めてブロックチェーンを開発し製品化したという功績も有しており、幅広いジャンルの企業から多くの案件が寄せられています。

VNEXT JAPAN株式会社

社名VNEXTJAPAN株式会社
設立2017年10月
従業員数約35人
会社所在地東京都千代田区外神田3-8-9総徳ビル7階
開発実績AIテクノロジー開発、研究・ブロックチェーン・Webサービス開発・スマートフォンアプリ開発 など
クライアント企業名非公開のクライアント多数

ベトナムに本社を構えるシステム開発会です。AIやブロックチェーンなどを活用した開発の実績が豊富で、高い技術力が魅力的です。こうした最新技術についての研究や開発にも積極的に取り組み、従来技術をベースとしたシステム開発とあわせて、先端技術を活用したソリューションで企業の業務を支援していくことを強みとしています。

AIチームのトップは、東京大学情報理工博士課程を修了しており、人工知能・自然言語処理分野のエキスパートでもあります。さらにAIチームは2014年に開催されたベトナムの「AI Hackathon 2014」で優勝を果たすという偉業を成し遂げました。ラボ型開発の実績も多くあり、300以上の案件実績もあります。日本企業の案件も多く、様々なジャンルの企業から高い支持を集めています。

株式会社DEHA SOLUTIONS

社名株式会社デハソリューション
設立2017年1月
従業員数8名
会社所在地東京都中央区築地3-711 CUBE TSUKIJI 7階
開発実績AI画像解析・Webサービス開発・スマートフォンアプリ開発・ブロックチェーン・システム開発 など
クライアントITパートナーズリンク株式会社・株式会社サンノア・株式会社マップクエスト・スタンサップ株式会社 など

ベトナムに関連会社があり、東京に本社を置き、名古屋や大阪にも支店があるシステム開発企業です。技術力とスキルの高さを強みとしている企業で、ら数多くの開発経験で蓄積されてきたノウハウを社内のエンジニア間で共有し、会社の財産として蓄積しています。

AIによる画像解析などの開研究なども積極的に取り組んでおり、最先端技術を駆使した開発においても、高い実績とノウハウがあります。日本人エンジニアによる国内開発はもちろん、ベトナムでのオフショア開発ラボ型開発にも対応しており、要望に合わせた柔軟な対応が可能です。また、ベトナムでは設立当時5名ほどの従業員でしたが、様々な方向性を見出し力を入れてきたことにより、今では150名を超える大企業にまで発展していきました。

株式会社NTQジャパン

社名株式会社NTQジャパン
設立2016年
会社所在地神奈川県横浜市神奈川区金港町6-3 横浜金港町ビル 3F
開発実績スマートフォンアプリ開発、運用・AI・モバイルアプリ開発・Webサービス開発 など
クライアント株式会社アクトジャパン・株式会社ビットツーバイト・株式会社システナ など

ベトナムにおいて優良企業に与えられる「Sao Khue賞」を何度も受賞しているシステム開発企業です。日本向けの開発を多く手掛け、2016年には日本法人が設立されました。90%以上の顧客が日本企業のため、スタッフ教育には非常に力を入れており、入社前の学生時代から、エンジニアは日本語教育やマナー商習慣などを学んでいます。

また、日本特有の品質重視という考えにも強い理解を示しており、日本人企業としてはとても信頼のおける企業の一つでしょう。多くのジャンルによる案件を多数取り扱っており、様々な依頼を柔軟に対応することで技術やスキルが蓄積され、企業としても大きく成長していきました。日本の大手企業からも信頼されており、多くの開発実績を誇る企業です。

株式会社モアアジア

社名株式会社モア (MOR Software JSC)
設立2016年4月
従業員数204名
会社所在地東京都豊島区南池袋2-9-3 サンビルディング4階
開発実績AI顔認証・スマートフォンアプリ開発・バックエンド・Webサービス開発・ブロックチェーン など
クライアント株式会社INDETAIL・株式会社 ビットワングループ・株式会社アルト など

2016年の創業当時は数名の従業員のみでしたが、4年後には200名を超える企業に発展していきました。ベトナムに3拠点、日本に1拠点の合計4拠点で開発プロジェクトを行い、これまでに140以上の開発実績があります。オフショア開発では、日本国内での開発に比べ2/3のコスト削減が可能になります。

様々な依頼に柔軟に対応可能で、アプリやシステム開発はもちろん、「日本に1人エンジニアを常駐させてベトナムと連携したい」、「日本でベトナム人を採用してチームをつくりたい」といった要望にも応えてくれます。現地の視察もできるため、この目でしっかりと確認したいという方も安心感を得ることが出来るでしょう。

インディビジュアルシステムズ株式会社

社名インディビジュアルシステムズ株式会社
設立2005年9月
従業員数11名
会社所在地兵庫県明石市大蔵八幡町1番10-516号
開発実績Webサービス開発・学校システム開発・クラウド系案件・ECサイト開発・基幹システム開発 など
クライアントアルプスシステムインテグレーション株式会社・オムロン ヘルスケア株式会社・株式会社レオパレス21 など

ベトナムにおいて2002年に設立された老舗のシステム開発企業です。日本支社は2005年に設立されました。国内でも有名な大手企業からスタートアップ会社まで、幅広いジャンルの案件を多く取り扱っており、豊富な開発実績があります。業務系システム開発を得意としており、学校関係や銀行、企業の基幹システムまで多彩な案件を取り扱ってきました。

ベトナム進出日系企業への取引シェアが10%あり、ベトナム市場への販売力にも強みがあります。顧客に合わせ柔軟に対応が可能となっています。細かなヒアリングから、損をしない確かなオフショア開発を、日本人の営業が提案してくれるため、オフショア開発初心者でも安心して依頼をお願いすることが出来るでしょう。

株式会社NAL JAPAN

社名株式会社NAL JAPAN
設立2015年
従業員数250名
会社所在地東京都港区新橋6-20-4 新橋パインビル4階
開発実績アプリ開発・
クライアント水族館、大手派遣会社、食品会社など多くの企業からの依頼案件多数(企業非公開)

従業員の半数以上が日本語検定N3以上の語学力を有しており、日本語での高いコミュニケーションをとることが出来ます。さらに、役員は全員が日本大学を卒業した後に日本国内でIT業界への就業経験を持っています。そのため、日本特有の仕事の在り方や開発事情などを熟知しています。

また、全ての顧客に安心感をもってもらうため、「10万円トライアル」という取り組みを行っています。ベトナムオフショア開発が不安だという方のために、1人月相当の開発を10万円でお試しいただけるというものです。また、既存のアプリの初期診断も無料で行っているため、少しでも不安がある方はまず一度お試しをしてみてはいかがでしょうか。

株式会社アイディーエス

社名株式会社アイディーエス
設立1996年12月
従業員数79名
会社所在地東京都港区三田3-2-8 Net.2三田ビル2F
開発実績業務システム開発・Webサービス開発・アプリ開発・システム運用・研究開発、実証実験 など
クライアント企業名非公開のクライアント多数

日本企業向けに特化したサービスを提供しており、日本式で高品質にこだわった体制構築が企業としての一番の強みとなっています。日本本社との契約で海外契約のリスクを大幅低減。また、日本人常駐責任者によるエンジニアサポートが充実しています。更新費用などもなく、依頼案件の費用のみで安心感があります。

週次での定例会を開催しており、進歩状況の報告を行ってくれるため常に進み具合を把握することが出来ます。日本人管理責任者が常駐しているので、エンジニアへのサポートが大勢が万全で、言語やコミュニケーションによるリスクを大幅に回避できます。

株式会社エボラブルアジア

社名株式会社エアトリ(AirTrip Corp.)
設立2007年5月
従業員数1191名(会社全体)
会社所在地東京都港区愛宕2-5-1 愛宕グリーンヒルズ MORIタワー19F
開発実績Webサービス開発・アプリ開発・モバイルゲーム開発・Webシステム開発、運用 など
クライアント株式会社DMM.comホールディングス・株式会社アビリティコンサルタント・フォートラベル株式会社 など

格安航空券販売サイト「エアトリ」を子会社に持つ企業で、オフショア開発ベトナム人の雇用1万人の創出を目指しています。エボラブルアジアでは、要件定義などの上流工程をベトナム人プロジェクトマネージャーが日本国内で行い、ベトナムの開発チームをマネジメントします。ミスコミュニケーションを最小限に抑え、高品質でスピード感のある開発が可能です。

1000人を超えるベトナム人エンジニアがおり、ベトナムでオフショア開発を行う企業としては最大規模を誇っています。また、日本のリソース不足を補うための人材の紹介も行っています。業務内容や取引先に合わせ最適な人材を選別してくれるため、人手不足で悩んでいる企業は一度試してみてはいかがでしょうか。

株式会社S3ジャパン

社名株式会社S3ジャパン
会社所在地神奈川県 藤沢市藤沢607番地の1 藤沢商工会館3階 湘南藤沢インキュベーションセンター内
開発実績アプリ開発・Webシステム開発、運用・業務システム など
クライアント企業名非公開のクライアント多数

ベトナムオフショア開発歴が13年という確かな実績を有しています。革新的なソリューション、高い応答性と国際的な経験を持つ熟練したエンジニア、高い品質と納品期日の厳守を徹底しており、信頼の強い老舗のシステム開発企業です。高いセキュリティとプライバシーポリシーを強く意識しており、情報漏洩などの心配はありません。

豊富な知識、多くのスキルや経験を有する優秀なエンジニアが多く在籍しており、どんな案件でも快く引き受けてくれます。GCP・AWSといった最新のインフラにも対応します。長年の経験により蓄積されたオフショア開発のノウハウを活かし、多くの企業から信頼を得ています。

株式会社コウェル

社名株式会社コウェル
設立2007年8月
会社所在地東京都品川区東品川二丁目2番28号Tビル8F
開発実績AR,VRソリューション・基幹システム・アプリ開発、運用・人材派遣 など
クライアント株式会社宇佐美鉱油様・株式会社ウェザーニューズ様・株式会社アマナイメージズ様・株式会社ウィルグループ様 など

ベトナムオフショア開発から人材派遣まで、多彩な業務をこなすコウェル。2007年設立当初、業界で最も早くオフショア開発を導入しました。優秀な日本人エンジニアとベトナム人エンジニアによる開発体制で、高い品質とコスト削減の実現を可能としました。

スタートアップ支援なども行っており、これから起業をする方のサポートも行っており、経験やスキルが豊富なエンジニアが多数在籍しています。日本語での契約・日本円での支払いが可能となっています。大手企業からも高い品質を評価されており、様々なジャンルの案件を手掛けています。ベトナムオフショア開発の先駆け的存在でもあり、長年蓄積されたノウハウで圧倒的に素晴らしい開発を行ってくれるでしょう。

株式会社エスプラス・ソフトウェア

社名株式会社エスプラス・ソフトウェア
設立2016年10月
会社所在地東京都文京区後楽2-3-25 金子ビル3F
開発実績管理システム開発・ECサイト新規立ち上げ・アプリ開発。Webサービス開発、運用 など
クライアント県庁、省庁による案件やマッチングアプリ、私鉄、効率劇場などの大手案件多数(企業名非公開)

ベトナム最大のIT企業のエンジニア・チームがスピンアウトして設立した会社です。10年以上の開発経験を持つメンバーが中核となり、日本向けシステム開発の経験で培った高いプロジェクト管理能力で、高品質システムを低価格で提供する日本向けオフショア開発に特化しています。

仕様書や日々のやり取りのメール、チャットなどは全て日本語での対応が可能です。そのため、語学力に自信のないという企業でも安心して依頼をお願いできます。ラボは1人1ヶ月から契約することが出来、小さく始めて徐々に増やすことでオフショア開発のリスクを減らすことができるでしょう。そのため、始めるのに不安がある、初めてだから良く分からないという企業にもオススメです。

株式会社grooo

社名株式会社grooo
設立2015年2月
会社所在地東京都新宿区西新宿8-1-2 PMO西新宿 3F
開発実績アプリ開発・Webサービス開発、運用・Webコンテンツ記事作成 など
クライアントR&C株式会社・株式会社EPARKグルメ・株式会社ウィルゲート・平成コミュニティバス株式会社 など

検索エンジン・自然言語処理に強みを持ち、独自フレームワークでのSPA開発で高品質・システム開発を行う企業です。ラボ型オフショア開発を採用し、日本国内相場の1/3程度のコストで開発可能となりました。また、多くのエンジニアは日本語能力が高く、常駐の日本人スタッフともいるためコミュニケーション能力に不安はありません。

言語力の乏しい企業であっても、安心してオフショア開発依頼を行うことが出来ます。細かなヒアリングで最適な提案を行い、高品質な開発を行ってくれます。有名な大手から中小企業まで、規模に関わらず多くのジャンルで開発を行ってきた経験や高いスキルで、強い信頼感を感じることが出来るでしょう。

株式会社パックスクリエイション

社名株式会社パックスクリエイション
設立2006年2月
会社所在地東京都目黒区下目黒1-4-7-308
開発実績アプリ開発・Webサービス開発、運用・スマートフォンゲーム開発、運用 など
クライアント企業名非公開のクライアント多数

2011年から本格的に海外展開を行い、日本の東京本社と大阪支社のほかに、ベトナム、フィリピンに現地法人を構え、アジア諸国での開発事業を拡大し続けています。顧客のプロジェクトマネージャーが、現地SEを介しチームをコントロールするラボ型開発を採用しており、低コストでの開発を実現しました。

情報漏洩リスクも低く、高い技術とこれまでのノウハウで高品質な開発を期待できます。ラボ型開発では最低一人からの契約も可能で、14万円/人月という非常にローコストでの依頼を行うこともできます。ミスコミュニケーシリスクも低く、多くの企業から高い信頼を得ており、期日厳守などにも定評があります。

2021年最新【ベトナムオフショア開発のすゝめ】ベトナム人開発者・エンジニアの給料の実態

ベトナムオフショア開発 Mattockの大森です。アジア圏の中でも特に優秀なエンジニアが多いベトナムは、大量の労働力に恵まれています。コストを抑えた委託先として様々な業界から注目を集めており今後のIT業界を担っていくであろう存在へと成長しました。そんなベトナムのエンジニアの給料の実態とはどうなっているのか、日本のエンジニアとはどのくらいの差があるのかなどをご紹介します。

ベトナムオフショア開発は、なぜコストを抑えた開発が可能?

ベトナム人エンジニアの給与は、平均的に日本の半分から1/3程度の額となっています。そのため、自社内で全てを補うよりもコストを抑えつつ質の高いプロジェクトを遂行できるようになります。また、何かの際に現地に行かなければいけないといった場合でも、ベトナムは直行便ですとおよそ4~6時間程度でアクセスが出来るため、時間・交通費の負担も大きくありません。

日本では人件費高騰や、エンジニア・開発リソース不足などもあり、年々金銭面で余裕のなくなる企業が増えてきています。開発リソース不足を補いながら国内のみで案件を進めていくために必要なコストよりも、ベトナムオフショア開発を活用した方が大きくコストカットが出来るようになるでしょう。

ベトナム人エンジニアの給与の実態

ベトナム人エンジニアの給与は、職種によりどの程度の差があるのでしょうか。また、平均給与や変動する条件などをご紹介致します。また、ベトナム人エンジニアのボーナス・賞与や日本エンジニアとの差などはどのくらいになるのかを比較し、ベトナムオフショア開発がどのくらいコストパフォーマンスに優れているのかを理解しましょう。

平均は?

Web開発者給与

月額500ドル(約55,000円)~1.400ドル(約155,000円)となっています。Web開発者は、すべて「HTML5」「CSS」「Javascript」の経験があり、バックエンド言語(PHP、Python、Java)の習熟度に対して変動していきます。経験豊富なWeb開発者は平均的に1,000ドル(約110,000円)程度の月額給与となります。

バックエンド開発者の給与 

月額500ドル(約55,000円)~2,000ドル(約210,000円)程度と、Web開発者よりも幅が大きくなります。バックエンド開発者は「PHP」「Ruby」「Python」「Java」の経験が豊富な傾向があります。いくつかのフロントエンドスキルを持っている場合もあるでしょう。経験豊富なバックエンド開発者の給与の平均は1,300ドル(140,000円)程となります。

モバイルアプリios・android 開発者の給与

モバイルアプリ開発者の給与はWeb開発者に比べ高くなります。月額1,000ドル(約110,000円)~2,000ドル(約210,000円)となり、最も低い金額から見ても高い傾向になります。経験豊富なモバイル開発者は1,300ドル(140,000円)とバックエンド開発者と同等ですが、スキルや経験値の上昇などで給与変動も大きくなります。

UI・UXデザイナーの給与

UI・UXデザイナーの基本的な平均給与は600ドル(65,000円)~2,000ドル(210,000円)と、非常に大きな差が出ています。経験やスキル、また勤続年数などで大きな変動があり、長く続け経験値を蓄積していけばいくほどに給与アップの可能性が高い職種でもあります。

変動する条件は?

勤続年数

ベトナム人エンジニアの給与は勤続年数により大きく変動します。年数が短い方よりも、長く勤めあげていけばいくほど給与はアップしていきます。経験が1年未満の開発者では、年収の平均額が7,400ドル(約81万円)に対し、2年~4年の勤続年数を持っている開発者の年収は16,700ドル(約180万円)となり、短期間の違いでもこれほど大きな差が生じてきます。

また、スキルなどによりスタートの価格も異なります。年数による給与アップは10年以内に2倍以上の収入を得ることが出来るようになります。一番大きくアップする年数は5年以内の勤続年数で、その割合はおよそ42%となります。

採用エリア

必要な生活費は都市によって差が出るため、これもまた給与の変動に大きく関係してきています。例えば住宅にはいくら費やす必要があるのかな、快適に暮らすために必要な金額はどの程度なのかという部分が、報酬額の決定に非常に大きな影響を及ぼします。例えばフエでの年収額はおよそ12,650ドル(約140万円)ですが、ホーチミンでは15,700ドル(約170万円)という額になります。

教育レベル

高等教育はより高い水準となりますが、それ以上に給与額には学位が大きく関係してきます。教育レベルがCertificate、またはDiplomaの場合のベトナム人エンジニアの平均年収は、6,200ドル(約68万円)となり、学士号を取得している人は8,000ドル(約87万円)の年収となります。さらに、修士号保有者の平均年収は13,000ドル(約140万円)と、圧倒的に給与面で大きな差が生じてきます。

性別

性別による給与の差はあまり好ましくはありませんが、実際賃金い大きな影響を及ぼすのも事実です。ベトナムのテクノロジー会社のほとんどでは、女性よりも男性の方が給与額は高くなり、その差は8%から10%ほどとされています。勤続年数などによる変動はもちろん女性でもありますが、スタート時の給与額は基本的に男性の方が高くなるでしょう。

また、全てのソフトウェアエンジニアの従業員でも、男性よりも女性の方が給与額が低くなります。大きな差はないにしても、このように性別による違いというものが少なからず影響しています。エンジニアの多くは男性の場合が多くいというのも一つの要因となっているのかもしれません。しかし日本では、同じ業種において性別で旧y額が変動するという事はないので、違和感を感じる方も多いでしょう。

賞与やボーナスは?

ベトナム人エンジニアのボーナスや賞与の状況は、企業により異なります。しかし、半数以上のベトナム人エンジニアは、少なくとも1つの形式の金銭的ボーナスを受け取っています。

ボーナスにも様々な種類があり、個々のパフォーマンスボーナスや会社の業績ボーナス、目標ベースに対するボーナス、また、休日・年末ボーナスなどとなっています。休日・年末ボーナスは理由なく支給され、感謝トークンに似ています。こうした種類の中から、半数以上のエンジニアが1つ以上の何かしらのボーナス・賞与を授与しています。

日本人エンジニアとの差は?

ベトナムオフショア開発でのコスト削減で、最も大きな要因となるベトナム人エンジニアの給与。この給与は、日本人エンジニアとどれほどの差があるのでしょうか。コスト削減とはどの程度の削減が可能となるのか、多くの方が気になるところです。日本人エンジニアとの給与額の差を比較し、ベトナムオフショア開発の取り組みでどの程度コスト削減が実現できるのか、具体的な数字をしっかりと理解することが大切となります。

日本人エンジニアベトナム人エンジニア
初任給約21万円~600ドル(約6万円)~
勤続年数2年約30万円~800ドル(約9万円)~
勤続年数10年約45万円~1,500ドル(約15万円)~
勤続年数20年以上約50万円~1,900ドル(約20万円)~

物価の違いなどもありますが、このように日本とベトナムではエンジニアの給与額が非常に大きく違います。初任給から3倍以上の差が開いており、日本の初任給とベトナム人エンジニアの20年以上の大ベテランが同等の金額となっています。日本ではエンジニアのスキルや経験などにもより年収1,000万以上の方もいるため、コスト削減がとても大きくなるという事が分かります。

ベトナム人エンジニアの年齢層

ベトナム人エンジニアの年齢層は、比較的若年層が大半を占めています。18歳~24歳が25%、25歳~34歳が49%で、それ以上の年齢の方は27%となっています、日本でも同じように若年層のエンジニアは多くいますが、20代、30代にそれほど大きな差はありません。ベトナムでは学生時代からこうしたITに関する教育を受けている場合があり、18歳くらいの非常に若い方々でも社会に出るころには高いスキルを身につけています。

ベトナムという国自体が、日本とは違いこうした若年層の方々が多いというの関係しています。日本では、2015年時点で平均年齢が46.4歳という数値に対し、ベトナムの平均年齢は30.5歳。2020年における予想平均年齢であっても32.5歳程度と、日本よりも10歳以上若いという結果になっています。こうした具体的な数値を見ると、いかに若く意欲ある方が多い国なのかというのが一目で分かります。

ベトナム人エンジニアの給与は今後どう変化する?

ベトナムでは2018年ごろに市場が成熟するにつれ、給与形態も安定していきました。2019年から2022年以降の転職の割合予測は15~20%となっており、年々こうしたIT業界へ多くの人々が集まってきています。知識やスキル、経験が豊富な開発者がどんどん集まり、日本以外の国々からもベトナムオフショア開発は支持を集めていくでしょう。

また、これまで以上に市場を拡大していくベトナムのIT業界。今後ますます発展していくことが予測され、給与も上昇する可能性があります。予測としては17か月ごとに13%程度の上昇が見込まれており、今よりも高くなることは十分ありえますが、それでも国内で全てを補うよりは大きくコストを抑えることが可能です。給与が高くなるという事は、これまで以上の有能なエンジニアも育つという事です。より質の高い開発が出来るようになるでしょう。

コストが低くても確かな技術力を持つベトナム人エンジニア

ベトナム人のエンジニアは、まじめで勤勉という特性があります。さらに、給与の変動などでも分かるように、勤続年数が長くなればなるほど給与もアップしていき、スキルなどによっても大きく上昇します。このようにはっきりとした将来性が見えるベトナムのIT業界は今後ますます発展を遂げていくでしょう。また、こうした分かりやすい行旧制度はエンジニアのモチベーションも上がり、仕事に対する意欲が高まり続ける要因にもなります。

優秀な人材が豊富なベトナムで、コストを削減しつつ質の高い開発が可能となるベトナムオフショア開発は、日本のIT業界になくてはならない存在へと成長を遂げてきました。確かな技術力を有するベトナム人エンジニアも増加し続けているため、今後もさらにレベルの高い業務遂行が可能となるでしょう。

【ベトナムオフショア開発のすゝめ】開発リソース不足の解決策 10選

開発リソース不足は、スタートアップや事業急拡大フェーズのベンチャー企業に限らず大企業においても慢性的に悩みの種となっています。今回は、ベトナムオフショア開発のクラウドソーシングサイトMattockを運営する、GXO株式会社の大森が開発リソース解消のための解決策10選についてご紹介したいと思います。

開発リソースとは?

よく聞くことのある「リソース」という言葉。直訳すると「何かを作ったり動かしたりする際に必要なモノ、エネルギー源や資源のこと」です。IT業界でのリソース不足は、コンピューターのソフトやハードウェアを動かすために必要な容量やCPUの処理速度などを意味します。

開発リソースとは、新規プロジェクトを立ち上げ遂行する際に必要な人材、資金や設備なども合わせてリソースと言われています。昔に比べ、ネット社会は非常に大きく発展してきていますが、長年このリソース不足が大きな課題となっています。

「プログラムを動かすためにリソースが足りない」と言われれば、CPUやメモリが貧弱でプログラムを動かせないということ。また、「リソース不足で納期に間に合わない」と言われれば、必要な人材が足りなくて期日までに完成させることが出来ないという事です。

コンピューター自体の性能もそうですが、それだけではなく絶対的に必要な人材や資金など、IT業界が急激に発展したことによりあらゆる部分において不足が発生しているのが現状です。そして、日本では超々高齢化社会に突入し労働人口の現象に伴い、開発リソースの担い手であるシステムエンジニア、コーダーになる人口も大幅に減少しているのが現実問題としてあります。

開発リソース不足で起こる問題

業務の大幅な遅れ

開発リソース不足が起こると、今現在進行しているプロジェクトや予定している他のタスク・作業の進行が大きく遅れてしまうという問題が生じます。開発人員がいない、足りないためにスケジュール通りに進行することが困難になりと、業務全体に大きな影響が出てきます。

こうした開発リソース不足が長く続くと、企業に対する社会的信頼も落ちてしまうだけでなくプロジェクト内の開発人員間でも不平不満、疲労が蓄積し業務内でも歪みが生まれやすくなります。このような状況を放置すると、開発チームの離職率が高まり更に一人一人の作業負荷が高くなることによりチーム崩壊につながりかねません。また仕事を依頼しても納期までに納品できないなど、信頼を失ってしまうような問題が多く生じてしまいます。こうした問題が起きる前に、しっかりと自社の開発リソース不足を把握し改善する必要があります。

人材が足らず個々の負担が増える

開発リソース不足人員不足はIT業界のみに関わらず、どんなジャンルの職種であっても非常に大きな問題となっています。IT関連の業務では、プロジェクトマネージャーやエンジニアなど、職種により可能な仕事内容が異なります。また、業務内容によってはこれまでのスキルや経験などが必要になってくるため、誰しもが携わることが出来るという訳ではありません。

しかし、開発リソース不足人材不足が顕著に出てしまうと、自身のレベル以上の業務を行わなくてはならなくなったり、様々な業務を同時進行で遂行しなくてはいけなくなったりします。これより個々の負担が何倍にも増え、パフォーマンスも低下してしまうでしょう。業務中のミスが増えたり体調管理が疎かになったり悪循環に陥ってしまいます。

開発リソース不足に陥る理由

開発リソース不足は、どんな企業でも必ず陥るといっても過言ではないほど日本企業全体が抱える大きな構造的問題です。企業規模などにより開発リソース不足が起こってしまう状況などとは異なり、その理由も様々です。もちろん必ず開発リソース不足になるという訳でもありませんが、「うちの会社は絶対に開発リソース不足にはならない」という安心感はとても危険です。

開発リソースは充分な余裕があると、責任者であればあるほど思いがちですが。現場のエンジニア、コーダーは、慢性的な高い稼働率、負荷があっても我慢して全員がフル稼働しているなんてことは良くあります。このようなケースですと、何かの拍子に突然の大量離職や、重要なマネージャークラスの離職により一気に開発チームが崩壊する何てことは良くあります。

このように様々な条件により陥ってしまうリソース不足。その中でも、特に多くの企業で経験があるであろう不足理由の3つをご紹介いたします。

急な大型案件で開発者不足になった

自社内の業務のみであれば、開発リソース不足になることはありませんが。急遽大型のプロジェクトや案件依頼が入ってきてしまったとき、自社に在籍している開発者のみでは対応ができないという開発リソース不足。現在はただでさえ多くの企業が人員不足に陥っているため、すぐに対応が出来ません。

そのため、こうした大型プロジェクト案件が入ってきてもすぐに人員を確保し対応できる企業は少ないのが現状です。企業にとってのチャンスにもなる大型プロジェクト案件ですが、開発リソース不足のために泣く泣く案件をお断るするという企業も少なくはないでしょう。また、マネージャークラスのスタッフが現場を知らず、こうした大型案件を安請け合いしてしまう場合もあります。

一度受注してしまうと断ることもできなくなり、必死に業務を遂行していくしか選択肢はありません。開発者が不足してしまうと、前述した通りスケジュール通りの遂行が出来ず大もしくはそれ以上に前に現状リソースの徹底した確認や把握、現場の声をしっかりと聞き改善策を取りまとめるなどして、このような事態にならないよう予防することが大切です。そのため、現場のエンジニアとマネジメント、責任者の人間との確かな連携が必須となるでしょう。

開発者の離職

年々新しい若手がIT業界に入社し日々成長を遂げていますが、それと同様、もしくはそれ以上に経験豊富な開発者が離職しているという現実があります。これには大きな理由が2つあり、まず1つは進化の速さです。IT業界は非常に大きく発展しており、技術進化もめまぐるしいスピードで進んでいます。

こうした変化に対応出来るようにするためには、常に学ぶ努力が必要です。そのため体調管理が疎かになってしまったりする場合もあるでしょう。ITに限らず様々なテクノロジーが進化を続けていますが、IT技術の進化や変化はその中でもトップクラスのスピードで変わっていくため、体を壊したり心身ともに疲労感が抜けないという理由から離職をしてしまう方もいます。

もう1つの理由が開発者の高齢化です。これは日本全体で特に大きな問題となっており、経験を積んだ有能な開発者が高齢により離職を余儀なくされるという事例は非常に多くあります。また、企業によっては定年後も働けるところもありますが、こうした進化のスピードに追い付くことが出来ず、結果として退職するという方も少なくはありません。

このような開発者の高齢化は、企業がどれだけ努力しても防ぐことのできない問題となっており、IT業界だけではなく、様々なジャンルの職業で大きな課題として取沙汰されています。

人件費の高騰で募集をかられない

これもIT業界に限った話ではありませんが「人が足りないなら募集をかければいいのではないか」と多くの方が思うでしょう。しかし、人件費が大きく高騰している現代では、そう安易に新しい人材を募集することはできません。社員のお給料は固定費用負担となりますが、実はこれが経営を圧迫し倒産に陥る企業は少なくないんです。

人件費に見合った利益が見込めなかったり、IT業界では多額の開発費用がかかるスタートアップ時から陥るケースもあります。立ち上げ当初は当然利益はありませんし、IT業界では大きく利益が出るのは非常に時間がかかります。そのため、会社が軌道に乗る前に経営が破綻してしまうという事もあるでしょう。

また、新規採用をしようと思っても、今はどの業種・ジャンルも人手不足のため、多くの人材を確保するために給料を上げたり福利厚生の充実を図るでしょう。また、応募をする際も費用が掛かってしまいます。いい人材を雇い入れるためにはそれなりの人件費がかかってしまうでしょう。

しかし、その余裕がないという企業は非常に多く、新しい人材を確保することが困難となっています。競合業者がかけた応募よりも好条件にすれば、また他がそれよりもいい待遇での募集をかける、そしてそれをみた別の業者がそれ以上の待遇や条件を付けて応募をかけるなどしており、常に追いかけて追いかけられてといういたちごっこの状況ですので、開発者リソース不足に拍車がかかってしまいます。

開発リソース不足の解決策とは

様々な理由から陥ってしまう開発リソース不足。その解決方法は様々あり、企業により最適なやり方や取り入れ方法は異なります。他企業がうまくいったからといってそれが自社に通用するとは限りません。自社の企業形態や規模、主に不足しているリソースは一体何なのかを明確にし、どのように解決していけばいいのかなどをしっかりと検討してください。

ここでは、開発リソース不足の主な解決方法10選をご紹介致します。まずは自社に足りないのは何なのか、どこを補えば問題が解決するのかを把握することから始めましょう。そこがハッキリと分かれば、最も適した解決案に辿り着けるのではないでしょうか。

外注

社内の開発リソースが足りなくなった場合、案件として業務を外注するのも一つの方法です。人材不足に一番有効な方法と言えるでしょう。外注依頼をすることにより、社内リソースに負荷を加えることなく他業務をしっかりとこなしていくことが出来るようになります。

外注はプロにお任せすることが出来るため、よほどのことがない限りは大きなトラブルなどもなく安心でしょう。コストはかかってしまいますが、その分他業務のスムーズな進行が可能になり、社内の負担は非常に軽くなります。

外注を依頼する場合は、依頼する業者の選別・選定がとても大切になります。企業同士の相性、依頼をお願いする業者の得意分野や不可能な案件などを把握することが肝心です。「有名な業者だから」「大手企業で安心だから」という安易な理由で外注をお願いしてしまえば、折角コストをかけても満足いく結果は得られないかもしれません。

どういったことを依頼するのか、そのためには何を基準に業者を選ぶのかをまずは明確にし、企業規模だけでなくその業者特有の強みや売りを知り、安心してお任せできるところを見極めることが大切です。

クラウドソーシング

最近多く聞かれるクラウドソーシング。サイト上で依頼、受注、納品まで全て完結できるため多くの方が利用しています。その背景には在宅ワークやリモートワークが急増したことにより、自宅にいながら仕事をするというスタイルが浸透してきたことが関係しています。

これまでは、「仕事=職場に出勤」というのが一般的でしたが、ネット普及やコロナ禍の影響から、在宅での仕事というスタイルが定着してきました。また、パソコン所有家庭も一昔前に比べ多くなってきたため、こうしたネットを駆使した仕事というのが様々なジャンルの職種で注目を集めています。

クラウドソーシングでは実に様々な案件依頼が可能です。IT業界ではどうしても拘束時間が長くなってしまったり、時間通りの就業が難しい面があります。そのため、様々な事情で働きたいけど働けないという方が多く、有能なスキルを持った方が活躍の場を見つけることが出来ませんでした。

しかし、クラウドソーシングではそういった専門スキルや経験豊富な方に依頼を行うことが出来ます。また、初期費用や月額利用料などがかかる場合がある業者に対して、クラウドソーシングでは依頼した案件に対する費用のみとなるのでコスト面でも重宝されています。初心者でもできる簡単な案件から、プロのスキルが必要なものまで、自社に合うクラウドソーシングの活用をぜひ探検討してみましょう。

新規採用・求人

慢性的に人員の数に大きな問題を抱えている場合は、外注クラウドソーシングに頼るより社内の人材を増やすことが一番最適と言えるでしょう。外注クラウドソーシングの場合、契約や依頼内容により異なりますが、短期視点では開発リソース不足の解消が可能ですが。長期視点では、安心することが出来ません。

新規プロジェクトなどの際にのみ、急遽人材が不足してしまった場合は非常に有効的手段ですが、慢性的に人手不足な企業の場合は、求人広告を出したり自社HPなどで応募情報などを掲載し、新しい人材を募集した方が根本的な解決へとつながるでしょう。

前述でご説明した通り昨今は人件費が高騰しているため、簡単に新規募集をかけられないという問題がある企業も多いのではないでしょうか。確かに人材を新しく雇用する場合、人件費のほかにも様々な費用がかかってしまいます。しかし、新規採用をし人員を増やすことで、遂行スピードを上げることや業務拡大を図ることが出来るようにもなります。

そのため、最初は金銭的に厳しくなってしまっても、長い目で見れば新たに従業員を増やすという方がいい企業もあるでしょう。自社はどんな状況なのか、人を雇い入れてからの計画や業務に関する変化などの目安を出してみると、新規採用・求人が最適かどうか判断できるようになります。

中途採用

上記に記載した「新規採用・求人」と同じような解決方法になりますが、IT業界では中途採用が非常に多くなってきています。中途採用の場合、元からある程度のスキルや知識、経験を有している方がほとんどです。そのため、即戦力として業務に携わることが出来るので様々な企業から求められている貴重な人材となっています。

新規採用をした場合に必要な教育時間や費用などが大幅にカットでき、また、現在進行しているプロジェクトなどにも戦力として加えることが出来ます。現在では、ITに限らず自動車業界や飲食業界の大手などでも率先的に中途採用を行っています。

中途採用を行う際には、いくつかの注意点もあります。その大きな一つが給与です。以前の給与水準に合わせる必要があり、これまでよりも低くなってしまえば有能な人材は入ってこないでしょう。社内給与の水準もありますので、前企業でもらっていた給与と、自社の給与とを比較し適正な金額を出す必要があります。

後々のトラブルにならないよう、金銭面はまずしっかりと双方納得できるようにすることが大切です。また、雇用期間も決めておく必要があります。採用後どのくらいの期間働けるのかなどを把握しておかなければ、任せられる業務内容やプロジェクトなども変わってくるでしょう。新規採用と違い様々な手間はありますが、すぐに選ry得になる人材が欲しい場合は、中途採用を積極的に行っていくといいでしょう。

人材育成

新しく雇用した人はもちろんですが、様々な人材をこれまで以上に教育することで、開発リソース不足を解消できる場合があります。一人一人の能力を高めることにより、扱える業務や携わることのできる内容が増え、業務の遂行スピードも格段に上がるでしょう。プロジェクトマネジメント力や生産性を高めることもできます。

また、社員同士のコミュニケーション力をさらに強化することで、円滑な業務遂行を行うことが出来るようになるでしょう。個々の能力を高めつつ、チームの結束力を高めることがリソース不足解消に繋がり、企業としてもワンランク上のレベルへと向かうことが出来るようになります。

人材育成をするためには、研修を行ったり勉強会を開いたりする必要があるため、時間の確保や費用が掛かるのがネックとなるでしょう。様々な面で最初はマイナスな要素が増えてしまいます。しかし、時間はかかりますが人材育成に力を入れることで、将来性は高まり企業のレベルは上がります。

また、育成することで業務拡大が可能になり、社員一人一人の給与も上げられるようになるでしょう。そのため、企業にとっても社員にとってもプラスになる面が非常に多くなります。すぐさま効果が出るという方法ではありませんが、長く努力することで開発リソース不足を解消し、企業も社員も成長できるようになります。

オフショア開発

オフショア開発」とは、一部の業務やシステム開発などを海外の子会社や他海外関連サプライヤーなどを通じて委託する方法の事です。オフショア開発を行うことで開発リソース不足の解消になり、コストも抑えることが出来ます。人件費が安く労働力が豊富な海外では、こうしたオフショア開発が非常に盛んになっており、日本でも様々な企業が導入しています。

日本国内でのみのリソース供給は非常に困難となっており、この状況は年々悪化している傾向があります。そのため、海外の力を借りるオフショア開発は、開発リソース不足解消のためにとても有効的です。

また、このオフショア開発が盛んなアジア諸国では、委託先の技術の向上やノウハウの蓄積による手法の成熟化などが非常に進んできており、これもまた活用すべき理由の一つとなっています。2000年代の後半ころからこのオフショア開発は注目を集めており、日本に限らず欧米などでも多く取り入れられています。

人材、費用、機材のメモリやCPUなど、様々なリソース不足を一気に補うことが出来るオフショア開発は、今後もさらに発展していく方法となるでしょう。海外とのつながりも生まれ、グローバルな社会に非常に最適な方法となります。

機材導入

人員が足りていて費用に多少の余裕がある場合、機材を新たに導入することで容量などのリソース不足を解消することが出来ます。新しい機材を導入することにより、業務の遂行スピードも上がり効率のいい作業が可能となるでしょう。今まで以上に業務をスムーズに行うことが出来るようになれば、業務拡大も可能となる場合があります。企業規模や現在の人員の数などにもよりますが、少しでも導入できる余裕があれば、まずは新しい機材を入れてみるといいかもしれません。機材を導入してからの予定や計画などは明確にしておきましょう。

新たな機材導入をしても、すぐに今まで以上に活動できるとは限りません。しっかりとした活用方法の徹底、社員全体への周知、新たな機材に関する教育や研修など、多くの時間や手間がかかります。最初は慣れずに四苦八苦するかもしれません。しかし、新しい機材を導入することにより業務スピードの向上、社員の負担や拘束時間の軽減などのメリットもあります。どんな方法でも導入してすぐうまくいくとは限りません。ですが、上手な活用方法を見つけ出すことで、リソース不足を補いこれまで以上に高いクオリティを実現出来るようになるでしょう。

外部パートナー企業との連携

オウンドメディア運営を主としている場合、外部パートナーとの連携でリソース不足をしっかりと補うことが出来るようになります。「外注」に似た方法にはなりますが、外部パートナー企業を決め、そこだけに委託、依頼を行うことで信頼性も高まり長く開発リソース不足を解消し続けることが出来るようになるでしょう。

オウンドメディア運営では、場合によっては外部パートナーに運営までを任せられる場合もあります。そのため、社内リソースを十分に補うことが出来、他業務を同時に遂行していくこともできるようになるでしょう。

新たに人材を雇う余裕がない、機材導入をする費用がない、リソース不足を解消するために何をすればいいのか分からない、という場合、まずはこうした外部パートナーと連携を行うことが最も適切な方法となるでしょう。企業によってはリソース不足を解消するための方法、それに伴う研修や講義などをプロの講師の方を呼び、定期的に開催してくれる外部パートナーも存在しています。

連携することで自社内のリソースを補い、最適なリソース不足解消方法を導き出すことが出来るようになるかもしれません。自社内だけに留まらず、外部の力を借りることで企業としてのレベルも上がり、業務レベルも格段にアップしていくでしょう。

業務縮小

開発リソース不足に陥る理由の一つとして、企業規模よりもさらに大きなプロジェクトや業務、レベルの高い内容を行っていることがあります。そのため、今現在の業務は、自社に対してどの程度の業務となっているのか、適切な業務規模はどのくらいなのかをまずは明確にし、全体を見直す必要があるでしょう。

開発リソース不足を解消するためには、業務を縮小する必要が出てくる場合もあります。業務縮小を行うと、もちろん利益も低くなる可能性も高くなります。そのため、縮小するのは良く考え様々な計画を立てる必要があるでしょう。開発リソース不足だから業務を縮小する、と簡単に決めることはできません。

業務縮小をすることで開発リソース不足をどの程度補えるのか、その他のメリット、また、デメリットが生じた際にはどのように補えばいいのかなどを最初にしっかりと確認しておく必要があります。縮小することにより、開発リソース不足よりももっと大きなデメリットが発生してしまう場合もあるため、一概に一番いい方法とは言えません。業務縮小は最終手段の一つとなるでしょう。上の人間だけで判断せず、現場の声を聞きながら適切な判断をすることが必要となります。

給与見直し

開発リソース不足で最も懸念されているのが人材です。昨今では人件費が高騰しているため、不足している人材を補うために新しく雇い入れることも難しい企業が非常に多くなっています。そのため、今現在の会社の人材は非常に貴重な財産にもなるでしょう。

少子高齢化がすすみ、労働力が年々低下している日本では、IT業界に限らず様々なジャンルの職種で人材不足が大きな問題となっており、今の人材をどれだけ減らさず営業していくかが課題となってきています。その中でも特に有効なのが給与の見直しです。

勤続年数によりある程度の給与アップはありますが、それだけでは社員に対しての大きな魅力にはなりません。「人材育成」とのつながりが出てきますが、能力を高めるごとに給与の見直しを行ったり、成果を上げるごとに一定の賞与を与えたりすることで離職を阻止し、今以上の人材リソース不足を抑えることが可能となるでしょう。

こうした目に見える見返りは社員一人一人の意欲を高めることもでき、企業として業務に対する高いクオリティを確保することが可能となるでしょう。新しい人材や機材、外部の協力も大切ですが、まずは自社内の人材を第一と下施策を考えてみてはいかがでしょう。

避けられない日本の労働人口減少問題

日本では、様々な業界において人材不足が非常に大きな問題として取り扱われてきました。その背景には子供の数の減少や超々高齢社会になってきたため、労働人口が減少し人を集めるのが困難になってきたためとされていす。少子高齢化社会になってしまった原因は様々ありますが、どんな対策を行ったとしてもすぐに改善し効果を実感できるようなものはありません。

さらに、このまま何の対策も講じずにいけば少子高齢化はどんどん進んでいき、およそ40年後には約4割を超える労働人口の減少が起こるとされています。現在、定年以降の就労や女性の社会進出が増えてきたため若干の改善はみられていますが、それでもその場限りの対策にしかならず根本的解決とは程遠い状況です。

こうした労働人口減少などから、IT業界は人材確保が非常に困難となってしまいました。IT関連事業が発展してきたのはおよそ半世紀ほどです。その間に市場は急速に拡大し、また昨今では、様々な業種でAIやコンピューター導入が増え、多くのプログラムやシステム開発が求められてきました。

こうした市場の急成長に人材が追い付かず、mおさらに今後拡大していくと予想されています。そのため、外注クラウドソーシング、外部の企業など、その場しのぎで国内に留まった解決方法では間に合わなくなるでしょう。将来的なビジョンも見えなくなり、結果的に段々と人材不足によるアクシデントやトラブルなども増えてしまいます。

世界中から注目を集めているベトナムオフショア開発

こうした人材不足、労働力減少という問題を解決するために非常に注目を集めているのが、リソース不足の解決方法でもある「オフショア開発」です。人件費を含む様々なコストを抑えつつ、安定した開発プロジェクトを行えるオフショア開発は、まさに今現在の日本のIT業界になくてはならない取り組みとなっています。

オフショア開発の委託国は様々ありますが、その中でも突出しているのがベトナムです。オフショア開発の拠点として、なぜベトナムが注目を集めているのか、他と何が違うのかを詳しくご紹介致します。

経済の成長率と人口の増加率

ベトナムは、世界的に最も経済成長率の高い国の一つです。また、人口およそ9000万人以上で、そのうち約65%が35歳以下、つまり、労働力に適した若年層、これから社会に出る若い層が中心的な国となっています。年々経済が発展してきており、若年層が潤沢なベトナムでは10万人以上のIT開発者、8万人以上のコンテンツスペシャリストが存在しています。

ベトナムでは、日本とは逆にIT人材がどんどん増加傾向にあります。さらに、欧米や日本などよりも早い段階からコンピューターの世界に入り、学生のうちからコンピューターサイエンスに非常に強い関心を持っているのも大きな特徴でしょう。そのため、若いうちから国際的に有能な人材が揃い、高い技術、スキルを持ったIT人材が増えています。

政府主導のIT産業成長

ベトナムは、政府がIT業界に非常に強い関心を持っています。ベトナムは一党制で、常に政治的にも安定した国の一つです。政治が安定しているという事は、すなわち国全体が安定しているという事に繋がります。くした環境の下で、政府はIT分野での外国投資と成長を促す政策を打ち出しています。

それは、「外国企業の誘致に積極的になっている」ということです。さらにIT企業への税制優遇と助成金などといった支援は、外国企業がベトナムでビジネスを行う上で強い信頼性があります。政府や国が安定していなければ、いくらオフショア開発の技術が素晴らしいものであっても、ビジネス上のリスクが非常に高まり危険です。こうした面からも、ベトナムは国を挙げて臨んでいるため強い安心感と信頼を感じることが出来るでしょう。

世界のオフショア開発市場1位

米国不動産企業調査では、2016年ベトナムが様々な国を凌駕しオフショア開発市場のトップに立ちました。さらに2016年には2年連続してパイオニア部門で世界のトップとなっています。より成熟したカテゴリーの一つでもあるBPO提供部門では、6位の中国や11位のインドを追い抜き大きく差をつけています。

ベトナムがこうして評価されている理由の一つには、コストパフォーマンスの高さで総合1位であるということが関係しています。コストを抑えるという部分だけではなく、高いクオリティ、それに相対するコストパフォーマンスが圧倒的に素晴らしく、高度なクオリティが求められる開発では他国に比べ最大50%以上ものコスト低減が可能となります。

多分野開発でのサービス提供が可能

プロジェクト規模や開発内容に関わらず、ベトナムでは多岐にわたるITスキルがあり、そのどれもが非常に高度で素晴らしいものです。オフショア開発では、企業の新規プロジェクトなどはもちろんのこと、スマートフォン専用のアプリやゲーム、人工知能や組み込みソフトウェア開発など、どんな分野でも可能なところが非常に魅力的です。

優れた製品設計や独創的な研究開発、優しいプログラミング言語など高いITアウトソーシング能力があるベトナム。日本企業の大手でもある東芝やパナソニック、ソニーなどもベトナムオフショア開発を活用し、企業として成長を遂げています。

こうしたベトナムオフショア開発を成功させるためには、ベトナムと日本をつなぐ人材が必要です。メリットも多く企業にとって非常に取り入れやすいベトナムオフショア開発を行ったとしても、正確にコミュニケーションをとり架け橋となる存在がなければ成功は難しくなります。

国策としてIT人材育成に力を入れているベトナムは、人件費が日本の1/3という高い魅力があり、リソース不足に悩み今すぐにでも取り入れたいという企業もあるでしょう。まずはベトナムオフショア開発を知り、自社との相性や開発プロジェクトの計画などを明確にし、シミュレーションを行うところからはじめるとより確実に成功へと進めるでしょう。